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丈夫で手軽に栽培できるハーブ!寄せ植えでおすすめの品種&組み合わせ例をご紹介!

家庭菜園で植木鉢やプランターでハーブの寄せ植えをする方法や組み合わせの品種でお悩みですか?地植えとは違い相性に関する注意点があるため植え方にもちょっとした工夫が必要となるでしょう。ハーブ寄せ植えのコツと初心者おすすめの組み合わせを紹介します。
2021年3月6日
佐藤3
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はじめに:ハーブの寄せ植えを楽しむ

ハーブの基本的な寄せ植え方法紹介

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4431312?title=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%AE%E8%8B%97%E3%81%A8%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%94%A8%E5%93%81%EF%BC%92

ミントやタイム・イタリアンパセリといった代表的な品種のハーブを小さな家庭菜園としてキッチンで寄せ植えにして育てると観賞用にもなりますしちょっと料理に使いたいときにすぐに収穫できて便利ですね。

主にハーブの基本の寄せ植えは春植え(または種まき)で夏が旬の季節で初夏から秋くらいまで長く収穫できるものも少なくありません。食用でなくても香りや花・葉を収穫する低木ハーブ類のベランダ栽培にも応用できるハーブ寄せ植えのやり方の基本的な解説をしていきましょう。

寄せ植えはハーブに限らず簡単でおすすめ

寄せ植えとはいろいろな種類の植物をひとつの植木鉢やプランターなどに植え付けて育てることをいいます。生け花感覚で見た目の美しさをデザインしたり、効率的に収穫できるためひとつの鉢に植えてしまう場合もあります。

その植え方・組み合わせ方は無限大ともいわれていますが、人気がありよく寄せ植えに使われるよく使う組み合わせというのはだいたい決まってきてしまうものなのでその例をご紹介しましょう。寄せ植えはとても簡単にできますので初心者の方も気軽にはじめてみてくださいね。

寄せ植えをする前に知っておきたいハーブの基礎知識

ハーブとは

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4431311?title=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%AE%E8%8B%97%E3%81%A8%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%94%A8%E5%93%81%EF%BC%93

ハーブは元々は野草であることが多く、薬草や香草とも呼ばれるものの総称です。ハーブと言ってしまうとその効果や使い方は幅が広く、料理やお茶といった食用にするもの・特定の生き物に対して忌避効果のある香りがする・気持ちを落ち着かせたり逆に興奮させたりする薬効成分があるとされるものなどがあげられます。

ハーブの大まかな分類

1年草扱いのハーブ

種まきから育て時期がくると花が咲き種を作って枯れてしまうものを差します。代表的なハーブでいうとバジル・イタリアンパセリ・コリアンダーがこれにあたりますが元々丈夫な植物なのでバジルなどは木化して冬を超すものもあります。

多年草のハーブ

Photo by seelensturm

レモングラスやチャイブ・ミントなどは1度苗を買ってきて植え付けると何年か冬を越しだんだんと枯れていくものもあります。しかしこれはあくまでも地植えなどその植物に適した環境下でのお話なので、寄せ植えなど草に無理をさせる育て方をするとこれらの多年草でも1年で終わってしまうものも少なくありません。

木のハーブ

月桂樹やラベンダーなどは低木樹ですので多年草よりも長生きするハーブ類となっています。ラベンダーは大型プランターでの寄せ植えにも使われることがありますが、このような木のハーブ類はできれば寄せ植えではなく単体で地植えにするか大きな植木鉢に植え付けた方が良いでしょう。


ハーブの寄せ植えに用意するもの

まずはハーブの苗を用意

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寄せ植えなのでいくつかの種類を植え付けることを前提としています。どの種類をあわせるかは次章でその選び方のコツを解説しますのでそちらをご覧ください。

相性は注意点とはならない

ハーブを植え付けるときに相性を気にされる方がいらっしゃいますが、植物同士には相性というものはそれほど強く出ません。強いていうならば直射日光を嫌うものは窓際やベランダなど日差しの強く当たるところには置かない方がよい程度でレースごしのやわらかな明るい室内であれば他のハーブも育つため注意点としなくても良いでしょう。

山野草やラベンダーは土質を考慮して選ぶ

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ただしこれは一般的な料理やお茶に使われるハーブのことで植え付ける土質を変えた方が良いもの(例:ハーブ類とラベンダーやニオイスミレなどの山野草の類)は一緒に植えるのは難しくなってきます。

しかし基本的に寄せ植えは何年も同じ植木鉢で育て続けるものでなくシーズンが終わったら破棄して新しいものと作り直すものなので、うまく成長せずに絶えてしまったり他の成長の早いものに場所を取られてあまり大きくならないというのは普通のことと考え深く考えすぎないで良いでしょう。

混雑しやすいハーブの注意点

苗を買ってきて1世代で終了とするのが寄せ植えのやり方ですが、種を収穫して自分で苗をつくり増やそうとされる場合はまた話が変わってくるでしょう。

同じ仲間(例えばセリ科のハーブなど)は複数の品種を一緒に植えることで混雑して香りや味が変わってきてしまい、種から育てると翌年思ったような出来にならないこともあるので気をつけてください。

そのほか用意するもの一覧

準備するもの 注意点
植木鉢やプランター     植える苗の本数に合わせた大きさで
培養土 ハーブ・山野草と植えるものに合わせる
鉢底石 水はけをよくするために必要
肥料 植物に合わせたもので固形または水溶性

おすすめのハーブ寄せ植え組み合わせ3選

ハーブの寄せ植えは目的別に作ると便利!

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/696713?title=%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%8F%8E%E7%A9%AB

ハーブの寄せ植えには好む土質が違う・直射日光で葉焼けする他には特に注意点はないと申し上げましたがそれでは余計に初心者の方は何を寄せ植えしていいのか迷ってしまうでしょう。ここではわかりやすい目的別な組み合わせ方法をコツとしておすすめしていきます。

キッチン用ハーブの寄せ植え例


ハーブの寄せ植えとしてポピュラーで初心者の方でも気軽にできるのがキッチンで使う料理用ハーブの寄せ植えです。

一般的なものはミントやイタリアンパセリ・タイムなどですがここで注意点としてミントは繁殖力が旺盛なのでポットのままプランターに植え付ける・イタリアンパセリはセリ科なので長く育てたいのであれば他のセリ科と一緒に植えないこの2点でしょう。

キッチン用には料理に使うハーブを寄せ植える

どんな料理にハーブを使いたいのか、どのくらいの大きさの植木鉢で寄せ植えをするのかにもよりますがおすすめのキッチン用寄せ植えの組み合わせは下記の中から2-3種類選んでみてはいかがですか?

エスニック系の料理を作るならレモングラス・コリアンダー(パクチー)・肉料理がお好きなら相性の良いセージとローズマリーの組み合わせ。イタリアンをよく作られるのであればバジルは外せませんね。

キッチンハーブの寄せ植え注意点

ハーブ類はどれもピンチ(一番先端をカットして上に伸びなくする)しないと背が高くなってしまうものが多いため、収穫を兼ねて時々剪定してください。またそれぞれ繁殖力が高いため寄せ植えの大きな鉢の中にポットごと植えていく寄せ鉢という方法で植え付けるのもコツです。

ハーブティー用ハーブの寄せ植え例

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3819533?title=%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC

ハーブティー用のハーブは意外とたくさんあります。どれも爽やかな清涼感のある香りがするので癒やし空間づくりにも一役かってくれるでしょう。寄せ植えにするならレモン系(レモンバーム・レモングラス・レモンバーベナ)大きな植木鉢であればカモミールやステビアも寄せ植え向きのハーブといえるでしょう。

ハーブティー用寄せ植えは注意が必要

ハーブティーといえばミントなのですがこれは注意して欲しいのが前述で申し上げました混雑(違う種類で掛け合わせがおこなわれてしまい翌年以降のこぼれ種で香りや味が変わる)が顕著なところ。

お気に入りのミントを1種にしぼって別のハーブと寄せ植えにするか、翌年は自家採種の種をまかずに新しい市販の種からの種まきまたは新しい苗を購入して寄せ植えしてください。

鑑賞・香りを楽しむハーブの寄せ植え例

ハーブはポプリを作ったりドライフラワーにしてインテリアなどに活用できるものもあります。有名なものはラベンダーでその香りはみなさんよくご存知でしょう。このほかにはユーカリやローズマリーもラベンダーと香りが良く合うハーブの組み合わとして寄せ植えにおすすめです。

主にラベンダーを寄せ植える

香りを楽しむ他に主にラベンダーを中心として観賞用に作る寄せ植えの組み合わせなら、背の高くなるラベンダーを後方に配置して前方に匍匐性のタイムやカモミール。中間に葉がかわいらしいワイルドストロベリーやミントを配置するのが初心者の方でも失敗しづらくおしゃれにまとまるおすすめの寄せ植えの組み合わせレシピです。

やり方簡単!ハーブの寄せ植えの作り方動画

おしゃれなブリキ鉢で基本的なハーブの寄せ植えを


・ブリキ鉢(30×17)
・素焼き鉢(4号)
・ハーブ用培養土
・鉢底石
・モヒートミント
・ローズマリー
・レモンバーム
・チャイブ
・チャービル

出典:ハーブ『寄せ植え』オシャレで可愛くガーデニング!初心者さんにも大人気、ハーブを楽しく育てて収穫しましょう

最後になりますがハーブの寄せ植えのやり方例として動画でご確認いただきましょう。ここで使っているようなおしゃれな大きめのブリキ鉢があるとそれだけでもキッチンやリビング・ベランダのインテリアとして置きたくなってきますね。

寄せ植えの植え方のコツ

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2259106?title=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%A3%87

このような大きな鉢でゆったりと育ててあげるのであれば株が成長することを見越してぎゅうぎゅうに詰め込まずある程度株間をあけてあげること。よくマルチとしてウッドチップなどを敷く方もいますがその場合も苗と苗の間には敷かないようにすることがポイントです。

1年草は終わったら別の苗と交換する

たくさんのハーブが使われていますが、1年草で時期が過ぎると枯れてしまうもの。他の植物に押されてだんだんと絶えてしまうものと数が減ってきます。

一度全部終了させて新しい土や苗にしても良いですし、多くの株が元気であれば不足した分を追加で植え付けるというやり方もおすすめです。この追加の植え付けにも寄せ植えのテクニックのひとつである寄せ鉢は古いポットを抜き新たなポットを差し込むだけなのでとても簡単ですよ。

まとめ:寄せ植えでハーブを楽しむ

ハーブの寄せ植えの基本は好きなものを植える

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22288?title=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%A8%E8%91%89%E7%89%A9%E3%81%A8%E6%9E%9C%E5%AE%9F

ハーブの寄せ植えは相性や混雑を考えるととても迷ってしまうかも知れませんが、苗をそのたび購入してきて1年草が枯れるまで育てると考えるとどんな組み合わせでも良いのです。そう考えると自分でもできるかもという励みになりますね!

ハーブの寄せ植えは基本大きな鉢にまとめて植えるのですが、寄せ鉢というポットごと植える方法であれば寄せ植えには向かないと言われる繁殖力が高すぎるミント類等の品種も気にせず使えます。寄せ植えのコツはこの寄せ鉢の方法ともいえるでしょう。

ハーブの寄せ植えが気になる方はこちらもチェック

初心者の方でも育てやすくポピュラーなハーブ寄せ植えの組み合わせ方法やコツを解説してきました。暮らしーのではこの他にも夏の直射日光に強い種類のハーブや手間がかからずおしゃれに見える寄せ植えのやり方解説やおすすめ品種記事をご用意しています。こちらも是非見てくださいね。