はじめに:松葉牡丹の花言葉の意味・由来
かわいい松葉牡丹にはどんな花言葉があるのか
松葉牡丹の花言葉の種類をお探しですか?小さな花ですがとても明るいカラフルな花色で印象に深い松葉牡丹の花。見ると元気をもらえるという方も多いだけに、どんな花言葉が付けられているのか気になりますね。
この植物の花言葉にはちょっとよい逸話が残されています。花言葉と一緒に見ることでよりこの花が好きになるのではないでしょうか。
松葉牡丹の花言葉や英語名も紹介
今回はそんな素敵なエピソードのある松葉牡丹の花言葉とともにその英語名や学名・よく似たマツバギクと間違えないためのチェック方法と自分で育てたい方のお役に立つポピュラーな品種をご紹介していきましょう。松葉牡丹の花言葉をより活用したいという方は是非この記事をお役立てください。
花言葉のまえに知りたい松葉牡丹基本情報
松葉牡丹の花言葉をご紹介するまえに、この植物の基本情報や特徴・開花時期とよく間違われやすいマツバギクとの違いをご紹介しましょう。
松葉牡丹の基本情報
科・属 | スベリヒユ科スベリヒユ属 |
原産地 | 南米 |
英語名/学名 | shaggy purslane・Rose moss/Portulaca grandiflora |
和名・別名 | 日照草(ひでりそう)/爪切草(つめきりそう)/不亡草(ほろびんそう) |
松葉牡丹の特徴
松葉牡丹の特徴は別名がよくあらわしているので、そちらでご紹介しますね。まず日照草と不亡草はその葉が多肉で保水できることから、日照りのような過酷な状態でもこの花だけは色鮮やかに咲いているところから付けられました。
爪切草の方ですが爪で茎を折って(切って)土に差すだけでも簡単に挿し木ができてしまうことから名付けられています。
松葉牡丹の開花時期は
松葉牡丹は道端でもどこかから飛んできた種で自生するくらい丈夫ですが、それだけでなく開花時期が長いことでも多くの人の記憶に残りやすい花となっています。
開花時期は6-9月と盛夏を挟みますが前述のように乾燥にも強いため、真夏のカンカン照りの日差しにもしおれたりせず元気に咲き続けるでしょう。
松葉牡丹と間違えやすいマツバギクの違い
これはよく間違えられているのを見かけるますが、名前をよく見るとその違いは一目瞭然です。松葉牡丹はボタンの花に似ていてマツバギクは菊の花に似ています。
葉が針のような多肉な性質を持っていて矮性であることから同属の品種違いのように思われがちですがマツバギクの方はハマミズナ科ランプラントゥス属とまったく別の植物なので気をつけてください。(画像はマツバギク)
松葉牡丹の花言葉は「無邪気」
この植物の代表的な花言葉として無邪気や可憐があります。カラフルな花色を持っている花ですが色別の花言葉は存在しませんが、別の花言葉には少し感動的なよいエピソードが一緒に語られることもあるのはご存知でしょうか。そちらと合わせて松葉牡丹の花言葉の由来や意味を解説していきます。
無邪気の花言葉の意味と由来
無邪気や可憐という花言葉の由来はこの花が子供の笑顔のように天真爛漫でかわいらしいところからきています。園芸種では八重咲きのものが人気ですが、一重タイプの花が咲いているのを見ているとまさにぴったりだと感じることができるでしょう。
そのほかの花言葉と意味・由来
花言葉の忍耐と温和にまつわるお話
松葉牡丹の忍耐という花言葉には草丈が低い(10-15cmほど)ことから踏まれているのに耐えていると思われる方もいるでしょうが、それはちょっと違います。
短気な青年が友人と喧嘩をしてついカッとなって殺意を抱いたところ松葉牡丹の花につまづきまちがいを犯さなかっただけでなく、その花のキラキラとして隠し事がないような姿に心落ち着きその後は頭に血がのぼることも少なくなり次第に温和な性格に変わったという逸話によるものです。
花言葉と合わせて活用したい松葉牡丹の誕生花
誕生花は7月27日のほか8月3日と21日だけでなく11月5日もあてられています。7月と8月には生の松葉牡丹の花を贈ることもできますが11月は残念ながらよほど温かい地域かまたは温室栽培でもない限り花を贈るこはできません。
誕生花にこだわる方は松葉牡丹の花を描いたグッズや刺繍をしてプレゼントとして選んでみてはいかがでしょうか。
花言葉を活かせる松葉牡丹の人気種類
最後になりますが松葉牡丹を自分で育ててプレゼントしてみたいという方へ手に入りやすく人気のある種類を3つご紹介しましょう。種袋には草丈や花色・種の蒔どきなども書かれていますのではじめての方でも簡単に育てることができます。
八重マツバボタン
園芸種として人気が高いのは八重咲きタイプの松葉牡丹です。小さな花ながらボリュームがあり美しいもので種も複数の色が咲くものがひとつの袋に封入されているため、1つ買うとバラエティ豊かな花色が楽しめるのも魅力となっています。
ソーラーキッズ
松葉牡丹は昔ながらのシンプルなもので色とりどりの花が咲く種袋であることが多いのですが、品種改良種で名前が付けられているものの中でよく出回っているのがこのソーラーキッズ。改良種なので種まきからでもより育てやすく花の大きさや草丈が安定しているのが特徴です。
一重咲き
八重咲きはもちろんゴージャスできれいな花なのですが、昔ながらの道端でも咲いているような松葉牡丹が欲しい方は一重タイプを選ぶと良いでしょう。一度種まきするとこぼれ種から翌年も花を咲かせてくれるので非常にコスパがよい植物となっています。
まとめ:別名と一緒に覚えたい松葉牡丹の花言葉
見た目にぴったりな松葉牡丹の花言葉
今回はよく道端で自生をしているものも見かける身近な植物である松葉牡丹の花言葉とそれにまつわるちょっとよい話もご紹介してきました。日本では1年草として扱われていますが、花後には1輪でもたくさんの種がつきそのこぼれ種から自然と発芽して何年もお世話なしでも咲き続けてくれる丈夫な花です。
種も100均などでも安く手に入りやすいので鉢などで育ててプレゼントするのも良いですね。可憐なその姿は見る人の心をやさしく癒やしてくれるでしょう。
花言葉が気になる方はこちらもチェック
今回の松葉牡丹のほかにもたくさんの花言葉をご紹介しています。こちらの記事だけでなく検索窓に気になる花の名前を入れて調べてみてくださいね。

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1187434?title=%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%20%5BMoss-rose%20Purslane%5D-001