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【連載】厳しい時はライトワインド!冬でも遊べる小物釣りを実釣レポート!

連載第54回!今回は厳しい日でも釣果が伸びる、ライトワインド釣行レポートです。まだまだ春は遠く魚が薄い日も続きます。サイズは選べないものの、小型のカサゴやメバルならライトワインドで釣果安定!基本的な釣り方と動かし方のコツも紹介しています!
2021年3月4日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

イッセイ海太郎 ハネエビ 1.5インチ

ライトワインド実釣レポート!

粘りのライトワインド釣行をご紹介!

メバル

出典先:ライター撮影

気温が上がって堤防サワラは完全に終了、風がいい日はサーフかメバルかと悩みますが、どちらも本調子という感じではなく、釣れたり釣れなかったりで不安定な釣果が続いています。今年はメバルのポイント開拓も行っていて、アテが外れた日はかなり厳しい釣りになります。

今回は釣れない季節、釣れない時間帯を楽しむためのライトワイド釣行レポート!ジグ単やメタルジグほどポピュラーな釣りではありませんが、サイズや魚種を問わなければ何とかなる系の釣りとしておすすめの釣り方です。ライトゲームタックルがあれば遊べるので、初心者の方もぜひチェックしてみて下さい!

夜釣りのメバルは不発!

フロートで探るも結果はイマイチ

メバル

出典先:ライター撮影

メバルはサイズを求めて流れのある外側、真っ暗なポイントをいくつか開拓中。この手の釣り場はフロートで遠投、流れに乗ればそのままドリフト気味に、という釣り方がメインになります。

前回の釣行で中型を釣ったポイント、アジが釣れる場所、青物をやったポイントと夜通しエリアを変えながらメバルを探しますが、得られたバイトは2回のみ。シーズン本番前とはいえライトゲームでこの釣果は寂しい!ということで、朝マズメの粘りでライトワインドというのが今回の釣行内容です。

釣れない釣りを続けないように!

フロートリグには強烈に手返しが悪いという弱点があります。ジグ単とほぼ同じスピード感でジグ単の3倍ほど投げるので、手前を回収としてもかなりじっくり探ることになるので、釣れないコース、ダメなエリアで釣りを続けてしまいました。回遊待ち+フロートとなると、安定した釣果を得るには釣り場の知識や経験が必要です。

今回はかなり粘って時間を使ってしまったので、この点はちょっと反省。この時期はスローというのが基本方針ですが、底付近も探ろうとキャロをやったりして手返しが悪かったです。次回はもう少し広く探って、見切ってポイントを変える意識でメバルを探そうと思います!

釣れない時のライトワインド!


朝マズメにライトワインドを投入!

カサゴ

出典先:ライター撮影

他の釣りで気分転換をしたかったので、アクティブに動かせていろいろ釣れるライトワインドをやってみることにしました。時間は朝マズメ、メバルがいればワインドでも食ってきそうな時間帯です。表層には魚の気配がないので、底を取って、とにかく魚の反応が欲しいというスタイルで堤防を歩きます。

一発目の反応はスタート直後、チョンチョンと跳ね上げてフォール、ボトムを取って次のアクションを、というところでのヒット!いかにもカサゴらしい食い方で小さなカサゴがあがってきました。よくそのワームにいったなというサイズでしたが、厳しい時期には嬉しい一匹。サイズを目指してどんどん釣ります!

3mで1匹程度の間隔!

自分で動かして特定のタイミングで食う、この流れの釣りは自分の好みに合っていて、時間を忘れて夢中になってしまいます。一か所で粘らずどんどん移動、歩きながら釣って10匹ほどカサゴやアナハゼが釣れました。サイズは残念ながら全部極小。堤防最奥部、テトラゾーンは際や上をキャスティングで通して、小型のメバルも何匹か釣ることができました。

サイズを狙うならエリアを変えないとダメ、という印象でしたが、久しぶりにライトゲームらしい数が釣れて一安心。夜釣りのメバルに疲れたら、たまにはこういう釣りもアリです。これをやっていいサイズのメバルが食ってくるケースも十分あり得るので、未体験の方はぜひ試してみてください!

ライトワインドは沿いを歩く!

岸壁をタイトに攻めるのがおすすめ!

アナハゼ

出典先:ライター撮影

ライトワインドの釣り方についても簡単にご紹介しておきます。カサゴやメバルでサイズよりも数、という場合は、キャスティングよりも岸壁やテトラに付いた魚を狙うスタイルが有効、岸壁沿いを歩きながら釣る方法がおすすめです。

見るからによさそうな場所では粘りますが、今回は堤防を広く探っておきたいという考えがあったので、ラインを長めに出して、横方向の動きで魚を探しました。着底から3歩、という程度ラインを出して、3回シャクる、一歩歩く、リールを巻いてシャクるの繰り返し。えぐれがあるところは一度回収し、落とし直して縦の動きで重点的にチェックします。

使用するジグヘッドのウェイトやロッドの入り具合にもよりますが、ロッドのふり幅は大きくする必要はなく、水平から始めて3回程度でロッドが垂直に近くなる程度で十分です!

サイズを狙うならキャスティングもアリ

とにかく何か釣りたいときは足元狙いがおすすめですが、回遊してくるメバルやサバ、ワカシを狙う時はキャスティングで沖側を狙う釣り方も試してみる価値アリです。障害物ではなく流れについている魚、小魚を追っているイメージで釣る時は、沖側もチェックしておきましょう。沖に沈みモノや根があると分かっている釣り場なら、沖側のボトムもチェックです!


ライトワインドの動かし方

ラインが緩むタイミングを作るのがコツ

ライトワインド

出典先:ライター撮影

動かし方にはちょっとしたコツがあって、チョンチョンとシャクっている最中、ティップを上げっぱなしではなく一回一回軽く下げる、というのがいい動きを出すためのポイントになります。引っ張ってからラインが張りっぱなし、この状態はジグヘッドが左右に跳ねるものの、動きが直線的で停止がちょっと不自然です。ラインが張った後緩む、こうすると跳ね上がった後、動きに余韻が出つつ自然に落ちて、虫のような左右への動きが出せます。

シャクる時に手首を上げる→止めてラインが張る→下げるではなく、手首を上げる→ちょっとだけ下げる→止めてラインが張る、こんな流れをイメージしてシャクってみてください。左右に跳ねるタイプのルアーは種類を問わずこの動かし方がおすすめです!

バイトはフォール時に集中!

これは対象魚次第ですが、ほとんどの場合は左右に跳ねている最中ではなく、跳ねた後の落ちていく動きがバイトチャンスになります。カサゴは着底しっぱなしでも食ってくるケースがあるので、フォール中とフォール直後はティップやラインの動きをチェックしておきましょう。

跳ねる動きで魚に注目させる、落ちる動きで隙を見せて思わず口が出る、こんなイメージで魚を誘うのがおすすめ。何セットも見せることで我慢できなくなってバイトに繋がるシチュエーションもあります!

使った仕掛けは一誠「ハネエビ」

2gはティップが柔らかいロッドでも遊びやすい

ライトワインド

出典先:ライター撮影

実釣時に使用した仕掛けはお正月の福袋に入っていた一誠の「ハネエビ」。「ハネエビヘッド太軸金鈎:2g」と「ハネエビ1.5インチ」の組み合わせです。このサイズならアジにも使えるし、小さなメバルやカサゴも食ってくるしで手軽に遊ぶならこの組み合わせはおすすめできます。

「ハネエビ1.5インチ」はフックガイドホール、背中側にも目安になる溝が用意されていて、ワーム自体も柔らかくセッティングが超簡単!ワインドはワームのセッティングが動きに大きく影響する釣りなので、こういう工夫は非常にありがたいです。

「ハネエビヘッド」も小さな入力でしっかり跳ねて、アクションも申し分なし!軽いウェイトならティップが柔らかいロッドでもいい動きが出せると思います。寒い季節の坊主逃れに、ぜひ試してみてください!

グローカラーがよく釣れた!


イッセイ海太郎 ハネエビ 1.5インチ

出典:楽天

この日は複数のワームカラーを試して、グローに反応が集中しました。曇りの朝マズメ、ローライトなシチュエーションとハイアピールなカラーを好むカサゴにマッチしたのかもしれません。当日は釣るのが面白くてそのまま続行してしまいましたが、敢えて地味な色を使って、小さなカサゴのバイトを遠ざけるようなローテーションも覚えておくと役に立ちます!

ライトワインドもおすすめ!

メバリングやアジングのお供に!

ライトワインド

出典先:ライター撮影

サイズが出せなかったものの、数は出せてとりあえず満足のライトワインド釣行でした。アジング、メバリングで根を詰めすぎたと感じたら、息抜きにこういう遊びも面白いです。タックルはそのまま、3gのジグヘッドと2インチ程度のジグヘッドがあればいつでも遊べるので、ライトゲームのお供にぜひ試してみてください!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!爆風の中フロートでなんとか釣った早春メバリング実釣記事と、去年の春、ジグ単で尺メバルを釣った釣行記事をご紹介します。そういえばあの時の尺メバルはかなりシャクってダートで釣ったような、今年も遠征できれば、今度はライトワインドを試してみようと思います!