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【連載】春の釣りスタート!音速PEジョインターインプレ&早春メバル!

連載第53回!今回は春をちょっと先取りしてのメバル試し釣りと、おすすめアイテム「音速PEジョインター」のインプレレポートです。今年の駿河湾は海水温が高く、春の釣りが早く楽しめそうな気配!「音速PEジョインター」と合わせてぜひチェックしてみてください!
2021年2月24日
sim0223
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目次

春の魚を試し釣り!

2月も残りあとわずか!

春の海
Photo byCandiix

2月も残り一週間、気温が高い日が続いて春を感じる時期がやってきました。この時期は毎年恒例の爆風シーズンでもあり、釣り場やタイミングをかなり選ぶ時期でもあります。

今回はなんとか爆風の合間を縫ってメバルの調査、短時間ながらフロートリグで楽しんだ釣行レポートと、初心者の方に超おすすめ「音速PEジョインター」のインプレッションをお届けします。ただの入門向けアイテムではないのが「音速PEジョインター」のイイところ、ライトゲームに慣れている方もぜひチェックしてみてください!

今年は海水温が高いかも?

海水温だけなら春の海!

温度
Photo byClker-Free-Vector-Images

年末から年を越して遊んだ堤防サワラから頭を切り替えるべく、地元エリアの海水温をチェックしてみました。天気予報サイトや「Windy」でも確認できる情報なんですが、自分は県の海洋技術研究所が発表している情報をチェックするようにしています。観測地点情報が地域密着型でおすすめです。

肝心の海水温は自分が釣り行く港で15.3℃、平年の県内平均より既に2℃ほど高いようでした。地元エリアはこの時期比較的海が冷たいという傾向があったので、4月ぐらいの水温に感じます。もちろん春本番とまではいきませんが、春の釣りには期待ができそうです。昨年後半から引き続き海は暖かいようなので、ぜひお住まいの地域の情報もチェックしてみてください!

爆風と花粉に注意!

水温が低すぎて魚が薄いし口も使わない、こんなイメージの払拭には成功しましたが、風の強さはいつも通りです。ライトゲームは風があるとちょっとなぁというレベルではなく、何をやっているのかわからなくなるような強風が吹いています。風向きが変わるタイミングは風が急激に弱くなるので、「Windy」を見ながら短時間勝負で釣行計画を立てるのがおすすめです。

花粉もすでにかなりの量が飛んでいて、釣りをしている最中からくしゃみが出ました。ちょっと早めですが、お出かけの際は必ずなにか対策を。そういえば遠征で大きいメバルを釣った時は、いつも花粉の薬が切れないように気を付けていたような…と思い立って、今週はメバル調査に決定です!

春の釣りと言えばメバル!


フロートリグでナイスサイズ!

メバル

インプレをお届け予定の「フィネッツァUX 832ML-T」を持って、以前から目を付けたポイントへメバル狙いで出発!今年は遠征先のポイントがあてにならなず、地元の開拓を重視して釣りをしようと考えていて、この釣り場は以前から目を付けていた場所でした。あまり釣れないと噂の港ですが、イカが釣れて根があるからメバルもいるだろうという読みで堤防を歩き回ります。

ヒットは暗くなってからで、海面状況が悪くフロートをシンキングにチェンジ、表層スローリトリーブでのバイトでした。風が一瞬弱まって、リグの重さがフッと抜けて食いそう、と感じた次の瞬間にコンッとバイト!今季一発目から気持ちいいアタリで釣り味抜群です!

再現性を求めて釣れたと思われる場所に投げますが、残念ながら風が強くてどこに飛んでいるのか、流れに入っているのかがわからないままこの日はタイムリミット。風がさらに強くなる前に撤収となりました。

明るい時間の釣りはカサゴのみ

この日は夕方からの釣行で、明るい時間を1時間、暗い時間を1時間と釣れるタイミングの調査も兼ねての釣行。明るい時間は福袋でゲットしたマイクロワインドを試してみました。一誠「ハネエビヘッド」は小さな力でしっかり跳ねるし、横方向へ跳ぶ角度がすごいしでかなり好感触です。

海藻、黒く見える根際、岸壁際と小型メバルが溜まっていそうな場所を探してみますが、釣れたのはカサゴが一匹だけ。海水温が高くても魚影はもう一歩なのか、追いきらないのか、ワインドで沢山釣れるのはもう少し先になりそうだと感じました。今の時期はやっぱり暗い時間がメインになりそうです!

音速PEジョインターのインプレ!

抜群の手軽さと十分な結束強度!

音速PEジョインター

今回の釣りではがまかつの「音速PEジョインター」を試してみました。PEラインとリーダーの接続を手早く簡単に、かつ強度は90%近くまで引き出せるというアイテムです。風が強く吹く夜の海では頼りになります。

強度的にはもちろん問題なく、後述する結び方についても非常に簡単。細い糸が手元で舞って結びにくい、この時期のライトゲームにはピッタリのアイテムだと感じました。ノットの完成度に自信がない方や、まだ手に馴染んでいない初心者の方には特におすすめ。PEラインにハードルの高さを感じて使わないのはもったいないので、ぜひ「音速PEジョインター」を試してみてください。S・M・Lとあって、PE0.1号からPE2号まで使えます!

シンキングPEラインで使いやすいかも?

「音速PEジョインター」には本線側を結ばないという大きな特徴があります。ぐるぐる巻きつけて摩擦で止める、端糸はクリップで軽く抑えられているだけですが、釣りの途中で結びがほどけることはありません。

ぎゅっと締めないこの結束は、結び目の潰れが気になる、編み込み系のノットで締めこみたくない、シンキングPEとの相性に期待ができそうです。今使っているティクトの「ライム」はかなりマイルド、いろいろな結び方で結んでみて、結束ミスによる破断は起きていませんが、できるだけミスを減らしたい方やシンキングPEの結束切れが不安な方にもおすすめできます。風が強い日が続くシーズンなので、ラインを巻きなおす方はこのセッティングを要チェックです!


音速PEジョインターの使い方

結び方の手順も簡単に紹介!

「音速PEジョインター」の結び方もご紹介!ぐるぐる巻きつけて挟んで終わり、細糸でも手早く糸同士の結束が完了します。初めてのPEラインを検討中の方は要チェック。みっちり巻くとキレイなんですが、ある程度巻いてあればスカスカでも強度はしっかり出ているように感じました!

結束はたったの3ステップ!

①PE本線を挟む

音速PEジョインター

PEラインを端から15cmほどのところで折り返して、「音速PEジョインター」を挟みます。空いている側から糸を通して、空いていない側に向かって糸を通していけばOK。巻き始めるのはラインが挟まるところ、丸くなっている部分の上あたりからです!

②ダブルラインでぐるぐる巻きつけ

音速PEジョインター

隙間にラインが挟まる位置を探して、ぐるぐる巻きをスタートします。糸を二重で持って、10回ほど巻きつければ摩擦部分は完成。フックのような形状の部分から持っていたダブルラインを出して、端糸をカットすれば完成です!

③リーダーを結んで完成!


音速PEジョインター

メーカー側で推奨されている手順は先にリーダーを結んでおく方法なんですが、アレコレ試したかったので今回は最後にリーダーを結びました。特に結びにくさなどはなく、どちらから始めても問題ないと思います。

実釣では中通しタイプを使ったフロートリグをメインに使用しましたが、Fシステムもいけるんじゃないかと模索中。リーダーが「音速PEジョインター」を追い越すと引っかかるので、クリンチノットなど結び目が長いものを試しています。ノットの組み直しが無く、リーダーだけ切って結ぶときのスピードは圧倒的です!

春の釣りに出かけよう!

水温変化に注目!

春の海
Photo byfotostrobi

ちょっと早めのメバリングでしたが、ラフコンディションの中でもなんとか魚の顔を見ることができました。水温の上昇は全国的な傾向ではないようですが暖かい日が続いた後は、チェックしてみる価値があると思います。メバリング、エギングなど、春の釣りまであとわずか、買い忘れが無いようにしっかり準備して、シーズン本番に備えましょう!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!冬の釣りとして通いこんだ堤防サワラゲームのシーズン締めくくり記事をご紹介します。季節の進行とともに沖へ出ていく魚ですが、地域によってはまだまだチャンスアリ。シーズンラストのサワラ釣行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください!