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【陣馬山特集!】その魅力や難易度別にルートをご紹介!360度美しい紅葉や温泉も!

陣馬山といえば山頂の白馬がシンボル。その山頂から富士山や紅葉など360度の絶景を楽しめるのが魅力です。陣馬山へは高尾山からの縦走登山・ハイキングが人気ですが、他にも登山コースがいっぱい。日帰りはもちろん、初心者でも楽しめるルートを難易度別にご紹介。
2021年3月5日
@おきなわ
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目次

陣馬山の魅力とは?

陣馬山は標高855mもある都県境の山

出典:ライター撮影
 

高尾山からの縦走登山で多くの人がの目的地とする「陣馬山」。標高855mの山で、関東百名山にも選ばれている山。東京都と神奈川県の都県境にあります。

初心者などがハイキングでも気軽に登ることができ、山頂からは360度のパノラマ眺望が楽しめます。子供がハイキングするにも、大人が本格登山するにも、幅広い登山者が楽しむことができる陣馬山です。
 

陣馬山は登山口までアクセスしやすい

出典:ライター撮影
 

陣馬山の山頂までのルートはいろいろあり、登山口までも好アクセス。ほとんどの登山口へは公共交通機関で直接アクセスすることが可能。そして登山口の中には電車でアクセスし、駅から直接登山できるルートもあります。

この登山・ハイキングする際のアクセス面も人気の理由。またこのアクセスのしやすさもあって、登山コースを登りと下りで根本的に違うものにできるのも陣馬山の魅力です。
 

陣馬山山頂へは最短30分のルートもある!

出典:ライター撮影
 

陣馬山へは高尾山からの縦走が人気も片道5時間。初心者には少々キツい。でも陣馬山山頂までわずか30分で到達できるルートもあります。他のルートも、標準的な所要時間は往復で3時間程度

個々のコースが錯綜していないので、登山マップもわかりやすい。日帰りで登山もハイキングも楽しめる陣馬山です。
 

本格登山も気軽なハイキングでも楽しめる陣馬山

出典:ライター撮影
 

片道5時間もかかるルートもあれば、最短で30分で山頂到達できるルートもあり、大人だけではなく子供も楽しむことができる陣馬山です。

さらに同じ登山口からでも違ったルートを利用することもできるので、登りはがっつり登山、下りは楽々ハイキングなんてことも可能。分岐点も少なく案内も明確なので、登山マップ片手にそのときの気分次第で登山コース変更も陣馬山登山の魅力です。
 

1年を通して楽しめる陣馬山

出典:ライター撮影
 

時期的にも1年を通して楽しめるのも陣馬山の魅力です。春は桜夏は深い緑秋は紅葉冬は雪化粧の富士山と、まさに四季折々の眺望を楽しめます。

積雪時も、陣馬山自体は山頂に森がなく、登山コースにも開けた場所が多いので、比較的雪は残りにくいのも魅力です。ただし冬場は寒くなるので服装には気をつけましょう。
 

登山コース途中に温泉施設がある陣馬山

出典:ライター撮影
 

陣馬山登山コースなら途中に温泉施設があるものもあります。陣馬山山頂から温泉施設まで一気に下山し、お風呂に入った後はハイキング感覚で余韻を楽しむなんてことも可能。さらに温泉施設は宿泊できるので、そのまま泊まることも可能です。
 

陣馬山山頂はさらに魅力満載!


陣馬山といえば白馬のオブジェ

出典:ライター撮影
 

陣馬山と名前いうだけあり、山頂には「馬」のオブジェがあります。真っ白な白馬のオブジェは、まさに陣馬山名物。といっても陣馬山の名前の由来は、もともとは陣を張った場所ということで「陣場」という説が有力。でも今はこの白馬がすっかり名物になり、「陣馬」の方がしっくりくる陣馬山です。
 

陣馬山山頂からは360度のパノラマ眺望

出典:ライター撮影
 

陣馬山の標高は855m。高尾山の599m、影信山の727mよりも高く、山頂からの眺望を遮る山は近くにありません。さらに陣馬山山頂自体も高木がなく、山小屋なども一段下がった場所にあるので、眺望を邪魔するものがありません。まさにパノラマ眺望を楽しめます。

陣馬山山頂からは富士山絶景

出典:ライター撮影
 

周辺に眺望を遮る山がない陣馬山。富士山までの眺望も遮るものがありません。陣馬山山頂からは絶景の富士山眺望を楽しめます。富士山自体も、春と秋は雪の薄化粧、夏はくっきりとした輪郭、そして冬は雪化粧と変化。登る度に違った富士山絶景を楽しめる陣馬山の山頂です。
 

秋は金色に染まる陣馬山

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4278041
 

陣馬山の山頂では四季折々の色合いを楽しめます。山頂自体で桜や紅葉は望めないものの、山頂からは桜や紅葉も時期によっては眺望できます。さらに秋は山頂自体が金色の紅葉に染まり、幻想的な「金色の草原」のようなシーンも楽しめる陣馬山山頂です。
 

陣馬山山頂の富士見茶屋はおすすめ

出典:ライター撮影
 

陣馬山山頂には宿泊できる山小屋はありませんが、富士山絶景を楽しみながらお茶できる「富士見茶屋」があります。陣馬山山頂からは一段下がった場所にあるので、山頂からの景色を遮らないのも高評価。もちろん山頂ランチも楽しめます。
 

難易度別に陣馬山登山コースを6つ紹介

【超低難易度】和田峠コース

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/830508
 

最短30分で山頂に到達できるのが「和田峠コース」。距離にして0.7km、標高差165mしかありません。往復でも50分程度です。ただし距離が短い分、急勾配で階段が多いのが特徴。また登山口の駐車場までは、マイカーなど自ら移動する手段が必要。

子供や初心者など陣馬山の山頂だけを純粋に楽しみたい人なら和田峠コース。さくっと日の出を見に行くにも楽々です。
 

【低難易度】和田尾根コース

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4183219
 


和田峠みたいに低難易度で、さらにバスで登山口まで到達できるのが「和田尾根コース」。登山コースにすぐ入る「和田尾根コース」と、最初に舗装路を歩いて距離を稼いでから登山道に入る「和田第二尾根コース」あり。

2コースともに登りで1時間30分前後往復で2時間30分前後。陣馬山山頂までレジャー感覚でハイキング可能です。登山口までの移動はJR線・藤野駅から「和田行き」バスで終点の和田バス停で降りるだけ。
 

【低難易度】新ハイキングコース

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2658048
 

陣馬山ハイキングなら「新ハイキングコース」がおすすめ。他のコースと合流しない単独コースで、のびのびハイキングや登山が楽しめます。登山口まで最寄りバス停からは遠めで、バス停からは、登りは1時間25分往復で2時間25分かかります。

また最寄りバス停までも、JR線と京王線の高尾駅北口から出る「陣馬高原下行き」バスで約40分もかかり、本数も限られます。登山は楽々なものの、登山口までの移動が少し大変です。
 

【中難易度】栃谷尾根コース

出典:ライター撮影

程よい距離を登山するなら「栃谷尾根コース」。前半は眺望が開け、後半は深い森となり、山頂が近くなると一気に眺望が開けるメリハリが楽しいコース。

最寄りバス停がそのまま登山口となり、登りで1時間40分往復で2時間50分と適度な時間。登山口まではJR線の藤野駅から「和田行き」バスにで約5分。「陣馬登山口バス停」で下車。駅から徒歩でも30分で行けます。
 

【中難易度】一ノ尾尾根コース

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2165156
 

「一ノ尾尾根コース」は栃谷尾根コースと登山口が同じ。栃谷尾根コースに比べて距離は長くなりますが、その分勾配が緩いコースです。登りで1時間40分往復で3時間とこちらも程よい時間です。

栃谷尾根コースより時間はかかるも楽して登山できるので、子供連れにも人気のコースです。登山口への移動はJR線の藤野駅からバスなら5分、駅から歩いても30分で行くことができます。
 

【高難易度】高尾山縦走コース

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4104191
 

京王線の高尾山口駅から、最初に高尾山を一気に登頂。その後は城山、影信山、堂所山を縦走して陣馬山へ行く「高尾山縦走コース」。高尾山からの縦走は片道約5時間往復なら10時間もかかるので、まさに高難易度コースです。

でも多くの人は片道だけで、もう片道は別のコースを利用。片道縦走なら6時間から7時間で済み、日帰りも可能です。丸々1日登山を楽しみたい方におすすめです。
 

日帰り登山・ハイキングの後におすすめ情報

陣谷温泉(陣馬の湯)

出典:ライター撮影
 

登山やハイキングのあとはやっぱり温泉に行きたいですよね。でも陣馬山なら登山コースの途中に、気軽に立ち寄ることができる温泉施設があるんです。

栃谷尾根コースの登山口からもアクセスしやすい「陣谷温泉(陣馬の湯)」。気軽に日帰り入浴もできます。入浴のあともまだ下山がありますが、残りは集落内の舗装路。全て下り坂もあっていい湯冷ましになることでしょう。
 

陣馬の湯 陣谷温泉

  • 住所
    神奈川県相模原市緑区吉野1778
  • 電話番号
    042-687-2363
  • アクセス
    中央自動車道相模湖藤野ICより15分JR中央線藤野駅より徒歩45分
  • 駐車場
    あり
  • 営業時間
    11:00~17:00
  • 定休日
    なし

高尾山温泉極楽湯

出典:ライター撮影
 

陣馬山から高尾山に縦走下山すれば、京王線の高尾山口駅直結の「高尾山温泉極楽湯」も利用できます。陣馬山からは、高難易度の高尾山縦走コースを登山・ハイキングした人だけが楽しめる温泉です。

しかも駅直結なので、温泉のあとはそのまま電車に乗って帰ることもできます。また駅と直結する入口脇には、高尾山のお土産も購入できる「楓 kaede」もあります。
 


高尾山温泉極楽湯

  • 住所
    〒193-0844
    東京都八王子市高尾町2229番7
  • 電話番号
    042-663-4126
  • 営業時間
    08:00~20:00
  • 定休日
    年中無休

駅前ショップふじの

出典:ライター撮影
 

陣馬山登山・ハイキングコースで起点となるJR線の藤野駅。その駅前には便利な地元ショップ「駅前ショップふじの」あり。陣馬山登山のあとには重宝するお店です。飲み物や食べ物はもちろんのこと、お土産にもなる郷土品も販売。駅前にあるので電車待ちの時間調整にも重宝します。
 

駅前ショップふじの

  • 住所
    〒252-0184
    神奈川県相模原市緑区小渕1707
  • 電話番号
    042-687-2328
  • 営業時間
    06:00~19:00
  • 定休日
    水曜日

まとめ

陣馬山登山・ハイキングでおすすめルートは?

出典:ライター撮影
 

1日かけてじっくり登山を楽しみたい方におすすめは「高尾山縦走コース+栃谷尾根コース」。京王線の高尾山駅から登山スタートし、JR線の藤野駅まで歩いて下山するルートがおすすめです。

とにかく陣馬山山頂だけを楽しみたい方なら「新ハイキングコース+和田尾根コース」。JR線・京王線の高尾駅からバスで登山口へ行き、下山後は和田バス停からバスに乗りJR線の藤野駅へ行くルートがおすすめです。
 

陣馬山登山・ハイキングでおすすめ時期は?

出典:ライター撮影
 

春夏秋冬楽しめる陣馬山登山・ハイキングですが、おすすめは春と秋。春は登山コースで桜が楽しめ、秋は登山コースから山頂まで紅葉時期らしい色合いを楽しめます

もちろん夏は登山シーズンもあって夏山を楽しめますし、冬は澄んだ空気で富士山などの眺望が抜群です。その時期に合わせた服装にしていれば、1年を通して楽しめる魅力満載の陣馬山です。まずは白馬に逢いに陣馬山山頂へ行ってみましょう!
 

陣馬山登山・ハイキングにおすすめ情報

陣馬山登山・ハイキングで難易度が最も高い「高尾山縦走コース」に役立つ情報です。登山マップ片手に1日かけて陣馬山登山・ハイキングを楽しみたい方は参考にしてみてください。