八ヶ岳の概要
八ヶ岳は、長野県と山梨県両県にまたがり、南北に約30km、東西約15kmに及ぶ山脈の呼び名であって。八ヶ岳という単独の山名がある訳ではありません。夏沢峠を境として、北側を山々の山頂部は比較的なだらかな峰をしており、山麓部は針葉樹林帯や草原が広がり、山上湖が点在しているのが特徴の北八ヶ岳と呼びます。
南側は北側に反して、山頂部は浸食作用などによって、切り立った岩稜の連なりを形成しています。主峰の赤岳を中心に横岳、阿弥陀岳、硫黄岳、権現岳、西岳、編笠山、天狗岳の八峰で形成される南八ヶ岳と呼びます。一般に狭義としてこの南八ヶ岳を「八ヶ岳」と呼ぶ場合があります。
八ヶ岳の自然
八ヶ岳の広大な裾野を引く山麓では、その冷涼な気候と火山灰土壌によって高原野菜の栽培が盛んであり、広大な草原では酪農として牛などの放牧が行われています。標高1,700m付近までには広葉樹、その上部は針葉樹林と更にハイマツ帯と移り変わります。
北八ヶ岳では針葉樹の原生林が多いのですが、山腹などに枯れた樹木が立ち並び、縞の様に見える“縞枯れ現象”が見られます。また、八ヶ岳には植物にも固有種が生育していて、樹木ではヤツガタケトウヒ、山野草にヤツガタケスミレ、ヤツガタケアザミ、ヤツガタケタンポポ、ヤツガタケシノブが生育し、いつまでも変わらぬ絶景を見せてくれます。
【所要時間別】八ヶ岳登山ルート6選
八ヶ岳登山は、南八ヶ岳の山々に簡単とはいかない、難易度の高い中級者以上向けの登山ルートが多くあります。主に八ヶ岳の主峰赤岳を中心にした登山道は、クサリ場やハシゴが架かる難路があり、距離も長いため日帰りは難しく簡単なルートとは言えません。一泊二日以上がおすすめです。
南八ヶ岳で初心者向けとしておすすめなのが、編笠山や硫黄岳、西岳です。難易度は低く、難路も比較的少ない簡単なトレッキングコースです。一方、北八ヶ岳は標高も森林限界点の下側で、草原や湖沼が点在している穏やかな山容となっていますので、クサリ場などの難所もなく初心者や家族連れのハイキングにおすすめです。
【コースタイム:約3時間】①北八ヶ岳ロープウェイ~北横岳
南八ヶ岳の横岳とは区別して、北八ヶ岳に位置することから北横岳と呼びます。北八ヶ岳ロープウェイを利用して簡単に登れ、登山路も良く整備されていますので、家族連れのハイキングとしてで辿れるコースです。山頂駅からスタートします。
歩き始めは坪庭と呼ぶ岩の多いトレッキングルートを歩き、爽やかな雰囲気のシラビソの樹林帯を過ぎて、三つ岳分岐から北横岳ヒュッテと進み、七つ池に立ち寄ります。北横岳ヒュッテに戻り、約30分ほどで北横岳に登頂して絶景を楽しみましょう。
アクセスルートDATA
登山口までのアクセス | JR茅野駅よりバス利用約60分 車:中央自動車道諏訪ICより約50分 |
登山ピーク時期 | 5月~10月 高山植物見頃期:7月中旬~8月上旬 |
山行 | 日帰り 難易度:☆☆☆☆★(初心者・家族向け) 体力度:☆☆☆★★ |
アクセス情報 | 日帰り 累積標高差:上り・下り454m マップ上標準コースタイム:約2時間15分 |
コースタイム | 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅⇒(7分)山頂駅スタート⇒(60分)北横岳ヒュッテ⇒(30分)北横岳⇒ (25分)北横岳ヒュッテ⇒(45分)山頂駅ゴール |
北八ヶ岳ロープウェイ
- 電話番号0266672009
- 公式サイトURLhttps://www.kitayatu.jp/ropeway/
- 住所〒391-0301
長野県茅野市北山4035-2541
【コースタイム:約6時間】①観音平~編笠山
南八ヶ岳にあって、編笠を伏せた様な山容が特徴的な、標高2,524mの編笠山を観音平登山口から登り、コースタイムも6時間弱で往復できる、初心者向けのプランコースです。観音平登山口からスタートして、樹林帯の登山路を進みます。
樹間に富士山が望める”雲海”を過ぎて、押手川分岐からは次第に急登となり、ハシゴ場を登って、更に急登のハイマツ帯のなか、ガレ場の登山路を登って編笠山に登頂。帰路は青年小屋に下ってから押手川分岐を経て観音平に下山します。
アクセスルートDATA
登山口までのアクセス | JR小淵沢駅より車利用約15分(駐車場有り) |
登山ピーク時期 | 7月~9月 高山植物見頃時期:7月中旬~8月上旬 |
山行 | 日帰り 難易度:☆☆☆★★(初・中級者向け) 体力度:☆☆★★★ |
アクセス情報 | 距離:7.5km 累積標高差:上り・下り991m マップ上標準コースタイム:約5時間45分 |
コースタイム | 観音平登山口スタート⇒(60分)雲海⇒(50分) 押手川分岐⇒(80分)編笠山山頂⇒(30分)青年小屋⇒(50分)押手川分岐⇒(35分)雲海⇒(45分)観音平登山口ゴール |
【コースタイム:約6時間】②唐沢鉱泉~天狗岳
南八ヶ岳にあり東天狗、西天狗と呼ぶ二峰によって天狗岳と称されます。東天狗に天狗岩と呼ばれる岩塔があり、天狗の鼻の様子に見立てたことが山名の由来です。唐沢鉱泉の登山口をスタート。天狗岳西尾根を登って西から東天狗岳を目指すプラン山行です。
前夜泊をして唐沢温泉を出発します。しばらく樹林帯の登山道を進んで第一展望台に到着。展望が開け、赤岳を始めとして連なる八ヶ岳の山並みが望めます。再び樹林帯を進み、第二展望台から西天狗岳山頂下の大きな岩がころがる登山路を登って西天狗岳に登頂。
東天狗岳から黒百合平
西天狗岳から東天狗岳に登頂。南八ヶ岳の硫黄岳から赤岳に続く稜線が見えます。東峰から“天狗の奥庭”と呼ばれるガレ場の登山道を進み、黒百合平へ向かいます。黒百合平に着いて、黒百合ヒュッテで休憩。
黒百合平分岐を唐沢鉱泉に向けて登山道を下ります。渋ノ湯温泉方面との分岐点を唐沢鉱泉に向かい、途中唐沢の支沢の木橋を渡り、唐沢鉱泉登山口に下山します。八ヶ岳登山においては、技術、体力度とも中級者以上レベルの難易度です。
アクセスルートDATA
登山口までのアクセス | JR茅野駅より車利用約40分 車:中央自動車道諏訪ICより約50分(駐車場有り) |
登山ピーク時期 | 7月~9月 高山植物見頃時期:7月中旬~8月上旬 |
山行 | 日帰り 難易度:☆☆★★★(中級者向け) 体力度:☆☆★★★ |
アクセス情報 | 距離:約8km 累積標高差:上り・下り875m マップ上標準コースタイム:約5時間50分 |
コースタイム | 唐沢鉱泉登山口スタート⇒(60分)枯尾ノ峰分 岐⇒(40分)第一展望台⇒(25分)第二展望台⇒(40分)西天狗岳⇒(20分)東天狗岳⇒(70分)黒百合平 ⇒(45分)唐沢鉱泉分岐⇒(50分)唐沢鉱泉登山口ゴール |
【コースタイム:約6時間】③桜平~硫黄岳
南八ヶ岳「硫黄岳」への最短登山口である桜平から、通年入浴ができる“夏沢鉱泉”を経て、オーレン小屋、夏沢峠分岐から標高2,760mの硫黄岳に登頂。帰路は赤岩ノ頭から峰の松目に進み、オーレン小屋に戻って桜平に下山するプランルートです。
難所は少なく、八ヶ岳登山初心者には入門コースです。桜平を出発して夏沢沿いに林道を夏沢鉱泉まで歩きます。夏沢鉱泉からは登山道になり、しばらく進むとオーレン小屋に到着。三方向分岐を夏沢峠に向かいます。
夏沢峠から硫黄岳
夏沢峠から稜線西側の樹林帯が続く登山路を歩きます。森林限界を越えるとハイマツ帯となり、更に進むと岩石の登山路となります。ケルンが積まれた箇所を過ぎて山頂近くになると、左側に爆裂火口が望め、南八ヶ岳の硫黄岳登頂です。
広く平坦な山頂から絶景を楽しんだら、赤岩ノ頭に登山道を下り、樹林帯の急斜面を進んで“峰ノ松目”に登り、登山道に戻って分岐からオーレン小屋に向かいます。休憩後、水の補給をしたら往路を戻って、八ヶ岳登山口の桜平に下山します。
アクセスルートDATA
登山口までのアクセス | JR茅野駅より車利用約60分 車:中央自動車道諏訪ICより約40分 (駐車場有り) |
登山ピーク時期 | 7月~9月 高山植物見頃時期:7月中旬~8月上旬 |
山行 | 日帰り 難易度:☆☆☆★★(初・中級者向け) 体力度:☆☆★★★ |
アクセス情報 | 距離:約10.6km 累積標高差:上り・下り 1,060m マップ上標準コースタイム:約5時間35分 |
コースタイム | 桜平登山口スタート⇒(30分)夏沢鉱泉⇒(45分)オーレン小屋⇒(25分)夏沢峠⇒(70分)硫黄岳⇒ (15分)赤岩ノ頭⇒(50分)峰の松目⇒(50分)オ ーレン小屋⇒(30分)夏沢鉱泉⇒(20分)桜平登山 口ゴール |
【コースタイム:約11時間】①美し森~赤岳
八ヶ岳高原リゾートとして知られる、清里側にある“美し森”登山口から牛首山を経て、真教寺尾根を登り、八ヶ岳主峰「赤岳」に登頂する八ヶ岳登山ではクラシックルートと呼ばれ、岩登りなど難所の多い上級者向けの一泊二日のプランコースとなります。
八ヶ岳登山口の美し森をスタート、羽衣池や展望ヒュッテのあるスキー場のリフト山頂駅までは、トレッキングのルートでもある展望の良い登山路を歩きます。ここから真教寺尾根の登山道となり、砂礫地と針葉樹林帯の急斜面を登って牛首山に到着します。
扇山から真教寺尾根
牛首山から下って登り返すと標高2,316mの扇山頂上ですが、樹林のなかですので展望はあまり良くありません。扇山から登山道は下りになり真教寺尾根が見えてきます。夏季シーズンにはセリバシオガマの白い花々の群生が見頃です。
六号目と標識がある場所から左手に大天狗、小天狗と呼ばれる岩稜が見えます。ここから登りとなり針葉樹林帯を進み、露岩と立枯れ木が多い個所を抜けて森林限界を越えると、いよいよ真教寺尾根の急峻な難所の岩場となります。
真教寺尾根の岩場登攀
八ヶ岳登山において、真教寺尾根の核心部と言われる岩場を登ります。この岩場を登るのは簡単にはいきません。ほぼ垂直と言って良い岩壁や、斜度が70度ほどあるクサリ場、また、岩場の長いトラバースもあり、上級者向けの難関路です。
斜度のきつい岩場を3点確保のホールドを忘れずに進みます。中段テラスのトラバース、直登気味の岩場などを何か所も登り、最後に総延長250mという長いクサリ場のある急傾斜の岩場を登りきると真教寺尾根分岐に着きます。
赤岳から県界尾根
真教寺尾根分岐から赤岳頂上山荘(※2020年は閉鎖)に到着して宿泊します。翌早朝に小屋を出発。急峻な岩場を登って標高2,899mの赤岳に登頂。八ヶ岳の稜線や、南・北アルプス、富士山など360度の絶景を楽しみます。
赤岳から巻き道分岐を経て県界尾根に向かいます。クサリやハシゴが架けられた急峻な岩場を注意しながら下降。樹林帯のなかの緩い登山路を進んで大天狗、小天狗を経て県界尾根取付点から大門沢林道を進み、八ヶ岳登山口の美し森に下山します。
アクセスルートDATA
登山口までのアクセス | JR清里駅よりバス利用約10分 車:中央自動車道長坂ICより約15分(駐車場有り) |
登山ピーク時期 | 7月~9月 高山植物見頃時期:7月中旬~8月上旬 |
山行 | 一泊二日 難易度:☆★★★★(中級者以上向け) 体力度:☆☆★★★ |
アクセス情報 | 距離:約19.9km 累積標高差:上り・下り1,895m マップ上標準コースタイム:約10時間40分 |
コースタイム(1日目) | 【約6時間20分】 美し森登山口スタート⇒(30分)羽衣池⇒(60分)リフト山頂駅⇒(90分)牛首山⇒(80分)六合目⇒(120分)赤岳頂上山荘(泊) |
コースタイム(2日目) | 【約4時間20分】 赤岳⇒(30分)巻き道分岐⇒(30分)大天狗⇒ (60分)小天狗⇒(50分)県界尾根取付点⇒(40分)大門沢林道入口⇒(50分)美し森登山口ゴール |
【コースタイム:約11時間】②赤岳~阿弥陀岳
美濃戸口から北沢コースを登り、修験道の行者が修行したという、“行者小屋”から地蔵尾根を進んで“赤岳天望荘”に宿泊します。翌日、八ヶ岳の主峰「赤岳」に登頂後、阿弥陀岳に向かって登頂。御小屋尾根から八ヶ岳登山口の美濃戸に下山します。
八ヶ岳登山では、所要時間も長く難路もあるため、簡単な山行ではなく中級者以上向けコースです。登山届を提出し、美濃戸口登山入口を出発。美濃戸山荘前の分岐を北沢コースの左に向かいます。北沢沿いに、やや荒れた林道を進みます。
行者小屋から赤岳天望荘
南八ヶ岳「横岳」の西壁の岩峰を眺めながら、赤岳鉱泉分岐に着きます。分岐点から行者小屋に向かう途中の中山乗越から往復10分ほどの展望台では、横岳、赤岳、阿弥陀岳のいつまでも変わらぬ南八ヶ岳の絶景が望めます。行者小屋で休憩します。
南沢コースと文三郎道への分岐を地蔵尾根方向に向かいます。鬱蒼(うっそう)とした樹林帯の登山路を浮石に注意して進みます。地蔵尾根の難関、クサリや数箇所に組まれた鉄階段があるザレ場の急斜面を登り、地蔵の頭から赤岳天望荘に着いて宿泊。
赤岳から阿弥陀岳
赤岳天望荘から、浮石や落石に注意してザレた斜面を登り、赤岳の肩から岩場の稜線を進んで八ヶ岳の主峰「赤岳」に登頂。南・北アルプスなどの眺望など360度の絶景を楽しんだら、山頂から急峻なクサリ場を下降して阿弥陀岳に向かいます。
中岳を経て鞍部の中岳のコルから、クサリ・ハシゴが設置されたザレ場の急斜面を登り、阿弥陀岳(標高2,805m)に登頂。中岳のコル付近は夏季シーズンに咲く、チシマギキョウ、イブキジャコウソウなど高山植物の群生が見られます。
御小屋尾根から美濃戸口下山
阿弥陀岳からは、やや高度感があり、岩場のクサリ場やハシゴなどが連続する、摩利支天のピークを越えて御小屋尾根に進みます。摩利支天のピークは岩場とザレ場の難路ですので、急斜面をロープなどに掴まりながら滑らない様に気をつけましょう。
急な岩場では3点確保をしながら下ります。ハイマツ帯や岩場の登山路をひたすら進みます。水場の不動清水に着いて一息。御小屋山では美濃戸口への指導標を確認して、御小屋尾根登山道入口から別荘地内の舗装路を歩いて、八ヶ岳登山道入口の美濃戸口に下山します。
アクセスルートDATA
登山口までのアクセス | JR茅野駅よりバス利用約50分 車:中央自動車道諏訪南Cより約15分(駐車場有り) |
登山ピーク時期 | 7月~9月 高山植物見頃時期:7月中旬~8月上旬 |
山行 | 一泊二日 難易度:☆★★★★(中級者以上向け) 体力度:☆☆★★★ |
アクセス情報 | 距離:約17.4km 累積標高差:上り・下り 1,797m マップ上標準コースタイム:約11時間20分 |
コースタイム(1日目) | 【約5時間10分】 美濃戸口スタート⇒(60分)美濃戸分岐⇒(50分)堰堤広場⇒(70分)赤沢鉱泉⇒(50分)行者小屋⇒ (80分)赤岳天望荘(泊) |
コースタイム(2日目) | 【約6時間10分】 赤岳天望荘⇒(40分)赤岳山頂⇒(70分)中岳のコル ⇒(30分)阿弥陀岳山頂⇒(80分)不動清水⇒ (50分)御小屋山⇒(70分)御小屋尾根登山道入口 ⇒(30分)美濃戸口ゴール |
八ヶ岳冬山登山について
八ヶ岳の登山シーズンは、雪解けとなる6月上旬から紅葉の見ごろとなる10月下旬が一般に適期となっています。但し、6月上旬頃までは樹林帯のなかには残雪がありますので、この時期の八ヶ岳登山は軽アイゼンの用意が必要となります。
八ヶ岳では10月中旬頃には降雪があり、11月から翌年4月・5月にかけては冬山登山のシーズンとなります。気を付けなければならないのが、3月・4月の気温が緩む頃に多発する雪崩です。気象情報や登山道の確認を十分にする必要があります。
冬山初心者が積雪時に入門コースとしておすすめは、北八ヶ岳の北横岳、縞枯山、茶臼山です。登山口まではロープウェイが利用でき、登山路も樹林帯のなか、トレースもしっかり整備されていますので、八ヶ岳積雪期登山におすすめします。
まとめ
八ヶ岳の一般的な登山シーズンは、6月上旬から10月下旬頃と前述しました。登山口までのアクセスが良いことから、登山初心者や学校山岳部などでは標高の高い山岳への登山の入門コースになっているのが八ヶ岳登山です。11月からは冬山シーズンとなります。
家族連れでのハイキングルートもあり、複数の登山コースがありますが、主要山稜への所要時間別におすすめ登山ルートをご紹介してみました。所要時間は、あくまで標準のコースタイムですので、休憩時間などは含まれておりません。それぞれ体力度にも差がありますので、八ヶ岳登山プランは無理のない様に立てましょう。
八ヶ岳登山情報はこちらもどうぞ!
八ヶ岳の登山について、もっと詳しく情報を得たいという方は「暮らし~の」のWEBマガジンの情報記事にも、八ヶ岳登山についてご紹介されていますので、ぜひ、チェックをしてごらんになると良いでしょう。