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テント泊登山を楽しむのにおすすめの持ち物や服装を解説!自分に合った山の選び方も!

テント泊を楽しむためには、持ち物や服装の準備が欠かせません。本記事では、テント泊の初心者におすすめしたい持ち物や服装について紹介します。初心者にぴったりな山の選び方も解説するので、テント泊の入門知識として役立ててください。
2021年2月17日
kon_w
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登山のテント泊は持ち物が大切!

豊かな自然に触れながら登山を楽しみ、テント泊をするのは多くのアウトドア愛好家が憧れることではないでしょうか。快適にテント泊ができれば、次の日も元気いっぱいに山を満喫できます。そんな時に重要になるのが、持ち物や服装です。

必要なギアを揃えてテント泊をしよう

山の中にあるピンクとグリーンのテント
Photo byPexels

テント泊に慣れていない初心者だと、「何を持って行けば良い?」「服装は何が良いのだろう」と迷うことも多いはず。本記事では、テント泊デビューに役立つおすすめの持ち物や服装について紹介します。

必要なギアが揃っていれば、初心者でも気軽にテント泊を楽しむことが可能です。また、テント泊の持ち物はハイキングにも役立てられます。自然の中でゆったりとしたひと時を過ごせるテント泊になるように、準備を始めていきましょう!

【絶対に必要】テント泊の持ち物ガイド9選

快適に過ごすために絶対に必要となる持ち物ガイドについて紹介します。不足しているものがあると、イメージしていたようなテント泊にならない可能性があるので、準備しておきたいギアをチェックして取り入れていきましょう。

①テント

キャンプサイトに置かれたテント
Photo byBen_Frieden

テントと一口に言っても、さまざまな種類があるので登山用の商品を選ぶのがおすすめです。登山用に作られた商品は耐久性があり、雨や風が強くなっても快適に過ごしやすいと言われています。

また、テントをザックに取り付けて持ち運ぶことを考慮に入れて、軽量なタイプを選ぶのもポイント。実際に持って、負担にならないものを活用してください。
 

②シュラフ

シュラフ(寝袋)は、テント泊で快適に眠るために必要なアイテムです。「寝袋なしでも眠れるかな?」と考える人もいると思いますが、寝袋なしの状態だと体が冷えやすくなり、体調不良の原因になる可能性があります。

夏用・冬用・春から秋にかけての3シーズン用と3タイプのシュラフがあるので、季節に合わせた商品を選んでください。心地良く過ごせるシュラフがあれば、寝袋なしで風邪をひいてしまった、ということは防げます。

③登山用ザック

シュラフやテントなど、テント泊に必要なギアを全て収納できるザックの準備も忘れないようにしましょう。テント泊では通常よりも多くの荷物を持って行かなければならないので、大きめサイズを選ぶのがおすすめです。

1泊2日なら、60L程度のザックを取り入れましょう。2泊3日以上する場合は70〜80Lほどあると安心です。ザックを背負った時にストレスがないか、実際に試して決めてください。

④バーナー

簡単な料理を作ったり、お湯を沸かしてコーヒーを淹れたりといったことはテント泊の楽しみの1つです。自由に煮炊きができるように、バーナーも持ち物リストの中に入れておきましょう。

テント泊デビューをする初心者は、アウトドア缶を使用するシングルバーナー が最適です。持ち運びやすいので、テント泊入門にぴったりだと考えられます。

⑤クッカー

簡単な調理を行うためのクッカーもテント泊には必要です。初心者のうちは、必要最低限のクッカーを準備し、後から少しずつ買い足すスタイルにすると良いでしょう。

煮炊きができる調理器具としてだけでなく、食器としてもできる兼用タイプが便利。またスタッキングしてコンパクトにまとめられる商品だと、ザックの中に入れやすいのでおすすめです。

⑥食料品

なるべくザックの荷物を軽くするために、テント泊に持って行く食料品の選び方にもこだわってください。おすすめは、フリーズドライタイプです。水分が抜けているので軽く、お湯をかけるだけですぐに料理ができあがるのが嬉しいポイント。

他には缶詰やレトルトなど、好みに応じて選んでみてください。重たくなりすぎないように、事前にザックに入れて確認しておくと安心です。

⑦ウォーターボトル

適宜水分補給ができるように、ウォーターボトルも持ち物リストに入れておきましょう。テント泊ができる場所では水場があることが多いですが、毎回汲みに行くのは大変です。

ウォーターボトルがあれば、必要な分だけ水を入れてストックして置けるので便利でしょう。持ち運びやすいスリムタイプのウォーターボトルがおすすめです。保温性・保冷性のあるステンレス製なら、季節に合わせた温度をキープできます。


⑧ゴミ袋

テント泊やハイキングをする際にゴミを持って帰るのは、最低限のマナーです。ゴミを散らかしたまま帰るのは環境破壊にもつながるので、必ず持って帰りましょう。そのために必要なのが、ゴミ袋です。

ジッパー付きの保存袋があれば、ゴミ袋だけでなく余った食料品など他のものを入れるのにも役立ちます。3〜4枚程度持って行き、いろいろな用途で役立ててください。

⑨懐中電灯

照明のない状態で一夜を明かすのは、何かと不便です。テント泊を行う際には、懐中電灯も忘れないようにしてください。テント内を明るくするだけでなく、テントの外に出てトイレなどに行く場合も懐中電灯があると安心です。

また、小型で持久力のある懐中電灯を持って行きましょう。明るさが変えられるができるタイプだと、シーンに合わせて調整できるので便利です。

【あると便利】テント泊の持ち物ガイド6選

絶対に必要ではないものの、あると便利なテント泊用の持ち物も紹介します。テント泊に慣れてきて、「もっと快適にキャンプがしたい」と思った時に取り入れてみましょう。

①マット

「シュラフのみだと寝た後に身体が痛くなる」と感じた場合におすすめなのが、マットです。シュラフの下にマットを敷いておくことでクッション性が加わり、快適に眠りやすくなります。

キャンプに持って行くことを考えると、コンパクトに折り畳めるマットがおすすめです。空気を入れて膨らますエアータイプなら、使わない時は小さく畳めるのでテント泊に適しています。

②インナーシュラフ

秋冬のテント泊は、想像以上に寒くなることがあります。また、春夏だとしても標高の高い山だと気温が下がり、シュラフだけだと対応できないことがあるでしょう。

そんな時は、インナーシュラフがあると安心です。シュラフの中に入れて身体を包むことで、しっかり防寒できます。寒がりの人はキャンプ用のインナーシュラフを準備しておいてください。

③エアピロー

シュラフで寝た時に頭が痛くなる場合は、エアピローをテント泊の持ち物に入れてみてください。空気で膨らますタイプの枕なのでザックの中に入れて持ち運びやすく、快適な眠りを叶えてくれます。

エアピローは、頭にフィットするか否かが重要なポイントです。店舗で選ぶ場合は、実際に試して眠り心地を確かめると良いでしょう。頭にぴったりなエアピローなら、テント泊でも心地良く眠れます。

④ランタン

懐中電灯では物足りず、「もっと素敵な雰囲気を演出したい」と思った時にはランタンを取り入れてみてください。ランタンの優しい光がテント内を包み込み、おしゃれな空間を作れます。

キャンプ用のランタンには、折り畳めるタイプも多いです。ザックに入れやすい形を取り入れると良いでしょう。またLEDタイプのランタンなら初心者でも安心して使えます。

⑤テーブル

地面に食器を置いておくとうっかり倒してせっかくの料理や飲み物がこぼれてしまうことがあります。そのため、食事をする時に小型のテーブルが1つあると便利です。

折り畳みタイプのテーブルなら、キャンプに持って行っても問題はないでしょう。アウトドアショップなどでコンパクトなテーブルが多く売り出されているので、ぜひ活用してみてください。

⑥歯磨きジェル

歯磨き粉を使って歯を磨くと、口をゆすぐ必要があります。山の中で口をゆすいだ水を吐き出すのはマナー違反です。もし歯磨きができる場所のないところでテント泊をするのなら、口をゆすぐ必要がない歯磨きジェルがあると便利ではないでしょうか。

歯磨きジェルには、1回分のパウチに入っているタイプなど、いろいろな種類があります。好みに合わせて選んでください。

テント泊におすすめの服装ガイド8選

快適性を高めるためには、服装ガイドも要チェックです。登山やテント泊に合わせた服装にすることで、心地良い時間を過ごせるでしょう。ここからは、おすすめしたい服装について紹介します。

①通気性の良いアンダーウェア


登山中は想像以上に汗をかくため、通気性の良いアンダーウェアを準備してください。汗をそのまま放置しておくと体が冷えて、体調不良の原因になる可能性があります。化学繊維やウール素材のアンダーウェアがおすすめです。

秋冬のテント泊の場合は寝ている間に体が冷えやすいため、保温性のあるアンダーウェアを準備しておくと安心でしょう。季節に合わせたアンダーウェアで快適に過ごせるようにしてください。

②防寒着

夜に星空を眺めたり、早朝に朝焼けを楽しんだりといったこともテント泊の醍醐味です。早朝や夜の山はとても冷えるので、秋冬はもちろんのこと、春夏でも防寒着が必要な場合があります。

秋冬は厚手のダウン、春夏は薄手のフリースといったようにシーズンに合わせた防寒着を準備しておきましょう。また防寒着はそのままだとパッキングしにくい場合があるので、圧縮袋に入れて持ち運ぶのがおすすめです。

 

③ズボン

コットンやジーンズのズボンはストレッチ性がないので動きづらく、登山やテント泊には向きません。おすすめは、化学繊維を使った登山用のズボンです。ストレッチ性があり、動きやすいものを選びましょう。

また秋冬のテント泊の場合は保温性のあるズボンがあると安心です。濡れても大丈夫なように、速乾性のあるタイプを選んでください。

④手袋

秋冬はもちろんのこと、春夏も早朝や夜は冷えることがあるので手袋を準備しておきましょう。春夏でそこまで寒くないと判断した場合は、本格的な手袋ではなく軍手で代用しても大丈夫です。

また、手袋を選ぶ時は防水性にも着目してください。山は天候が変わりやすく、急に雨が降ることがあります。防水性のある手袋なら濡れても問題がないので、安心して使えるでしょう。

⑤登山靴

安全に山を歩くためには、専用の登山靴が欠かせません。ゴツゴツした岩場なども、耐久性のある登山靴なら問題なく歩けます。

難易度の低い山でテント泊をする場合は、ハイキングでも使えるローカットの登山靴で十分です。未舗装の登山道がある難易度の高い山の場合は、足首をしっかり固定できるハイカットタイプを選んでください。山のタイプに合わせて最適な登山靴を取り入れることが重要です。

⑥登山用靴下

登山靴には、専用の靴下を使うのがおすすめです。普通の靴下だと厚みが足りず、靴ずれを起こす可能性があります。しっかりとした厚みがあり、長時間履いても問題のない登山用靴下を選びましょう。

また、登山靴とデザインを合わせてコーディネートを楽しむのもおすすめです。ぜひおしゃれな服装でテント泊を満喫してください。

⑦帽子

紫外線の影響を受けやすい山のテント泊では、帽子が欠かせません。ツバが広いタイプの帽子なら、紫外線が多い春夏も安心して過ごせます。また、汗をかいた時も快適に過ごせるように通気性の高いものを選んでください。

寒さが厳しくなる秋冬のテント泊では、保温性のあるニット製の帽子を選ぶのもおすすめの方法です。また、風が吹いた時に吹き飛ばされないように、クリップや紐がついている帽子を選ぶと良いでしょう。

⑧レインウェア

天候が変わりやすい山のテント泊では、いつでも雨が降っても良いようにレインウェアを服装リストに入れておくと安心です。通常のレインコートではなく、登山専用に作られたレインウェアを選びましょう

フードや裾の調整ができるタイプなら、雨風の状況に合わせて柔軟に対応できます。また、秋冬は下に防寒着を着てもゆとりができるように、大きめサイズを選ぶのがおすすめです。

初心者必見!自分に合った山の選び方

楽しいテント泊にするためには、自分にぴったりな山の選び方にこだわることも大切です。ここからは、おすすめしたい山の選び方について紹介します。お気に入りの山を見つけるヒントにしてみてください。

選び方①山の難易度を調べる

岩や草花が並ぶ山
Photo by Mark thanks for 3,000,000+ views

山を決める際にまず調べておきたいのが、難易度です。山によって初心者向き、上級者向きといったようにレベルが分かれているので、必ず事前に調べてください。初心者の場合は舗装がしっかりと行われ、道標などのガイド設備も揃っている山がおすすめです。

選び方②荷物を置いて山頂へ行けるテント場がある


自然の中にある白いテント
Photo bypiviso

テント泊をした後に山頂を目指す場合は、荷物を置いて出かけられるテント場がある山を選ぶのがおすすめです。山頂に必要なもの以外は置いていければ身軽になり、パッキングの手間が減ります。テント場に事前に問い合わせを行い、確認しておくと良いのではないでしょうか。

選び方③テント場の近くに水場や炊事場がある

気軽に煮炊きができるように、水場や炊事場が近くにあるテント場を完備した山を選ぶのも重要なポイントです。水場や炊事場が遠いと、調理をする際に手間がかかります。テント場にある設備をチェックし、使いやすいところを選んでください。

テント泊をするときの注意点

楽しいテント泊にするためには、注意点もきちんと押さえておきましょう。注意点を把握しておかないと、思わぬトラブルに発展する可能性もあるので、初心者は特に気をつけて基本的な情報を仕入れるようにしてください。

注意点①何月までテント泊できるか確認する

雪山が目の前にあるテント場
フリー写真素材ぱくたそ

山によっては、冬季期間中は登山やテント泊が禁止されている場合があります。必ず何月までテント泊ができるのか、確認しておきましょう。何月まで可能か知らずに出かけ、現地でテント泊NGということがわかった場合、無駄骨になってしまいます。

注意点②テント場以外でテント泊をしない

山の中にあるイエローとグレーのテント
Photo byFree-Photos

「自然の中でテント泊をするのに憧れる」と思っても、テント場以外でテント泊はしないようにしてください。水場や炊事場など、ある程度の設備が整ったテント場でなければ、苦労することになります。

また、野生の動物と出会すなど思わぬ危険を伴うことも。安全にテント泊ができるテント場をキャンプベースにしましょう。

注意点③事前にテント設営を練習する

初心者がいきなりテントを設営用としても、うまくいかないことが多いです。テント泊をする前に、テント設営の練習をしておくことも意識しましょう。どのような手順で組み立てれば良いのか把握しておけば、テント泊当日はスムーズに作業ができます。

必要な持ち物を準備してテント泊を楽しもう

テントの横で飲み物を飲む人
Photo byFree-Photos

パッキングしやすく、機能性を備えた持ち物・服装を準備するのがテント泊の鉄則です。事前に必要なものリストを作って、快適に過ごせるように工夫しましょう。

テント泊について気になる方はこちらもチェック!

テント泊については、さまざまな点で気になることが多いのではないでしょうか。テント泊に関連した記事は他にもあるので、参考にしながら準備をしてみてください。