ゼインアーツとは
破竹の勢いで人気になったアウトドアブランド
ゼインアーツは破竹の勢いで人気になったアウトドアブランドです。ゼインアーツ自体はまだ、歴史が浅く2018年にスタートアップした新しいアウトドアブランドになります。画期的な構造アイテムを展開し2019年には新商品が完売し、さらに再入荷ロットもすべて完売するなど注目度が高いです。
ゼインアーツの代表は、元スノーピークで取締役を務めていた方となり、トップブランドと変わらな品質やデザイン性もゼインアーツの魅力になります。
グッドデザイン賞を受賞
ゼインアーツの製品はデザイン性が高く、2020年に発売されたワンポールテントのゼクーMはグッドデザイン賞を受賞しています。グッドデザイン賞とは、何らかの理想や目的を果たすために作られたデザインの質を評価する賞です。ゼクーはワンポールテントですが、端まで広い特殊な形状をしています。
グッドデザイン賞は4大デザイン賞の一つと言われて、過去にはゼインアーツと同じようにデザイン性に定評あるスノーピークも受賞した名誉ある賞として有名です。
ゼインアーツのギアが購入できる場所
ゼインアーツのギアはA&Fカントリーなどのアウトドアショップ、Amazonや楽天などの通販で購入できます。ただし、ゼインアーツのテントは非常に人気があり2021年10月時点でも入手が難しいものが多く通販で購入しやすいのはペグなどの小物だけです。
ゼインアーツの各種ギアの予約などは各種店舗で確認しましょう。下記のリンクはゼインアーツの取扱店です。
ゼインアーツの「GIGI(ギギ)」とは
ゼインアーツのシェルター
ギギはゼインアーツが発売するワンポールシェルターです。ワンポールテントやシェルターは端が狭くなりますが、端にサブポールを追加して設営する形状のためギギは端まで広くなっています。シェルターのため、フロアレス構造でインナーテントも別売りになっていますがその分さまざまなスタイルで、自由に使え便利です。
オプションには専用インナーもきちんとあり、ワンポールテントとしても使え初心者でも上級者でも使いやすくなっています。
ギギの基本スペック
ギギのファブリックはシリコーンポリエステルリップストップが使われています。山岳用のテントで使われているシルナイロンと同じように、ポリエステルにシリコンを使った素材になっていて引き裂き強度が高いです。
また、裏面にはPU加工が施されていて耐水圧は1500mmとなり、雨をきちんと防げる数値になっています。さらに付属品のペグはV字型のジュラルミンペグのためテントに付属するペグとしてはグレードが高いです。
ギギの種類・サイズ
ギギのサイズバリエーションはソロキャンプ、デュオキャンプにちょうどいい500×400cmのギギ1(GIGI-1)と2~4人で使いやすい750×400cmのギギ2(GIGI-2)2つのモデルがあります。ギギ2はワンポールタイプからツーポールに変わっていて全体的に大きいです。
収納サイズはギギ1が68×20×20cmになり、重量は4.5kgになります。ギギ2も72×20×25cmと小さく、重量は7.5kgと軽いです。
ギギの魅力と特徴4点
1:ワンポール(ツーポール)としては広い
前述したようにギギシリーズは、サブポールを使いサイドの壁を立ち上げているワンポールシェルターです。ギギ2はツーポールですが、同じようにサブポールで壁が立ち上がっているため端の方でも天井が低くなりすぎず、広く使えます。
そのためギギ1でも左右にローコット、中央にチェアやテーブルを置いて2人でゆったり使えるサイズ感があり快適です。オプションのインナーテントを使っても、リビングスペースが広く確保できゆとりがあります。
ソロキャンプでもデュオキャンプでも
広めの空間があるためギギ1はソロキャンプでもデュオキャンプでも使いやすく、ギギ2もソロ~4人まで対応できます。オプションのインナーはギギ1のハーフインナーとなり、インナーをつけてテントとして使うと2ルームテントのような使い勝手です。ギギ2では両サイドに取り付けられ、中央がフリースペースとして機能します。
インナーは2人でちょうどいいサイズ感になっていて、ソロで使うとインナーも大きめになり過ごしやすいです。
2:立て方が簡単
サイドにポールはありますが、ギギシリーズはワンポール、もしくはツーポールタイプなので大きくても立て方は簡単です。ギギ1の立て方は、4箇所ペグダウンしてから、フレームを中に入れてギギをおお仕上げていきます。次にサイドにあるグロメットにサブフレームを通してからサブフレームを固定するためにペグダウンしましょう。
ゼインアーツのギギは立てやすさと広さを併せ持つテントのため、初心者でも使いやすいです。
たたみ方も簡単
たたみ方も立て方同様に簡単です。まずサブフレームのガイロープを緩めてペグを抜きましょう。両サイドのサブフレームを取り除くと、メインフレームを取り外します。あとはフロアを固定した2箇所のペグを抜くだけです。
たたみ方はギギの中央部分を持ち、ペグで固定している方に引っ張っていきましょう。ペグを目印に形を整えながら、半分に折りたたんでいけば収納できます。動画を参考にするとたたみ方は分かりやすいです。
3:軽量なファブリック
ゼインアーツのギギは通常のシェルターと比べると、薄手の生地が使われていてギギ1は50D、ギギ2では70Dになっています。薄めですが強度自体はシリコンでコーティングされているため、高く破れやすいということはありません。
また、薄いためギギシリーズは大きさに対し非常に軽くなっています。同じ大きさのシェルターに比べ大幅に軽く、ギギ1の4.5kgというのは非常に軽いです。ギギ2の7.5kgも軍を抜いて軽くなっています。
4:価格設定も魅力的
ゼインアーツは価格設定も魅力的です。ブランドによっては高価になることも多いキャンプ用品ですが、ゼインアーツのギギは他社の大型シェルターと比べると、購入しやすい価格になっています。
付属品のストームロープには高強度で信頼性の高いダイニーマが使われていて、ペグは前述したようにアルミ合金の中でも強度が高いジュラルミンになっていますが、低価格です。ギギ1は定価は税込43780円、ギギ2は65780円になります。
ギギの使い方・スタイル
ゼインアーツのギギは使い方が豊富
ゼインアーツのギギは、使い方が豊富です。インナーを使うと、2ルームテントのようになっていて寝室とリビングで分けて使えるようになります。ゼインアーツのギギはシェルターのためコットだけでも過ごしやすいです。
また、前後のドアパネルは大きく跳ね上げられ、オープンタープのように開放できるアレンジもできます。さらに、インナーの取り付け方もアレンジでき正面、真横、斜めの3つの角度で取り付けられアレンジしやすいです。
冬でも使える
ゼインアーツのギギはスカートが付属していないため風が吹き込むと寒いです。ゼインアーツのギギはスカートが付属していませんが、冬キャンプでも使いやすいシェルターになっています。冬キャンプでは、大型シェルターに小さなテントを入れることで保温性や結露の軽減が期待でき過ごしやすいです。
ゼインアーツのギギは冬でも使いやすいですが、スカートがないため注意しましょう。
ゼインアーツのギギはストーブが導入しやすい
ゼインアーツのギギはワンポールシェルターですが、サイドが立ち上げっているため室内が広くストーブが導入しやすいです。スカートがないため空気が入り込みやすいですが、フロントを跳ね上げ空気を確保しながら使うといいでしょう。
ギギ(シェルター)の注意点
フロアレスの構造
ギギシリーズの注意点は雨風とグランドシートの2点です。シェルタータイプのためグランドシートを使わないとシェターの下は地面がむき出しになります。寝袋を使う場合はインナーまたは、テントを用意しましょう。前述したカンガルースタイルは夏でも有効的で虫対策にもなります。
カンガルースタイルをする場合は、小さなテント用のグランドシートを用意したほうがいいです。
雨風について
ゼインアーツのギギにはきちんとベンチレーションがありますが、フロントを跳ね上げると雨風を受けやすくなっていて風が強いときは注意しましょう。前後を開けるなどして風を直接受けないようにして張ると雨風の影響を軽減できます。
フロントを跳ね上げるときは角度を使って、水がたまらないようにするといいでしょう。跳ね上げるときは別売りのポールが必要になります。
ギギのレビューと口コミ
ギギの使い勝手に関するレビュー・口コミ
たくさん悩んだ結果、新しいテントはゼインアーツのギギ1を買いました(ФωФ)設営楽だし、思っていたより広くてよかった!そしてウッドデッキのサイト最高すぎてこれからはずっとウッドデッキがいいってなってるw pic.twitter.com/ASbmTwLANC
— たま△@ゆるーくキャンプ (@tama_catxx) June 11, 2020
ギギ(GIGI-1)のサイズ感は、同じサイズのワンポールシェルターと比べるとサイドが立ち上がっているため広いです。跳ね上げなければ、通常のワンポールテントと変わらず雨風にも強く、耐水圧も1500mmあります。カンガルースタイルでも使えるため虫対策や寒さ対策も可能です。
口コミでもデザイン性や使い勝手いい点が評価されていて、グランピング施設の常設テント(シェルター)としても使われているほど人気があります。
ギギ1の広さ関するレビュー・口コミ
ギギ1、クッソ広い笑
— muzan△ (@camper_muzan) February 22, 2020
雨降っててもタープいらず!
幕内でコットの組み立て余裕でした! pic.twitter.com/RbBvtJp92j
ゼインアーツのギギ1は非常に広いです。インナーを使わずコットで過ごすスタイルならさらに広く感じます。また、ゼインアーツのギギシリーズは壁が立っているため石油ストーブも導入しやすいです。
ゼインアーツのギギは耐水圧が1500mmのため、耐水圧が突出して高いというわけではありませんが、生地の表面はフッ素よりも撥水性が落ちにくいシリコン加工になっていて防水性が期待できます。
ギギ2の使い勝手に関するレビュー・口コミ
今度、音墨先生達とグルキャン行くことになったので、新調したギギ2の試し張りに行ってきました。
— ヅマ (@zuma_taka) July 10, 2021
思ったほど大きくなくてちょうどいい感じ😊
シルエットがやっぱめちゃカッコいい!
サイドパネルを張り出したらタープ要らずやね!インナーテントもいい感じで良き☺️ pic.twitter.com/5ckJavxsY6
ギギ2(GIGI-2)はギギをつなげたようなツーポールタイプのため非常に広いです。張り方をアレンジしてさまざまなスタイルで使えると口コミでも大人気です。インナーを1張りしか使わない場合は、リビング部分が非常に大きくなります。インナーは2人用のため4人で使う場合は、左右にインナーを用意して使うといいでしょう。
ギギ2はゼインアーツが持つデザイン性の高さが評価されていて、ギギ1とは形状が異なりますがかっこいいと好評です。
ゼインアーツのシェルターのまとめ
ゼインアーツのギギはデザイン性と快適さ魅力
ゼインアーツの大人気シェルターのギギは、デザイン性と広く快適な作りになっていて非常に使いやすく人気ののあるギアです。そのため入手困難になっています。もしゼインアーツのギギを店頭で見かけたら、即決したほうがいい希少なテントになります。
ゼインアーツの製品が気になる方は、HPをこまめに確認するといいでしょう。ゼインアーツの公式のフェイスブックやインスタグラムなにアクセスでき製品の話を聞くこともできますよ。
シェルターが気になる方はこちらもチェック!
くらし~のにはシェルターに関する記事もあります。シェルターは、テントの用に使ったり、カンガルースタイルの外張りとして使ったりとさまざまなキャンプスタイルで使える便利ギアです。よかったらチェックしてくださいね。
ロッジシェルターでアレンジ空間!その魅力と連結での使用例をご紹介!
キャンプをより一層楽しむための便利なアイテム、ロッジシェルターをご存知ですか? 広さや快適性が特徴で、実際に使っている人からの評価も高いん...
キャンプで快適空間を演出!snow peakの新型メッシュシェルターがアツい!
この頃キャンプで引っ張りだこなテントを探したら、snow peakのメッシュシェルターにたどり着きます。人気の中型テントは、キャンプを快適に...