ロッドケースの種類や選び方
ロッドケース(竿袋)は大別してソフト型、セミハード型、ハード型の3種類があります。それぞれのメリットとデメリットがあり、選び方もさまざまです。イカを狙うエギングや小さなアクションでも捉えられるアジング向けの釣竿は、先が細く壊れやすいのが特徴、セミハードやハード型のロッドケースで保護するのがおすすめです。
また、岸からメタルジグを投げ釣りするショアジギング用のロッドは強度が必要なため、高価なものが多く、ハードタイプを使うのが無難です。一方、自転車やバイク、遠征での釣行などには軽量を優先する必要があり、ソフト型やセミハード型の出番になります。
おすすめのロッドケースが満載!
人気のロッドケースを種類ごとに、リストアップします。複数本の竿のほか、ルアーなどの釣り具も一度に入ってしまうソフトタイプや、ゴルフバッグのような形状で、リールごと楽々収納ができるセミハード型のロッドケースもあります。
他にも渓流や投げ釣りなどに特化したハードケースなどバリエーションも豊富です。おすすめするさまざまなロッドケースの中から、ご自分に合ったもの選んでみてください(本記事は2021年3月9日の情報をもとにしています)。
「ソフト」型のロッドケースおすすめ3選!
1:ダイワ・ポータブルロッドケース
ダイワ・ポータブルロッドケース
サイズ | 長さ130cm・幅10cm |
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色 | ブラック・グレーカモフラージュ |
ダイワから販売されているポータブルロッドケースは、折り畳みもできるソフトタイプのおすすめ商品になります。ストレートタイプの130P(長さ130cm・幅10cm)や160P(長さ160cm・幅10cm)、リール付きのまま収納できる140R(長さ140cm・幅27cm)というタイプもあります。
それぞれにブラックとグレーカモフラージュの色の種類があり、価格は2300円ほど(130P・140R)から2550円ほど(160P)ほどになります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
竿袋は軽量で肩ベルトにはパッドが付いているので、楽に持ち運べるのがおすすめ点です。3本もの竿が入るという大容量の仕様も人気、クッション性のある発泡材が入っていて衝撃にも強めになっています。
コンパクトな130Pはでアジングなどにもおすすめ、投げ釣り用のロッドケースとして大きめの160Pが適しています。安い価格帯なのでラインナップを揃えておき、釣りのターゲットに応じて使い分けるのもおすすめの利用方法です。
2:アブガルシア・ライトゲームロッドケース
アブガルシア・ライトゲームロッドケース
サイズ | 長さ115cm・幅9cm |
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色 | オリーブグリーン・ブラウン・ネイビーなど |
アブガルシア・ライトゲームロッドケースは昨年(2020年)の6月に発売された、比較的新しいおすすめ商品になります。ソフトタイプのロッドケースで長さは115cm・幅が9cmほどとコンパクト、短めなのでアジングなどのライトゲーム向けにおすすめです。
カラーはオリーブグリーンやブラウン、ネイビーなど5色がラインナップ、価格は1500円ほどになります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
ロッドケースには2つの釣竿が楽々と入れられるのもおすすめ点です。また両側からのWジップで開閉を行うスタイルのため、リールを付けたままでも持ち運べるのも人気のポイントになります。
ショルダーベルト付きなので持ち運びも便利で、バイクや自転車で向うときにもおすすめのロッドケースです。表面には強度があり軽い特殊ポリエステル糸を使い、裏面はポリ塩化ビニールコーティングにより防水性が高くなっています。
3:グランウォーカー・ロッドケース
グランウォーカー・ロッドケース
サイズ | 長さ120cm・幅26cm |
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色 | ブラック |
ケースやバッグなどのフィッシングアイテムを扱う、グランウォーカーから販売されているおすすめの竿袋になります。大きさはSサイズ(長さ90cm)やMサイズ(120cm)、Lサイズ(150cm)の3種類あり、アジングや投げ釣りなどさまざまなシーンに対応できます。
色はブラックのみで重さは700gほど(Mサイズ)、価格は価格2680円ほどになります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
ロッドケースは軽量ですが大容量の設計になっていて、3本程度ほどの釣竿を入れることができます。幅もあるのでリールを付けたままでも収まるのもおすすめのポイント、収納に手間がかからず釣り場の移動もスムーズにできます。
ポケットもたくさんついていて、ルアーなど釣り用タックルの収納袋としても利用できます。ショルダーストラップの長さは調整ができてダブルの持ち手はバランスも良く、手への負担が少ないのもおすすめ点です。
「セミハード」型のロッドケースおすすめ4選!
1:DRESS・セミハードロッドケース
DRESS・セミハードロッドケース
サイズ | 150cm・幅12cm |
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色 | ブラック |
釣り具やアパレル商品などを扱う、DRESSから販売されているセミハード型のおすすめロッドケースになります。サイズは長さ150cm・幅12cm・厚さ10cmと長さ180cm・幅12cm・厚さ10cmの2タイプをラインナップしています。
カラーはブラックのみで重さと価格は、それぞれ1.9㎏・8800円(150cmタイプ)、2.3kg・9900円 (180cmタイプ)ほどになります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
この商品のおすすめ点の一つは外観がおしゃれなこと、アパレルも手掛けるブランドだけに形状もスマートと口コミでも評判です。また、2つの釣竿が納められるのも人気のポイントで、エギングやシーバス用などの異なるタイプをセットで収納できます。
また、ロッドケースの素材は特殊なプラスチック材を使っていて、セミハードとしては頑丈にできているのもおすすめ点です。ケース内はクッション性が高く、マジックベルトで釣竿を安定させられます。持ち手部分は手になじみやすい太めの設計、ショルダーベルトは滑りにくく、取り外しも可能です。
2:CHONMAGE FISHING・ハードシェルロッドケース
CHONMAGE FISHING・ハードシェルロッドケース
サイズ | 長さ125cm・幅10cm |
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色 | ブラック |
「CHONMAGE FISHING」が取り扱うおすすめのロッドケースです。EXP1250(長さ125cm・幅10cm・厚さ9cmとEXP1450(長さ145cm・幅10cm・厚さ9cm)の2種類あります。
カラーはブラックで、重さはどちらも1.4kg程度、価格はEXP1250が3580円、EXP1450が4380円ほどと安いのもおすすめのポイントです。
このロッドケースのおすすめポイントは?
持っている竿のタイプによる選び方もあります。収納例として紹介されているのはEXP1250の場合アジングロッドやバスロッドが4セットまで、EXP1450ならスピニングロッドは2セット、ベイトロッドやエギング用なら4セットまでなどとなっています。
防水性や耐久性の高い樹脂を使っているのも特徴で、内部にはテープベルト以外に、釣竿を固定できるメッシュポケットが上下についているのもおすすめポイントになります。取り外し可能なショルダーベルトと、ラバーグリップがついていて持ちやすいと人気です。
3:ロッドケースXT・RC-122Q
ロッドケースXT・RC-122Q
サイズ | 長さ125cm・幅13cm |
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色 | レッド・ブラック |
ロッドケースXT・RC-122Qはシマノから販売されている、おすすめの商品になります。ロッドケースには125R(長さ125cm・幅13cm・厚さ9cm)と135R(長さ135cm・幅13cm・厚さ9cm)、145R(長さ145cm・幅13cm・厚さ9cm)の3種類のサイズがあり、釣竿の長さに応じた選び方ができます。
色はレッドとブラックの2タイプ、価格はそれぞれ13900円(125R)、14900円(135R)、15900円(145R)ほどになります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
ロッドケースの表生地にはハード素材を使っているので、強い衝撃でも吸収できるのが特徴、比較的値が張るショアジギングの竿を守るのにもおすすめです。防水性も高いのも売りの一つで、大きめのファスナーのため塩ガミもしにくく、海釣りでも重宝します。
リール付きの釣り竿が2本、予備が2本入る大容量もおすすめ点です。また、85cmの大きなポケットが付いていて、ルアーなどの小物類やエサまき用のヒシャクなども収納できます。他にもフィッシングベストにぴったりはまるように設計された、扱いやすいショルダーパッドもこの商品の魅力です。
4:TICT・セミハードロッドケース
TICT・セミハードロッドケース
サイズ | 長さ123cm・幅7cm |
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色 | ホワイト・ブラック |
釣り具会社のTICTが扱う口コミでもおすすめのロッドケースです。120タイプ(長さ123cm・幅7cm・厚さ6.5cm)と150タイプ(長さ150cm・幅7cm・厚さ6.5cm)、205タイプ(長さ205cm・幅7cm・厚さ6.5cm)の3種類あります。
カラーは120タイプがホワイトかブラック、それ以外はブラックかレッドになります。価格はそれぞれ3500円(120タイプ)、3800円(150タイプ)、4800円(205タイプ)ほどと安いのもおすすめ点です。
このロッドケースのおすすめポイントは?
幅10cm以下とロッドケースはスリムですが、120タイプは釣竿が3本、150や205タイプは4本入るなど大容量なのがおすすめ点です。遠征で釣りに行くときにもお供にしたいロッドケースになります。
長さのバリエーションにも幅があり、ワンピースの長い釣竿の場合は205タイプ、2ピースの場合は120・150タイプにするという選び方もあります。マジックテープやひもを使って内部で固定できるので傷も付きにくい構造、しっかりしたショルダーベルトも付いているのもおすすめ点です。
「ハード」型のロッドケースおすすめ3選!
1:ダイワ・ロッドケース渓流
ダイワ・ロッドケース渓流
サイズ | 長さ58cm・幅9cm |
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色 | ブラック |
このロッドケースはダイワから販売されている、渓流釣りにおすすめのアイテムになります。サイズは54F(長さ58cm・幅9cm・厚さ5cm)と62F(長さ62cm・幅9cm・厚さ5cm)、70F(長さ70cm・幅9cm・厚さ5cm)の3種類あります。
色はブラックのみで、3350円(54F)や3700円(62F)、4100円(70F)ほどとハードタイプにしては安いのもおすすめ点になります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
このおすすめロッドケースは2室に分かれているのが特徴です。これにより2本のロッドを完全に分離し、繊細な渓流用のロッドを傷つけるのを防止してくれます。各室は約3.3cm四方あるので、太目の竿でもゆったりと収納できます。長さ違いのシリーズがあり、竿の長さを基準にした選び方もできます。
また、蓋の部分が斜めにカットされていて、竿を抜きやすいのもおすすめ点です。頑丈で持ちやすいハンドルやショルダーもついているので、足場の悪い渓流の釣り場でも移動や釣りに集中できます。
2:Aofit・ハードロッドケース
Aofit ハードロッドケース
サイズ | 長さ125cm・幅6cm |
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色 | グリーン・シルバー・ブラウンなど |
Aofitから販売されている人気のロッドケースです。長さ125cm・幅6cm・厚さ6cmのタイプと長さ130cm・幅9cm・厚さ9cmのタイプの2種類があります。アジングなどのやや小さめのロッド向けにおすすめの商品です。
カラーはグリーン・シルバー・ブラウンなど計6種類とバリエーションが豊富、価格は4000円ほど(125cmタイプ)と安いのもおすすめ点になります。
このロッドケースのおすすめポイントは?
この釣り用品はシンプルでおしゃれなデザインが口コミでも人気です。外観だけでなく塩化ビニル樹脂の採用などで、軽量と耐久性を両立しているのもおすすめもポイントになります。スマートな形状ですが、4本の釣竿を収納できる大容量の仕様も特徴です。
ロッドケース中には竿を固定するマジックテープが完備され、干渉しにくい構造になっています。また、メインポケットのほか網のポケットが2つ設けられ、ルアーなどのタックルケースとしても活用できるのもおすすめ点になります。
3:ダイワ・サーフロッドケース150RW
ダイワ・サーフロッドケース150RW
サイズ | 長さ150cm・幅24cm |
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色 | ブラック |
ダイワ・サーフロッドケース150RWは、ダイワから昨年(2020年)の4月に発売になった比較的新しいおすすめアイテムになります。商品名の通りサーフからの釣りをメインターゲットにしていて、投げ釣り用の竿の収納に使うのがおすすめです。
長さ150cmで幅24cm・厚さ21cmのサイズで、カラーはブラックになります。自重は3.4kgで27400円ほどの価格で販売されています。
このロッドケースのおすすめポイントは?
こちらは、投げ釣り用竿に特化した工夫がたくさんされているのもおすすめ点です。段差をつけて収納する構造のため、リールが付いたままでも2本の釣竿が楽に入ります。
また、86cmもある大きなポケットには三脚や水くみバケツなどの大型アイテムを、上部にあるクリアポケットにはルアーなどの小物類を収納できます。サイドとトップの2か所にハンドルが付いているのも扱いやすいところ、ショルダーには柔らかな肩パッドが付いているのもおすすめ点です。
おすすめロッドケースの比較
商品 | ||||||||||
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商品名 | ダイワ・ポータブルロッドケース | アブガルシア・ライトゲームロッドケース | グランウォーカー・ロッドケース | DRESS・セミハードロッドケース | CHONMAGE FISHING・ハードシェルロッドケース | ロッドケースXT・RC-122Q | TICT・セミハードロッドケース | ダイワ・ロッドケース渓流 | Aofit ハードロッドケース | ダイワ・サーフロッドケース150RW |
サイズ | 長さ130cm・幅10cm | 長さ115cm・幅9cm | 長さ120cm・幅26cm | 150cm・幅12cm | 長さ125cm・幅10cm | 長さ125cm・幅13cm | 長さ123cm・幅7cm | 長さ58cm・幅9cm | 長さ125cm・幅6cm | 長さ150cm・幅24cm |
色 | ブラック・グレーカモフラージュ | オリーブグリーン・ブラウン・ネイビーなど | ブラック | ブラック | ブラック | レッド・ブラック | ホワイト・ブラック | ブラック | グリーン・シルバー・ブラウンなど | ブラック |
商品リンク |
上の表はこれまで取り上げてきた、おすすめ商品の一覧になります。併せて、代表商品のサイズと色の種類も追記しています。1000円台の安いソフトタイプ品から、20000円を超える高級なハードタイプまで価格もさまざまです。
冒頭でも述べましたが、繊細なロッドや高価なものの場合は材質が硬いタイプがおすすめ、移動などで軽量・コンパクトが求められる場合は、ソフト型にするのも選び方の一つになります。上の表で気になるものが見つかりましたら、商品サイトで詳細スペックなどをご確認ください。
おすすめのロッドケースで釣りを楽しもう!
おすすめのロッドケースを、タイプに分けてご紹介してきました。ソフト型の「グランウォーカー・ロッドケース」は大容量の商品で、ロッドや釣り用タックルをオールインワンで入れられる、遠征にも人気のロッドケースでした。
「ロッドケースXT・RC-122Q」はの頑丈なつくりで、リールごと格納できる扱いやすいもの、「ダイワ・サーフロッドケース150RW」はリールを段違いで格納できる、機能性があるハードロッドケースでした。お気に入りの商品を購入して、釣りをより快適にしてはいかがでしょうか。
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