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バロウバッグの魅力について迫る!種類や快適な温度・口コミについて一挙ご紹介!

モンベルにはダウンを断熱材にしたダウンハガーと、ポリエステルの断熱材にしたバロウバッグがあります。今回は注目の化繊シュラフのバロウバッグについて、人気のダウンハガーとの違いからバロウバッグの種類や魅力、口コミまで解説します。
2021年2月12日
揚げ餅
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目次

この記事で紹介しているアイテム

バロウバッグ#5

バロウバッグ #3

バロウバッグ#2

バロウバッグ#1

バロウバッグ #0

バロウバッグ #5 ロング

アルパインバロウバッグ#5

バロウバッグとは

モンベルのシュラフ

バロウバッグとはモンベルの化繊シュラフの製品名です。モンベルには高品質ダウンをたっぷり使ったダウンハガーという人気製品もあり、登山で使うには軽量化できるダウンシュラフが支持されやすいですが、モンベルは化繊も魅力的ですよ。

化繊の寝袋といえば、安いものでは数千円からありますが、実はモンベルのバロウバッグはすべて1万円を超す高価な製品。ですが格安の化繊の寝袋が多い中、大勢の登山家やキャンパーから支持されているバロウバッグには、他の化繊の寝袋とは一味違う魅力があるのです。

ダウンハガーとの違い

ダウンハガーとは前述したように羽毛を断熱材に使っている暖かくて軽量かつコンパクトになる寝袋です。バロウバッグと比べると軽量で持ち運びやすく暖かいですが、羽毛という素材の特徴上どうしても水分や湿度に弱くなり非常に高価になります。

一方バロウバッグは化学繊維を断熱材に使用しているため水分、湿度に強くダウンハガーと比較すると安いため初心者でも購入しやすいといえます。寝袋は素材が違いで性質が大きく変わるのでおもしろいですよね。

バロウバッグの基本情報

モンベル独自素材の化繊寝袋

バロウバッグはモンベルが独自に採用しているエクセロフトという断熱材が使われています。エクセロフトは、極細繊維と中空構造のやや太めの繊維、中空構造の太い繊維の3種類の繊維をシート状にした断熱材でそれぞれの繊維が弾力性や保温性を生み出し暖かい空気が抜けないようにしつつ、収納していても取り出すときちんとふわふわとした状態になる復元性を生み出しています。

独自素材のため他社では使われることがない高品質で高機能な素材です。

マミー型寝袋

マミー型の寝袋になります。マミー型は体を包み込む構造になっていて保温性が四角い布団のような封筒型とくらべ高くなり暖かくなります。子どもに添い寝が必要な場合は向いていない形状ですが、1人で寝られるならマミー型でも大丈夫ですよ。

封筒型との違いは体を包み込む構造のため、寝返りや足を動かすのが難しかったり慣れないと圧迫感があるといわれています。しかし、バロウバッグなら伸縮性があるため寝やすいですよ。詳しくは後述しますね。

連結可能

マミー型は連結できる構造になっていない物が多いですが、バロウバッグは連結でき家族で使いやすいですよ。春夏秋冬どのモデルも連結できます。細かな作りも人気の秘訣です。

バロウバッグの種類・選び方

選び方が悪いといい寝袋でも使えない

寝袋の選び方で重要なのは温度です。使える温度よりも寒い状態で使うと低体温症になる危険があります。きちんと使用温度の範囲を確認して選ぶようにしましょう。バロウバッグには種類があり、種類によって適温が異なります。キャンプや登山で使う場合は、キャンプ地の最低気温に合わせて適切な種類を選んでくださいね。

また、一部を除きほとんどのバロウバッグで左ジップ、右ジップが選べます。利き手を考えジッパーを開けやすい方向のものを選びましょう。

バロウバッグ #5


バロウバッグ#5

出典:Amazon

薄手の服でも快適に過ごせる温度が9℃、しっかり着込むと4℃まで使える初秋まで使えるタイプです。断熱材の量が少ないため収納サイズは直径16×32cmと小さく、870gと軽量です。バロウバッグの選び方は温度と商品名の後の数字に注目しましょう。数字が少なくなるにつれて寒さに強くなります。

バロウバッグ #3

中綿の量が増えより寒い場所でも使いやすくなったモデルです。快適に使える温度は6℃、しっかり着込むと1度まで使える分、エクセロフトの宿命でもある大きさが少しずつ目立つようになり、収納サイズは直径18cm×36cm、1050gになります。夏の高山、冬の平地でも使いやすいオールシーズンに対応した使いやすいタイプです。

バロウバッグ #2

より寒い場所で使えるように断熱材が増えた冬の平地で快適に使えるバロウバッグです。快適に使える温度は2℃、着込むと氷点下の中でも使える-4度まで。その分収納サイズは直径20.5×41cmにもなり、重さは1460gです。総重量だと1554gにもなりサイズが大きくなってきました。

バロウバッグ #1

快適に使える温度が-3℃、着込むと-9℃まで対応し厳冬期でも使いやすいバロウバッグです。中綿の量がかなり多くなったことにより収納サイズの大きさは直径21.8×43cmと大きくなりました。エクセロフトでも他の化繊でも避けては通れない宿命です。重さは総重量で1781g。

バロウバッグ #0

快適に使える温度が-7℃、着込むと-14℃にもなるバロウバッグ史上寒さに最も強いモデルです。冬季の山で3000mクラスなら安心して使える性能がありますが、その反面宿命ともいえる巨大化は避けては通れない道となり大きさは直径22.8×45cmにもなり重さ2179gです。

バロウバッグ #〇 ロングシリーズ

バロウバッグは対応する身長が183cmまでとなり背の高い方は190cmまで対応するロングタイプがおすすめです。#0~5まできちんとロング版があります。大きさ以外の違いとしてジッパーの位置は選べず右ジップだけとなっています。また、ロングのほうが少しだけ高価です。

温度には違いはありませんが大きさが変わっているため収納サイズなども変化しています。

アルパインバロウバッグ#〇シリーズ

バロウバッグの姉妹品です。バロウバッグとの違いは軽量化した分ストレッチ性(伸縮性)が少し下がったモデルになります。登山で使うなら軽量化されているアルパインのほうが便利ですよ。断熱材はエクセロフトでバロウバッグと変わらず扱いやすいままです。#7という自転車、バイク、徒歩でも持ち運びやすい夏の低山向けモデルもあります。

また使用できる温度も違うためアルパインモデルを購入するときは個別に温度を確認してくださいね。

バロウバッグの魅力と口コミ


魅力1:品質の割に安い

Photo bynattanan23

通販で探せばバロウバッグよりも安い寝袋はたくさんありますが、モンベルのように有名なブランドではなかなか見つかりません。国内の有名ブランドと、比較するともともとモンベルの製品は安いですよ。安くて品質がしっかりしている信頼性の高いところが魅力的です。

また、全国各地にあるモンベル直営店ではアウトレットを取り扱っている店もあり、古い色だったり、箱が傷んだバロウバッグがアウトレット価格で手に入ることもあります。

口コミ

口コミでもアウトレットが狙い目と言われています。有名ブランドのキャンプ用品をアウトレット価格で手に入る可能性があるのは嬉しいですよね。必ず店舗ごとにアウトレットがあるというわけではありませんが、モンベルの直営店は全国各地にあるので覗いてみてくださいね。

購入前には、モンベルアウトレットショップを併せて見るとよいですよ。
アウトレットなので全ての商品があるわけではないですが、同じ商品があればそちらのほうが・・・です。

2:湿度・水に強い

Photo byChristopherPluta

前述したようにエクセロフトはポリエステル繊維をシート状にした保温材です。水に濡れても速乾性があり湿度があっても空気を溜め込みやすいため暖かいです。この部分がダウンとの大きな違いになりますね。また、格安の寝袋と比較すると表地にはモンベル独自の撥水加工「ポルカテックス」が使われ水を寄せ付けにくいです。

ポルカテックスは耐久性の高い撥水加工となり摩擦などで剥げにくい加工で、湿気や水分が表地から染み込まないような作りになっています。

3:手入れがしやすい

エクセロフトなどの化繊は手入れがしやすいところもポイントです。蛍光剤、柔軟剤が入っていない洗剤なら生地を傷めず手洗いできますよ。ポリエステルなどの化繊はフリースやシャツなどにも使われている素材で汚れが気になったら手洗いできるようになっています。

クリーニングにも出せるようになっていてヘビーユースする方もシーズン終わりにはきれいにして保管できますよ。バロウバッグは耐久性の高い撥水加工のため手洗いしても効果が続きやすいです。

口コミ

初心者でも扱いやすい化繊ということで手入れ、管理のしやすさに関する口コミがきちんとあります。収納袋の中に押し込んだまま長期保存もできるため防災用品としてもおすすめされていますよ。バロウバッグ以外の寝袋でも管理のしやすさはありますが、洗っても撥水加工が残りやすいことを考えると手入れしやすいですよね。

丸洗いで干すだけの管理の楽な化学繊維は一つ持っておくと重宝します。防災用にもおすすめです。

4:ストレッチ性

バロウバッグは特殊な縫い方と糸ゴムを使うことで135%ものストレッチ性があり、体を包み込む形状ですが窮屈に感じないという魅力があります。防寒着、ウィンターウェアなどと同じで肘や膝などの可動部分が伸びると体が動かしやすいですよね。それと同じで、モンベルの寝袋は伸び縮みしてくれるため足を動かしやすく、窮屈さがありません。

ただし、軽量化した種類となる姉妹品のアルパインモデルはストレッチ性が少し下がっています。

収納袋もストレッチ

収納袋もストレッチ性があります。化繊寝袋はどうしても収納サイズが大きくなり収納するときに悪戦苦闘をする方が多いですが、バロウバッグと同じ作りの収納袋はよく伸び、楽に収納できると評判ですよ。ファミリーキャンプでたくさん寝袋を収納しないといけないときにも助かるモンベルだけの魅力です。

また、冬用モデルとなる#2~0はベルトで締め上げて小さくするコンプレッション機能もあり小さく収納できます。


口コミ

135%も伸び縮みするため過ごしやすいと大好評です。体にフィットして暖かいのに窮屈に感じない、圧迫感がないところが高く評価されていますよ。また、付属する収納袋も同じ作りになっていてバロウバッグを入れるときに伸びてくれるためコンパクトに丸められなくても収納しやすいといわれています。

寝袋の収納のしやすさというのは非常に重要です。特に化繊の冬は大きくなるため収納するだけでかなりの労力がかかりますよ。

スパイラルストレッチなる機能で、結構寝袋の中で動けるので、思っていたほど窮屈じゃない!
また、バロウバッグ#3は、収納袋に入れるのも楽ちんです。
寝袋自体が、丸めやすくコンパクトになるし、収納袋はストレッチ素材で入れやすい!このことだけで、断然お勧めです。

エクセロフトは暖かい

独自素材のエクセロフトは、保温性を比べる試験で一般的な化繊の倍ほどの保温性を証明した素材です。太さの違う3種類の繊維が複雑に絡み合ってシート状になっているため暖かい空気を逃さず、冷たい空気が入らないようになっていますよ。

また、エクセロフトに使われている繊維はシリコーンコーティングにより防水性があり、水分や湿度を寄せ付けません。汗にも有効的に働き湿気があってもふわふわとした厚みを維持し寝心地もいいですよ。

口コミ

表示の温度どおり使えると好評です。モンベルはヨーロッパの規格に基づいて使用できる温度を表記してくれているので選び方がわかりやすくきちんと暖かく使えると人気ですよ。

今年7月北海道で使用しました、予想以上に明け方冷え込みましたが(10℃以下)、全く問題ありませんでした。
春から秋まで幅広く使用できると思います。

※バロウバッグ#3( リミット温度:1℃、コンフォート温度:6℃ )の口コミです

バロウバッグのまとめ

モンベルの寝袋は使いやすい

出典: https://unsplash.com/photos/B3v0ZPgViQw

バロウバッグはモンベルの人気化繊シュラフです。収納サイズはダウンには負けますが、その分使いやすさが高くキャンプから登山までさまざまなシーンで使えると高く評価されていますよ。伸びる寝袋というのも珍しく体を包み無マミー型ですが、圧迫感がなく寝やすいところも魅力的ですね。

違和感なく寝られることからまだマミー型の寝袋を使ったことがない方、これからキャンプを登山を始める初心者にもおすすめです。

ダウンシュラフが気になる方はこちらもチェック!

暮らし~のにはモンベルのダウンを使った寝袋に関する生地もあります。よかったらチェックしてみてくださいね。