ダウンハガー650 #5
ダウンハガー800 #5
ダウンハガー900 #5
ナンガ UDDBAG350STD
モンベル アルパインダウンハガー650#3
イスカ エア300SL
ナンガ UDDBAG 380DX
モンベル ダウンハガー800#3
モンベルとは
日本のアウトドア総合メーカー
テント、バックパック、寝袋、登山靴、レインウェアなどさまざまなアウトドア用品を扱う会社で代表製品は月明かりの下でも素早く設営できるぐらい簡単で高品質なテント「ムーンライトシリーズ」、中綿に羽毛を使用した寝袋の「ダウンハガーシリーズ」などがありどれも高品質で高評価されています。また日本のアウトドア総合メーカーでは珍しく製造から保険業まで幅広い経営と自社製品だけを取り扱う店舗も経営しているのもモンベル特徴の一つです。
シュラフの中綿違い
メンテンスのしやすい化学繊維、暖かくフカフカのダウン
シュラフの中綿は2種類あり化学繊維は普通に洗濯でき保管も収納状態のままできます。また水濡れにも強く値段も安いです。ダウンは収納サイズが小さく、軽くそして寝る時はフカフカで暖かいのが特徴ですがメンテンスに難があり保管状況次第ではダウンにカビが生えたて臭いがしてきます。洗濯もダウンなので化学繊維と比べると大変です。化学繊維もダウンに良し悪しありますがサイズが小さくなるので積載能力の自転車でのキャンプにはダウンが向きます。
ダウンハガーの#以降の数字
#0は冬山でも使用可能
同じダウンハガー650シリーズでも#5と#0では大きく性能が違います。モンベルのシュラフは細かく用途が分けられていて#0、2は冬(雪山)#3は春・秋(高山)、#5、7は夏用です。そのためダウンハガー650#3とダウンハガー800の#5では対応温度が大きく違います。このようにシュラフを選ぶ時はシリーズよりまず#の後の数字が大切です。また#の数字によって価格も大きく変わります。
モンベル ダウンハガー650
コストパフォーマンスが優れた650シリーズ
ダウンハガー650 #5
モンベルのダウンを使ったシュラフのコストパフォーマンスが優れたモデルでダウンハガー800#5とダウンハガー650#5比較してみるとダウンハガー650#5のほうが3月21日現在で約2300円ほど安く2018年3月21日現在で17,500円(税別)です。
ダウンハガー800#5との比較
ダウンハガー650#5は表地が40デニールと糸が太くっているため生地も少し暑いため収納サイズが少し大きく約1リットルの差があります。値段がダウンハガー800#5と比べると安い分コンフォートコンフォート温度8度、リミット温度4度となっていますが日本国なら秋、初冬のキャンプなどでも使用できるシュラフでカラーは#5の場合青のみです。値段差は#5ではあまり差はありませんが上位モデルである#0になるとダウンハガー800のほうが1万円以上高くなります。
モンベル ダウンハガー800
ダウンハガー650より高品質シリーズ
ダウンハガー800 #5
ダウンハガー800シリーズはダウンハガー650より少しだ性能が良くなっています。表地が10デニールと糸が細くなり加工も違います。収納サイズは小さくなりコンフォート温度8度、リミット温度4度です。3月21日現在で19,810円(税別)です。ダウンハガーの後の数字はダウンの品質を表しています。
モンベル ダウンハガー900
最高品質のモデル
ダウンハガー900 #5
ダウンハガーシリーズの中で最もいいダウンを使ったのが900です。ダウンの品質がいいので同じ#5でも軽く表地が7デニールの髪の毛より細い繊維で作られていますが軽さと耐久性を両方しています。値段は同じ#5でもダウンが最高品質なのでかなり高価格になっていて2018年3月21日現在で37,000円(税別)です。
モンベル、ナンガ、イスカの3社の対応温度表示
モンベル、ナンガの場合
モンベルとナンガのシュラフはEN1357(ヨーロピアンノーム)で表示され、測定方法も決まっています。コンフォート、リミット、エクストリームの3種類の温度表示がありアウトドア用品ではなくヨーロッパの第三者機関が同じ条件のもと温度をはかるので中立で適正なテストをすることができます。しかしEN1357は静止状態での温度測定になるので後述するイスカなど一部の会社は独自で温度を算出しています。
イスカの場合
上記のEN1357テスト結果と人工的な気象条件を再現できる特殊な部屋などのラボテストと実際に雪山に出かけるフィールドテストのどさまざまなテスト結果を加味しながら独自に算出した温度になります。そのためイスカ製品には3種類の温度表示がなく使用できる最低温度の表示です。またNE1357は3種類の表示ですがエクストリームは震えを伴いながら6時間はなんとか耐えれる温度なので使用を推奨しない温度になっています。
モンベルのダウンハガーとイスカのダウンプラスの比較
ダウンハガー650#3とダウンプラスタトパニ Xの性能比較
ダウンハガー650#3はリミット温度-1度、ダウンプラスタトパニXは最低使用温度2度。どちらも夏の高山から冬の低山ぐらいの使用を想定してる商品を比べてみます。 ダウンハガー650#3は価格21,500、ダウンプラスタトパニXの価格は19,500となっています。どちらも税別、2018年3月21日現在の価格です。
ダウンハガーの方が重め
中綿のダウンの性能を表すフィルパワーはダウンハガー650が650FP、ダウンプラストパニXが720FPとダウンプラスのほうが品質のよいダウンを使っています。収納サイズはダウンハガー650がφ16×32cm 、ダウンプラススがφ15×30cm です。ダウンハガーが858gに対してダウンプラスが平均重量750gとなっています。
モンベルとイスカのシュラフの作りの違い
イスカの特徴は立体的構造で足元にゆとりがありダウンの品質がいいのでフワフワです。前述の性能だけで比較するとイスカのほうがリーズナブルで良さそうなのですがモンベルのダウンハガーはシュラフが伸びるので他社にはない快適さ、サイズが少しぐらい合わなくてもしっかりと保温してくれるなど数値では見えない部分があります。マミー型は体にフィットすることで温かい分窮屈な感じがありますがモンベルのダウンハガーなら伸びるので窮屈な感じもしないのにフィットして暖かいが特徴です。
モンベルのダウンハガーとナンガのUDDBAGの比較
ダウンハガー650#3とUDDBAG350STDの性能比較
ナンガ UDDBAG350STD
イスカの時と同じようにリミット温度が近いUDDBAG380DXと比較してみます。UDDBAG350STDはリミット温度-2度ダウンハガー650と同じ幅広く使える3シーズ対応のンシュラフです。 350STDの価格は23,500円~25,000 (税抜)なのでダウンハガー650#3のほうが少し安いです。フィルパワー650FPで収納サイズ/φ15×25cmとなっています。イスカやモンベルと比べるとナンガのシュラフは驚くほどコンパクトに収納できます。総重量:790gです。
ナンガはサービスが違う
ナンガのファスナーはYKKとの共同開発でファスナーの上げ下げがしやすく噛み込むことも少なくなっています。またファスナー部分に蓄光素材を使ってるのでほのかに光暗闇での作業も容易です。作りでいうと他社との明らかな差は少ないのですがナンガには永久の無料補償があります。長年使っても保証してくれる業界唯一無二のサービスです。
ライト・コンパクトなモデルの比較
モンベル、イスカ、ナンガ軽量モデル
モンベル、アルパインダウンハガー650#3 価格¥18,000(税別)、収納サイズφ16×32cm、リミット温度0度、重量815gです。身長は通常のダウンハガーと同じで伸縮性などもそのままです。 イスカ、エア300SL 価格24,000(税別)、収納サイズφ14×24cm、最低使用温度2度、重量590g、78(肩幅)×208(全長)cmとなっています。FPは720です。 ナンガ、UDDBAG 380DX 価格¥ 33,800 ~ 35,300 (税抜)、収納サイズ/φ13×25cm、リミット温度-2度、総重量:680g、身長178cm、FP770となっています。 価格は全て2018年3月21日現在の価格です。
モンベル アルパインダウンハガー650#3
収納サイズφ16×32cm、リミット温度0度、重量815g
イスカ エア300SL
収納サイズφ14×24cm、最低使用温度2度、重量590g、78(肩幅)×208(全長)cm
ナンガ UDDBAG 380DX
収納サイズ/φ13×25cm、リミット温度-2度、総重量:680g、身長178cm
アルパインダウンハガー800
モンベル ダウンハガー800#3
ダウンハガー650はダウンが他の軽量モデルのシュラフと比べると少しだけ良くないので重量や使用可能な温度が高く性能が悪く思えますがダウンハガー800#3なら548gでリミット温度はそのままと一気に軽くなります。FPが低いと保温するためにダウンをたくさん入れないといけなくなるので重さが増します。収納サイズもφ13×26cmとなりイスカに迫るサイズですが¥24,500とあまり高くなく伸縮するのでサイズもある程度余裕ができます。
モンベル、ナンガ、イスカのサイズ比較
ダウンハガーの万能さがよく分かる
ダウンハガーシリーズは生地が最大135%も伸縮するのでレギュラーサイズで183cmまで利用できます。またこの伸縮する裁縫のおかげ足を折り曲げたりすることも可能です。イスカのダウンプラスについてですが78(肩幅)×208(全長)cmの表記なので詳しくはわかりませんがナンガのUDDBAGの表記を参考にすると最大長210cm×最大肩幅80cm(身長175cmまで)なので身長は175cm未満になりそうです。
女性用でも男性が使える伸縮性
モンベルのダウンハガーはレギュラーでもじゅうぶんな大きさですが小柄な女性用、さらに大きいロングサイズも揃っていてます。女性用もロングサイズもどちらも同じように伸縮する特殊な裁縫で作れているので女性用でも最大173cmまで使えるので家族で共用することも可能です。ロングサイズは最大190cmとなっています。
ダウンハガーのまとめ
各社との比較
モンベルは価格とダウンの違いなどを細かく選ぶことができそして伸縮性あるので寝返りなどがマミー型でありながらしやすいという特徴があります。イスカは立体的構造でコストパフォーマンスに優れています。ナンガは収納サイズが小さく永久補償があるので長く使う人ほど嬉しいサービスです。
よく伸び同じぐらいのFPならコストパフォーマンスもいい
ダウンハガー650ではFPが少し落ちるため重量や収納サイズが少し大きくなる傾向がありましたがダウンハガー800なら値段もそんなに他社と差もなく重量や収納サイズもよくなります。そしてよく伸びる特殊な裁縫で作られているのでレギュラーサイズでも身長を気にしないで使えることや使用するシーズンに合わせて細かく分かれているので自分にあったシュラフを買うことができます。
品質について
モンベルの品質についてはナンガやイスカよりメーカー公式HPを見た限りではわかりませんがモンベルはアウトドア用品で人気のブランドで品質も折り紙つきです。通販サイトのレビューからもナンガ、イスカにも負けていない高品質で安心してキャンプで使用できることがわかります。
ジッパーも使いやすく、強度も十分ありそうです。撥水性も有るので、結露対策をしていればカバーは不要ですね。
身長153cmの私には大きい気もしますが、その分寝返りも楽にできます。そしてとにかく軽くて暖かい。
各社シュラフのまとめ
暮らし~のでは各社シュラフの製品をわかりやすく紹介しています。いろいろな製品を比べて自分のキャンプスタイル合ったシュラフを選ぶことが大切ですのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

モンベルの寝袋10選!おすすめシュラフを用途場所別にご紹介!
寝袋といえばモンベル、というようにモンベルの寝袋は信頼されて、登山者やアウトドア好きに選ばれ続けています。では実際にモンベルの寝袋にはどのよ...

ナンガシュラフおすすめ10選!ナンガのダウンシュラフは永久保証!
本格的な登山者からハイカーまで幅広いユーザーに愛用されているナンガシュラフ。ジャパンブランドの老舗メーカーの寝袋です。独自の「永久保証!」サ...