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香りのアクセントに!ハーブの栽培方法!初心者でも手軽に始められる家庭菜園!

ハーブは香りを楽しむためだけでなく家庭菜園で食用としてもたくさんの種類が栽培されています。多くの方が栽培しているおすすめの人気ハーブの育て方をご紹介しましょう。簡単手軽におしゃれな栽培おしゃれハーブ初心者栽培
2021年2月3日
佐藤3
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はじめに:おしゃれで便利!ハーブ栽培のススメ

食用から香りを楽しむものまで!手軽なハーブの栽培方法

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ハーブの名前を人に聞くと本当に様々な名前が出てくるほどハーブの知名度は高く、いろいろな場面で見かけることが多くなりました。

またハーブの魅力として栽培が簡単なものが多く初心者でも育てやすいことと、ただ花壇に植えておくだけで虫除け・猫よけなどの効果がある手間がかからずガーデニングの役にも立つこともハーブの栽培をする方が増えている理由のひとつとなっているでしょう。

今回はそんなハーブの中から1度は名前を聞いたことがあるという方が多い人気が高い有名で育てやすくおすすめのものを厳選して6つ。その栽培方法とともにそれぞれの代表的な活用方法もご紹介していきます。

栽培におすすめな人気ハーブの種類6選

手軽に栽培しやすいハーブの中から食用・アロマオイル・ドライフラワーや虫避けなどさまざまな使い方ができるものをまず6種類選んでみました。簡単な栽培難易度や分類・原産地などを絡めてご紹介しますので、これから栽培するハーブ決めのためのヒントとしてお役立てください。

種類1.ミント

Photo byBuntysmum

ミントといえば清涼感のある香りのハーブでシソ科の植物です。ハーブ全般に言えることですが環境が過酷な野生でもどんどん繁殖して絶えることなく成長する丈夫な植物が多いため、初心者でも栽培はとても簡単です。北半球の多くの地域を原産地としているため日本の環境でも非常に育てやすいのが特徴。多年生の宿根性植物となります。

このハーブの主な活用法

ミントの活用法として清涼感を求める香草で薬用・アロマ・食用と幅広く使えます。鉢などに植えておくだけでさわやかな香りがほのかに漂ってくるため芳香剤のような使い方も人気。種類によって香りも違うためお好みの香りで選んでみてください。

ハーブティーとして抽出して召し上がるならりんごのような香りの甘さもあり葉も大きめで扱いやすいアップルミントがおすすめです。その香りは虫よけ効果もあるため植えておくだけで蚊など家に入ってほしくない虫の忌避効果も期待できるでしょう。

種類2.バジル

Photo bytookapic

バジルは人気が高いハーブのひとつでピザやパスタのトッピング・バジルソースとしての知名度も高い植物。その栽培方法はというと種まきからも育てられますが手軽に苗から育てて摘心をしながら脇芽を増やして収穫量を増やすというのがおすすめの方法です。多くのハーブの特徴でもあるのですが種類がたくさんあって甘い香りやシナモンの香りなど選び方によって相性の良い料理も変わってきます。

このハーブの主な活用法

何といってもスパイス系の香りを楽しむだけのハーブではなく、その葉ごと食用にするハーブがこのバジルです。少量なら葉1-2枚をトッピングに使っても良いですし、たくさん収穫できたら松の実やニンニクなどと一緒にすりつぶしてバジルソースを作っておけばいろいろ活用できるでしょう。

種類3.レモンバーム

Photo byMonfocus

レモンバームというハーブはその名のとおり柑橘系のとてもさわやかな香りがするハーブで丈夫な多年草のため冬越しも簡単。こちらもシソ科でコウスイハッカ属という分類になります。メリッサという別名でも有名。原産地のひとつであるヨーロッパではこのアロマオイルが人気のため品切れになり栽培農家が激増したといわれるくらい近年話題のハーブです。

一度苗を買ってきて植え付ければ半木化して翌年に新芽を出すか地上が枯れても春になると新しい芽が出てくるので植えっぱなしで簡単に栽培することができるでしょう。

このハーブの主な活用法


レモンバームはそのさわやかな香りをお茶で楽しまれることが多いです。春に出た新芽にたくさんの葉が付く夏ごろに切り戻しを兼ねて根元近くからバッサリカット。その後葉部分を手でちぎってお湯で抽出。適度な濃さと香りがでたらいただきましょう。

種類4.タイム

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タイムはシソ科の植物で花が咲くようになるとシソ特有の花穂が付くので分類がひとめでわかりやすいです。ヨーロッパの他アジアにも自然に分布しており植え付け時期である春先にはたくさん苗が並びますが種まきからの育て方も可能。

このハーブの主な活用法

ハーブの栽培目的は食用・アロマ・観賞用と大きく3つに分けて考えられるでしょう。タイムの場合食用と観賞用の2つに使えます。食用の場合立性のコモンタイムなどが適しており、グランドカバーによく用いられるタイプのクリーピングタイムとは育て方なども少し違ってきます。

種類5.ローズマリー

Photo bydomeckopol

こちらのハーブもシソ科の植物。調べてみて人気のハーブにはシソ科が多いのに驚かされますね。他のハーブが多年草という草扱いなのに対してこのローズマリーは低木として扱われていますので、庭の花壇に植えっぱなしで栽培することがよりやりやすいものとなっているでしょう。

このハーブの主な活用法

ローズマリーといえば肉や魚との相性が良いので香りのよい付け合せとしてスパイスのような目的でよく使用されるのでご存知の方も多いでしょう。その他にも薬用の植物としての活用法もあります。

種類6.ラベンダー

Photo by titanium22

ラベンダーはその花や香りを楽しむ植物として多く知られていますが、ハーブの仲間。なんとこちらもシソ科の分類になります。同じシソ科でも見た目や葉の形・花の姿などさまざまですね。原産地は地中海沿岸地域となっています。

ラベンダーの栽培は種類によって耐暑性耐寒性の大きく差があるため、お住まいの地域に合った品種を選ぶのが栽培を失敗しないコツのひとつ。

このハーブの主な活用法

ラベンダーというハーブは香りを楽しむためのものです。アロマオイルを抽出してポプリやせっけんの手作りを楽しんだり、ドライフラワーにしておしゃれでナチュラルな部屋の芳香剤としての活用方法をされている方も目立ちます。またそれだけでなく花姿もうさぎの耳のようなかわいらしいアクセントがあるため、寄せ植えにと香り姿両方で非常に多岐に渡って使われているのが特徴。

人気の食用ハーブ栽培!種類ごとの育て方5選

ハーブ:ミントの栽培方法

ハーブの栽培の中でもポピュラーで人気のひとつがミント。香りや葉の大きさなど微妙に違ってもミントの育て方はどれも同じ。種まきであれば3月ころから。苗を買ってきて植え付けるのであれば5月が栽培開始時期となるでしょう。


栽培の注意点やポイント

ハーブ類は基本的に肥料などはあまり必要としません。土が乾燥しているようであれば水やりをしてあとは増やし方は挿し穂で容易に行えるものが多いでしょう。気をつけることは複数の種類のミントを育てる場合です。

簡単に交雑(違う種類同士で種が出来て親と違うものになること)してしまうので、欲しい種が手に入らないことも。どうしても増やしたい種類があるときは、別の種類のミントを近くで育てないようにしてください。

ハーブ:バジルの栽培方法

バジルも栽培しやすいハーブの種類の中のひとつ。何に使うのかによって種まきからか苗からか栽培方法を選ぶと良いでしょう。ピザなどのトッピング程度であれば1株あれば十分ですが、ジェノベーゼソースをたくさん作って保存したいという場合はかなりの株が必要となるからです。

栽培の注意点やポイント

種まき・苗の植え付けともに3月から植え付ける方もいらっしゃいますが4-5月ころの十分に暖かくなった時期が適期となります。半日陰程度でも成長しますが日当たりは良い方が良いでしょう。ある程度大きくなってきたら摘心を繰り返し脇芽を増やすことで1株でたくさんのバジルの葉を収穫できますので、お試しください。寒さに当たると葉先が黒くなってしまいます。

植え付けてすぐの小さな株などこのダメージが大きいので、種まき期間をずらす・夜のみ室内管理にするなどで対応しましょう。花がついたら摘み取り食べごろの葉から順に収穫していけば晩秋まで長く楽しめます。

ハーブ:レモンバームの栽培方法

レモンバームというハーブは多年草で一度植え付ければ何年も収穫できる便利な植物。栽培のポイントは繁殖力が強いため植木鉢などで育てるようにすることです。あまりに茂りすぎて他の花壇の草花のテリトリーを奪ってしまわないよう気をつけましょう。

栽培の注意点やポイント

家庭菜園でハーブを栽培する場合、レモンバームに限らずできるだけ地植えではなく植木鉢や小さめのプランターなどにハーブ同士の寄せ植えなどで育てると良いでしょう。雑草並の繁殖力と丈夫さを持つものばかりですので、他の花とは併せない方がおすすめ。

レモンバームの植え付けは春と秋の2回の適期があります。花の時期は6-7月ころですので種取りをしない場合はつぼみは摘み取ってしまった方が葉の収穫は長くできます。こちらも肥料などは不要で水は乾いたらでOK。真夏の炎天下の太陽に当たり続けると葉焼けをおこすので夏場のみは日陰に植木鉢を置くようにしてください。

ハーブ:ローズマリーの栽培方法

ローズマリーはハーブですが低木のため植え付けは苗を買ってくるか自分で挿し木をして増やします。期間は4月から5月ころの気温が十分高くなったことが確認できてからの栽培。

1度植え付けてしまえば通年収穫できますし、花の時期も盛夏を除く1年中と長い植物。家庭菜園として活用する他にイングリッシュガーデンづくりなどにも活躍させてあげてくださいね。

栽培の注意点やポイント

ローズマリーは匍匐性と立ち木性の大きく分類して2種類に分けられる低木樹。花壇のアクセントなら立ち木・グランドカバーならば匍匐性と目的に併せて苗を選ぶのがポイント。ただし匍匐性は非常に繁殖力が高く思っているより早く広がってしまうこともありますので、時々チェックして広がりすぎたら切り戻しましょう。

乾燥している方が好きなので水やりや植木鉢などの土の配合は水はけに注意すると失敗しづらくおすすめ。雨の季節や夏の前などは剪定をして株の風通しにも注意することで、病気や害虫被害対策にもなりきれいなグリーンの葉を茂られてくれるますよ。

ハーブ:タイムの栽培方法

タイムというハーブは食用に家庭菜園で栽培するほか庭のグリーンの彩りのひとつとして観賞用として育てる方も多い人気の植物。増やし方は挿し木の他根伏せという方法もできるため、動画は根伏せのやり方を解説をご紹介しましょう。地面に植えておくと雨などで流れた土で勝手に根が出ているものもありますので、それを切って鉢植えなどにしても良いですよ。


栽培の注意点やポイント

ほとんどのハーブは肥料要らずとご紹介しましたが、タイムの場合観賞用は見た目が重要となるので葉色が悪くなってきたら水溶性肥料を水やりの時に時々与えてください。目安としては気になった時に月2-3回程度で良いでしょう。

地植えにする場合でも酸性土を嫌いますので定期的に苦土石灰などをばらまいて土の中和をすることでより健康に美しい姿を見せてくれるでしょう。剪定は花後と晩秋の2回。バッサリと根元近くから切り戻してしまうことで新しくみずみずしい芽があがってきます。

香りを楽しむハーブ栽培にもチャレンジ

ハーブ栽培は食用や観賞用だけでなく香りを楽しむというポイントも高い植物栽培です。特にラベンダーは食用にはならないので、花を楽しむ・ポプリなどに加工して香りを使うのに用いられます。ここでは他とは少しちがうラベンダーの育て方をピックアップしてレクチャーしていきましょう。

ハーブ:ラベンダーの栽培方法

Photo byCapri23auto

ハーブの中でも異彩を放つのがラベンダー。紫のとてもよい香りがする花を咲かせます。栽培方法で気をつけるのは夏の高温とじめじめとした梅雨や秋の時期です。ラベンダーを枯らしてしまう場合はこのどちらかが原因となることが多いでしょう。

栽培の注意点やポイント

ラベンダーは低木樹に分類されるため、植木鉢に植え付ける他庭に植え付けて何年も楽しむことが可能です。そのとき夏場は暑さ対策のために半日陰くらいになる場所にするのが理想的。もし日当たりが良すぎる場合はすのこや寒冷紗で屋根を作ってあげると良いでしょう。

風通しが良いところに植え付けるのも育て方のコツ。土の配合は少し難しいので初心者の方はラベンダー用培養土を購入して用いるのがおすすめ。土の配合と風通し・高温に気をつければ寒さにも強いですしそれほど育て方が難しい植物ではありません。

まとめ:初心者でも簡単なハーブ栽培

お好みのハーブを栽培しておしゃれに家庭菜園

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22288?title=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%A8%E8%91%89%E7%89%A9%E3%81%A8%E6%9E%9C%E5%AE%9F

丈夫で初心者にも手軽に栽培をはじめられるハーブははじめて植えるグリーンとして多くの方にすすめられる植物です。基本的には肥料も不要で手間がかかりませんが、丈夫で繁殖力が強いだけに他の植物との相性も考えて花壇・寄せ植えに用いるのが大切となるでしょう。

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