ファル Pro.air 2
ステラリッジ テント2
クロノスドーム2型
ライトウィング
クラウドアップ2
エアライズ2
ファイントラック カミナモノポール2
エリクサー3
軽量テントとは
キャンプ用より軽めの登山に向くテント
軽量テントは登山でも持ち運びやすい2kg前後の軽いテントです。キャンプでも使えますが軽量なことから登山で愛用されているものが多いです。また、軽量なことからソロキャンプとの相性がよく、キャンプでも登山でも使えるテントが多いですよ。
本格的な登山、縦走をする方が使う山岳テントでは1kg前後のテントもあり、簡単に担げるよになっていて収納サイズもコンパクトです。軽いだけではなく、コンパクトなところも軽量テントの魅力になります。
軽量テントの魅力
登山で愛用されている軽量なテントはソロキャンプでも使いやすく、収納サイズもコンパクトになります。ポールとテント本体をそれぞれ別々に持ち運べるようになっていたり、ザックに収納できるサイズだったりと徒歩で持ち歩くことを前提に作られているため、ソロキャンプで使うと非常に持ち運びやすいです。
山は風が強かったり雨が強かったりします。そんな環境下できちんと使えるタフな構造や高い耐水圧があり強度が高いテントが多いところも魅力です。
設営が簡単
隠れた魅力として設営のしやすさ、簡単さというものもあります。登山ではテントを担いでテント場まで来てそこから設営という流れになることもあり、設営に時間がかかるテントだと体力を消耗している上に難しい設営を強いられるため体力的にも精神的にも辛いです。
軽量テントと呼ばれている山岳テントは、狭いスペースで簡単に張れるように工夫されていて、一歩も歩かずにその場で設営できるものもあるぐらいです。設営は自立式でも非自立式でも楽です。
軽量テントは登山メーカーが狙い目
ソロキャンプ用でも重たいものが多い
軽量テントはコールマンやキャプテンスタッグといったキャンプで人気ブランドから発売されていないため少し探しにくいかもしれませんね。軽量テントは登山で使われていることからキャンプ用品のブランドではなく、登山用品を展開するメーカーから発売されています。
モンベルのように登山でもキャンプでも使えるテントを発売している場合もありますが、基本的にはキャプテンスタッグのようなアウトドアメーカーからは軽量テントは未発売です。
キャンプ用と山岳テントを発売しているメーカー
ソロキャンプなどで使えるテント、山岳テントの両方を発売しているメーカーは珍しいです。国内の有名メーカーではモンベル、スノーピークと数が少なめです。特にブランド、メーカーにこだわりがなければ、ファイントラックやプロモンテ、ダンロップなどの山岳テントを作っているメーカーから選ぶといいでしょう。
モンベルは実績もあり評価も高いですが、スノーピークは山岳テントですがどちらかいうとソロキャンプに人気のテントとなります。
通販を利用すると掘出し物が見つかる可能性も
ソロキャンプ、登山で使いやすい1人や1~2人用の小型テントは通販を利用すると安いものも見つかりやすいです。低価格テントの中には2kg前後の軽量なものがあり、山岳テントが高く感じる方は通販を利用してみましょう。あまり馴染みのないメーカーでも高機能で軽量なテントが見つかる可能性があります。
通販で軽量テントを選ぶときはスペックだけではなく、信頼性や品質などもできる限り確認して選びましょう。詳しい選び方をこれから紹介しますね。
軽量テントの選び方
人数
選び方は通常のテントと大きく差はありません。人数は何人で使うかということになりソロなら1人、1~2人用がいいでしょう。2人なら3人用を使うとゆったり使えますが、軽さを重視するなら多少窮屈になってもいいと言う場合は2人用を使います。
テント場は狭いため詰めて使うこともあり、1人しか使わないのに3人用使うのはマナー違反になります。ソロキャンプなら持ち運びやすい好きな人数のテントを使うといいでしょう。特に決まりはありません。
人数+荷物で考える
荷物の分を考えテントの使用人数を少し大きめに考えるのは通常のテントと同じ選び方ですね。1人で利用するなら荷物を考え2人用を使うという考えです。ソロキャンプをする場合はこの考え方で大丈夫です。
前述したように山岳テントとしてテント場で使う場合は、限られたスペースできるだけ詰めて使うという考え方が一般的なため注意しましょう。
構造
軽量テントにはドームテントのように自立式とワンポールテントのようにペグダウンしないと自立しない非自立があります。また、フライシートがあるダブルウォール、フライシートがないシングルウォールもあります。それぞれ一長一短があり、非自立だとさらに軽くなりやすいですがペグが打ていない場所では使えません。
シングルウォールだと非常に軽量ですが、雨や寒さの影響を受けやすく結露もダブルウォールより発生しやすいです。
前室はダブルウォールの専売特許
荷物置き場となる前室は軽量テントでもあると便利です。専用の荷物置き場があると完全な1人用のテントでも広く使え、簡単な料理も前室でできますよ。ただし、前室はフライシートとインナーの間にできるスペースのためダブルウォールテントにしかありません。前室がいるという方は軽量なダブルウォールテントを選んでくださいね。
その他スペック
軽量テントでも選び方は変わりません。耐水圧(防水性)やポールの材質などを確認して選びましょう。軽量テントは金属ポールが採用されていますが、一部メーカーでは独自素材のポールが使われていて非常に軽量だったり、風に負けずよくしなる強度の高いものもあります。
また、経年劣化しなかったり、コスパに優れていたりメーカーによっておすすめポイントが変わるためさまざまな角度からスペックを比較しながら選ぶといいでしょう。
出入り口について
出入り口が短辺だと狭いエリアに設営でき2人でもパートナーをまたがずに出入りできますが、前室は小さいです。反対に長辺だと前室は広めになりますが狭いエリアで設営しにくかったり誰かをまたがないと出られない作りになっていますよ。特徴を比較して選んでくださいね。
おすすめ軽量テント8選
1:Naturehike クラウドアップ2
クラウドアップ2
軽量で安い登山でも使えるテントを探している方におすすめなのがネイチャーハイクのクラウドアップ2です。非常に人気のある商品で登山やソロキャンプなどさまざまなシーンで活躍しますよ。耐水圧も一般的なテントと比較すると高めの3000もしくは4000mmにもなります。大雨が長く降っても安心できる数値です。
通販でしか見かけないため、ネイチャーハイクというブランドをしらない方も多いかもしれませんね。中国の大人気メーカーの1つです。
2人用で軽い
ネイチャーハイクは通販でしか見かけませんが、非常に評価のいいおすすめメーカーです。高い耐水圧とメッシュインナーが特徴的で軽さと防水性があります。
クラウドアップ2は2人用で大きさは215cm×125cmとなり、ハーフメッシュインナーのため夏でも熱がこもりにくいですよ。短辺に出入り口があり小型の前室もきちんとあります。収納サイズは40×13×高さ13cm、重さは1.86kgと軽量です。
口コミ
安いですが過酷な環境下できちんと使えると評判です。実際に氷点下の中使っている方からのレビューもありこれからネイチャーハイクのクラウドアップを購入するという方に非常に参考になりますよ。価格差などを比較しながら考えて選ぶといいでしょう。
マイナス4度の八ヶ岳登山で一泊しました。
そこそこの寝袋があれば十分耐えられました。
因みに、キャンプ場は国産有名テント村状態でした。
私のテントは張りを調整してもシワがかなり目立っておりましたが、国産テント軍団は、シワも無く綺麗な状態でした。
2:モビガーデン ライトウィングUL
ライトウィング
モビガーデンのウルトラライトモデルのソロ用軽量テントです。ウルトラライトの名前の通り1kgに近い1215gです。ウィングライトのインナーはメッシュが多いため夏でも快適に利用でき、設営が非常に簡単と好評です。モビガーデンをあまりしらないという方も多いかもしれませんね。
モビガーデンは中国の人気アウトドアメーカーです。高品質なテントが多く評価も信頼性も高く3年間もの長期保証サービスが魅力的です。
モビガーデンのウルトラライトモデル
ウルトラライトモデルということで1kgに近い軽量なテントです。軽量ですが強度もきちんとあり国内外から評価の高いDAC社の金属ポールを採用しています。また、メッシュインナーのため軽量で夏でも過ごしやすいですよ。アウトフレーム構造のためポールに引っ掛けていくだけで簡単に、楽に設営できます。
大きさは105×65cmの1人用で長辺に出入り口があります。収納サイズは直径13×41cmとなり、前室もきちんとあり比較的安い価格帯です。
口コミ
軽量で長期保証があり安いということで評価が高いです。メッシュインナーのため夏におすすめですが、それ以外の季節でも使いやすいと評判ですよ。完全な1人用のため3人以上の大人数の場合は、荷物の分散、軽量化を兼ねて小型の1人用テントや1~2人用テントを複数使うという方法もあります。
「自立型・ダブルウォール・軽量、そしてテン場で被らない」ことを条件に連泊縦走用のテントを探していたところ、複数のサイトのレビューでの高評価とよくある中華製品とは明らかに一線を画する高スペックに見合わない低価格に惹かれて購入しました。
結論として、雪山以外の山岳テントとして十分な性能であり、この価格はほとんど大バーゲンだと思います。
3:スノーピーク ファル Pro.air 2
ファル Pro.air 2
ソロキャンプやファミリーキャンプで人気メーカー「スノーピーク」が販売する軽量テントです。ワンランク上のProラインの1~2人用となり、快適性を持ち合わせた山岳用テントです。ダブルウォールで吊り下げ式インナーのため設営も簡単でProライン特有のカラーがかっこいいと人気があります。
吊り下げ式インナーのためフライシートだけ自立させると小型のシェルターとしても利用でき雨宿り、ソロキャンプでシェルター泊するときに便利です。
スノーピークの軽量テント
ファルProはスノーピークの軽量テントです。使用サイズは2人用で210×130cmとなり短辺に前室があります。重さはスノーピーク中では軽量な約1.7kgとなり収納サイズは本体が直径17×33cm、フレームが11×50cmになります。
耐水圧はミニマム値で1500mmです。ミニマムとはスノーピーク独自の評価で生地のどの部分でも1500mmという意味になり雨にもきちんと耐えられ、丈夫なジュラルミンペグが付属しますよ。
口コミ
軽量なテントですが、スノーピークということでソロキャンプに使う方が多いテントです。サイズ感や使い勝手よさはキャンプ用テントで定評があるスノーピークということで評価が高いですよ。山岳テントのため本体とポールを分けて収納できます。
ソロキャンプで使うために購入しました。
登山用なので値段は高めですが、すぐに組み立てできるので、とても簡単です。
二人用ですが、荷物をテント内に入れるとこれぐらいがちょうど良いです。
4:モンベル ステラリッジ テント2
ステラリッジ テント2
ステラリッジテントはモンベルの本格的な山岳テントのロングセラー商品です。通気撥水性のあるポリエステルやリップストップ加工が施された特殊なナイロンが使われていて設営しやすく強度が高いです。
レインフライは別売りになっていて本品だけでは雨は防げないので注意しましょう。別売りの分多彩なカラーが選べます。また本格的な山岳テントのため降雪時に使えるスノーフライまで用意されているプロフェッショナルモデルです。
大きいレインフライもある
シングルウォールのように使えるのは晴天時だけとなり、基本的にレインフライが必要です。色は4色あり、前室がさらに広くなるエクステンドレインフライもあり使い勝手が良くなります。形状はドーム型で設営しやすく短辺に出入り口があり軽量です。サイズ違いも豊富でも3人用などもあります。
軽量ですが210×130cmのゆとりがありレインフライ、ペグなどを含めた総重量でわずか1.43kgしかなく非常に軽量です。収納サイズもコンパクトです。
5:モンベル クロノスドーム 2型
クロノスドーム2型
ステラリッジテントと比べると少し重たいですが、ソロキャンプでも山岳テントとしても使いやすい快適さのある軽量テントです。長辺に出入り口があるため前室に横幅があり使いやすく、レインフライも標準で付属してわかりやすいところもポイントです。
ドーム型でポールを交差させるシンプル構造ですが、ポールが緩やかな曲線を描き天井が広くなるためゆったり使えます。ロープで前室にテンションを掛けるため他のテントと比較すると広いですよ。
安い
有名ブランドの軽量テントとしては安いところが魅力です。軽量テント、山岳テントは高機能な生地を使っていたり特殊な縫い方をしているため高価な物が多い分、軽量な物が多いです。本品は軽く、安いためソロキャンプにも使いやすいですよ。
大きさは130×230cm、収納サイズは本体が直径17×35cm、ポールが直径6×44cmとなり重さは総重量で2.43kgになります。少し重たく感じるかもしれませんが、軽量ですよ。
口コミ
軽量で山岳テントとしてもきちんと使えると評価されています。3人用などの大きなサイズもありキャンプ用だったり登山用だったりと使い方に合わせてサイズを選べるところも人気ですよ。自立式で楽に設営できるところもポイントです。
登山の縦走目的で購入。いつもテント場ではスカイブルーが目立ちます。
買ってから10ケ月でもう10回以上使いましたが、トラブルはありません。先週は北岳で暴風並みの嵐が一晩続き、中にいてかなり心配しましたが、全く被害もありませんでした。
6:アライテント エアライズ2
エアライズ2
ヒマラヤでも、裏山でも使える職人のハンドメイド(手作業)により作られている山岳テントです。中が空洞になっている中空糸を採用していて非常に軽量で2~3人で使えるサイズですが、非常に軽量ですよ。フライシートも付属し短辺に小型の前室があり使いやすいです。
山岳テントのため設営も非常に簡単になっていて、スリーブにポールを通していくだけで設営できフライシートがあるため防水性も高く魅力的なテントです。
春夏秋冬使える
エアライズは通常のフライシートでは3シーズン使えます。冬キャンプなどの冬季利用する場合は外張を追加するとより快適な冬キャンプが楽しめますよ。また、夏の暑い日はメッシュインナーもありいつでも快適に過ごせるオプションが多数あります。
最大で3人まで利用できるテントですが、寸法は210×130cmと他のテントと比較してもあまり大きくないので注意してくださいね。収納サイズは本体直径15×30cm、フレーム38cmでコンパクトです。
口コミ
コンパクトな収納サイズが高く評価されています。重量も1550gしかなく軽量でどこにでも持ち運べますよ。フライシートが標準でふぞくするところもわかりやすく使いやすいです。季節によって使いやすくなるオプションも豊富にあり初心者から上級者までおすすめです。
まず小さくコンパクトに収納できる点。梁も含めてリュックサックにスポンと入る大きさで、小さくて軽量で、息子が「これがテント?!」と驚いていました。でも広げるととっても大きくなります。小学6年の息子と2人で寝ましたが、しっかり寝られます。
7:ファイントラック カミナモノポール2
ファイントラック カミナモノポール2
ファイントラックのシングルウォールのモノポールテントです。モノポールテントというと三角屋根が特徴的なテントになりますが、山岳テントのため三角屋根ではなく、ドーム型になっていて非常に軽量です。
モノポール(ワンポール)のため非自立式で設営にある程度技術は必要ですが、その分自立式もよりも軽量になりますよ。シングルウォールのため夏の縦走など天候がいいときにおすすめのテントです。
非自立のシングルウォール
軽い構造に軽い種類のテントのため2人用の210×120cmの広さがあり、小さい前室付きで重量はわずか990gです。1kgを切る非常に軽量なテントで収納サイズもポールが少ないため本体6×17×25cm、ポール39cmになります。丸く収納するものが多い中、本品は四角いためパッキングしやすいですよ。
設営もスピーディーで3分程度で張れます。非自立式のためペグダウンできる場所でしか使えないため岩場などには向きません。
8:MSR エリクサー3
エリクサー3
MSRのエリクサー3は価格と機能のバランスが取れたコスパに優れるモデルとなり、安くて品質のいい3人用テントを探している方におすすめです。インナーの上部にメッシュが使われていて通気性が高く、熱がこもりにくく、出入り口も2箇所あることから登山でもキャンプでも非常に使いやすいです。
インナーの天井部分にサブポールを使う構造で、ドーム型ではなく台形のようになり見た目以上に広い作りです。
軽量な3人用
登山でも使えるテントのため詰める必要がありますが、比較的広めで約170×213cmの大きさです。重さは3人用として考えると軽めの総重量で3190gとなり軽量な作りになっています。2箇所の出入り口にはそれぞれ広大な前室があり非常に使いやすいです。
サブポールを使っていますが、設営方法はオーソドックスなドーム型と変わらず、初心者でも設営しやすいですよ。
軽量テントのまとめ
軽量なテントは山岳テントに多い
軽量なテントはキャンプ用のテントを発売しているブランドよりも山岳テントなど登山用品を扱うブランドから発売されています。国産メーカーも多く、さまざまな軽量なテントがるため比較しながら選ぶといいでしょう。
キャンプで使うことも想定して選ぶのであればシングルウォールよりも快適で使いやすいダブルウォールのほうがおすすめになりますよ。
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