アヒージョレシピでキャンプを彩る!
アヒージョはキャンプにおすすめ!
アヒージョは今では定番となっている料理で、日常からキャンプなどアウトドアシーンでも道具と材料を揃えれば自分好みのアヒージョを調理できます。そもそもアヒージョがどこの国の料理なのか?と言った基本的なことから基本的な作り方や材料を徹底解説!アヒージョのことを深く知ればキャンプでアヒージョを話の種にすることもできますよ。
また、キャンプにぴったりなアヒージョレシピを主役の材料になることが多いエビ、栄養豊富な野菜、ニンニクなしの3つに分けて紹介します。キャンプ場で消費し切れなかったオイルの処理方法も解説しますので、キャンプへ出掛ける前にチェックしてみてください!
アヒージョとは?
アヒージョは人気のスペイン料理
アヒージョ(ajillo)はオリーブオイルとニンニクを使用し、食材を煮込むスペイン料理です。本場ではカスエラと呼ばれる耐熱性のある陶器を使用して調理することが多くなっています。スペインの小皿料理としてバルで出される一般的な料理として人気です。
日本では2000年代初頭に「バルブーム」が起こりスペイン料理の代表的存在「パエリア」についでその存在が認知されるようになりました。現在ではキャンプ料理や日常の食卓にも登場するほど知られている料理です。ここではアヒージョの作り方や代表的な材料について詳しく解説します。
アヒージョの作り方
基本的なアヒージョの作り方はオリーブオイルを火に掛ける前にニンニク・唐辛子を入れて弱火で徐々に温めていくのが鉄則。キャンプで作る場合は火力調整できるバーナーやバーベキューコンロの上なら端の方に置いて弱火でじっくり調理するのがポイントです。
下ごしらえしてキャンプサイトへ
自宅でアヒージョを作る際は直前に下ごしらえをすれば問題ありません。しかし、キャンプ場では思っているより準備に手間が掛かりますので、キャンプ場でアヒージョを作る頃には夜と言うことも。エビは背腸を抜いておく。野菜は食べやすい大きさに切っておく。と必要な下ごしらえを済ませておくのがキャンプでアヒージョを楽しむときのポイントです。
アヒージョの材料
アヒージョの代表的な材料と言えばエビは欠かせません。他にも海鮮ならアンチョビや白身魚・貝類などもオリーブオイルに旨味が染み出てたまらない美味しさを満喫できます。下ごしらえが手間と感じるなら冷凍シーフードミックスが手軽です。
野菜なら旨味成分が豊富なきのこ類、食感が楽しいプチトマト・ブロッコリーなどがおすすめ。いろいろな材料を持ち寄って楽しむのもキャンプならではのアヒージョ作りの醍醐味と言えます。
基本的にはオリーブオイルで煮込む!
最初に解説したように「弱火・徐々に温める」のルールを守ってじっくりと煮込めば材料の旨味がオリーブオイルに行き渡り、美味しいアヒージョが完成します。オリーブオイルの温度が高くなり過ぎると食材が丸焦げになってしまうこともあるので、火加減だけは細心の注意を払うようにキャンプでも注意しましょう。
キャンプでアヒージョを作る準備!
片付けから準備を考える
自宅でアヒージョを作る際は残ったオイルの処理や後片付けはいつも通り行えば問題ありません。しかし、キャンプでアヒージョを作る場合はあらかじめ残ったオイルの処理方法を考えておかなければスムーズにキャンプの片付けが進まない原因にもなりかねません。ここではキャンプでアヒージョを調理する際のオリーブオイルの量やアヒージョを作る道具など詳しく解説します。後片付けから逆算してキャンプでもスマートにアヒージョを楽しみましょう!
オリーブオイルの量
美味しいアヒージョはたっぷりのオリーブオイルが鉄則ですが、キャンプでは少なめからはじめて、足りなければ継ぎ足すようにするのがおすすめ。もちろん理由があり、1つ目はスキレットなどの調理器具にたっぷりオリーブオイルを注ぐと材料を入れたときに溢れやすくなります。2つ目はオイルがたくさん残ったときに処理するのが大変になるからです。食べ終わったらオイルがちょうどなくなるのがキャンプアヒージョ理想のオイル量となります。
キャンプでアヒージョを作る道具
キャンプでアヒージョを作るのにおすすめする道具をそれぞれ紹介します。それぞれのメリット・デメリットも解説しますので、キャンプスタイルに合った調理道具を選ぶようにしてみてください。
アルミカップ
バーベキュー用の取り皿としても安くて使いやすい深型のアルミカップ容器はキャンプアヒージョに最適。軽くて持ち運びしやすく、後片付けが簡単というメリットもあります。アルミカップでアヒージョを作る際の注意点やデメリットとしては長時間加熱しすぎないことと安定感のある場所に置くということです。
アルミカップは耐熱性がありますが、長時間・高温で調理すると言うことを想定して作られたものではありません。加熱し過ぎるとアルミカップが溶けたり引火したりとリスクが高まります。またメリットである軽いと言うのがデメリットにもなり、強風に晒されるとアヒージョが入っていてもひっくり返ってしまう可能性があるので注意が必要です。
スキレット
スキレットは小型の鉄製フライパンです。安定した重量と取手があるのでキャンプアヒージョでも便利に使える存在です。メリットはアルミカップの反対である安定性と取手がある取り回しやすさとなります。デメリットは重量・後片付けで洗い物が増えると言うことが挙げられます。
しかし、こだわりの道具を使って手間を掛けることもキャンプの醍醐味と言えるので、個人のキャンプスタイルに応じて最適な道具を使ってみるようにしてみてください。
スキレットが気になる人はこちらの記事を参考に
キャンプ飯に大活躍してくれるスキレットが気になる人はこちらの記事でおすすめを紹介していますので、こちらの記事を参考にスキレットを探してみてください!
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エビがメインのアヒージョ作り方!人気3選
アヒージョと言えばエビ!
プリッとした食感のエビはアヒージョの代表的な材料です。背腸を取る下ごしらえを忘れずにすると臭みが出ず美味しいアヒージョが作れます。また有頭エビを使うとオリーブオイルに旨味が溶け出してより美味しくなるので、おすすめです。下ごしらえが手間だと感じる人は冷凍エビやシーフードミックスを使うと手軽に作れます。まずはエビをメインに使ったキャンプにおすすめアヒージョレシピを3選して紹介します。
キャンプにおすすめアヒージョ1:エビを味わう
材料
海老10尾
片栗粉大さじ1
塩小さじ1/2
マッシュルーム5個
オリーブオイル適量
ニンニク1片
鷹の爪2本
バケット好きな分
まずはエビのカラを剥いて爪楊枝で背腸を取ります。そこへ片栗粉と塩をかけてもみ洗いし、水で洗い流したあと水気を取りましょう。スキレットや耐熱容器にエビとマッシュルームを入れてオリーブオイルをヒタヒタに注ぎ、ニンニク・鷹の爪・塩を加えて弱火に掛けてください。エビの色が変われば完成です。
詳しいレシピはクックパッドを参考に!
エビの旨味をシンプルに活かしたアヒージョは人気の一品です。エビの食感と旨味が溶け出したオイルにバケットを浸して食べると至福のひとときを過ごせます。キャンプアヒージョの基本となるレシピなので覚えておきましょう。
キャンプにおすすめアヒージョ2:エビとカキ
材料 (1人前)
海老好きなだけ
牡蠣好きなだけ
塩適量
片栗粉+水適量
大蒜食後の予定次第
唐辛子お好みで
オリーブオイル浸る程度
バゲット食べる分
カキは片栗粉をまぶして水を入れながらもみ洗いし、下ごしらえします。カキの下ごしらえが済んだら耐熱容器に移し、海老とニンニク・唐辛子を乗せてオリーブオイルをひたひたになるまで注ぎましょう。弱火に掛けてじっくりと加熱し、エビとカキに火が通れば完成です。
詳しいレシピはクックパッドを参考に!
エビとカキの旨味を存分に楽しめるアヒージョは豪華なキャンプ飯としておすすめ。きっちりと下ごしらえをすることで臭みをなくし、旨味だけを味わう一品となりますので、キャンプ場へ向かう前に下ごしらえを済ませてから出掛けるようにしてみてください。
キャンプにおすすめアヒージョ3:エビとシラス
材料
ニンニク2片
オリーブオイル200~250ml
シラス50g
むきエビ100g
塩一掴み
バケットお好みのものを
ニンニクを荒いみじん切りにし、オリーブオイルを入れたフライパンに入れてから弱火に掛けます。ニンニクの香りが立ってきたらシラスとむきエビ・塩を加えてエビに火が通ったら完成です。
詳しいレシピはクックパッドを参考に!
エビの食感とシラスの香りが口の中で広がるお酒との相性が抜群によいレシピです。シラスからも塩気が出ますので、最初にたくさん塩を入れすぎないようにするのが調理のポイント。バーベキューコンロに掛けて食べながら調整することをおすすめします。
野菜メインのアヒージョ作り方!人気3選
きのこや野菜も美味しく!
アヒージョはマッシュルームやエリンギなどのきのこ類やブロッコリー・ナスなどあらゆる野菜と相性がピッタリです。ここでは野菜をメインにしたアヒージョレシピを紹介します。アウトドアではお肉をメインにメニューを組むので栄養的にもおすすめです。
キャンプにおすすめアヒージョ1:ナスと鶏ササミ
材料 (4人分)
にんにく族<アヒージョの素>1袋(10.8g)
オリーブオイル大さじ8
茄子1本
鶏ささみ3本
マッシュルーム7個
オリーブオイル(炒め用)大さじ2
ナス・鶏ササミ・マッシュルームは全て一口大にカットし、フライパンで炒めます。耐熱容器に炒めた材料を入れ、オリーブオイルとアヒージョの素を加えて弱火で煮込みます。途中でナスを取り出し、ササミとマッシュルームに火を通して再度ナスを戻して煮込めば完成です。
詳しいレシピはクックパッドをチェック!
アウトドアでもアヒージョの素があれば簡単にアヒージョを作れます。ナスにオリーブオイルがじんわりと染み込んでジュワッとした食感が魅力。途中で取り出す以外にもキャンプでは加える順番を後に回した方が手間を省けるのでおすすめします。
キャンプにおすすめアヒージョ2:舞茸&皮付きポテト
材料 (2)
舞茸大1パック
エリンギ1パック
男爵いも中3個
■ 【アヒージョオイル】
オリーブオイル鍋にひたひた位
マジックソルト・ガーリック2/1袋
ローズマリー(リーフ)小さじ1
舞茸とエリンギを食べやすい大きさに切り分け、ジャガイモはよく洗ってから皮付きのまま4等分にします。小鍋に切った材料とオリーブオイル・調味料を入れて弱火に掛けてください。15分ほどでジャガイモに火が通りますので中まで柔らかくなれば完成です。
詳しいレシピはクックパッドをチェック!
きのこの旨味とジャガイモのホクホク感を味わえるキャンプにピッタリなアヒージョレシピです。調理も簡単なので、メイン料理を調理しながらじっくりと弱火に掛けておきましょう。
キャンプにおすすめアヒージョ3:カブとれんこん
材料 (2人分)
れんこん中1/2本
かぶ中1個
にんにく1かけ
オリーブオイル1/2カップ
アンチョビフィレ1枚
塩少々
黒こしょう少々
パセリ少々
れんこんとカブはひとくちサイズ、ニンニクは半分に切って中心を取りましょう。アンチョビは細かく刻んでください。スキレットにオリーブオイルと具材を入れ、塩こしょうで味を整えます。根菜類が柔らかくなったらパセリを振って完成です。
詳しいレシピはクックパッドをチェック!
れんこんの食感とカブの美味しさが味わえるアヒージョレシピです。カブやれんこんはキャンプ場でカットするのは大変な食材となります。家でカットしておき、ジッパーバッグでキャンプ場へ持ち出し、スキレットに入れれば調理できるように準備しておくのがおすすめです。
ニンニクなしのアヒージョ作り方!人気3選
気になるニオイもニンニクなしで解決!
アヒージョにニンニクは付き物ですが、臭いが気になる人も。そんな人にもおすすめできるニンニクなしのアヒージョレシピを紹介します。ニンニクを使わないことで味わいもマイルドになり、子どもでも食べやすいアヒージョです。
キャンプにおすすめアヒージョ1:アサリとブロッコリー
材料
キノコ好きなだけ
ブロッコリー片手にのるくらい
オリーブオイルいつもよりたっぷりめ
アサリ好きなだけ
■ オイル
■ あさり
鯛味を見ながら
■ 塩
■ ふりかけ
■ 塩コショウ
きのこは食べやすい大きさに切り、ブロッコリーも一口サイズに切り分けます。オリーブオイルをスキレットに入れてアサリ以外の材料を加えて加熱してください。じっくりと火を通してブロッコリーがしんなりとしてきたらアサリを入れて塩こしょうで味を整えれば完成です。
詳しいレシピはクックパッドをチェック!
にんにくを入れないことで味わいが優しくなります。そこへ旨味たっぷりのアサリを使うことで美味しさをグレードアップ!大人も子どもも食べたくなるレシピを試したい人におすすめします。
キャンプにおすすめアヒージョ2:簡単!鶏肉アヒージョ
材料 (2人分)
鶏肉300g弱
長ネギお好みで・・・
ダシダ適量
オリーブオイル適量
まずスキレットやフライパンで鶏肉を皮目から焼いていきます。皮目がパリッとしたらオリーブオイルを加え、調味料を入れてから弱火でじっくりと煮込んでください。煮込みきったら長ネギを散らして完成です。
詳しいレシピはクックパッドをチェック!
鶏肉の旨味を活かしたアヒージョレシピは食べごたえ抜群!最初からオリーブオイルで煮込むのではなく、皮目をパリッと焼き上げてから煮込むのが美味しさのポイントです。好みでブロッコリーなどの野菜を加えても美味しく食べられます。
キャンプにおすすめアヒージョ3:タコとエリンギ
材料 (2人分)
タコ100g
エリンギ1パック
プチトマト3個
バジル適量
塩コショウ少々
タコとエリンギを一口サイズにカットし、スキレットにプチトマトと一緒に入れます。そこへオリーブオイルを注ぎ、中火に掛けてじっくりと煮込んでください。タコに火が通ったらバジルの葉を千切って塩こしょうで味を整えれば完成です。
詳しいレシピはクックパッドをチェック!
ニンニクを使わないことで弱まる風味をバジルの爽やかな香りで補うレシピです。バジル以外にもローズマリーやタイムなどお好みのハーブを加えてオリジナルのアヒージョレシピを見つけてみましょう!
アヒージョ残りオイルの片付け方
キャンプでアヒージョのオイルが残ったときは?
キャンプやアウトドアでアヒージョを作ったときに困るのは残ったオイルの処理です。そのまま流しに捨てるのは絶対にNG!残りオイルを使ったアレンジレシピや正しい片付け方を解説しますので、チェックしておきましょう。
アヒージョの残りオイルを活かした料理
アヒージョの残りオイルを手軽・簡単に活かせるレシピはパスタです。残りのオイルには旨味がたっぷり染み出ていますので、パスタを茹でて絡めるだけで美味しいアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノが作れます。他にもバケットを浸して食べたり鉄板を使ってご飯と一緒に炒めたりアレンジレシピが作れるので、同じ食事の中でオイルを消費し切るのがもっともおすすめです。
保管して翌日の食事に
宿泊を伴うキャンプは容器ごと蓋やラップをして保管し、翌朝の食事に使うのもおすすめです。できる限り食事で消費するようにするようにすると無駄がなく、後片付けを考える時間も使わないので食べ切るように分量調整しながらアヒージョを楽しみましょう。
キッチンペーパーで片付け
どうしても余ってしまった場合はそのまま捨てるのではなく、オイルが冷めるのを待ってキッチンペーパーで吸い取ってから捨てるようにしましょう。またオイルを吸ったキッチンペーパーは燃えやすいので、少量であれば焚き火の着火剤として使うこともおすすめします。
アヒージョはキャンプレシピにおすすめ!
アヒージョは簡単な作り方ながらキャンプやアウトドアを華やかにしてくれるおすすめ料理です。おすすめのレシピや作るのに必要な道具、キャンプでの準備や片付け方法を解説しました。自分が好きな材料やこだわりの道具を揃えてキャンプでアヒージョを楽しんでみてください!残ったオイルもパスタやアレンジレシピを工夫しながら食べると無駄がなく、後片付けも楽になりますよ!
キャンプレシピが気になる方はこちらもチェック!
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引用:https://pixabay.com/photos/prawn-seafood-dish-red-garlic-1167942/#content