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【連載】京都鉄道博物館を楽しむための見どころ&おすすめ情報を公開!

今週の「暮らし〜の金曜連載トラベル情報」では、京都のおすすめ観光スポット京都鉄道博物館を楽しむためのおすすめ情報&見どころを紹介していきます。SLや0系新幹線など展示車両が53両置かれた魅力的な京都鉄道博物館を訪れる際の参考にしてください。
更新: 2021年2月1日
クロタノブタカ
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はじめに

今週の金曜連載トラベル情報は、歴史を感じられる街京都で子供から大人まで楽しめる人気スポット「京都鉄道博物館」の見どころや魅力を紹介していきましょう。2016年4月29日にグランドオープンをして以来毎年多くの鉄道ファンや家族連れが訪れ京都を代表する観光スポットへと成長しました。

グランドオープン当日は1万4千人を超える人の行列ができたと話題になりましたが、令和に入ってもその人気を維持しています。(料金・時間等は2021.1.29時点の情報をもとにしています)

日本最大の展示車両が並ぶ京都鉄道博物館

京都鉄道博物館のおすすめポイントは、日本で最大の展示車両が置かれている点です。その数は、53両あり目にする事ができない貴重な車両を見ることもできますよ。

京都鉄道博物館の営業時間&入館料金

3歳未満は無料で入館する事ができる他、20名以上で訪れた場合、団体料金が適応されます。入館の際事前の予約を実施している期間があります。詳しくは京都鉄道博物館のホームページで確認する様にしましょう。

料金 一般料金1,200円/大学高校生料金1,000円/小中学生料金500円/幼児料金200円
営業時間 午前10時から午後17時30分(最終入館17時)

京都鉄道博物館屋外エリアの見どころは懐かしの名車両

京都鉄道博物館入場ゲートを過ぎると見えてくるプロムナードとトワイライトプラザには、年配の方が懐かしさを感じる数々の名車両が展示されています。展示車両を眺めながらのんびり過ごす事ができるテラスも設けられておりお茶を飲みながら電車を眺めてみるのもおすすめです。

大正時代に主流だった建築技術で建てられた駅舎は、昔使われていた京都駅の駅舎です。現在の近代的な駅舎とは異なりますがトラス構造で建設されており価値のある駅舎となっています。駅舎の中には、今が姿を消してしまったトワイライトエクスプレスなどの車両が展示されています。

0系新幹線の車内と700系の車内を比較!

700系新幹線は今でも現役で人を運んでいる新幹線ですが、0系新幹線を見られる場所は限られた場所だけですよね。京都鉄道博物館では、0系新幹線の車内を見ることもできるので、最新の新幹線と初代新幹線の違いを見比べて見るのも楽しいですよ。

京都鉄道博物館エントランスが凄かった

京都鉄道博物館1階に足を踏み入れると吹き抜けの広い空間が広がっています。まず目に入ってくるのが東海道・山陽新幹線として走行していた500系車両や特急電車の数々。

今日と鉄道博物館1階では、鉄道の歴史展示を見ることができ、日本が鉄道と共に歩んできた歴史を子供でも分かりやすく解説してくれます。

2階フロアから1階の展示スペースを見てみると普段目にする機会が少ない電車の屋根を眺めることができる他、電車の1両がどのくらい長いのか知ることができます。展示されている車両は、右から500系・クハネ581系・クハ489系です。


京都鉄道博物館でおすすめ!学びエリア

京都鉄道博物館1階奥の方へ進むと、親子で鉄道の仕組みを学ぶ事ができるエリアが広がっています。実際どの様な体験ができるのか紹介しておきましょう。

実物大の踏切が設置され、時間で遮断機が降りてくるイベントも実施!親子で踏切の渡りかたを再確認して見るのもいいですね。

電車に電気を送る架線を間近で見られるスポットがこちら!架線の太さや構造をじっくり見る事がきます。

電車が安全に走行するために欠かせない安全システムといえば信号機!車と同じように信号機で運行が管理されているのです。しかし、私たちは鉄道用の信号機を間近で見る機会はありませんよね。京都鉄道博物館を訪れたら、様々な大きさ、形の信号機を見てみてください。

今と昔の改札を比較してみよう

次に紹介する子供に人気の体験型スポットが2つの改札機が並んでいるエリア!上記の改札機は、今でも目にする機会が多い現在の改札機で、切符を自動で読み取る機能と交通系ICカード対応改札機です。

こちらも同じ改札機なんです。詳しく言うと機械ではなく、人が手で切符を切ってくれる場所と言えます。昭和初期の改札で今では目にする機会が減りました。

関西の鉄道会社の特徴を見てみよう

国内には、北から南まで様々な鉄道が乗客を乗せて走っていますが、JRを筆頭に大手私鉄やローカル線など多くの鉄道会社が存在します。それぞれの鉄道会社には自慢のサービスや車両の特徴などがあります。ここでは関西の鉄道会社の歴史や特徴の紹介を行っています。普段何気なく乗っている鉄道がどの様な歴史を辿ってきたか知ると今以上に愛着がわくかもしれませんよ。

鉄道の運行はここで管理されている

東京や大阪など大都市圏では、数分間隔で電車が駅にやってきますよね。正確に電車の運行が行われているのは、運転司令所があるからです。鉄道のことがわからない人が見ると全くわからないシステムですが、京都鉄道博物館では、司令所の役割やシステムについても解説してくれるので、鉄道に関する情報がなくても楽しめますよ。

鉄道物流に欠かせないコンテナの実物大も展示!鉄道を使った物流の必要性やコンテナに隠された秘密など紹介しています。

京都鉄道博物館のおすすめ!体験型エリア

予約必須の人気体験型施設!運転シミュレータ

京都鉄道博物館の中でも子供に大人気の体験型スポット「運転シュミレータ」は、運転士が実際に訓練で使用するシミュレータを使って運転士の仕事を体験する事ができるおもしろい体験スポットです。人気があるため1日8回用意された体験申込は抽選が行われます。


鉄道好きにおすすめ!鉄道ジオラマ

京都鉄道博物館の見どころの1つとなっているスポットが、鉄道ジオラマエリアです。こちらのスポットは、平日は6回休日は7回ジオラマを使った所要時間15分のイベントを実施しており人気となっています。

巨大ジオラマは、幅約30m・奥行約10mの大きさがあり、プラレールでは体験できないリアルな鉄道模型に釘付けになります。所要時間15分のイベントでは、京都鉄道博物館職員が模型を操作し鉄道の運行の仕組みなどを解説してくれます。

子供におすすめ!電車の運行体験ができる施設

上記で紹介した鉄道運転体験施設の予約に外れてしまったと言う方におすすめしたい施設がこちらの「運転体験型施設」です。小さな子供でも気軽に体験できるのが特徴で、特別な予約等も必要ありません。

運転体験のシステムは単純な操作となっているので、子供1人でも楽しむ事ができるでしょう。

プラレールで遊べる体験型施設

こちらは、乳児や幼児でも鉄道博物館を満喫できる施設、プラレールランドです。家では組み立てる事ができない大きさのプラレールが設置されており、見たり触ったりしながら楽しめます。

京都鉄道博物館のおすすめ!1番の見どころ

京都鉄道博物館を訪れたのであれば絶対に足を運びたい見どころが「連絡デッキとSL第2検修庫、扇型車庫」です。国内でも多くのSLを見る事ができる施設として話題になっており、20両のSL展示車両を見る事ができます。見どころはSLだけでなく、SLが入れられている車庫も見どころの1つです。

日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫となっており京都鉄道博物館自慢の施設と言えます。

扇型車庫にはどの様なSL展示車両が置かれているの?

20両のSL展示車両が置かれた扇型車庫には、日本で最初の量産タイプの旅客用蒸気機関車「8620形8630号機」や自動給炭装置が初めて採用された大型の旅客用蒸気機関車「C61形2号機」日本を代表する蒸気機関車「D51形200号機」国産唯一の3シリンダーを持つ大型の旅客用蒸気機関車「C53形45号機」などSL事に特徴を持っている事がわかります。

SLの魅力を間近で見学

SLの近くまで寄って見学したり写真を撮影することもできるので、普段見る事ができないSLを間近で眺めてみてはいかがでしょうか。

日本最古の扇型車庫の内部に進入することもできます。正面から見たSLも格好よかったですが、後ろから見たSLも迫力があり格好よさが際立っていましたよ。

ファミリーにおすすめ!SLに乗車できる体験型施設


京都鉄道博物館には楽しい見どころがたくさん用意されていますが、実際蒸気を出しながら走行するSLに乗車できる体験型施設もおすすめのスポット!SLスチーム号に乗って往復1キロメートルの蒸気機関車の旅を体験する事ができます。運行時間は、午前10時から午後16時の間で10回程度となっています。

SL乗車体験施設利用料金は

SLに乗車する為には、鉄道博物館入館料金の他に、乗車料金が必要になります。SLのりば券売機で購入する事ができます。

高校生以上 300円
3歳以上 100円

子供が遊べる屋外遊具施設

SL車庫の横には、子供が体を使って遊ぶ事ができる広場が用意されています。見ると幸せになると言われるドクターイエロー滑り台や国内を走る人気新幹線や特急電車がデザインされた遊具が設置されています。広場の横をJR在来線や新幹線、蒸気機関車が次々通過していくのも見どころの1つですよ。

京都鉄道博物館オリジナルにお土産を買って帰ろう

京都鉄道博物館で鉄道の歴史や鉄道の仕組み、懐かしい名車両を見ながら出口までやってくると鉄道博物館オリジナル商品を数多く取り揃えるミュージアムショップが用意されています。

ミュージアムショップは、明治37年に建設され、平成8年に京都市指定有形文化財に指定された貴重な文化財「旧二条駅舎」の中に設けられており、歴史を感じさせてくれる駅舎の内部を見学しながらお土産選びを楽しむ事ができます。

まとめ

日本で一番展示車両が多い京都鉄道博物館には、53両の展示車両が置かれています。0系新幹線1号車両や日本で最初に時速300キロ走行を実現した500系新幹線などを見る事ができる他、子供から大人まで様々な体験ができる施設が充実し、1日時間をかけて館内を巡るのもおすすです。

食事ができるレストランなども用意されているので鉄道博物館で楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

過去の金曜連載トラベル情報はこちらから

過去に連載したおすすめ記事を下記リンクに貼り付けています。京都鉄道博物館の楽しみ方と合わせてご覧ください。