スキーブーツの選び方と最新のブーツを紹介！
スキーは冬のアクティビティの中では非常に人気が高いため、毎年冬には県外にまで足を運んでスキーを楽しむ人もいる程です。そんなスキーでは様々な道具を使用します。どの道具も非常に種類が豊富です。その中でも特に重要とされている道具の1つがブーツです。
ブーツを選ぶ際には足のサイズはもちろんのこと、様々な事項に注目して選ぶ必要があります。もし自分に合わないブーツでスキーを行うと滑りが安定しないばかりか、脚に痛みが生じることもあります。そんなスキーブーツの具体的な選び方を解説します。また、初心者でも扱いやすい人気のブーツも7選で紹介します。
初心者におすすめのスキーブーツの選び方
早速初心者におすすめのスキーブーツの選び方を解説します。スキーブーツは非常に種類が多いため、初めて購入する際にはオンラインショップではなく、直接店舗まで赴いて選ぶことをおすすめします。
店舗のスタッフに尋ねれば、ほとんどの店舗では自分のスタイルに合ったブーツを選んでくれます。そのため、初めて購入する人は、店員からアドバイスを受けながら選べば問題なく自分に合ったブーツを選べるでしょう。
しかし、ブーツの基本的な選び方を把握しておくと、ブーツを選ぶ幅が広がりますしスキーに慣れてきてからブーツを買い替える際にも非常に役に立ちます。そのため、スキーを始める前にブーツの選び方を把握しておくことをおすすめします。
スキーブーツの選び方①足の実寸を測る
自分の足の実寸を把握することは、ブーツを選ぶうえで、最も重要です。普段履いている靴のサイズを基準に選ぶのではなく、必ず店舗で足の実寸を計測してもらいましょう。
この実寸を把握せずに、普段の靴のサイズで選ぶと、直立時は問題ないかもしれませんが、傾斜を滑っている時などはブーツの中で足が前後に動いて、痛くなる可能性があります。
そのため、ブーツを初めて購入する、という初心者の人は必ず足の実寸を測ってからブーツを選びましょう。
スキーブーツの選び方②足の実寸に合ったブーツ
当然だと思う人もいると思いますが、足の実寸に合わせたブーツのサイズを選ばなければなりません。基本的に、足の実寸プラス1cmの大きさのブーツを選びます。成長期の子供の場合はすぐに大きくなるので、1.5cmから2cmの大きさがおすすめです。
また、足の長さだけではなく足幅に合わせることも必要です。一般的に上級者ほど、足幅が狭いタイプのブーツを選びます。これは上級者ほど速いスピードで走るためです。
速度が速くなると、安定感を確保するためにブーツを足に隙間が無いようにする必要があります。そのため、上級者ほど足幅が狭くなるのです。しかし、初心者の人は比較的遅い速度で滑るため、足幅が広めのブーツの方がおすすめです。
スキーブーツの選び方③フレックス
フレックスとは簡単に説明すると、ブーツの硬さです。一般的に70から150までの数値で販売されており、数値が大きいほど固くなります。硬さの違いによるものですが、基本的には数値が低いタイプ程柔らかいため初心者向けのブーツといえます。
一方で、数値が高いほど硬くなるため、スピードが速くなっても脚を安定させられるため上級者向けとなっています。初心者の人はどうしても足に余計な力が入ってしまいがちなので、硬いブーツを選んでしまうと、足に痛みが生じる可能性が高くなります。
そのため、最初のブーツはなるべく柔らかめのブーツをおすすめします。
スキーブーツの選び方④軽さ
ブーツの軽さで選ぶ方法もあります。軽さを重視すると、歩きやすくなるだけでなく持ち運ぶ際にも非常に便利です。また、初心者の人のように自由に滑る際にも滑りやすくなるメリットがあります。
しかし、軽さがあるブーツだと 体重移動にコツが必要となる上、安定感が低くなるため、ジャンプやターン、スピードを出すスタイルの人には不向きなブーツといえます。そのため、初心者の人には軽さがあるブーツはおすすめです。
スキーブーツの選び方⑤デザイン
サイズもフレックスも自分に合っている数値が判明したらいよいよその数値に合ったスキーブーツを選びます。実際に選ぶ際に重要になるのが、デザインです。スキーのモチベーションを向上させるためにも自分好みのデザインのブーツを選ぶことは非常に重要です。
スキーブーツのデザインは非常に豊富です。必ず自分好みのデザインも見つかるかと思うので、好みのデザインのブーツを探してみてください。
スキーブーツの選び方⑥実際に履いてみる
サイズが合っているスキーブーツが見つかったら、実際に履いてみましょう。履いてみて少し窮屈だと思う程度がちょうど良いといえます。窮屈だからといってサイズを大きくすると、痛みが生じる原因になるので注意が必要です。
また、履く際には必ず長い靴下履く必要があります。店舗に用意してあることもありますが、衛生面で不安がある人は自宅にある長めの靴下を着用しておくことをおすすめします。
スキーブーツの選び方⑦人気のメーカー
人気のメーカーの中からスキーブーツを選ぶ選び方もおすすめの選び方です。もちろん、サイズが合っていることが前提です。初めてスキーを行う人の中にはまだ、メーカーはよくわからない、という人もいるかと思います。
しかし、続けているうちに他の人が持っているグッズやレンタルで偶然使ったグッズのメーカーなど気になる、という人もいることでしょう。そんな気になるメーカーがあればその中から選んでみましょう。
おすすめの最新スキーブーツ7選！
ここからはおすすめの最新スキーブーツを7選で紹介します。最新のブーツの中には様々な機能が備わっているブーツがあります。初心者の人はぜひスキーブーツ選びも参考にしてください。
おすすめスキーブーツ①ROSSIGNOLスキーブーツ EVO 70
カラーが黒と赤の2種類から選べるおしゃれなブーツです。フレックスが70と柔らかめとなっており、足幅も広めなため、初心者や女性の人、ゆったりと滑るスタイルの人におすすめです。
このブーツの最大の特徴は日本人の足の形にフィットするように設計されている、ということです。血流を妨げることがないため、一日中履いていても足が痛みにくくなっています。また、柔らかめのフレックスも相まって快適な滑りができます。
スピードを出すスタイルの人には向いていませんが、ゲレンデで自由に滑るスタイルの人や初心者の人の練習用のブーツとしてはおすすめのスキーブーツです。
ROSSIGNOL スキーブーツ EVO 70の評判
評判や口コミを調べると「柔らかくて歩きやすい」「滑っていても足が痛くならない」といった口コミが多くみられました。スキーブーツ選びに困っている初心者の人には最初の一足として非常におすすめのスキーブーツなので興味があれば一度履いてみてはいかがでしょうか。
デザインも良く、楽に履けるスキーブーツです。
普段履きのスニーカーと同サイズでピッタリでした。
おすすめのスキーブーツ②NORDICA スキーブーツ GRANTOUR S RTL
2つ目に紹介するおすすめのスキーブーツはNORDICAのスキーブーツGRANTOUR S RTLです。保温性に優れたモデルで、スキー中に足先が冷えることもなく快適なスキーを楽しめます。3点締め付けが可能で、程よく脚にフィットするため安定した滑りができます。
また、足の甲の締め付け具合もダイアルで調節が可能で、幅広い足幅に対応しています。かかとの部分にあるレバーを操作することによりブーツの後ろが倒れる仕組みになっているため、履くのも脱ぐのも非常に簡単です。
様々な特徴があるスキーブーツですが、中でも特筆すべき特徴は3点締め付けによる安定感でしょう。安定感が非常に高いため、初心者の人でも安定した滑りを楽しむことができるおすすめのスキーブーツです。
NORDICA スキーブーツ GRANTOUR S RTLの評判
このブーツの評判や口コミを調べると「ふくらはぎが太くても程よくフィットする」「一日中滑っても脚が痛くならない」といった評判が多くみられました。
また、着脱が楽だという口コミも多くみられました。レンタルのブーツを使ったことがある人の中には一度は着脱が面倒だと感じたことがある人もいるでしょう。そんな着脱が楽だということも魅力の1つだといえます。
甲高、ふくらはぎの太い私には、最高のブーツです。
おすすめのスキーブーツ③LANGE(ラング)RS 110 S.C. スキーブーツ
LANGE(ラング)RS 110 S.C. スキーブーツはサイズの幅が広いため、男女関係なく使えます。また、ほとんどのスキーブーツは1cm間隔であるのに対しこのスキーブーツは0.5cm間隔と細かいサイズがあることも特徴の1つです。
フレックスは110と比較的高いので、初心者よりも中級者以上の人に向いているといえます。初心者の人でもスキーにある程度慣れたら高いパフォーマンスを発揮できるため、最初の1つではなく新しく買い替える際に選んでみましょう。
LANGE(ラング)RS 110 S.C. スキーブーツの評判
LANGE(ラング)RS 110 S.Cの評判や口コミを調べると「自分の足に程よくフィットする上に軽いため歩きやすい」といった評判が見られました。しかし「若干小指の側面が当たる感じがする」といった口コミも見られました。
総合的に高評価ですが、若干の違和感がある人もいるため、実際に履いてみて自分に合うのか確認してから選びましょう。
もともと軽いモデルなのかもしれませんが、フィット感からくるのか、履いた感じが妙に軽く感じます。
おすすめのスキーブーツ④ROSSIGNOL SPEED 80
大人気メーカーであるロシニョールのSPEED 80を紹介します。比較的柔らかめのブーツで、自由に滑りたい人や、初心者の人におすすめです。その上、足幅も広めに作られており、窮屈感が無くゆったりとスキーを楽しめます。
また、力の伝導率が高く容易に操作ができるため、安定した滑りができることも特徴の1つ。保温性も高いため、厚めの靴下を着用していれば、足先が冷えることもほとんどありません。
着脱が簡単だということも初心者の人には嬉しい機能の1つといえます。
ロシニョール SPEED 80の評判
ROSSIGNOL SPEED 80の評判を調べると「柔らかくて快適」「着脱が非常に簡単」といった口コミが見られました。しかし「サイズが大きく感じる」といった口コミも見られました。
窮屈感がないため、人によっては安定感が低い、と感じる人もいるかもしれません。購入する際には一度履いてから選ぶことをおすすめします。
完璧なブーツ快適で柔らかい。
暖かく、使いやすい
パーフェクトでおすすめ
おすすめのスキーブーツ⑤Bighorn(ビッグホーン) 3バックルスキーブーツ
Bighorn(ビッグホーン) 3バックルスキーブーツを紹介します。非常にリーズナブルなため、特にこだわりがない、という人にはおすすめのブーツです。フレックスの記載はありませんが、比較的柔らかいため初心者向けのブーツです。
バックルで3点を留められるため、脚がしっかりとホールドされ安定したスキーが楽しめます。また、着脱も非常に楽にできる構造のため、初心者の人でも使いやすいブーツです。
Bighorn(ビッグホーン) 3バックルスキーブーツの評判
Bighorn(ビッグホーン) 3バックルスキーブーツの評判や口コミを調べると「着脱が非常に簡単」「滑走中に足が痛まないため快適にスキーが楽しめる」といった口コミが見られました。その一方で「何か物足りない感じがする」「ホールド感が弱い感じがする」といった口コミも見られました。
中級者以上の人には物足りなさを感じさせるかもしれないタイプですが、非常に安価な上、自由に滑るスタイルの人には問題なく使えるため、初心者の最初の1つとしてはおすすめです。
リアエントリー並みに後ろが開くので脱ぎ履きはとても楽
フレックスは柔らかめで初級～中級者向け
１日履いていても疲れません。
おすすめのスキーブーツ⑥ヘッド スキーブーツ CUBE3
ヘッド スキーブーツ CUBE3を紹介します。フレックスが70と比較的低めのため、初心者向けのブーツです。デザインもおしゃれで、黒色と赤色でゲレンデでも比較的目立つような色合いです。
抜群のフィット感があり、幅広い脚の形に対応するため、初めてスキーブーツを購入する、という人でも安心してスキーを楽しめます。ウォーキングモードへの切り替えも可能で、平地で歩きで移動する際も比較的脚が疲れません。
力の伝達率も高く、操作性も高いため、速度が速くてもバランスを崩しにくいブーツです。
ヘッド スキーブーツ CUBE3の評判
このブーツの評判や口コミを調べると「足にちょうどフィットするため使いやすい」「着脱が簡単」といった口コミが見られました。スキーブーツ自体が柔らかいため、中級者から上級者の人には物足りなさを感じさせることもありますが、初心者やゆったりと滑りたい、という人にはおすすめです。
体が硬くなっている中高年にはとっても脱着しやすいタイプです。
おすすめのスキーブーツ⑦サロモン スキーブーツ メンズ S/MAX 100
サロモン スキーブーツ メンズ S/MAX 100を紹介します。人気のメーカーということもあり、非常に高い性能を発揮するため、初心者はもちろん、中級者の人でも問題なく使えます。
高い操作性が備わっており、脚の力を無駄にすることなく雪面に伝達できるため、スムーズなターンができます。凹凸が激しいコースでも安定した滑りができるため、そういったコースが好きな中級者以上の人でも安心して滑れます。
非常に高い快適性もこのスキーブーツの特徴の1つで、初心者の人でも違和感を感じることなく、一日中スキーを楽しめるおすすめのスキーブーツです。
サロモン スキーブーツ メンズ S/MAX 100の評判
サロモン スキーブーツ メンズ S/MAX 100の口コミを調べると「熱成形を入れることで自分の脚にフィットするようになり非常に安定したスキーができる」「足腰が弱くても問題なく操作できる」といった口コミが見られました。
その一方で「熱成形を入れてもらわないと脚が痛くなりスキーどころではなくなる」といった口コミも見られました。購入した際には必ず熱成形を入れてもらいましょう。
よほど細身のおみ足の方以外は熱成形の一手間が必須のブーツと思います。
自分に合ったスキーブーツでスキーを楽しもう
スキーはスキーブーツで楽しさや快適性が左右される、といっても過言ではないほど重要な道具の1つです。スキーブーツを選ぶ際には足のサイズやフレックス、足幅や軽さなど様々な事項を確認する必要があります。
また、自分のスタイルに合ったスキーブーツを正確に選ぶためには直接店舗に足を運び、実際に履いてみて確認する必要があります。自分に合ったスキーブーツを選んで快適なスキーを楽しみましょう。
スキーグッズの選び方が気になる人はこちらもチェック
スキーで使用する道具はブーツだけではありません。スキー板やスキーウェアなど様々な道具が必要となるのです。そういったグッズを購入する際には当然ですが、すべて自分で自分に合ったものを選ぶ必要があるのです。
そんなスキーグッズの選び方が具体的に知りたいという人はこちらの記事もチェックしてみてください。初心者でもわかりやすいようにスキーグッズの具体的な選び方は記載されています。スキー初心者の人はぜひ参考にしてください。
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