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大量の着ないスーツ。保管どうしてる?長持ちできる収納方法とアイデア9選をご紹介!

スーツは収納方法を間違えるとシワができたり、虫食いが起きたりといったトラブルが起きやすいです。本記事では、スーツの収納方法や便利なアイデアを紹介します。長期保管の注意点やコンパクトにたたむためのポイントについてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
2021年1月5日
kon_w
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目次

スーツは収納方法が重要!

ビジネスや冠婚葬祭などで欠かせないスーツは、収納方法を工夫することで長期間愛用することが可能になります。まずは、なぜ収納にこだわるべきなのか、その理由についてチェックしましょう。

正しい方法でシワや形崩れを防ぐ

ブラウンのスーツを着た男性
Photo by Kent Wang

着ないスーツをぐちゃぐちゃの状態で放置しておくと、シワがつきやすくなったり、形崩れの原因になったりします。お気に入りのスーツが原型を留めない形になってしまったら残念ですよね。またシワや形崩れが起きたスーツをそのまま着ることで、相手に「清潔感のない人だな」と思われたら大変です。ビジネスや冠婚葬祭などの場面で相手に良い印象を与えるためにも、スーツは正しい方法で収納をすることを意識してみてください。

虫食いやカビの予防にも効果的

正しい収納方法は、虫食いやカビを防ぐことにもつながります。湿気が溜まった不衛生な収納場所に放置しておくと、いつの間にかカビが発生し、虫食いが起きる可能性が高いです。毎日着ないスーツは状態をチェックする頻度が少なくなるので、「久々に着ようと思ったらカビだらけだった」というトラブルが起きやすいと考えられます。日頃から正しい収納方法を意識しておけば、後悔する事態を招かずに済むでしょう。

スーツを収納する時のポイント

基本的なポイントを踏まえておけば、形崩れやシワ、虫食いなどを防げます。収納する前に確認しておきたいことについてまとめたので、ぜひ参考にしてください。日々の心がけ次第でお気に入りのスーツを長持ちさせましょう。

ポケットから物を出す

ポケットに手を入れた男性
フリー写真素材ぱくたそ

スマホやティッシュなど、ポケットに入っている物は収納前に取り出すことが大切です。ポケットに物が入ったままだと、収納した時に形崩れを起こす原因になります。ついつい取り出すのを忘れてクローゼットやタンスにしまいがちですが、この部分を意識し直すだけで理想の状態をキープできると思うようにしてください。脱ぐ前にポケットに手を入れて確認をする、という作業をルーティーン化していきましょう。

ブラッシングを行う

目に見えなかったとしても、スーツにはホコリがついている場合がよくあります。見た目はきれいでも実はホコリだらけだった、ということも珍しくないです。ホコリを放置していると、その中に潜んでいる虫によって虫食いが起きる可能性があります。そのため収納する際にはブラッシングを行うのもポイントです。

上着・ジャケットのブラッシング方法

上着・ジャケットは、ブラッシングを行う前にハンガーに吊るした状態でホコリをはたきます。手で軽く払うようにしましょう。続いてブラシを上から下に向けてかけます。上着・ジャケットの肩の部分は特にホコリが溜まりやすいので、重点的にブラシをかけるのがコツです。また上着・ジャケットについている襟の裏のブラッシングも忘れないようにしてください。細かな部分のブラッシングも怠らないことで、清潔な状態をキープできます。

ズボンのブラッシング方法

ズボンは、逆さまの状態でハンガーに吊るすのが基本です。足元の部分から腰の部分にかけて、一方向に向かってブラッシングを行います。こうすることで、足元にたまりがちなホコリなどの汚れを落としやすくなるのです。ポケットを含めた全体のブラッシングを行い、きれいなズボンに仕上げましょう。

③防虫剤や除湿剤を使う

どんなに気をつけていても、虫食いやカビが発生してしまうことがあります。これは保管を行う環境に原因があると考えられるでしょう。クローゼットやタンスの内部に湿気が溜まっていると虫やカビが発生しやすくなるため、防虫剤と除湿剤で対処するのがおすすめです。適切な方法で防虫剤・除湿剤を用いれば、虫食いやカビは最小限に抑えられます。また有効期限が切れると効果が薄れるので、同じ防虫剤・除湿剤を長期間放置しないようにしてください。

ジャケットやズボンにあったハンガーを選ぶ

上着・ジャケットやズボンには、それぞれふさわしいハンガーがあります。他の洋服と同じハンガーを使っていると、形崩れやシワの原因になるため気をつけてください。どのようなタイプが適しているのかチェックして、手持ちのハンガーを見直しましょう。


上着・ジャケットは厚みのあるもの

上着・ジャケットをかけるハンガーは、肩のフォルムに合った形を選ぶことが大切です。おすすめは、適度な厚みがある木製のハンガー。厚みがあることで肩のフォルムにフィットしやすく、通気性を確保することも可能です。また木材には湿気を防ぐ働きも期待できるため、カビの発生を抑えられます。厚みのないハンガーだと形崩れを起こしたり、通気性が足りずカビが出たりする可能性があるので気をつけてください。

ズボンはクリップ式がおすすめ

クリップ式のハンガーなら、ズボンの形を保ったまま吊るすことが可能です。ハンガーに折り曲げた状態でズボンを掛けると形崩れの原因になるので、なるべくクリップ式を選んでください。またズボンの裾をクリップでとめ、逆さまの状態で収納するのもポイントです。逆さまにすることでシワができるのを防ぎ、湿気を追い出す効果が期待できます。素材は上着・ジャケットと同様に木製のハンガーがベストですが、コストを抑えたい場合はプラスチックでも大丈夫です。

おすすめ!スーツ収納方法のアイデア9選

「大量のスーツがあるけど、どうやって収納すれば良い?」「みんなスーツ収納をどうしてるのだろう」と思った時は、さまざまなアイデアをチェックしましょう。収納上手な人はスーツをどうしているのか、おすすめのアイデアを確認して役立ててみてください。

①専用のハンガーを活用

すっきりときれいに収納したい場合は、専用のハンガーを使うことが大切です。上着・ジャケットは木製のハンガーに、ズボンはシングルズボンハンガーにかけることで形崩れやシワを防げます。シングルズボンハンガーは、簡単にズボンをかけられて取り出す際の手間もかからないのが魅力です。また上着・ジャケットやズボンだけでなく、ネクタイも専用のハンガーを使うことでクローゼットないがごちゃごちゃするのを防げます。

②下のスペースも有効活用

収納の際に下のスペースが余ってしまうことはありませんか?そんな時は、下のスペースも活用するアイデアがおすすめです。上着・ジャケットやワイシャツなどを掛けた後に、余ったスペースに合わせた収納場所を確保しましょう。スラックスハンガーを設置すれば、ズボンを収納できます。また普段着を入れるためのボックスを設置して収納力をアップするのもポイントです。限られたスペースをなるべく役立てられるように、工夫してみてください。

③組み合わせを意識して収納

ズボンと上着・ジャケットをバラバラに収納していると、「どれがどの組み合わせだったかな?」とわからなくなる時があります。スーツの組み合わせで混乱が起きると身支度に時間がかかってしまいますよね。そんな事態を防ぐために、同じセットのズボンと上着・ジャケットを隣り合わせにして収納すると良いです。こうしておけば、急いでいる時も迷わずにセットを選べるようになります。使い勝手の良さも意識して、収納アイデアを取り入れてみてください。

④必要最低限に抑えてすっきりと

大量のスーツがあると、どうしても収納スペースが乱雑になりがちです。そのような場合は、思い切って必要なアイテムを厳選した上で収納するのもおすすめ。必要最低限に抑えることで、クローゼットやタンスがごちゃごちゃになるのを防げます。また、スペースに余裕が生まれれば通気性が良くなり、カビの予防にもつながります。上着・ジャケットはハンガーに掛け、ズボンは折りたたむなど、場所に合わせた方法で柔軟に対応し、すっきりとした収納を目指しましょう。

⑤押し入れに突っ張り棒を入れて

自宅にクローゼットがない場合でも、きれいにスーツを収納することは可能です。押し入れに突っ張り棒をつければ、簡単にクローゼット風の収納スペースができあがります。突っ張り棒にはジャケットを掛けて、下のスペースには折りたたんだズボンを収納すればスペースを有効活用できるでしょう。突っ張り棒は100均ショップでも手に入るので、費用を抑えつつ自宅の収納場所にアレンジを加えたい時にこのアイデアを活用してみてはいかがでしょうか。

⑥押し入れに鏡も設置

押入れを収納場所にするだけでなく、身支度を整える場所として使うのもおすすめのアイデアです。上着やズボンをかけた収納スペースの横に鏡を設置すれば、スーツを着た時の状態をすぐ確認できます。ネクタイをつける際にも鏡が役立つでしょう。このようなちょっとした工夫によって、毎日の身支度がグッと楽になります。お気に入りの鏡を使って、おしゃれなスペースに仕上げてみてください。

⑦次の日使うスーツはハンガーラックに


出かける当日になって着る物の準備を始めると、時間が足りなくなることがありますよね。慌てて選んだスーツの組み合わせがチグハグだった、という事態を招きかねません。そんな時は、翌日使うスーツ専用の収納を作るのがおすすめです。壁などに取り付けられるハンガーラックを活用すれば、スペースを取りすぎず新たな収納場所を確保できます。そこに使用予定のアイテムを吊り下げるだけで、朝の身支度の手間を省きやすくなるでしょう。

⑧お気に入りのスーツを見せる収納に

大量のスーツがあり、クローゼット内には収まりきらないという場合は思い切って見せる収納にしてみましょう。部屋にハンガーラックを設置し、お気に入りのアイテムを掛けてください。見栄えを意識してきれいに並べれば、違和感はありません。ごちゃごちゃな印象を与えないように、上着・ジャケットとズボンでカテゴリ分けをして並べるのがコツです。またハンガーラックの横にアイロン台を設置しておけば、必要な時にすぐアイロンをかけられます。

⑨おしゃれで省スペースなハンガーラックを活用

収納する量が多くないのであれば、省スペースなハンガーラックを使って見せる収納を楽しむのもおすすめのアイデアです。壁に立てかけて使うタイプなら広いスペースを取らず、コンパクトにスーツを収納する場所を作れます。シックなデザインを選ぶことで部屋のインテリアの邪魔をせず、おしゃれに仕上げられるでしょう。また風通しの良い場所を選べば湿気が溜まってカビを発生するのを防ぐ効果も期待できます。

長期保管する時の注意点

毎日着ないスーツは、長期保管をすることが多くなります。長期保管を予定している場合は、普段の収納方法にプラスアルファをしてきれいな状態を保ちましょう。長期保管時に気をつけておきたいことを紹介するので、参考にしてください。

クリーニングに出す

長期間保管することがわかっている場合は、クリーニングに出すのがおすすめです。毎日着なくても、使用後のスーツには汗や汚れが付着していることがほとんど。ブラッシングでも対処できない汚れを放置して長期保管していると、シミや虫食いなどの原因になります。クリーニングに出しておけば、見えない汚れもきれいにしてくれるので長期保管しても安心です。

クリーニング後はビニール袋から出す

クリーニングに出した後は、ビニール袋に入れて戻される場合が多いです。ついついビニール袋に入れたまま収納場所に入れてしまいがちですが、長期保管する場合はやめておきましょう。ビニール袋に入れたままだと湿気が溜まりやすくなり、カビや虫食いが起きる可能性があります。クリーニングから戻ってきたらいったん袋から取り出して、陰干しをするのがおすすめです。

不織布カバーに入れ替える

陰干し後は、不織布カバーに入れ替えてください。不織布カバーは通気性が良く、ホコリがつくのを防いでくれるので長期保管にぴったりなアイテムです。100均ショップでも販売されているので、長期保管をする際には準備しておくと便利ではないでしょうか。

月に1回は陰干しする

防虫剤や除湿剤を使っていても、クローゼットやタンスの中は湿気が溜まってしまうことがあります。大切なスーツを守るためにも、月に1回は陰干しをすると良いでしょう。定期的に陰干しすることで劣化を防ぎ、きれいな状態をキープしやすくなります。

きれいにスーツを折りたたむ方法

基本的にはハンガーに掛けて収納するのが理想ですが、収納場所がタンスしかなかったり、出張時にスーツケースに入れなければならないなど、スーツを折りたたむ必要が出る場合があります。そんな時に役立つ折りたたみ方を紹介するので、参考にしてみてください。

ジャケットのコンパクトなたたみ方

グレーのスーツとストライプのシャツ
Photo bymatham315

折りたたむ際に意識しておきたいのが、「コンパクトに仕上げる」ということです。コンパクトにたためればタンスやスーツケースなどの限られたスペースにも収納しやすくなります。形崩れやシワを防ぎながらコンパクトにまとめられるように、ジャケットのたたみ方をチェックしましょう。

①ボタンをとめて裏返しにする


まずはジャケットのボタンをとめた状態で背中側に裏返します。ボタンをとめていないと折りたたみにくくなるのに加え、形崩れやシワの原因になるので忘れないようにしてください。

②袖部分をを折る

続いて、袖の部分を折りたたみます。この時、左右それぞれの肩の中央部分に袖が来るように折りたたむのがポイントです。裾をきっちりと揃え、乱れがないように整えてください。次に、袖の付け根からジャケットの中央に向けて折ります。折る時にシワができやすくなるので、伸ばしながら折りたたみましょう。

③半分に折る

最後に、ジャケットの襟が見えるように上下半分に折りたたみます。これでジャケットの折りたたみは完了です。手順を覚えておけばコンパクトにたためるようになるので、ぜひ実践してみてください。

ズボンのコンパクトなたたみ方

ジャケットと同様に、ズボンもコンパクトにたたむことでシワや形崩れを防ぎ、収納スペースを無駄にせずに済みます。簡単なステップを覚えて、コンパクトに収納できるようにしましょう。

①センターラインに沿って折る

股部分にあるセンターラインに沿って、ズボンを半分に折ってください。シワがつかないようにピッとズボンを伸ばし、折りたたむのがポイントです。

②半分に折る

続いて裾を腰の部分に持って行き、半分に折りましょう。その状態でさらに半分に折ったら完了です。

ジャケットにズボンを織り込んでコンパクトに

もっとコンパクトにしたい時は、ジャケットにズボンを織り込む方法があります。半分に折ったジャケットの間に折りたたんだズボンを入れるだけで完了です。別々に収納するよりもコンパクトにまとめられるため、スペースを節約したい場合に役立ててみてください。

役立つアイデアでスーツを収納しよう

スーツを着た髭の男性
Photo byStockSnap

スーツは収納次第で長持ちするか否かが決まります。みんながスーツ収納をどうしてるのか、いろいろなアイデアをチェックして自分にぴったりな方法を取り入れてください。きれいなスーツで出かけられるように、収納を工夫していきましょう。

収納が気になる方はこちらをチェック!

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