パーポー
パーポーを知ってる?美味しい八宝菜を手軽に作る!
一気に冬到来!
先週は子どもの風邪をもらい寝込んでしまいました。毎日寒い日が続き、日本列島に寒波が訪れているようです。私の車もスタッドレスタイヤに履き替えて本格的な冬支度を済ませました。病み上がりの今週は私にとって懐かしい調味料である「パーポー」を使った簡単八宝菜を作りました。八宝菜はあらゆる野菜を暖かく食べられるので、寒さが厳しいときの栄養チャージに最適です。好みの野菜・肉・魚介類を使って毎日美味しい料理を食べましょう!
病み上がりの体に優しい栄養を
身体が疲れているときには野菜をたっぷり食べて免疫力をあげられる栄養素を送り込んであげましょう。白菜は低カロリー・淡白な味わいなので栄養素が少ないと思われがちですが、ビタミンCをはじめとした身体に役立つ栄養をたっぷりと含んでいます。旬の白菜に関することを紹介しますので、チェックしてみてください。また旬からは外れてしまいますが、もうひとつのおすすめ食材「キクラゲ」についても解説します!
お手軽八宝菜の作り方!
作り方と言うほど難しいことをしていないので、恥ずかしいのですが、パーポーの懐かしくて美味しい味を紹介したくなりました。知ってる人は「美味しいよね」と思っていただければうれしく感じますし、知らない人にはぜひ一度試してもらいたいと思います。
白菜の栄養やパーポーを使った簡単な八宝菜の作り方を紹介!
白菜に含まれる栄養は?
白菜はサッと炒めればシャキシャキの食感を、煮込んだりじっくりと加熱調理したりすればトロトロの食感を楽しめる食材です。定番の冬野菜となりますが、野菜の中でも特にカロリーが低いため、栄養価があまりないと考えがちとなります。ここでは白菜に含まれる栄養や効果をそれぞれに分けて解説します。
ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用が高く、アンチエイジングや美肌に効果があると言われています。体内で合成することのできない栄養素となるため、食事から摂取し続けなければならない栄養素です。ビタミンCは加熱調理すると流出してしまうため、八宝菜やスープなどのように溶け出した栄養も全て食べられる調理法をおすすめします。
鉄分
鉄分は私たちの血液の材料となる栄養素です。日々の生活で鉄分は少しずつ消費されますので、毎日の食事で補う必要があります。白菜だけで1日に必要な鉄分を賄うことはできませんが、美味しく調理して補助的に鉄分補給に役立ててみましょう。
マグネシウム
マグネシウムは身体のあらゆる働きに使われていると言われています。例えば神経伝達や血圧の調整など日々の生活に欠かせません。今回の八宝菜に含まれるあさりにもマグネシウムが含まれているので、食べ合わせや一緒に調理する具材を意識してマグネシウムを摂取しましょう。
カリウム
カリウムには細胞の浸透圧を調整する働きがあります。塩分は気を使って食事メニューを考えなければ過剰に摂取しがちです。カリウムには余分に摂った塩分(ナトリウム)を体外に排出する効果もありますので、血圧を下げる役割を果たしてくれます。白菜には比較的多くのカリウムが含まれていますので、塩分量が気になる人におすすめの食材です。
キクラゲの栄養
コリコリとした食感で料理を引き立ててくれるキクラゲは中華によく使われる食材です。名脇役となるため、栄養素のことまで知っている人はあまりいないかもしれません。実はキクラゲには豊富な栄養素が含まれているため、定期的に食べたい野菜としておすすめします。
食物繊維
キクラゲには100グラムあたり79.4グラムの食物繊維が含まれています。食物繊維には腸内環境を整える効果があり、生活習慣病を予防できると言われています。キクラゲには不溶性・水溶性の食物繊維が含まれていますので、効率よく食物繊維を補給できます。
ビタミンD
ビタミンDは骨や歯を構成しているカルシウムの吸収率を高める働きがあるとされています。日光を浴びることで合成される栄養素ですが、最近は男女ともに紫外線対策をすることが常識となりつつあり、不足しがちな栄養となります。今回の八宝菜にはカルシウムを含む、むきえびを使っていますので効率よくカルシウムを摂取することにつながります。
パーポーは昔懐かしい味がする
パーポーは「はちみつ黒酢ダイエット」で有名なタマノイ酢が製造している調味料です。名前が独特で惹かれますが、私が子供の頃、母親がよくパーポーを使っていたのを思い出し、今回使ってみました。手軽に本格的な中華料理を誰でも作れるのでぜひ一度使ってみてください。
パーポー
八宝菜は栄養豊富!
八宝菜には肉・魚介・野菜がバランスよく使われていますので、豊富な栄養素を1皿で摂取可能です。カロリーが気になる人は脂質の少ないモモ肉を使ったり一度豚肉を蒸してから調理したりと低カロリーに仕上げることも可能です。自分の目的に合わせてアレンジしてみましょう。
八宝菜の具は8つ?
子供の頃から八宝菜や五目〇〇と聞くと必ず具の数を数えていました。8つのときもあれば6つのときもあるので「どういうことだろう?」と不思議に思っていましたが、この場合の数字は使われている品目の数ではなく、「たくさんの」という意味だそうです。今回紹介した「パーポー」は「八宝」の中国語読みだと考えられます。
パーポーを使った八宝菜の作り方
パーポーを使った八宝菜は要約すると4つのステップになります。食材を切って・フライパンで炒めて・パーポーを溶かして・全体に混ぜれば完成します。白菜・キクラゲ以外にも好きな食材を入れて気軽に美味しい八宝菜を楽しんでみましょう。
今回の材料
今回の材料はパーポー2袋・水500cc・白菜1/8切れ・乾燥キクラゲ1袋・椎茸3個・もやし1袋・豚肉150グラム・シーフードミックス1袋です。今回は使いませんでしたが、人参を入れると彩りがよくなります。他にもうずら卵の水煮などを入れても美味しくいただけますのでおすすめです。
作り方
八宝菜の作り方はまずキクラゲを15分ほど水につけてもどします。白菜をざく切り、椎茸は薄切り・豚肉は一口サイズに切りましょう。キクラゲも食べやすい大きさにしてください。フライパンにごま油を引いて豚肉とシーフードミックスから炒めていきます。火が通ったら白菜の芯から加えましょう。芯が柔らかくなったら他の野菜を全て加えて、全ての食材に火が通ったらパーポーを水で溶いてから回し入れて沸騰させれば完成です。
美味しい食べ方
もちろんそのまま八宝菜として食べても美味しくいただけますが、ごはんの上に掛けて中華丼風にしたりラーメンやかたやきそばの上に掛けてあんかけ麺としたりしても美味しく食べられます。食べ進めるごとにお好みでお酢や七味を振りかけても味の変化を楽しめるのでおすすめです。簡単・手軽で懐かしい味のパーポーを試してみてください!
白菜で栄養チャージ!風邪をひかずに年越し!
まとめ
病み上がりの今週は身体に栄養チャージしたいと思い、懐かしい調味料「パーポー」を使った八宝菜を作りました。12月も下旬に入り寒さがグッと増してきましたが、これ以上体調を崩さないように注意したいと思います。パーポーを使えば材料を切って、炒めて、和えるだけの簡単調理となりますので、誰でも美味しい料理を食べて栄養補給可能です。旬の食材調理を紹介する連載は年内来週の1回となります。何を作ろうかいろいろ考えていますが、自宅でもクリスマス、お正月気分をたくさん味わえそうな料理を作りたいと思います。ぜひ年内最後の連載記事も読んでみてくださいね。
旬の食材調理が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは【連載】旦那めし。白菜で寒さに負けない栄養補給!美味しいパーポーを使った八宝菜以外にも旬の食材調理に関することを取り扱った記事をたくさん掲載しています。また、ダイエットに関する連載も担当していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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