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【知らないと危ない】怖い花言葉14選!不吉・恨みなどの意味を持つ花を一覧でご紹介!

世の中には魅力的な花だらけですが、中にはとても怖い花言葉を持つ種類が含まれることをご存知ですか?中には恨みどころか、世界が終わってしまうかのような、とんでもない植物もあります。とても怖い花言葉を持つのはどんな植物なのか、これから確かめてみてください。
更新: 2023年12月18日
はぐれ猫
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目次

幾つ怖い花言葉を知ってる?

世界に無数に存在する怖い花言葉

いま地球上には、花を咲かせる植物が20万種もあると言います。それほど膨大な花の種類があるだけに、西洋では19世紀の頃からあらゆる植物に対して、花言葉が名付けられてきました。花言葉を一覧すれば愛や友情などポジティブな種類が目立つ中で、破滅や怒りに直結するような怖い花言葉も無数に存在するに至っています。

怖い花言葉の意味を知らないと大変

多くの人は花言葉の意味を知らないで栽培や鑑賞をしていますが、西洋にも日本にも花言葉を重視している人が大勢います。だから怖い意味の花言葉を考えないで、人にプレゼントしてしまうと大変です。

死や恨みの花言葉で怒りを誘発し、せっかくの信頼関係や、友情や愛情までも失ってしまいかねません。だから怖い花言葉は知っておく価値があるのです。

知らないと危ない!怖い花言葉14選!

①水上の妖精スイレン

水上で綺麗な花を咲かせるスイレン(睡蓮)は、日本ではヒツジグサとも言われます。まるで妖精のような白い花が未の刻に咲くことが名の由来です。水上にはまん丸な葉っぱを浮かべ、地下茎によって周囲に広がる特徴を持っています。

白い花がとても優美なスイレンは、「清浄」などの好意的な花言葉の他、とても怖いものが存在しました。
 

怖い花言葉は「滅亡」

そんなスイレンの怖い花言葉は、「滅亡」。これは西洋のギリシャ神話に由来し、英雄ヘラクレスに振られたニンフ(ニュンペー)が絶望して水の妖精となり、怒りや憎しみによって、スイレンを摘みに来た人を湖に引きずり込むという恐ろしい物語が発端。

「冷淡」との花言葉があるのも、そんな妖精となったニンフに由来するのかもしれません。

②平安の殺人にまつわるオトギリソウ

漢字で書くと弟切草となって、不吉な印象アリアリのオトギリソウ。この植物は日本を含む東アジアに生息し、昔から葉や茎が止血薬としても使われてきました。夏になると黄色の可愛い花を咲かせますが、オトギリソウには西洋ではなく日本の平安時代に由来する、怒りや恨みのこもった怖い花言葉が付けられています。
 

怖い花言葉は「恨み、復讐」

時は京の都が首都だった平安時代、オトギリソウは止血薬としては世間に非公開で、とある鷹匠の秘伝でした。しかし鷹匠の弟が恋人に秘伝薬を教えてしまい、それを知って怒りのあまり弟を斬り殺したという伝説が、花の由来になっています。

怖い花言葉には「恨み」「復讐」「迷信」とあり、全てオトギリソウの伝説にちなんでいるというわけです。

③戦国武将が呪われたクロユリ

寒冷な日本アルプスや北海道で見られる、クロユリ。この花は高山植物の1種で、夏になると高原で鐘状の形をした黒紫色の花を咲かせて見せます。

アイヌの伝承にはクロユリを好む人が摘めば恋が叶うというものがあり、それを元にした「恋」というポジティブな花言葉があります。しかし黒紫色が象徴する通り、昔から怖い花言葉の印象が強かったようです。

怖い花言葉は「呪い」

クロユリの代名詞的な怖い花言葉は「呪い」。これは戦国武将だった佐々成政に由来しました。妻が浮気しているとの噂を信じ込んだ成政は、怒りのあまり妻の殺害に至ります。

妻は死の際に恨み、自らの呪いでクロユリが咲いたら一族が滅亡すると述べ、その後成政は切腹するはめになったとか。以来400年経っても呪いの花と呼ばれていたのです。

④トゲが刺さるアザミ


トゲトゲのアザミは、北半球に250種もあるキク科の植物です。赤紫や紫色の不思議な花が咲くので、栽培では人気があります。西洋でアザミがスコットランドを象徴する花でしたが、日本では根っこがヤマゴボウと呼ばれ、漬物として食べられてきました。怖い花言葉が付いているのは、そのトゲトゲしい姿に由来しています。

怖い花言葉は「報復」

怖いと感じるアザミの花言葉は、まるで怒りや恨みを表すかのような「報復(復讐)」。トゲの花を抜こうとすれば、手にトゲが刺さることが由来になっています。「触れないで」という花言葉も、トゲがあることに関係しているとか。もし自分の身近にアザミを見かけたら、過去の出来事の復讐を警戒する時かも知れませんよ。

⑤色が不吉を呼んだバラ

チベットや雲南のあたりを原産とするバラは、紀元前から中東や西洋で親しまれてきた植物です。バラの名はトゲを意味するイバラに由来し、古来より品種改良がされて200種以上も存在します。花言葉は赤いバラは「愛情」、ピンクは「上品」など色によって違いますが、黒や紅白のバラには怖い意味があることで知られています。
 

怖い花言葉は「憎しみ、恨み、戦争」

黒バラの代表的な花言葉には、「憎しみ」や「恨み」という怖いものがあります。黒のバラにそんな花言葉が生まれた由来は不明ですが、黒紫という暗闇の色が不吉に思えるのが理由かもしれません。赤に白斑が入っている種類には「戦争、争い」という恐ろしい花言葉を持っているので、ちょっと手にするのは躊躇してしまいそうです。

⑥悲劇の伝承にちなむスノードロップ

イギリスが原産のスノードロップは、冬から春にかけ白くうつむいた花を咲かせます。西洋ではキリスト教に深く関わる花で、有名な旧約聖書にまつわる伝説では、エデンから出たイブが雪原に嘆いていた時、天使が彼女を慰めるために贈ったといいます。

そのため花言葉には「希望」など良い意味がありますが、反面で贈れば友情も壊れそうな怖い花言葉も伝わっています。

怖い花言葉は「あなたの死を望みます」

古来よりイギリスのほうでは、スノードロップは死を象徴する花、不吉の象徴ともされてきました。花言葉に「あなたの死を望む」との怖いものがあるのは、スノードロップを家に持ち込むと悪いことが起こる、という言い伝えに由来したもの。イギリスではこれを人に贈ることは、怒りを誘発するためご法度であると言われるほどです。

⑦可愛いのに怖いタンジー

キク科の一種タンジーは西洋から日本まで分布し、古くからヨモギギクの名でも知られてきた植物。夏の終わりになると、丸々として香りの強い黄色い花を咲き誇り、除虫効果やハーブとしても活用されます。そんなヨモギギクには「婦人の美徳」という女性に関わるものがある反面、とても怒りに満ちた攻撃的な種類も存在しています。

怖い花言葉は「あなたとの戦いを宣言する」

とても可愛い花なのになんで酷い花言葉なのか不思議ですが、実はこのタンジーは全体に毒があることで知られる花。タンジーの精油は呼吸停止、多臓器不全、堕胎を引き起こす怖い作用があるのです。だから花言葉には「あなたとの戦いを宣言する」なんていう、怒りのこもった不吉なものになってしまったのです。

⑧絡みつくアサガオ

幼少の頃からお馴染みのアサガオは、西洋ではモーニング・グローリーと呼ばれます。日本には奈良時代に中国から輸入され、昔は牽牛子(けにごし)という利尿剤として重用されました。赤や青など爽やかな花には「愛情」などの花言葉がありますが、オバケに絡みつかれそうな怖い花言葉も有していました。

怖い花言葉は「私はあなたに絡みつく」

なんだか恐ろしいと感じるのは、「私はあなたに絡みつく」というアサガオの花言葉。これは別の花言葉である「結束」などと同じく、アサガオがつる植物で周囲のものに絡みついて成長することが由来になっています。

いったん絡みついたら離れないなんて、呪い殺されそう。怖い話でひんやりしりたい、夏にぴったりな怖い花言葉ではありませんか。

⑨アポロンの聖樹ローリエ


国内では月桂樹と呼ばれているローリエは、地中海原産の常緑樹です。春に白と黄色が合わさった小さな花を咲かせ、その葉は芳香があって、日本でも香辛料や薬用としても使われました。

古代ギリシャでは月桂冠として編まれ、太陽神アポロンの聖樹と讃えられた存在です。しかしそんな聖なる木なのに、いかにも不吉な怖い花言葉が付けられています。

怖い花言葉は「裏切り、不信」

友情が突如裏切られてしまうような出来事は、誰もが怖いし嫌な気持ちになりますが、ローリエには「裏切り」や「不信」といったネガティブな花言葉があります。

その由来はイエス・キリストを裏切ったと伝わるイスカリオテのユダが、黄色いローリエ色の衣服を着ていたからだとか。勝利の樹木であるローリエが、ユダの象徴になっているのは意外な話です。

⑩可憐なのに怖がられたシレネ

ムシトリナデシコとも呼ばれている、マンテマ属のシレネ。この花は江戸時代に西洋から日本に入り込んで、今では道端でも普通に見られます。ピンクや白っぽい小さな花は、春に見られます。とても友情も育めそうな可憐な印象の花ですが、花言葉を見れば罠に落とされるような怖い種類が含まれていました。

怖い花言葉は「罠、偽りの愛、恋の落とし穴に注意」

シレネの怖い花言葉の1つは「罠」でした。これはシレネの葉っぱの粘着質が、昆虫を捉える罠になっているのが由来。シレネは昆虫と相思相愛に見えて、死に至らしめてしまう存在なのです。

「恋の落とし穴に注意」や「偽りの愛」といった花言葉も含め、愛されているように見えて、実は待っているのは地獄的な恐ろしい印象を受けてしまいます。

⑪裏切り者に関連付いたハナズオウ

春にピンク色の蝶形の花を咲かせるハナズオウは、昔から人気の低木です。その名は花の色が、蘇芳(すおう)で染色した色に似ていることに由来しています。西洋ではユダが首を吊った樹木はハナズオウであると言われ、時に不吉の象徴ともされがち。花言葉には、そのユダに関係した怖いものがありました。

怖い花言葉は「裏切り」

怖いほど友情も破壊されそうな「裏切り」が、ハナズオウの代表的な花言葉です。これはユダがイエスを裏切ったことが由来であり、友情を大切にするならいかにも贈るには相応しくなさそう。別の花言葉の「不信仰」もユダに関係したものです。

宗教の不信仰は、古代では怒りも招いて死に直結する結果も導きましたが、ハナズオウにとっては迷惑な話かもしれません。

⑫猛毒のトリカブト

自然界では最高位の猛毒を持つことで知られるのが、不吉の象徴とされるトリカブトです。その名は烏帽子(えぼし)に由来するとも言われ、紫の綺麗な花が見られます。

その毒はわずか0.2グラムの摂取でも、15秒で呼吸困難や臓器不全を起こして死亡するほどの猛烈さ。西洋では地獄の番犬ケルベロスのよだれから生まれたとも言い、花言葉も当然怖い種類です。

怖い花言葉は「死、復讐、あなたは私に死を与えた」

猛毒に由来した花言葉には「死」という殺意の籠もったものがあります。わずかでも口にすれば死に至る、怖いトリカブトにはぴったりかもしれません。

他にも「あなたは私に死を与えた」という恨みがましいものがあり、昔から殺人に使われたからなのか、「復讐」という怒りのこもった花言葉も付いていました。名も実力も兼ね備えたトリカブトは、まさに怖い花言葉の代表です。

⑬聖母マリアのマリーゴールド

直訳すれば「聖母マリアの黄金」となるマリーゴールド。日本でも人気の高い花で、メキシコを原産としてアメリカ大陸に50種ほどがあります。オレンジ色の花が魅力的で、お花畑一面に栽培された様子は圧巻です。

そんな聖母にちなむマリーゴールドは「健康」という花言葉がありますが、何故か花言葉は不吉で怖いものが目立ちます。
 

怖い花言葉は「絶望、悲しみ」

怖いマリーゴールドの花言葉と言えば、「絶望」です。これはギリシャ神話の太陽神アポロンと、クリムノンが仲良くなった話に由来するもの。

雲の神がそれに嫉妬して雲でアポロンを隠すと、クリムノンはやがて絶望して死に至りますが、アポロンが彼の遺体をマリーゴールドに変身させたと言います。友情も壊れそうな「絶望」と「悲嘆」もあるので、慎重に活用してみたい花です。


評価が分かれる花言葉

サイコパスと間違われたリンドウ

むかし中国から渡来したリンドウは、日本では観賞用に人気の植物。漢字で書けば竜胆となりますが、この名は根っこの苦い味を由来でした。苦い根っこは、実は胃の諸症状を緩和する生薬となります。

別名イヤミグサというのは嫌味な話ではなく、胃を病んだ時に飲む草という意味。ありがたい花ですが、花言葉は怖いと言われることがあります。

怖いとされる花言葉は「悲しむあなたを愛する」

野生のリンドウは悲しみを感じさせる紫色で、他の株とは距離を置いて咲いているものです。そんな姿が、「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉に繋がりました。普通に解釈すれば、逆境の人を慰める意味。

しかし世間では「悲しむ人を見て笑うサイコパス」みたいな印象が広まったようです。いつしか友情をも壊しそうな、怖い花言葉として定着しています。

怖い花言葉の植物の利用

それでも育てたい魅力

といった感じで恨みや死まで関連する怖い花言葉があるにしても、植物が醸し出す花は魅力的なことに違いありません。花に恋して栽培してみたい種類があれば、どんなに不吉で怖いものだろうが、ガーデニングに取り入れてみても良いのです。

しかしその場合も、恐ろしい花言葉意味を知った上で進めたほうが、周囲に誤解を与えずに済みます。

怖い花言葉が付いた植物の贈り方

もし誰かに怖い花言葉を持つ植物を贈るなら、その方法が大切です。怒りを招かず友情も壊さずに済むのは、相手が欲しいと言った時だけ、プレゼントすること。他の良い意味の花言葉を持つ植物と混合すれば、悪い意味を弱める効果もあります。

いずれにしても友情を壊さないためには、メッセージカードに花言葉の意味を書いて、贈った意図を説明するのをおすすめします。

怖い花言葉を覚えて活かそう

植物図鑑で花言葉を確かめて

世の中には怖い花言葉の植物が。これでもかと氾濫していました。植物に罪はないと言っても、不吉で恐ろしい花言葉が付いた植物は、なんだか気になってしまうのは仕方ないこと。利用する時もプレゼントする時も、事前に植物図鑑の花言葉をチェックしてからが良さそうですね。

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当サイトでは平穏も友情も壊れそうなほど怖い花言葉だけでなく、色んな花の情報をまとめています。冬に咲く花が気になる方も、チェックしてみてください。