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【意外と怖い?】ムスカリの花言葉!由来や英語の花言葉、花の特徴もご紹介!

かわいいサイズで青い花を咲かせるムスカリは、多くの人に愛されている春の花です。しかし、そのムスカリの花言葉が意外と怖いと言われているのを知っていますか。ムスカリの花言葉の由来や英語の花言葉、ムスカリの花の特徴について詳しくご紹介します。
2020年12月24日
tryworks.oka
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かわいいムスカリの怖い花言葉の由来

ムスカリの花束
Photo byMareefe

「失望」や「絶望」「失意」の花言葉

ムスカリは、春にかわいい青い花を咲かせてくれる花として愛されています。春の花として、庭や鉢で寄せ植えされているのをよく見かけるでしょう。実はそのムスカリには、怖い花言葉があると言われているのを知っていますか。「失望」「絶望」「失意」のネガティブで怖い悲しい意味があり、かわいい花とはあまり結びつかないイメージです。どうしてそのような悲しい、怖いイメージの花言葉となったのについて詳しく見ていきます。

花言葉の由来は悲しみの青い花色から

花言葉の由来は、青い色をした花を咲かせるために、悲しみの象徴と捉えられたものです。意外と青い色の花は少なく、悲しい色として捉えられがちとなっています。例えば、他にも「忘れな草」の花言葉は「私を忘れないで」とも言われていて、これは悲恋の話を元にしたものです。切ない花言葉や愛にまつわる花言葉を持った青い花が多いのが傾向と言えます。

ヒヤシンスの花言葉と比較!

ムスカリと同じ仲間の「ヒヤシンス」の花言葉も紹介しておくと、英語で「ゲーム」や「スポーツ」「悲しみを超えた愛」などの意味となっています。円盤投げをしていた美少年にまつわるギリシャ神話から花言葉が付いていますが、花色から付いた「悲しみを超えた愛」が印象的です。特に紫のヒヤシンスには、「悲しみ」と「初恋のひたむきさ」という花言葉があり、ムスカリと同じように悲しげな意味合いがあります。

ムスカリの花色によっても異なる花言葉と種類

白いムスカリ
フリー写真素材ぱくたそ

白いムスカリの花言葉は「ロマンチックな愛」

ムスカリの花の色は青色が有名ですが、紫色や白色、黄色などの種類もあります。青色以外の花色では少し花言葉が異なります。白花のムスカリは、「ロマンチックな愛」になっています。色によってもイメージが異なり、花言葉が少し異なるものになりますので、色で選んでみるのもおすすめです。

フランスでは白い花が告白の花に

特にフランスでは、たくさんの小さな白花をたわわに付けるムスカリが子だくさんなどの意味もあってプロポーズにも使われます。また、スペインでは、魔法や魔女の力があるなどとされ、ファンタジックな意味合いにも捉えられる花です。ムスカリの色合いは美しく、西洋でも魅力のある色合いに感じられているのがわかります。

ムスカリの豊富な種類と花色

ムスカリを贈りたい、自分で育てたいといった場合にどんな種類があるのかも気になるでしょう。ムスカリは、40~50種の豊富な種類があるのも特徴です。品種としては「M・アルメニアカム」や「M・ボトリオイデス」が多く出回り、濃紫のものが多く、淡青、白花、黄色などもあります。


淡い色もあって花色が豊富

淡い色の種類としては、「レディブルー」「ピンクサンライズ」、「グリーンパール」などがあります。赤紫の「プルモーサム」は、羽毛のような花が開くのが特徴です。それぞれの花色の種類によってイメージも異なってきますので、いろいろな中から選んでみるのもおすすめです。

甘い香りがする黄色のムスカリを香りと一緒に

種類が豊富なムスカリの中で黄色のムスカリには、甘い香りが特徴の「ゴールデンフレグランス」という大きな球根の品種があります。香りともにムスカリを贈りたい、春の季節の香りを楽しみたいという場合には、黄色の種類のものを選ぶのがおすすめです。後でムスカリがいつの誕生花なのかについてはご紹介しますが、誕生花として贈る場合も、花色や香りにこだわって贈るのもいい方法と言えます。

英語の花言葉は「usefulness(有用、有益)」

ムスカリの庭
Photo byMabelAmber

西洋で歴史を持つムスカリの英語の花言葉の由来

ムスカリの英語の花言葉についてもご紹介します。英語での花言葉は「usefulness」です。春の花として育てやすく重宝な点が由来になっています。ムスカリは、西洋で旧石器時代から埋葬時にたむけられていた花です。香りが良く埋葬時にもよく活用されたという長い歴史を持っています。人々に長く活用されてきたことがムスカリの英語の花言葉の由来ともなっています。

西洋では実用的で「有益」「有用」で身近な存在

耐寒性が強く丈夫なため古くから作られてきたムスカリには、「有用」「有益」の花言葉が付いています。自然に分球して増え、毎年花が咲きますので誰もが育てやすいのが魅力です。他にもムスカリの英語の花言葉には、「寛大な愛」や「黙っていても通じる私の心」などといった意味のものもあり、身近で心を通わせる花として愛されてきたことがわかります。

「明るい未来、夢にかける思い」の花言葉も

ムスカリの切り花
Photo byCouleur

日本の花言葉はポジティブなイメージ

ムスカリの花言葉には、青い花と言うことで悲しい意味合いもありますが、日本ではまた一方で「明るい未来」や「夢にかける思い」「通じ合う心」といったポジティブな花言葉があります。それもしっかり覚えておきたい花言葉です。「失望」や「失意」の先にあるものとして明るい花言葉が付いたもので、プレゼントする際には「通じ合う心」「黙っていても通じる私の心」や「寛大な愛」のメッセージを添えてみませんか。

他の明るい花色と合わせて贈るのもおすすめ

ムスカリの青い色の花は、チューリップを始めとした他の春の花と合わせるのもとても相性が良くなっています。青いムスカリだけでなく、明るい花色と合わせて贈るのもおすすめです。より「明るい未来」といったイメージや「通じ合う心」の花言葉も伝わりやすくなります。新型コロナウイルスなどで大変な時代の中でも、ムスカリのかわいい花の花言葉が素敵な贈り物になります。


日本で親しまれるようになったのは意外と最近!

西洋では歴史のあるムスカリですが、日本で人気が出るようになったのは意外と最近です。1980年に日本市場に登場しましたが、人気が出たのはそれから後の時期になります。チューリップでもおなじみのオランダの「キューケンホフ公園」に、一面に咲き乱れる青い絨毯のようなムスカリを知ってからです。赤や黄色のチューリップに対比する青いムスカリの魅力が人気となりました。

ムスカリの花の特徴を詳しく知りたい!

ムスカリの花
Photo byHans

ムスカリの英名と詳しい花の特徴

ここで、ムスカリの花についてさらに詳しくご紹介すると、ムスカリの英名は、「Grape hyacinth(ブドウヒヤシンス)」となっています。ブドウの房のように花が咲き、見た感じが小さなヒヤシンスに似ていることから付いた名前です。ムスカリはキジカクシ科ツルボ亜科で、ヒヤシンスと同じ仲間となります。「Muscari(ムスカリ)」という学名は、ギリシャ語で強い香りがあることから由来しています。

日本で流通するムスカリの多くはあまり香らない

ムスカリは香りが強いのもヒヤシンスと似通っています。ただ現在日本で多く流通している「ムスカリ・アルメニアカム種」の青いムスカリなどは、あまり香りがない品種となっています。香りを求めるならば、黄色の「ゴールデンフレグランス」の品種などがおすすめです。

小さな花は花弁があまり開かないのが特徴

ムスカリの花は、春の時期の3月初旬から5月中旬頃にかけて咲き、ブドウの房のように小さな花が付きますが、花弁があまり開かないのが特徴です。背丈15センチ~30センチほどに小さな花が咲き、小さな背丈のために目立たない場合もありますが、かわいい背丈と青い花色が愛らしくて人気です。たくさん植えることでインパクトも大きく華やかになります。

ムスカリは水栽培でき育てやすくておすすめ

ムスカリ水栽培

出典:https://kaboompics.com/photo/10758/hyacinths-and-muscari-planted-in-jars

ヒヤシンスと同じ球根植物で水栽培も楽しめる

ムスカリの花言葉や特徴を知ったことで、育ててみたいと思う人も多いでしょう。球根植物のムスカリは、初心者でも育てやすい植物です。庭植えや鉢植えだけでなく水栽培でもヒヤシンスと同様に栽培できます。小さなサイズのムスカリは水栽培で育てても可愛らしくて、室内で誰でも育てられるのがおすすめです。

耐寒性が強く初心者でも育てやすいムスカリ

地中海沿岸が原産地で、耐寒性が強く、初心者でも育てやすいのが特徴のムスカリです。通常は庭植えでは10月~12月初めに球根を植え付けると3月~5月初めの時期に花を咲かせてくれます。また、庭植えの場合には、夏の時期は休眠しますが多年草ですので、次の年も花が楽しめるのが魅力です。


「明るい未来」の花言葉で誕生花に!

ムスカリの鉢植え

出典:https://pixabay.com/photos/plants-bulbs-muscari-blue-nature-4857308/

晩秋から冬の時期から春の花を楽しみに

ムスカリは、春の花ですので晩秋から冬の季節に植えて花を楽しみにします。小さな球根を植えて芽を出させる自信がない人は、冬の芽出し苗を購入するのもおすすめの方法です。あまり育てる植物が少ない冬の季節に育てやすいムスカリを栽培してみるといいでしょう。

ムスカリは 1月30日、2月26日の冬の誕生花

ムスカリは春の時期の3月から5月中旬頃に咲きますが、誕生花としては1月30日、2月26日の冬の誕生花です。誰かに贈る場合は、12月中旬頃から発送可能な冬咲きのムスカリが流通していますので活用してみませんか。室内で水栽培ができるセットも売られています。冬の季節に売られている芽出しした苗の場合、発根した後に3~4週間ほどで開花しますので、誕生花としてプレゼントするのにも最適です。

ムスカリの花言葉のまとめ

たくさんのムスカリ
Photo byHans

ムスカリの花言葉は、青い花ということで「失望」「失意」などという少し怖い花言葉もありますが、小さくても春になるとしっかり花を咲かせる可愛いムスカリです。他の春の花とも相性がいいムスカリは、西洋では「usefulness(有用、有益)」という花言葉や「明るい未来」というポジティブな花言葉で愛されています。冬から春に向けて育ち、花を開く「明るい未来」を感じさせる可愛らしい花が魅力。混沌とした時代にも贈る花としておすすめです。誕生花としても冬に可愛らしいムスカリの花は、人気の花と言えます。

他の花言葉が気になる方はこちらをチェック!

花言葉には、それぞれに由来があって知るのは面白いものです。他の青い花の花言葉を詳しく知るのもおすすめです。いろいろな花言葉を知ることで、プレゼントや育る際にも役立ちますので参考にして下さい。