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【初心者必見】ブルーデイジーの育て方!上手な増やし方や寄せ植えの方法も解説!

春と秋に、可愛らしい花を咲かせるブルーデイジー。スッと伸びた茎の先に、一輪ずつ鮮やかなブルーの花がつき、涼しげな印象です。今回は、ブルーデイジーの苗の選び方・植え方・植え替え・剪定など栽培方法から寄せ植えの際のポイントまで、まとめてご紹介します。
更新: 2024年6月11日
komomo39
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はじめに

可愛らしく涼やかなブルーデイジー

Photo by aki.kajitani

細長いブルーの花びらが可愛らしく、涼やかな印象のブルーデイジー。花のひとつひとつに派手さはありませんが、春と秋の開花時期には次々と沢山の花を咲かせ、花壇やプランターに爽やかなブルーの彩りを与えてくれます。

今回は、ブルーデイジーついて、植え方、水やりの仕方、切り戻し剪定の仕方など栽培方法から、挿し木による株の増やし方、寄せ植えの方法まで詳しくご紹介します。

ブルーデイジーについて

基本情報

Photo by nickton

科名・属名:キク科ルリヒナギク(フェリシア)属
原産地:熱帯および南アフリカ 
英語名:Blue daisy
学名:Felicia amoena, Felicia amelloides 
別名:ブルーデージー、瑠璃雛菊(ルリヒナギク)

ブルーデイジーはアフリカ南部など、もともと暖かい地域が原産のルリヒナギク属(フェリシア属)の植物です。「デイジー」と名前につきますが、本来はヒナギク属のデイジーとは異なる、ルリヒナギク属の植物となります。

ブルーデイジーの特徴

Photo by yamada*

ルリヒナギク属の植物は約80種ほどあると言われており、一般にブルーデイジーとして知られているのはフェリシア・アモエナ(Felicia amoena)とフェリシア・アメロイデス(Felicia amelloides)という2つの種の園芸品種です。いずれも半耐寒性の多年草で、原産地の南アフリカ南部では海岸沿いや内陸の砂地に自生するほど強い植物です。しかし、多湿を苦手とし、耐寒性がやや弱いため、日本で栽培するには夏越し・冬越しの対策が若干必要です。

ブルーデイジーの花言葉

Photo by steve p2008

ブルーデイジーの花言葉は、「幸福」「恵まれている」です。これらは、属名のfelicia(フェリシア)がラテン語の「felix(恵まれている)」を語源にしていることに由来します。この他にも、「協力」「純粋」「かわいいあなた」「無邪気」などがあり、ブルーデイジーの素朴な可愛さが表されています。

ブルーデージーの開花時期

ブルーデイジーには、春(3月~5月)と秋(10月~12月)の2回開花時期があります。真夏と真冬は花が付かないので、常緑のカラーリーフのみ楽しみましょう。

ブルーデイジーの花は日が当たっている間、きれいに開きます。開花中は日当たりの良い場所で栽培しましょう。夜や天気の悪い日には花びらの先が外向きにカールする特徴がありますので、栽培を始めたらよく観察してみましょう。

ブルーデイジーの育て方(1)日当たり

日当たり・置き場所は

Photo by yamada*

ブルーデイジーは日当たりと水はけの良い場所を好みます。風通しが良いことも大事です。
 

鉢植えがおすすめ

高温多湿は苦手なので、暑い夏には、雨が当たらない半日陰で育てるのが良いでしょう。また、耐寒性がやや弱いので、冬は凍らないよう防寒する必要があります。こうした夏越し・冬越しの対策を考えると、季節や気候によって置き場所を移動できる鉢植えで栽培するのがおすすめです。
ベランダで栽培するときは、エアコンの室外機の風が当たるような場所は避けましょう。

地植えの場合

地植えする場合は雨が当たりにくい軒下のような場所を選んだり、水はけの良い場所を選んで植えましょう。

ブルーデイジーの育て方(2)水やり

水やりの仕方

Photo byAlexas_Fotos

水やりの方法にもコツがあります。植物の状態をよく観察し、季節に応じた水の与え方をしましょう。

鉢植えの場合

鉢植え栽培の場合、梅雨時期から初秋までの期間、そして真冬は水やりを少し控えめにします。成長が鈍っている時期なので、根腐れしないように乾かし気味に育てます。それ以外の期間は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと与えましょう。

地植えの場合

地植えで栽培する場合、しっかり根付いてからは基本的に水やりは必要ありません。あまり乾燥が続くようなら、様子を見て水やりしましょう。

ブルーデイジーの育て方(3)土と肥料

ブルーデイジーを育てる用土

ブルーデイジーは水はけが良く、有機質に富んだ肥沃な土を好みます。

鉢植えの用土

市販の培養土で問題なく育ちます。初心者の方が鉢植え栽培する場合は利用すると良いでしょう。購入してすぐに植え付けができるので便利です。

自分で配合する場合は、赤玉土中粒5:腐葉土3:酸性度調整済みピートモス2などの割合で混ぜ合わせます。鉢底にはしっかり鉢底石を敷き、水はけをよくしておきましょう。

地植えの用土

地植えで栽培する場合は、よく耕して腐葉土などを混ぜ込み、水はけの良い環境を作ります。さらに土を盛るなどして、地面より一段高い状態にしておくと良いでしょう。

ブルーデイジーの肥料

植え付けの際に、用土に元肥を施します。リン酸分の多い緩効性化成肥料を適量与えましょう。

鉢植えの追肥

植え付け後、鉢植え栽培の場合は真夏を除く春と秋の開花時期に、緩効性化成肥料を追肥します。追肥は少なめに、既定の量の半分ほどを与えます。少なめに、定期的に与えることが花をきれいに咲かせるコツです。肥料切れしないように注意しましょう。

地植えの追肥は?

地植えで栽培する場合、定期的な追肥は必要ありません。花や葉が小さく、元気がなくなったら緩効性化成肥料か液体肥料を適量与えます。

ブルーデイジーの育て方(4)植え付け

苗の選び方

Photo by steve p2008

植え付けに先立ち、苗を準備しましょう。ブルーデイジーは園芸店などでポット苗や開花鉢を購入します。苗の状態をよく観察し、良い苗を選ぶことが大事です。

良い苗のポイントはいくつかあります。葉の色つやが良く、よく茂っているもの、下葉が黄ばんでいないものが良い苗です。茎が間延びしておらず、株元がグラグラしていないことも大切。葉や茎に病気や害虫の跡がないかどうかしっかり確認しましょう。

ブルーデイジーの植え付け方法

Photo by steve p2008

3月~4月が植え付けに適した時期です。この時期以外にも、真夏と真冬を除く春か秋ならば、気候の良い日に植えつけできます。植え付けの際は、根鉢を崩さないように気を付けて扱いましょう。

鉢植えの植え付け方法

まず、鉢を用意します。5~6号鉢に1株が目安です。鉢の底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を置きます。草花用培養土を鉢の7割ほど入れます。そこに、根を傷つけないようにブルーデージーの苗をそっと入れ、高さを決めます。ウォータースペースを考慮し、鉢の縁から約2~3㎝下の高さまで、丁寧に土を入れます。棒などを使って、隙間なく土を入れ込むと良いでしょう。最後に手で軽く株元を押さえ、たっぷりと水やりをします。
 


地植えの植え付け方法

地植えにする場合、水はけを良くするために高畝を作ります。作った畝に株間を20~30㎝ほど取って、植え穴を掘ります。根鉢を崩さないように、ブルーデージーの苗をそっと植え穴に入れ、土を寄せて軽く手で押さえます。最後にたっぷりと水やりしましょう。

ブルーデイジーの育て方(5)植え替え

ブルーデイジーの植え替え

Photo by frederic.gombert

鉢植えで栽培していると、根が成長して鉢が窮屈になってくるので、1年に1回を目安に植え替えを行います。植え替えの適期は8月下旬から9月です。春の花が咲き終わった後が植え替えのタイミングです。切り戻しの作業を同時に行います。

地植えの場合、特に理由がなければ植え替えの必要はありません。

植え替えの方法

植え替えには、まずそれまで植えていた鉢よりもひと回り大きな鉢と新しい培養土を用意します。次に、植え替える株の地上部を草丈3分の2~2分の1の高さで切り戻し剪定します。新しい鉢に培養土を7割ほど入れたら、根を傷つけないように注意して植え替えます。根鉢を崩さないようにして新しい土の上に置き、高さを決めます。その後、鉢の縁から2~3㎝の高さまで土を入れ、隙間を埋めます。最後に手で軽く押さえて固めたら、たっぷりと水やりしましょう。

根腐れを起こしていたら

植え替えの際、根が根腐れを起こしている場合は、根鉢を崩して古い土を落としてから植えつけます。しかし、植え替えても回復が難しいことが多いので、「ブルーデイジーの育て方(7)増やし方」を参照し、挿し木などで株を新しく更新しましょう。

ブルーデイジーの育て方(6)剪定

ブルーデイジーの剪定

Photo byCarlottaSilvestrini

ブルーデイジーの剪定作業としては、花がら摘みと切り戻しがあります。花がら摘みと切り戻しの作業は、どちらもブルーデイジーを立派に咲かせるための大事なお世話になります。ポイントを押さえて丁寧に行いましょう。

剪定①花がら摘み

病気を予防するため、また見栄えを整えるため、花が咲き終わったらこまめに花がら摘みを行いましょう。摘み取る際は、花茎の根元から切り取ります。花がらを摘むことで、次の花芽の成長が促され、長い間花を楽しむことができます。

剪定②切り戻し

切り戻しの剪定は、春の花が終わった後に行います。植え替えと時期が重なるので、一緒に切り戻し作業を行うと良いでしょう。

具体的には、花が咲き終わったら、地上部の草丈3分の2くらいのところで切り戻します。こうすることで秋の開花に向けた準備になるとともに、梅雨時期の蒸れ対策にもなります。初心者にとって切り戻しの剪定は勇気がいる作業ですが、次の開花に備え、ぜひ行っておきましょう。
 

ブルーデイジーの育て方(7)夏越し・冬越し

ブルーデイジーの夏越し・冬越し対策

Photo by Bob Benson 49

ブルーデイジーの上手な育て方のポイントは夏越しと冬越しにあります。暑さや寒さに応じて、若干対策をすれば、枯れることなく長い期間花を楽しむことができます。

夏越しの方法

ブルーデイジーは高温多湿に弱く、日本の気候では夏に弱ってしまうことがあります。雨に濡れてジメジメするのを嫌うので、梅雨時期は特に蒸れに注意が必要です。切り戻しの剪定をして密になった葉を取り除いたり、鉢植えの場合は、長雨のかからない場所に移動させましょう。病気の予防にもなります。

真夏の直射日光に当たり過ぎても枯れてしまいます。日当たりが良すぎる場合は日よけをしたり、涼しい半日陰に移動させたりして強すぎる日光から守ります。

冬越しの方法

Photo byder-bilderknipser

ブルーデイジーは耐寒性がやや弱く、冬の厳しい寒さが苦手です。本来多年草ですが、植えっぱなしで放っておくと枯れてしまうことがあります。気温が0℃を下回り、株が凍り付くようだと枯れるので、冬の間は日当たりの良い室内に入れたり、地植えの場合は株元をマルチングで覆うなど冬越しの対策をしましょう。万一枯れてしまうことを考えて、「ブルーデイジーの育て方(7)増やし方」を参照して、挿し木で株を増やしておくと安心です。

ブルーデイジーの育て方(8)増やし方

種まきと挿し木


Photo byAndreasGoellner

ブルーデイジーの増やし方には、種まきと挿し木があります。種まきの適期は3月中旬~6月中旬、もしくは9月~10月頃です。もうひとつの増やし方が挿し木です。挿し木の適期は4~5月です。

ブルーデイジーは多年草なので毎年株が大きくなります。切り戻しなど剪定をしても経年と共に全体の姿が乱れがちです。増やし方のコツを押さえ、挿し木などで株を更新して育てましょう。
 

増やし方①種まき

種まきによる増やし方の手順は以下の通りです。

まず、花が終わった後に種を採取します。種まき用土を準備し、採取した種をまきましょう。薄く土をかぶせ、たっぷりと水やりします。その後、明るい日陰で乾燥させないように水を与えて管理します。発芽したら、元気の良い芽を残して間引き、本葉数枚になるまで育ててからポットに移しましょう。種が採りやすい品種には、F・エキナータなどがあります。

増やし方②挿し木

挿し木での増やし方の手順は以下の通りです。

まず、芽が付いている茎を選び、先端から5㎝程度切り取ります。これを、1時間くらい水につけて吸水させましょう。赤玉土小粒など挿し木用土を用意し、挿します。乾燥に注意しながら明るい日陰で管理すると、20日~30日で発根します。根が出たら、複数の苗をまとめて植え付けましょう。秋に摘心すると、ボリュームのある株に育ちます。

ブルーデイジーの育て方(9)病気・害虫

ブルーデイジーの病気

ブルーデイジーにみられる病気としては、灰色カビ病があります。灰色カビ病はやや冷涼で多湿な時期によく発生する病気です。春先から梅雨にかけての時期と、秋から初冬にかけての時期に、雨が続くようなら注意しましょう。灰色カビ病は、最初茎や葉、花に水がしみたような症状が出て、やがてそこから枯れたり腐敗して灰色のカビが生えます。予防策としては、こまめに花がらを摘む、混み合った枝を剪定するなどして、風通しをよくするようにします。

ブルーデイジーの害虫

害虫には、アブラムシが見られます。春から秋の暖かい時期に発生しやすいので、よく注意して観察し、見つけ次第駆除しましょう。対策として苗の植え付け・植え替えの際に株元に殺虫効果のある粒剤をまいておくのも有効な方法です。

ブルーデイジーの寄せ植え

寄せ植えのポイント

Photo by Chris Breeze

ブルーデイジーは単独で植えても素敵ですが、寄せ植えの植物としても活躍します。特に斑入りの葉をもつ品種は明るい印象で、花が咲いていない時期も常緑のグリーンリーフを楽しめるので人気があります。

寄せ植えのポイントは、株と株の間を詰め過ぎず、通気性を良くしておくことです。寄せ植えが長持ちします。

ブルーデイジーの寄せ植えに向く植物

Photo by steve p2008

春の寄せ植えに向く植物としては、アリッサムやパンジー、ビオラなどがあります。バーベナなどの小花やイングリッシュデイジーなどデイジー類、インパクトの強い紫のルピナスと一緒に寄せ植えにしても面白いでしょう。ホワイトや紫色の花々と合わせるとブルー系の爽やかな寄せ植えに、ピンクや濃い紫と合わせれば可愛らしくまとまりやすいです。ブルーデイジーの素朴で繊細な雰囲気が他の植物と合わさることでより引き立てられますので、ぜひ色々な組み合わせを楽しんでみましょう。

寄せ植えの仕方が気になる方はこちらをチェック!

寄せ植えの仕方に興味がわいた方は、以下のページが参考になります。素敵な寄せ植えが沢山紹介されていますよ!