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壁面をおしゃれに彩ろう!つる性植物12種をご紹介!あなたのお庭に合うのはコレ!

つる植物は、垂れ下がったり巻き付いたりしながら緑で覆ってくれ、ナチュラルでおしゃれな印象に壁面をしたい場合などにおすすめです。つる植物もいろいろな種類がありますので、どんな壁面にどんなつる性植物が合って育てやすいのかについて詳しくご紹介します。
2020年12月30日
tryworks.oka
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つる植物で壁面を飾りたいのはどんな時?

目隠しや香りを楽しむ効果も

つたが絡まる玄関
Photo bynonmisvegliate

緑のつる植物で覆われている壁面は、おしゃれで印象的です。ガーデニングの楽しみの一つとして、憧れる人も多いのではないでしょうか。つる植物で壁面を飾りたい場合は、個性的でナチュラルな印象の壁面にしたいということだけでなく、最近では壁面緑化「緑のカーテン」ということでエコとして、夏の暑さ対策などで植える人も増えています。つる植物を外壁に植えて目隠しをしたいという時もあります。また、庭との一体感を持った作りにしたい場合にも壁やフェンスをグリーンや美しい花などで彩ってみるのもいい方法です。また、壁面からの季節の香りを楽しむのも、一つのガーデニングの魅力と言えます。

つる植物とは?種類と特徴は?

他の樹木や物に支えられて高く長く成長

のぼるつる植物
Photo byMabelAmber

つる植物とは何かですが、特徴は他の樹木や物に支えられて成長し、高い場所へと茎を長く伸ばしていくことです。つる植物は、垂れ下がったり、よじ登ったり、巻き付いて絡みついたりしながら生長していきます。くっつくために、ひっかけがあったり、張り付くものがあります。多くの種類がありますので、それぞれの壁やフェンスに合ったつる植物をその特徴を知った上で選んでみるといいでしょう。

つる植物の種類

つる植物には草本と木本の種類がありますが、壁面に使われるものには自力で這いのぼっていくものが活用されています。気根や吸盤などで張り付いていくタイプのつたなどが多い特徴です。フェンスなどにおすすめは、葉や茎の先端が巻きひげや巻つるになっているものです。巻きつく種類のものは、ガーデニングの手入れとしては誘引しなくても伸びていきますが、誘引した方がきれいな見た目になります。

つる植物の特徴と魅力とは

自立せずしっかりした茎や木の幹を持っていないのが特徴です。成長が早く、ぐんぐん伸びていくものも多くあります。早く緑のカーテンを作りたい、壁面緑化をしたいという場合には生長の早い特徴を持ったものを選ぶのがおすすめです。

常緑のつる植物も人気!

窓を覆うたくさんのつる植物
Photo bygefrorene_wand

つる植物の中でも常緑のものを選ぶと、年中緑のカーテンが実現できます。特にヘデラ類は手入れも簡単で、常緑で葉が密集していてグリーンがきれいに見えます。目隠しにしたい場合も、常緑の葉が密集しているつる植物を選ぶのがいい方法です。また、落葉するものの場合には紅葉を楽しむことができますので、夏の暑さ対策として選ぶにはいいでしょう。草木も、多年草の種類のものを選ぶことで常に壁を彩ってくれておすすめです。

花や実が美しいつる植物を楽しむのもおすすめ

また、つる植物を外壁に彩って、花や実を楽しむ方法もあります。つる植物の中には、きれいな花を咲かせるものも多く、中には香りも楽しめるものがありますのでおすすめです。花も密に咲かせるものがありますので、きれいな花で壁やフェンス一面を覆うことができます。また、実をならす種類も季節感が楽しめていいでしょう。

外壁におすすめのつる植物5選

壁に張り付く、つる植物がおすすめ

壁面のつた
フリー写真素材ぱくたそ

具体的におすすめのつる植物をご紹介していきます。まず外壁をグリーンや花で飾りたいという場合には、壁を直接登って育っていくつる植物がおすすめです。支柱などで支えなくても自力で高く上がって生長しき、誘引しなくてもいいタイプが楽です。壁に張り付いて登っていくヘデラやナツヅタなどがおすすめと言えます。

葉が美しいつる植物のおすすめとは

ヘデラ・カナリエンシス(常緑・木本)

ヘデラの葉
Photo byrkit

学名ヘデラは、常緑で管理もしやすいのがおすすめです。ヘデラは、関西以西の暖かい地方ならば外壁におすすめです。0度位までならば耐寒性があります。地植えをして上に向けて這い上がるように育てるといいでしょう。成長が早いヘデラには、「ヘデラ・カナリエンシス」、斑入りがきれいな「ヘデラ・カナリエンシス  バリエガータ」などがあり、寄植えにも人気です。

ヘデラ・ヘリックス(常緑・木本)


ヘデラの中でも葉は割と小さなサイズで長さ5~8cmほどですが、きれいに密集しているので壁面緑化にはおすすめです。生長も比較的早く、挿し木でもどんどん増えますので、増やしやすいのが特徴となっています。寄植えにしても生長が早く、見栄え的にも整っていきますのでおすすめです。

ナツヅタ(落葉・木本)

紅葉するナツヅタ
Photo by_Alicja_

木本のブドウ科で、ブドウのような大き目の葉が印象的です。吸盤の付いた巻ひげで、壁にくっついて登って高くまで成長。緑色の葉が壁を全面に覆うように育ちます。秋は紅葉して落ちますのが、紅葉が美しくて魅力的なのが特徴。壁面で大きな葉の印象的な美しさを楽しみたい場合には、おすすめとなります。

花や実が美しいつる性植物のおすすめとは

コンボルブルス

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3503033?

コンボルブルス(半常緑・一年草・多年草)

学名コンボルブルスは、外壁の上から垂れ下がるように育てるのがおすすめです。緑の葉もたくさん付き、4月~6月にヒルガオによく似た小さな紫色の花がいっぱい咲いて可愛らしい印象です。半耐寒性で、半常緑ですので、暖かい地方で育てるのがおすすめとなっています。

毎年花を咲かせてくれる多年草もあります。多年草の種類を選ぶとどんどん成長させていくことができ、手入れも楽です。

テイカカズラ(常緑・木本)

小さな白い花を初夏に咲かせ、香りもあって人気です。日陰でも育ち、夏の暑さにも強いのが特徴で、グリーンカーテンにも向いています。春夏は緑色の葉を茂らせ、秋には紅葉するのも魅力です。葉がきれいなハツユキカズラもこの「テイカズラ属」です。つるを壁やフェンスに絡んで生長。テイカズラの方が少し早く育ち、10mほど這い上がることができます。花もかわいくて、高く覆いたい時におすすめのつる植物です。

フェンスにおすすめのつる植物7選

巻ひげや巻つるタイプのものがおすすめ

ハツユキカズラ

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3954782?

フェンスに巻き付けて育てられる巻ひげや巻つるタイプのものを育てることができます。あとできれいな形に巻き戻してあげることもできて手入れもしやすくなっています。バランスよく、きれいに巻きつけていくように手入れをするといいでしょう。もちろん壁に張り付いて育つ種類を育てても、大丈夫です。

葉が美しいつる植物のおすすめとは

ハツユキカズラ(常緑・木本)

外壁にカズラ類を這わせるのもおすすめです。カズラの中でもハツユキカズラは、葉がピンクや白の斑が入る点がきれいです。地面に植えると、つるは50cm以上長く伸びていき、フェンスなどに絡まり、大きくなると10m近くの高さまで登ります。夏の直射日光は苦手ですが、暗いと斑がきれいに出ませんので日当たりのいい庭に植えて手入れをするのがおすすめです。

花や実が美しいつる植物のおすすめとは

クレマチス(落葉・多年草)

壁のクレマチス
Photo bycongerdesign

別名テッセンとも呼び、巻ひげタイプで伸びていくクレマチスは、花が美しくて人気です。春に香りのいい花を咲かせ木立ち性のものもあります。花も楽しみたい人におすすめです。特に前年の枝に花が咲く旧枝咲きのクレマチスは、つるが長く伸びて壁に沿わせて育てるのにおすすめです。フェンスに巻き付けることもでき、よくフェンスを彩っている姿を見かけます。誘引して手入れをした方がきれいに巻きつくでしょう。

トケイソウ(半常緑・多年草)

トケイソウ
Photo byrycky21

時計のような形の大きな花が印象的な巻ひげタイプのつる植物です。フェンスや外壁を美しいたくさんの花で彩りたい人に人気です。生長が早く、花が咲いている期間も長く、鮮やかな印象のある花で壁を彩りたいという人に向いています。3m以上登って生長しますので高いフェンスや壁面にもおすすめです。花は白、赤、ピンク、黄色、紫などのカラフルな色から選べるのも素敵です。

つるバラ(クライミングローズ)(落葉・木本)

フェンスのつるバラ
フリー写真素材ぱくたそ

美しい花が魅力で、品種も多くフェンスだけでなく、壁に這わせる人もいます。葉もたくさんで花も密集して咲き、香りのある花が多く咲くのも魅力です。誘引してきれいな姿を作るといいでしょう。また、「クライミングローズ」はよく伸びていきますが、枝が曲がりにくいものもあります。枝が曲がりにくい種類は、壁に這わせるようにするのがおすすめです。


カロラインジャスミン(常緑・木本)

カロラインジャスミンは巻きつくタイプで、茎が支柱などに巻きついて育ち、誘引した方がきれいに育ちます。4月~5月頃黄色の花をたくさん咲かせるのが魅力です。1m~3m以上に育ち、日当たりのいい場所に植えるのがおすすめと言えます。ジャスミンは香りが楽しみですが、「カロラインジャスミン」の香りは控えめです。

スイカズラ(ハニ―サックル)(半常緑・木本)

巻つるのスイカズラは、別名ハニーサックル、和名では別名ニンドウとも呼ばれています。落葉から常緑まであり、つる状で花を楽しむことができます。学名はロニセラとなっています。ハニーサックルは有名で、黄色やピンク、白などの花を付け、別名が示すように甘い香りが特徴です。5月頃から秋まで花の香りが楽しめ、成長が早くて育てやすいでしょう。

ムベ(常緑)

アケビのような実を付けるため「アケビ」と呼ぶ地域もありますが、アケビとは異なっています。巻きつるのつるの長さは3mほどに伸び、常緑で葉っぱが密集。下の方が空いた感じになりやすいため寄植えをするのもおすすめです。別の種類のつる植物と一緒に庭に寄植えをしてみるといいでしょう。

ガーデニングの一環としての壁の彩り方

壁・庭をグリーンで覆うイメージとは

壁のつる植物
Photo byAlexas_Fotos

庭づくりをする上で、ガーデニングの一環として壁面を立体的に彩るのは魅力的です。あらためてどのようなイメージで彩ったらいいのかについて見ていきます。どんな庭をイメージしてガーデニングをしたいのかを最初に考えてみませんか。つる性植物とはを考え、イメージや特徴をあらかじめ知って考えておくことが大切です。

ヨーロッパ風・北欧風の庭に

つたが覆う窓辺
Photo byAngelikaGraczyk

ヨーロッパ風・北欧風の庭にするために、壁面からつる植物のグリーンで彩ってみるといいでしょう。ヨーロッパ風や北欧風にするには、ヘデラやつるバラ(クライミングローズ)などの明るいグリーンで彩ってみるのがおすすめです。ガーデニングで多くの植物の寄植えを楽しみながら、壁面も北欧風などの優しいグリーンでナチュラルに彩るのがコツです。つる植物もいろいろな種類を寄植えするのも素敵です。

庭のアプローチの壁、階段を彩る方法

壁床のつた
Photo byRyanMcGuire

庭の玄関までのアプローチや階段などの壁面を、寄植えやつる植物で彩ってみませんか。つる植物に覆われた中を通って玄関に行くようにガーデニングしてみるのもおすすめです。フェンスを作って、そこに這わせるようにつる植物を育てることで、素敵な雰囲気や香りも楽しめておすすめです。ナチュラルな雰囲気のアプローチを作るのもいい方法です。

壁面を彩るつる植物を選ぶポイントとは

生長の早い種類を選ぶのもおすすめ

スイカズラ
Photo byDieter444

あらためて、つる植物を選ぶポイントもご紹介すると、壁面をグリーンで彩るには、つる植物の生長速度も大切です。早く成長してほしいならば、カロラインジャスミンやハゴロモジャスミンやスイカズラ、トケイソウやムベなどがおすすめです。人気のヘデラなどはあまり成長が早くありませんので、ヘデラの多くの種類の中からできるだけ生長が早いものを選ぶようにします。

壁やフェンスの高さによって種類を選ぶ

また、壁やフェンスの高さによってもつる植物の種類を選ぶのがポイントです。高く登っていくものとしては、ナツヅタ、テイカズラやハツユキカズラ、トケイソウ、ムベなどを選ぶのがおすすめとなっています。

密に成長するつる植物もポイントに

壁一面のつる植物
Photo byPeggy_Marco

壁面を覆うには、茂る密度も気になります。また常緑かどうかもポイントです。ヘデラやヘデラ・ヘリックスナツヅタが最も壁面を平均的に密に覆うのでおすすめです。ほとんどのつる植物が下の部分がまばらで空いた状態になりますので、庭に近い下の部分は寄植えをするのもいいでしょう。また、目隠しやグリーンカーテンにしたい場合は、落葉しない常緑の種類や夏にも強い特徴を持ったテイカカズラなどのつる植物がおすすめです。

下の部分にはヘデラの寄植えもおすすめ

壁の下の部分を覆うものとして密に育ち、管理ししやすいヘデラを寄植えするのがおすすめとなっています。全面的にカバーするために便利に使え、丈夫で育てやすいためにガーデニングにも人気です。ヘデラには様々な種類があるのも、寄植えとして選びやすいポイントとなっています。


多年草を選ぶことで手入れも簡単

草本のつる植物の場合にも、多年草を選ぶことで毎年楽しめて手入れも楽でおすすめす。寄植えをした場合も多年草を寄植えに選んでおくと便利です。花を毎年咲かせてくれる多年草のクレマチスやトケイソウや、香りを毎年楽しめる多年草などを選ぶのもポイントとなります。

つる植物の壁面での手入れとは

つる植物の手入れは面倒?

壁を彩るバラとつる植物
Photo bymuenstermann

中にはつる植物で壁面を彩ることに抵抗がある人もいます。そうした人たちの多くは、手入れが大変ということが大きな理由になっています。水やりが大変、虫が心配、育ち過ぎた場合の対応などを心配する人が多い傾向です。実際につる植物は、どんな手入れが必要なのかについてご紹介します。

きれいに壁面のグリーンや花を保つには

つる植物の木本や多年草をそのまま育てるのが楽ですが、つるを伸び放題にしておくのではなく時々、間引くことも大切です。花が咲くトケイソウなどは、伸びた先に花が咲きますので、切り戻しすることも必要です。新しい枝が出てくることで全体的にバランスよくきれいに咲きますので、きれいに保つためのつるの手入れも大切と言えます。

外壁を守るための保護策も

壁にからまるトケイソウ
Photo by2204574

海外でよくつる植物に覆われた家を見かけますが、海外の場合には外壁が石やレンガのために丈夫で這わせやすくなっています。日本で外壁につる植物を這わせた場合、雨が降った際に水が外壁にたまりがちです。壁との間にフェンスを設置したり、専門の登はんマットを設置して這わせることで壁が傷むのを防げますので、使ってみるのもおすすめです。

生長しすぎないようにするのもポイント

伸びすぎた場合に取り払う方法が大変という声もよく聞かれます。あまり生長しすぎるとそれを取り払う際にも経費がかかることが多くなります。どこまで成長させるのかを計画することも大事なことです。

壁面を彩るつる植物の種類のまとめ

壁につた
Photo byinkflo

家の壁面を彩るつる植物とは何かをご紹介し、様々な種類のつる植物をご紹介してきました。どんな壁面にするのか、どの程度つる植物で覆うのかを最初にイメージすることが大切です。覆うスピードや覆う面積、密に覆うのかなどを考え、花や実を楽しみたいかなどを最初に考えてみませんか。誘引が必要なものもあり、生長に手間がかかる種類もあります。生長してからも間引きや巻き戻しなどをしながら、つる植物を楽しんでみませんか。

他の庭の作り方が気になる方はこちらもチェック!

壁やフェンスの一角だけでも雰囲気が異なる庭です。ガーデニングは、それぞれの家の雰囲気に合わせて行うのがおすすめです。他の庭の作り方についても気になる方は、様々なイメージの庭を見て、庭のデザインの仕方などを考えてみるといいでしょう。