Ar.キャロ フリーシンカーLong
シャローフリーク エクスパンダ
メジャークラフト JPショアジギ サビキ S
シマノ 19ストラディック 2000
ヤマガブランクス ブルーカレント 3 82
アジングのヘビーリグ入門まとめ!
飛距離を出して釣果アップ!
沖のアジを大遠投攻略!スタンダードな遠投リグで届かない釣り場におすすめのヘビーリグを4種類ご紹介します。流れが速い釣り場、アジが速い動きを好むタイミングでも活躍!初心者の方でも簡単に楽しめるジグサビキも登場します!
アジングヘビーリグとは
どうしても届かないあのポイントに!
今回の記事で「ヘビー」としてご紹介するアジングのリグは、ウェイト15g前後、通常のアジングカテゴリーからやや外れて、スタンダードなリグではどうしても攻略が難しいポイントを釣るための仕掛けです。5g、7gといったウェイトのリグと比べると飛距離は圧倒的ですが、スローなアクションが難しかったり、操作感を感じにくかったり、デメリットも目立ちます。遠投サビキなどで沖に投げれば釣れるのに、と分かっているポイント向け!ジグ単、遠投リグと検討して、もっと飛ばしたい方におすすめのスタイルです!
回遊のデカアジ狙いに!
ヘビーリグで釣る最大のメリットは、沖側を回遊する大型のアジまで届く圧倒的な飛距離。スタンダードな遠投リグで届く距離まで寄ってくるなら、極端にヘビーな仕掛けは必要ありませんが、探れる範囲は一気に拡大します。遠浅な砂地のサーフ、沖側の太い流れや沈み根を攻めるならヘビーリグ!入門向けのロッドアイテムにはラインナップが無いケースがほとんどなので、釣りの経験がある方、予算を多めに用意してスタートする方におすすめです!
アジングヘビーリグが活躍する釣り場
サーフエリアの攻略に!
特に出番が多いエリアは、手前で釣れない砂地サーフやゴロタ浜。状況次第でもちろん寄ってくることもありますが、基本的には沖側、1タックルで幅広いシチュエーションに対応したいという釣りにおすすめです。アジングの釣り場としてはあまりポピュラーではなく、情報が少ない釣り場ではありますが、混雑しにくくサイズも期待感抜群!沖からベイトに着いたアジが入ってくる、小型青物を釣るようなポイントでのアジングにマッチする仕掛けです!
堤防からの釣りでも有効!
堤防から外側の海を釣るような釣り場でも、ヘビーな遠投リグが活躍。青物が釣れるような場所は特に有望で、沖からアクセスしてくるアジに効果的なアプローチができます。遠投カゴが有名なエリアは要チェック。ロッドが長く仕掛けが重め、足場が高い釣り場やテトラが気になる釣り場の釣りでも活躍します!
アジングのヘビーリグを4つご紹介!
大遠投向けの仕掛けをチェックしよう!
アジングのヘビーリグをまとめて紹介!沖の回遊アジを直撃できる、飛距離に優れた仕掛けをチェックしてみましょう。スタンダードな遠投リグ同様、こちらも仕掛けごとに特徴があるので、自分のやりたい釣りに合うものを選ぶのがポイント。ナイトゲーム、ワームで釣りたい時はキャロやフロートを、デイゲーム、明らかに小魚を追っているときは、メタルジグやジグサビキを優先して試してみてください。メタルジグを1つ用意しておくだけでも非常に便利です!
1.アジングヘビーリグ:キャロライナリグ
ヘビーリグ入門もやっぱりキャロ!
Ar.キャロ フリーシンカーLong
アジング遠投リグのド定番、キャロライナリグは、ヘビーな遠投リグでも必ずチェックしておきたい安定感のあるリグです。仕掛け構成はスタンダードな遠投リグの時と変わらず、シンカー部分のウェイトが10g、15gと重くなっただけの構成。ジグヘッドはスローなフォールが演出できる、0.5g程度をおすすめします。沈降速度が速くなるので、流れのある所にキャストしたい仕掛けです。ワームが使えて、底付近までしっかり探れる仕掛け!釣り味にアジングらしさもあり、ゲーム性を重視する方には特におすすめです!
キャロライナリグの釣り方をチェック!
操作方法は軽めのキャロを使う場合とほとんど同じで、攻めたい水深まで沈め、ロッドを軽くシャクってシンカーを浮かせるところからスタートします。シャクった後はロッドを平行にゆっくり動かして引くサビきを入れて、アジが口を使うスローなフォールを演出。シンカーとジグヘッドの間のラインが軽く緩んで、ゆったりとしたアクションが出せます。シンカーが軽ければこの間をゆっくり取れますが、どんどん沈む重いシンカーを使う時は、イメージをしっかり作らないとすぐに着底してしまいます。レンジを広く、間は短くのイメージで釣り場の状況に合わせていきましょう!
2.アジングのヘビーリグ:フロートリグ
飛距離抜群のヘビーフロート!
シャローフリーク エクスパンダ
こちらもキャロライナリグ同様、ワームが使えるナイトゲーム向けの仕掛け!飛距離とスローなアクションを両立させる、ヘビーなフロートリグです。ウェイトは20g程度まで選択可能で、このクラスのウェイトでも、フロートの浮力を活かしてスローな展開を作れます。弱点は操作性の低さで、着底が分かりにくく、持ち上げたときに仕掛けがどこにあるのかをイメージしにくいです。表層から中層のイメージで釣れるポイントであれば操作が簡単。沖側が浅い、海藻や根があって引っかかるようなポイントで試してみましょう!
ヘビーフロートの釣り方をチェック!
ヘビーフロートの代表的なアイテム「シャローフリーク エクスパンダ」の釣り方解説動画です。セッティング、釣り方とヘビーフロートアジングの基本がバッチリつかめます。仕掛け準備の段階でチェックしておきたいのが残存浮力で、どの程度のウェイトをプラスするとどの程度のスピードで沈むのか、この部分をしっかりチェックしておく必要があります。初心者の方は、事前に見えるところに落として、沈むスピードを確認しておくのがおすすめ。ジグヘッドのみで使うとかなりスローです。釣り方はゆっくり巻いてサビく、止める、これだけなので簡単!釣り方自体がかなりスロー、という点もチェックしておくべきポイントです!
3.アジングのヘビーリグ:メタルジグ単体
簡単操作で入門にピッタリ!
沖から入ってきたアジを狙うならコレ!釣り方簡単、メタルジグ単体の釣りもチェックしてみましょう。アジング向けのメタルジグは1g、2gが近年人気を集めていますが、大型のアジなら20g程度のジグでも十分にバイトのチャンスアリ。アジ狙いではタダ巻きに対応したウェイトバランス、細身のシルエットが高実績で、10g、15g程度とすると全体のサイズもかなり抑えられます。ヘビータックルに持ち替えて、飛距離抜群のメタルジグでアジを狙ってみましょう!
メタルジグ単体の釣り方をチェック!
釣り方は他のメタルジグゲーム同様、任意のレンジまで沈めてゆっくりとリフト&フォール、タダ巻きと試しながら攻めるのがスタンダード。デイゲームで小魚についたアジを見つけるという部分が、初心者の方にとってネックとなりやすいポイントです。朝マズメ、夕マズメにいいサイズのアジが釣れるという情報を探してみましょう。ウェイトは届く重さ、底が確認できる重さを基準に30g程度まで!使い方簡単、砂地のサーフでも活躍できる仕掛けです!
4.アジングのヘビーリグ:ジグサビキ
小さなエサの演出に!
メジャークラフト JPショアジギ サビキ S
初心者の方には特におすすめ!先ほどご紹介したメタルジグに、ジグサビキをつける仕掛けです。ジグの重さは単体の時と同じイメージで、ジグのサイズよりもベイトのサイズが小さいときにはこの仕掛けが有効。アジが小型でもヒットのチャンスがあるので、ジグ単体の時よりもターゲットのサイズを選びにくいです。弱点は根掛かりしやすい、他の魚が掛かりやすい、この2点!カマスや小鯖など、アジよりもレンジが高い外道が多いと、アジが釣れる前に他の魚が掛かってしまいます。釣れる魚を見ながら、ジグ単体と使い分けましょう!
ジグサビキの釣り方をチェック!
ジグサビキを使ったアジングの実釣動画です。タックルはライトショアジギング向けのものが使用されていますが、釣りのイメージはバッチリつかめます。注目のポイントは釣り方解説と釣れているアジのサイズで、極端に大きなアジが回っていなくても、ジグサビキなら手軽にアジ釣りを楽しめます。遠投向けのアジングタックルで遊ぶ場合は針数少なめ、仕掛け全長短めとして、扱いやすさ重視で楽しみましょう!
アジングのヘビーリグ向けタックル!
ヘビーリグ向けのタックルを3つに分けてご紹介!
ヤマガブランクス ブルーカレント 3 82
①ロッドはアジング向けがベスト!
ヘビーリグ向けのタックル選びで、一番迷うポイントがロッドの選択。スタンダードな遠投リグ向けがMAX12g程度、ヘビーな遠投向けはMAX20g程度となっているものが多く、10g程度を使う場合はどちらを使っても遊べます。ライトなリグと兼用するか、10g以上も使うのか、やってみたい釣り方をイメージしながら選んでみましょう。メタルジグ単体、ジグサビキオンリーの場合は、スーパーライトショアジギング向けやシーバスロッドでも遊べますが、フロート、キャロとワームを使う場合はアジングロッドがベスト!チューブラーでソフトティップ、ハードソリッドティップと、投げやすさと繊細な誘いを両立できる構成です!
②リールは高剛性モデルもおすすめ!
シマノ 19ストラディック 2000
リールは入門向けのクラスでも十分対応可能。定番の2000番だけでなく、大型ヒット時に安心感のある2500番もおすすめできます。各種リグを1タックルで使うなら、ギア比はノーマルギアがおすすめ。ライトゲーム向けの軽量タイプでももちろん遊べますが、20g近いウェイトを使用する場合は高剛性モデルもおすすめ!他の釣りへの流用も検討しながら選んでみてください!
③ラインはPE0.4号が定番!
ラインはPEの0.4号が定番!リーダーはやや太めの6lbまで用意しておくと、ヘビーな仕掛けも安心してキャストできます。20g近いウェイトをフルキャストする場合は、気持ちよく使える0.6号も検討してみましょう。
アジングをヘビーに楽しもう!
大アジ入門にヘビーリグ!
いつもよりヘビーな構成で、沖のポイントを狙えるヘビーリグ。スタンダードな遠投リグの一歩先へ、届かなかった回遊アジの群れにアプローチできる仕掛けです。どこまで必要なのかは釣り場次第、不必要に重いものを使うと逆に釣りにくくなるのがアジですが、特別重い仕掛けが活躍するシチュエーションももちろんあります。覚えておけば、沖の回遊情報をキャッチした時にすぐ釣れる!メタルジグ系の釣りは初心者の方でも簡単なので、引き出しを増やす意味でもぜひ検討してみてください!
入門情報が気になる方はこちらもチェック!
入門向けのアジング情報が気になる方は、下記のリンクをチェック!初心者の方でも遊びやすいジグヘッド単体の解説記事、釣り初心者の方向けにポイントの探し方をまとめた記事をご紹介します。今回ご紹介したヘビーリグは、ジグ単や遠投リグでどうしても釣れない釣り場向け!簡単で初心者でも遊びやすいアジングの仕掛けと言えばやはりジグ単です。港の内側、常夜灯の近くで手軽に遊びたい方は、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!
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