冬の夜はライトゲーム!
冬のライトゲームを楽しもう!
青物、サーフが不調の気配ということで、今週はライトゲームに切り替え!釣り場が空く夕マズメ後からのナイトゲームと、青物狙いを並行できる朝マズメ前からという組み立てで釣りを楽しみました。日中はまだまだ気温が高い日が続いていますが、朝夕の海はもう冬!タイミングに合わせて、冬らしい魚を釣るスタイルが面白いです。狙える魚と魚種ごとの傾向を合わせて紹介するので、初心者の方はぜひ参考にしてみてください!
回遊狙いのアジング!
夕マズメ直後のライトゲームはアジ狙いから!
まずは先週傾向を見つけたアジ狙いからスタート!ジグ単をメインに、風が強ければスプリットショットでなんとか沈めるローテーションでアジを狙いました。自分が住んでいる地域はこの時期になると風が弱い日、というのは無いので、ジグ単は1.5gと2gがメイン。ラインが風で押されてドリフト気味に沈みます。実釣の方は釣れども数が出ない展開で、時合いは暗くなってからの一瞬だけ。堤防沿いを高速で通り過ぎる群れに当たれば数匹釣れて、以後反応が全くないという内容でした。ヒットはジグ単でしたが、群れに入れば仕掛けは何でもいいような印象!数が釣りたければジグサビキ、釣り味重視ならジグ単と使い分けて遊ぶのがよさそうです!
堤防コミュニケーションで情報収集
アジングが盛んな地域ではないので、エサ釣りの方と情報交換。エサ釣りの方も回遊でババっと釣れた後はイマイチな釣果だったようですが、夜中は潮が動いていれば、いいサイズがポツポツ釣れるとの情報をゲットしました。一晩で25cmから30cmが10匹いかないぐらい、一晩アジングに使ってもよさそうな釣果です!アジは非常に気まぐれで回遊状況がランダム、シーズン中であってもいい時と悪い時ができるので、エサ釣りの情報も含めてよいエリアを探すのが釣果アップのポイントです!
表層スローでカマス!
カマスも冬のライトゲームターゲット!
秋デイゲームな魚のイメージが強いカマスも、冬の夜釣りでよく釣れるターゲット。アジに近いエリアを好み、表層を中心にちょっかいを出してきます。釣れたサイズは30cmに迫る程度、30cmを越えると、太くなって強い引きも楽しめます。実釣時はスプリットショットで表層をチェック中にヒット、フォール主体のアクションで釣りましたが、カマスに標準を合わせるなら巻きをメインにするのがおすすめです!
ナイトゲームなら表層スロー!
デイゲームはミノーやバイブレーション、ジグで釣れるカマスも、夜はスローなアクションを好む傾向アリ。メバル、シーバスからヒラメまで、多くの沿岸系フィッシュイーターはこの傾向を持っています。飛距離に問題が無ければジグ単で、波動の小さいピンテール系のワームを付けてタダ巻きするのがおすすめ。色はチャート系から、食わなければジグヘッドを軽くして、リトリーブスピードを下げるのがおすすめです。アジに比べると釣りやすい魚なので、ライトゲーム初心者の方はカマスの情報も合わせてチェックしてみてください!
常夜灯狙いでメバル!
冬のライトゲームと言えばメバル!
アジングがダメならメバリング狙いに切り替え!アジよりも回遊性が低く、ついているイメージで釣果が安定しやすいのがメバルのいいところです。実釣時はポイント巡りを重視して、アジの釣り場からメバルの釣り場へ移動。常夜灯が海面を強く照らすポイントを狙いました。明暗、岸壁際と表層を攻めて、少し沈めたところでヒット!数は出ませんでしたが、今の時期ならいいサイズと言えるサイズをゲットできました。手堅く遊べます!
冬のメバリングは常夜灯狙いが安定
大型を狙うなら潮通しのいいポイントを狙いますが、冬のメバリングはまだ小型がメインとなるタイミング。2月から3月にかけて一度釣りにくくなって、気温が上がってきたあたりからが大型狙いのシーズンになります。暗い堤防外側はほどほどに、明るい常夜灯まわりを釣るのが安定!プラグはベイトの状況次第、まずはワームから試しておきましょう。こちらもチャート系で柔らかいものが特におすすめです!
岸壁狙いでカサゴ!
メバリングついでにカサゴも狙ってみよう!
メバルが多いストラクチャーまわりは、ボトムにカサゴがいるケースが多いです。表層狙いオンリーとしているとカサゴは混ざらないので、いろいろ釣りたい時はボトムも合わせてチェックしてみましょう。ワームは同じものをそのまま使えばOK、ジグヘッドは重い方が底を釣りやすいです。常夜灯が作る明暗の暗い側は要チェック!寒くなるといいサイズが混じりやすいターゲットです!
足もとチェックは忘れずに!
カサゴ狙いで必ずチェックしておきたいのが、岸壁ギリギリ、足元直下のコースです。自分の後ろに光源があって、岸壁側が暗くなっているようなポイントは必ずチェック。継ぎ目や段差、カーブ部分など、目で見てわかる変化も要チェックです。上から真っすぐに落とす方がいい場合と、横方向に投げて巻いてくる方がよい場合があるので、2パターンの攻め方で探ってみてください。コースは壁際と明暗、どちらの場合もタイトに攻めて、ダメなら粘らず次に行くのがコツです!
朝マズメはライトショアジギング!
朝は青物も遊ぶ!
ライトゲームオンリーであれば、朝マズメはジグサビキやマイクロジグでアジを狙うタイミング。今回の実釣では、諦めきれない青物狙いを並行して遊んできました。遠くの空がうっすら明るくなってきたあたりからのライトショアジギングで、ルアーは鉄板バイブレーションの表層早巻き。朝マズメ前は波動でアピールできる横系のルアーが強いです。
太陽が昇ってからはジグに切り替えて、表層を巻いたりボトムでリフト&フォールをしたり、いろいろやって何とかイナダを1本ゲット。ヒットルアーは巻き系のジグで、アクションはスローなロングジャーク、スラックを出してから長めの速巻きと組み合わせて、スラックが出たタイミングでのヒットでした。この日は特にベイトの気配は無く、やる気のない魚にはスロー&フォールがよかったようです。サイズは45cm程度、このサイズでもかなり引きます!
回遊のタイミングは一瞬!
この日は3時間ほどルアーを投げて、反応があったタイミングは1投のみ。左右の方にもヒットしていたので、堤防沿いを群れが通過したタイミングでのヒットと言えそうです。エサ釣りの方に話を聞いたところ、最近はいつもこんな感じで片道切符、2回、3回とチャンスが来る感じではないとのことでした。ベイトがいなくてコマセしか食わない、ということでもないし、よくないタイミングはこんな感じなのかもしれません。
イナダサイズの回遊自体は朝一回、かなりの高い頻度で起きているようなので、他の釣りをやるかこの釣りを続けるか悩みどころ。サワラが釣れるのは別の釣り場なので、朝いつも迷ってしまいます。全く反応がないと他をやりたくなりますが、ワンバイトあればいい日が来るまで頑張って続けられそう!引きの強い青物、ブリサイズを夢見てとりあえずイナダ続行です!
冬もライトゲームを楽しもう!
アジング、メバリングともチャンス十分!
今年は気温が高く、水温もまだ高め。日が出れば秋の海なのに夜は冬の海といった雰囲気で、安定した釣果には例年と異なる組み立てが求められそうです。自分の住んでいる地域ではアジング、メバリングとも比較的好調で、チャンスは十分なタイミング。他の地域でもまだまだ楽しめると思います。ナイトゲームをするならアウターは必ず準備!夜は寒いので、防寒をしっかり準備して釣り場に向かいましょう!
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