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【連載】ヒラメ青物好調!ちょっと遅めのソルトゲームハイシーズンをレポート!

連載第39回!今週はついにシーズンインを迎えた初冬の釣り、青物とヒラメの実釣レポートをお届けします。自分のエリアでは冬らしい大型のベイトはまだこれから、小型ベイトの攻略が釣果のカギを握っています。中部で冬の釣りにお出かけになる方は、ぜひ参考にしてみてください!
2020年11月16日
sim0223
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冬の釣り本番!ベイトが寄った初冬の海を実釣レポート!

今週も状況がいい冬の釣り!

青物

先週に引き続き、今週も陸っぱりでのサーフ、ライトショアジギングが好調!ベイトが寄った遠州灘、初冬の海の模様を実釣レポートします。冬と言えば大型ベイト、何ですが今年は水温が高く晩秋といった雰囲気。ルアーは標準サイズも用意していくのがおすすめです。青物、ヒラメとも行くなら今!ベイトサイズ、ヒットルアーの情報も合わせてお届けします!

サーフのヒラメは引き続き好調!

連発とまではいかないまでも

ヒラメ

先週に続いてサーフのヒラメはイイ感じ。一人で連発とまではいきませんが、朝マズメだけでいいサイズのヒラメが複数枚登場という日が続いています。沖側で漁がおこなわれていることもあり、ベイトの寄りは十分。ソゲから良型まで、選ぶのは難しいもののアタリの数は十分です。先週はほぼ毎日風が強く、ルアーは投げやすいものばかり選択していました。ほとんど「オフベイト」しか投げていません。ソゲはオフベイトのスローなタダ巻きでキャッチ。メッキや大きなシタビラメも釣れました。自分が釣れなくても誰かは釣っていて、という状況なので、風が強くても出かける価値アリです!

おすすめルアーはオフベイト!

オフベイト 30g

出典:楽天

最近気に入って使っているのがバディワークス「オフベイト」をご紹介。30g、40gと用意されていて、遠浅向けの30gをカラーローテーションしながら投げています。急深サーフで釣っている方には重めの40gがおすすめ。カラーは明るくなるまでは「フラッシュグロー」、明るくなってからは「ピンキンキャンディ」と「メロメロメロン」と回すのがお気に入り。流れをつかめばゆっくり引けて、飛距離や投げやすさにアドバンテージがあるルアーです。着底からミディアムスローリトリーブ、ストップ&ゴーといったサーフ定番のスタイルで試してみてください!

今のサーフは小型ルアーがジャストサイズ!


ベイトサイズもオフベイト!

ベイト

複数のベイトが混ざっているというイメージですが、浜に流れ着いたベイトのシルエットは「オフベイト」と同じくらい。約70mm程度の長さで、少し幅があります。いい瞬間を捉えて通ってしまえば大きなルアーでも食いそうですが、ベイトサイズと合わせたい方は小さめで攻めるのがおすすめ。巻き系のジグは重さとシルエットを両立させやすいです!

大型ベイトパターンの準備もしておこう!

このベイトが育って大型化するわけではなく、別の魚が入ることで冬らしい大型ルアーの出番が来るので、切り替わりの瞬間に備えて大型ルアーも準備。水温が下がって風が吹いて、というのが切り替わりのタイミングになりやすいですが、いつ起きるか予測するのは難しいです。特に今年はいろいろな魚が遅れていて予測困難。140mm以上のミノーもすぐに出番が来るかもしれません。当日釣り場で悔しい思いをしないためにも、1本はルアーケースに入れておきましょう!

堤防青物もいい感じ!

ライトショアジギングでやっとイナダサイズをキャッチ!

青物

毎年楽しみにしているイナダをやっとキャッチ。今年の秋はワカシばかり、気温が下がってやっといいサイズの魚をゲット。当日は爆風サーフを避けて、なんとか釣りができる堤防へという展開でしたが、朝暗い時間から反応があり、明るくなるとボイル、チェイスが頻発。収まっても時間が経つとまたどこかでボイルが起きて、という最高の時間を楽しめました。釣れる魚のサイズは40cmからで、ときどき60cmクラスが混ざる内容。イナワラ程度の負荷をイメージしてセッティングしていけばバッチリです。取り込みに難アリなポイントなので、リーダーはフロロ40lbを使用しています!

ルアーローテーションをご紹介!

リアルスティール TG 30g

出典:Amazon

釣りたい魚がブリ系、サワラが混じるかも、というシチュエーションで、当日行ったルアーローテーションをご紹介。暗い時間は波動で攻めるメタルバイブレーションを表層高速巻き、ときどきボトムをスローに巻いて、ヒイラギパターンのチェックも行います。明るくなってからはメタルバイブにミノーを混ぜて、表層を集中攻撃。釣れなければジグでボトムを釣りますが、水面に反応があればジグはほとんど投げません。カンパチはボトム徹底、ブリ系は表層を重視するのがおすすめ!朝マズメは高活性に期待、思い切ってスピードを出すのもポイントです!


シンペンの表層引きが大爆発!

ボイルしてるのに釣りきれない!

シンペン

暗い時間にメタルバイブでワンバイト、明るくなってミノーを混ぜたところで、朝一発目のボイルが始まりました。メタルバイブがいいコースを通ったキャストが何回かあったんですが、コレが全く口を使わない。追ってもこないし、ミノーも全然ダメ。波動が出るのがよくないのかも、とひらめいて、シンキングペンシルを表層に通すパターンを試してみることにしました。これが一投目からものすごいハマり方で、チェイスやミスバイトが連発!追ってきてルアーの後ろで水面が爆発するシーンを何度も目撃する反応具合です。反応がいいアクションパターンもつかんで、かなりいい内容でイナダを複数キャッチできました!

スキッピングに近い使い方がハマった!

ハードコア ヘビーショット

出典:楽天

たまたまケースに入っていた「ハードコア ヘビーショット」で水面直下を滑らせるようなショートジャック+ラインスラックで間を作る、というアクションを試している中で、風で引っ張られたルアーが水面から飛び出ることが何度かありました。このルアーが水面から顔を出す動きに反応していると感じて、スキッピングに近いアクションを入れるとすぐに魚から反応!この日はルアーの頭が出る程度、水しぶきが出るような動きが強烈に魚を惹きつけました。風で海面もバシャバシャですが、この日は水が動く釣り方がよかったようです。バシャバシャっと巻いてステイやジャークを混ぜる、この動きが当日の状況にドンピシャ!明るくなってからはこの動きでも騙せなくなりましたが、薄明るい時間は今後もしばらく使えそうです!

堤防青物はベイトがマイクロ!

ベイトは5cm以下!

ベイト

持ち帰ったイナダを捌くと、胃から5cmぐらいのベイトが出てきました。堤防の足元でルアーに驚いて跳ねる魚もこいつで、シルエットが細く小さい。沖側の表層で追われていたのもおそらくこの魚だと思います。強風のなかでこのサイズにルアーを合わせるのはほとんど不可能、次回どうやって釣りを組み立てるか考え甲斐のあるヒントです。波動が弱い、水しぶきや飛び出しでサイズ感をごまかせる、シンペンのスキッピングは正解に近いアプローチだったと思います!

他の手も検討!


暴れん棒侍 30g

出典:Amazon

暗い時間から7時頃まで、チャンスタイムは3回ほど訪れましたが、明るくなった最後のチャンスはルアーがバレてしまったようで口を使わせられませんでした。次回も同じパターンだった場合に備えて、シンペン以外の方法も検討しておきます!パっと思いつくのは得意なジグサビキ、幹糸40lbクラスのものを使えばイナワラまでならランディングできそうです。あとはやっぱりブレード!爆風でもある程度飛んでくれそうな「暴れん棒侍」なんかがよさそうです。シンペンをどうにか食わせる方法をもう少し詰めるというのも勉強になりそう。ミノーを食うパターンになってくれると楽ができるんですが、今年はもう少し後になりそうです!

冬の釣りに行くなら今!

ライトショアジギングシーズン本番!

青物

先週からベイトが入って、いい日が増えてきた初冬の海。遠州灘、駿河湾サーフどちらも期待ができそうです。ライトショアジギングはイナダ以上のサイズにも期待!自分のエリアではベイトが小さいので、お出かけになる方は小型のルアーも用意していくのがおすすめです。これからの時期はほぼ毎日強風になりますが、折れずに通っていい魚をたくさん釣りましょう!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!今週同様海の状態が良かった、先週の実釣記事をご紹介します。前回も風が強く、堤防に移動してヒラメゲームを展開!今週のように青物は入ってきませんでしたが、いいサイズのヒラメをゲットできました。ライトショアジギングシーズン本番、あの手この手で冬の強風を攻略しましょう!