【2022】東京でのんびり過ごせるピクニックスポット12選！デートや散歩にも！

東京には行ってみたいピクニックスポットがいっぱい！

世界的にも人口が多く、大都会として知られる東京は、ビルが乱立して自然が少ないように思われがちですが、東京にも、皇居や明治神宮、代々木公園に代表される、緑が多く豊かな自然に囲まれた公園や緑地が多いです。そして家族連れやデートのカップルでピクニックに出かけ、散歩をしたり、広い芝生の上でのんびりと思い思いにリラックスすると、心身共にリフレッシュして癒されます。今回は、東京でのんびり過ごせるピクニックスポットを厳選して、ご紹介していきます。

東京のピクニックスポット事情！

東京には、東京湾に沿った海辺や都内を流れる川に沿って公園や緑地が多く、また郊外の武蔵野など、昔ながらの森や林が豊かな自然が色濃く残っていて、公園として利用されているエリアも多数あります。そして「ここが東京なの？」と都会であることを忘れるような穴場の公園もあります。また子供が大喜びのアスレチック遊具やBBQ施設が充実している所もあり、ピクニックに行って、お弁当を広げたり、のんびり過ごせて子供も大人も楽しめる芝生広場などがあります。以下に、東京のおすすめピクニックスポットを12箇所選んでみました。

東京でおすすめの公園やピクニックスポット12選！

それでは東京のおすすめのピクニックスポットを12選、ご紹介しましょう。それぞれの公園の特徴や魅力、おすすめポイントなどを説明していきますので、今後の参考としてください。

おすすめのスポット①：武蔵野の森公園

「武蔵野の森公園」は、調布市にある「調布飛行場」を挟んで東西に広がっていて、2000年に開園された比較的新しい公園です。この飛行場は昭和16年に建設され、戦争中は、東京に飛来する爆撃機などの迎撃のために戦闘機隊が配備され、ここから飛び立ったそうです。現在は、大島や三宅島などへの定期便の空港として使われています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

園内には滑走路を展望できる丘もありベンチも設置されていて、ここから離着陸する飛行機を間近に見ながらピクニックが楽しめます。子供から大人まで、飛行機好きにはピッタリの公園です。周辺には武蔵野の森が広がり、園内には大きな池もあり、その周りには緑の芝生が広がり、天気の良い日は、ピクニックシートの上でランチを楽しむ家族連れも多いです。また池には水鳥も居て、時々行列をつくって歩く、微笑ましいカモの親子連れなども見かけます。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット②：砧公園（きぬたこうえん）/世田谷区

「砧公園」は、かつては都営のゴルフ場でしたが、1966年に「家族ぐるみで楽しめるファミリーパーク」を目指して開園されました。園内は自然の地形を活かして、芝生の広場や樹木で構成されるファミリーパークゾーンと野球場やミニサッカー場、サイクリングコース、アスレチック広場がある運動施設ゾーンの大きく2つのエリアに分かれています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

また園内には「世田谷美術館」があり、ルソーやミロ、日本の著名な画家の作品を鑑賞できます。西側には「バードサンクチュアリ」もあり、樹林の間を飛び交う野鳥を間近に見ることができ、双眼鏡やカメラを持ったバード愛好家のメッカとなっています。春は桜の名所として知られ、満開の時期には多くの花見客で賑わい、また秋には紅葉が美しく、静かな雰囲気の中で、紅葉が敷き詰められた道をのんびり散策すると癒されます。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット③：水元（みずもと）公園/葛飾区

「水元公園」は、葛飾区にある都立の公園で、東京でも最大規模の広さがあり、水場の多い水郷公園としてよく知られています。元々は、江戸時代から当地に有った灌漑用の溜め池「小合溜（こあいだめ）」に沿って造園され、都内で唯一水郷の景観が見られる公園として有名です。溜池から引いた水路が公園内を走り、この水路に沿って、鳥の声を聞きながら、のんびり水辺の散策をしていると、心身共にリフレッシュします。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

この公園には、水場の他に大芝生広場や水生植物園、花菖蒲園などがあり、中でも初夏に咲く百品種近い、20万本の花菖蒲は都内でも最大規模の名所になっています。開花時期には「菖蒲まつり」も開催され、たくさんの人が訪れます。その他にも野外ステージやキャンプ広場、BBQ広場、遊具がある冒険広場などがあり、子供から大人まで一日中楽しめる公園です。また秋には、森に生えている、1500本近くの真っ直ぐに高くのびているメタセコイアが一斉に紅葉する姿が美しく、こちらもおすすめの見どころです。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット④：井の頭恩賜（いのかしらおんし）公園/武蔵野市

「井の頭恩賜公園」の中央にある大きな池の水は、豊富な湧水となっており、江戸の昔から貴重な水源でした。また同時に有名な景勝地でもあり、浮世絵師・歌川広重の「名所江戸百景」にも「井の頭の池」として描かれました。明治時代になって「皇室御料林」となりましたが、大正2年に東京市に下賜され、造園が開始され、大正6年に日本で最初の「恩賜公園」、そして「郊外公園」として開園しました。現在では東京郊外の貴重な緑の空間として親しまれ、多くの人が訪れる人気の公園です。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

春には、桜の名所として知られ、池にせり出すように折り重なって咲く桜・ソメイヨシノが見事です。特に池の中央を渡る「七井橋」から眺める桜が美しく、「日本さくら名所100選」にも選らばれています。夏は、「御殿山」に繁る樹木が新緑から深緑へと変わって行き盛夏をむかえ、木陰の涼を求めて散歩する人の数も増えていきます。秋には、園内のさまざまな樹木が紅葉し、周辺を彩り、池の周りの散策路は紅葉の絨毯で敷き詰められます。冬には、オナガガモなど多くの渡り鳥が飛来し、池で越冬するので賑やかで、冬の寂しさが感じられないのも当公園の特徴になっています。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑤：代々木公園/渋谷区

「代々木公園」は、道路を挟んで森林公園となっているエリアと、陸上競技場や野外ステージなどがあるエリアの大きく2つの地区から構成されています。森林公園では、隣接する明治神宮に繁る樹木と共に、都会に居るとは思われない、深い森をかたち造っています。また芝生広場や高さが15mから30mある大小3つの噴水や池、水回廊などもあり、「水と緑」に恵まれた東京のオアシス的な公園です。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

もう片方のエリアには、1964年開催の東京オリンピックの競技場や選手村跡、野外ステージなどがあり、イベントも多数開催されています。また渋谷や原宿も近く、手ぶらで来てここのカフェやベーカリーでテイクアウトして、公園でピクニックとグルメが楽しめます。さらにサイクリングセンターもあり、大人や子供用のバイクの他に、カップルで一緒に乗る「タンデム」自転車などもあり、ピクニックがてらとサイクリングも満喫できます。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑥：光が丘公園/練馬区

「光が丘公園」は、練馬区で最も広い都市公園です。かつて「成増飛行場」があった跡地で、ここは特攻隊の出撃基地にもなっていました。戦後は米軍グラントハイツとして利用され、1973年に返還されて公園として整備されました。園内には広大な芝生広場があり、全体がゆるやかな丘となっていて、周辺には、桜やケヤキ、スギ、イチョウなどが繁り、「憩いの森」と名づけられています。そして樹木の下に、のんびりと休息したり読書をするのに最適な木陰をつくっています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

また園内の「ふれあいの径」の両サイドには40本のいちょう並木がありますが、この木は、かつて有楽町にあった「旧都庁舎前」にあった街路樹でしたが、鉄道の拡張工事で支障となったため、当公園に移植されました。いずれも樹齢百年を超す巨木で、今ではすっかり根付いてここを第二の安住地として、夏には涼しい木陰をつくり、秋には葉が黄色に変わり、落葉して径を見事な黄金色に染めています。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑦：小金井（こがねい）公園/小金井市

「小金井公園」は、武蔵野の中を流れる「玉川上水」の川沿いにある広大な公園で、1954年に開園されました。園内には広々とした芝生エリアやその周りを囲む雑木林、桜の園、子どもの広場、弓道場、ドッグラン、テニスコートなどがあり、施設面も充実しています。また国鉄のC57蒸気機関車と客車が連結された状態で保存されていて、3月から11月の週末や祝日に公開され、SLファンがたくさん訪れています。また雑木林にはシジュウカラやコジュケイなど多くの野鳥が飛来し、格好のバードウォッチング場となっています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

園内にある「桜の園」の歴史は古く、江戸幕府により「玉川上水」の川沿いにヤマザクラが植樹され、それが年ごとに育っていき、大正年間には、「小金井桜」として名勝に指定されました。そして明治天皇をはじめ皇族や多くの人が花見に訪れるようになり、桜の名所となっていきました。後にそれが「桜の園」として受け継がれ、「ヤマザクラ」や「サトザクラ」、「ソメイヨシノ」などのさらに植えられ、今では500本近い桜が春の公園を彩ります。また芝生エリアには、「いこいの広場」などがあり、遊具も整備されていて、子供から大人まで楽しんでいます。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑧：石神井（しゃくじい）公園/練馬

「石神井公園」は、練馬区を流れる石神井川の川沿いにある公園で、園内は「三宝寺池」と「、石神井池」の2つの池を中心として、なだらかな起伏の中に武蔵野の自然が静かに広がっています。この2つの池は湧水で、「井の頭公園」などの池と共に、「武蔵野三大湧水池」として知られています。西側にある「三宝寺池」の周りは、国の天然記念物指定の「三宝寺池沼沢植物群落」や雑木林があり、今も濃い緑に覆われた武蔵野の面影を残しています。また木製の散策路も整備され、格好の散歩道となっています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

東側に広がる「石神井池」は、ボート池として知られ、週末には家族連れやデートで訪れたカップルがボートに乗って楽しんでいます。公園には広々とした芝生エリアがあり、また桜の名所としても知られています。三宝寺池の周りには、170本のソメイヨシノや野球場の北側には八重桜の並木道がおり、桜のシーズンには「桜のトンネル」ができ人気となっています。さらに巨木の「ケヤキ並木」や「銀杏並木」、「メタセコイヤ並木」などもあり、秋には、それぞれが見事に紅葉して、訪れる人々を魅了しています。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑨：篠崎公園/江戸川区

「篠崎公園」は、東京と千葉県との境を流れる「江戸川」の川沿いに広がる公園です。園内には芝生広場や雑木林、児童遊園、野球場、テニスコートなどの運動施設があり、緑の少ない周辺地区の貴重な緑地となっています。ここには高さが3mを超す樹木が約6500本あり、また一万本を超す低木や苗木が植えられていて、将来、緑濃い林や森に育つことが期待されています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

これらの樹木や植込の周りには、芝生の丘や広い草地があり、川沿いの公園なので、周辺に特に大きな建物がないため、空が広く、明るい広々としたイメージの公園です。また80本近い桜や、松、椎の木、メタセコイアなどの樹木が繁り、ピクニックに訪れ木立の間の芝生の上でお弁当を広げている家族連れなどもよく見かけます。そして、春は満開の桜の花見、夏は色鮮やかな紫陽花、秋はケヤキやメタセコイアなどの美しい紅葉を見ることができます。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑩：城北中央公園/板橋区・練馬区

「城北中央公園」は、練馬区を流れる石神井川沿いにあり、広大な芝生広場や野球場、陸上競技場、人工芝のテニスコート、ゲートボール場、ドッグランなどの運動施設を備えた、東京の北部では最大級の運動公園です。ここでは緑の芝生の上でのんびりしたり、明るい太陽の下で、スポーツを心ゆくまで楽しむことができます。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

園内には桜やケヤキ、銀杏など9000を超える樹木が繁っており、緑溢れる公園です。春は桜の花見客で賑わい、夏は木々がつくる木陰の下でのんびり散歩、秋には銀杏並木が黄金色に色付き、また木の下は黄金の絨毯が敷かれたようになります。さらに近くには、約1万7千年前の旧石器時代の「茂呂遺跡」や「栗原遺跡」があり、こちらの見学もおすすめです。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑪：木場公園（きばこうえん）/江東区

木場は、江戸時代から昭和にいたるまで、江戸・東京へ材木を供給する「材木のまち」、文字通り「木場」として栄えてきました。町には製材所などが多く、川にはたくさんの木材が貯木されていました。近年、この木場が新しい埋立地「新木場」に移ったことにより、「木場公園」はその跡地に造られました。公園は、南と中、北の縦に三つの地区に分かれています。南地区は広い芝生の「ふれあい広場」やアスレチック遊具がある「冒険広場」、噴水広場やBBQ広場などがあり、ピクニックで訪れて子供や大人も楽しめるスポットがいっぱいあります。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

北地区は、色々な催しが行われる「イベント広場」や人工池、テニスコート、また「東京都現代美術館」などがあり、スポーツと文化が楽しめるエリアです。北の冒険広場にはアスレチック遊具などがあり子供が歓声を上げながら挑戦しています。川沿いの中地区には「水辺のプロムナード」があり、のんびりと散歩が楽しめます。各エリアへは、公園のシンボル的な存在の、全長250mで、主塔の高さが60mの壮観な「木場公園大橋」を渡って行き来します。ここには売店などもあり、手ぶらで行ってもグルメが楽しめます。

東京都内の公園・基本情報

おすすめのスポット⑫：駒沢オリンピック公園/世田谷区

「駒沢オリンピック公園」は、1964年に開催された「東京オリンピック」の、バレーボールやレスリングの競技会場となった場所です。オリンピック終了後には公園として開放され、数々の競技施設と豊かな自然が調和した運動公園として多くの人に親しまれています。園内には、欅や桜、イヌツゲ、サザンカ、ツツジなどの植物もたくさんあり、季節ごとに美しい枝葉や花々を見ることができます。広場の中央には当時のモニュメントが残っていて、オリンピックを目指す若いアスリートのシンボルにもなっています。

デートやサイクリングで行きたいピクニックスポットや穴場！

陸上競技場を中心として、サッカー場や野球場、体育館、テニスコートなどの施設があり、さらに一周2ｋｍ近いサイクリングコースやジョギングコースもあり、いつもスポーツ愛好家で賑わっています。またドッグランもあり、愛犬を連れた人も多く、中央の広場にはベンチもあり、周辺は緑豊かな樹木に囲まれ、散歩をする人もたくさん見かけます。またレンタサイクルもあり、四輪車や2人乗りなどのちょっと変わった自転車を試す人も多いです。さらに地元で獲れた野菜や人気のコッペパン売り場もあり、手ぶらで行ってもグルメが楽しめます。

東京都内の公園・基本情報

東京のピクニックスポットに出かけよう！

【2021】東京でのんびり過ごせるピクニックスポットのご紹介、いかがでしたか？大都会、東京にも豊かな自然に溢れるピクニックスポットが多いですね。中には、「ここが東京？」と思うような所や、遊具などの施設が充実していて、子供から大人まで楽しめる所もあります。今後、気候が良くなって家族やデートで是非、ご紹介したピクニックスポットを訪れてみてください。

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