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100均で買える布染めアイテムおすすめ4選!簡単な染め方やアイデアもご紹介!

子供が遊ぶアイデアとしてもオリジナルの布製品を作るのにも、布染めができたら素敵ですよね。布染めのアイテムは、特別なお店に行かないと買えないかと思う方もいるかもしれませんが、実は100均のアイテムでも作れるんです。今回は100均の布染めアイテムをご紹介します。
更新: 2024年7月22日
大石ゆう
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目次

100均の布染めアイテムとは

Photo byjekar1588

布染めは、咲いているお花や葉っぱを使って小さいころに試したことがあるというかたもいるかもしれません。自然に手に入るものを使って布染めをするのは楽しいものではありますが、作るのが大変だったり、カラフルな色を作ろうとするとそもそも自然のものでは無理なこともあります。その場合は染料を購入しなければいけませんが、なかなか見つけることができません。でも実は、100均アイテムの中に染料に代わる商品があるんです。

100均の布染め染料・染め粉4選!

Photo bymystraysoul

ではさっそく、ダイソーなどの100均で販売されている布染めの代わりになるアイテムをご紹介していきます。使うものには文具や工作コーナーで販売されているものだけでなく、電化製品系で販売されているもの、食材コーナーで販売されているものもあります。こんなものが染料の代わりになるの!と思う商品も見つかるはず。商品はダイソーなどの100均に行けば手に入るものばかりなので、お近くに100均があればぜひ挑戦してみてください。

①アクリル絵の具

まず初めにご紹介するのは、100均では当たり前に販売されているアクリル絵の具です。アクリル絵の具は文具や工作コーナーで販売されているものですが、これを使うことで布染めをすることができるんです。カラフルな色がそろっているので、持っているTシャツやバッグを好きな色に染めてみてはいかがでしょうか。きっとお気に入りの一品になるはずです。

水彩絵の具ではなくアクリル絵の具がおすすめ

ダイソーの絵の具には水彩絵の具とアクリル絵の具の二種類がそろっています。水彩絵の具は数色入って一式で売られているものがあるのですが、アクリル絵の具は一つ一つの色が別々になって売られています。ですから、自分が好きな色のアクリル絵の具を購入して染料として使っていくといいでしょう。アクリル絵の具なら着色も簡単にできるのではないでしょうか。

アクリル絵の具で塗った布

アクリル絵の具を染料として使った場合、どのような仕上がりになるのでしょうか。こちらがアクリル絵の具で布を染めた写真です。緑色を使ったのでしょうか。同じ液を使っているけれど、1回目と2回目では色の付き具合がことなるようですね。水に溶かす量によっても、色の付き具合は変わっていくので、何度か試してみるといいかもしれません。

②プリンターインク

ダイソー商品の中で、驚きの染料がこちらのインク。プリンターのインクとして販売されているものを染料として使っています。染め方もアクリル絵の具と同じように染めていきます。カラ少ないですが、色の三原色がそろっているので色を混ぜ合わせて作りたい色を自由に作っていけます。プリンターインクも乾いてしまえば落ちませんので、布染めにもおすすめな商品です。

プリンターインクを布染めに使うアイデアがある

まさかプリンターのインクを布染めに使えるなんて思いもしなかったと思われる方も多いのではないでしょうか。ダイソーで販売されているプリンターインクには、キャノン用やエプソン用など種類がありますが、どれを使っても作ることはできます。液状になっているので、そのまま染めていけば問題ありません。色を作る場合は、容器を用意して作っていくようにしてください。

レース糸をダイソーのインクで染める

こちらはダイソーのプリンターインクを使ってレース糸を染めているそうです。染め方は糸を巻いて水洗いしてから染料にたらし1時間放置したら水洗いして水気を取り、完成です。真っ白なレース糸が、はっきりした色合いの糸に代わっています。布染めは布はもちろん、糸や紙なんかも染められます。ぜひ子供の遊びにも活用してみてください。


③茶葉

次にご紹介するのは茶葉!食材コーナーで販売されている紅茶や緑茶の茶葉を染料、染め粉の代わりとして使っていく方法もあるんです。紅茶や緑茶を布染めに使った場合、淡い茶色の色に染められます。茶葉というと、どれも同じように見えますが、やはり煮だしてみると色が違いますので、同じ茶色とはいえいろんな茶葉で布染めをしてみると面白いのではないでしょうか。

ダイソーの紅茶で布を着色しよう

ダイソーにはアップルティ、アールグレイ、ジャスミンティなど茶葉も種類が豊富にそろっています。その茶葉を使って布染めに挑戦してみましょう。染め方も難しくはなく、鍋に入れて煮出したところに布をつけていきます。一度つけると淡い色の布ができますが、二度、三度と染色することで着色が濃くなっていきます。小学生の自由研究などにもよさそうです。

コーヒーもおすすめな染め粉のアイデア

紅茶を布染めに使えるなら、コーヒーもそうなのではと考える人もいるのではないでしょうか。その通り。ダイソーのインスタントコーヒーを使えば、布染めをすることができます。インスタントコーヒーを染め粉として、お湯に溶かして色を作っていきます。これもコーヒーを溶かす量と回数で色合いが変わっていきます。また、写真のようにゴムで縛れば独特な模様ができて楽しめます。

④油性ペン

次は文具コーナーで販売されている染料、染め粉の代わりに使える商品です。それがペン。ペンといってもこちらも水性では落ちてしまうので油性のペンがおすすめです。ただし、油性ペンは先が細く、布に絵を描くしかできないんじゃないかと思う方もいるかもしれません。でも、あるものを使えばおしゃれな模様を布に描くことができるんです。その方法については、染め方のところでご紹介していきます。

ダイソーにはカラフルな油性ペンが販売されている

ダイソーにかかわらず、100均に行けば赤と黒はもちろん、カラフルなカラーの油性ペンがたくさんそろっています。基本の色以外にも、ピンク、オレンジ、紫、緑、ブルーなどカラフルなペンが5本入りで100円で販売されているので、一気にほしい色が手に入ります。ただし中には水性ペンもありますので、購入するときは必ず油性と書いてあるものを選ぶようにしましょう。

ペンの種類の違いで多少の色の違いがある

カラーの油性ペンは、数種類販売されているのでどちらでも好きな色を選んでください。ただ、ペンの違いで色合いが少し異なったりすることもあるので、色にこだわりたいという方はセットで100円ですのでどちらも購入して色合いを確かめてみるのもいいかもしれません。染料、染め粉の代わりとなるものは、100均にはたくさんあることが分かりましたね。では次に、布染めの方法を見ていくことにしましょう。

100均布染めの染め方をご紹介

100均の染料、染め粉の代わりのアイテムはたくさんありましたが、それを使ってどうやって布染めをしていくのでしょうか。ここではその方法をご紹介していきます。今回ダイソー商品でご紹介している、アクリル絵の具、プリンターインク、そして油性ペンを使って布染めをする方法をお伝えしますので、ダイソー商品で布染めする方はぜひ参考にしてください。

①アクリル絵の具

アクリル絵の具を使って布染めに挑戦!

まず初めにご紹介するのは、アクリル絵の具を使って布染めをする方法です。染め方はとても簡単で、子供でも安全にできる方法なので、問題なく布染めができるのではないでしょうか。ダイソーにはアクリル絵の具が一本ずつ売っていますが、色の三原色を買っておけば自由に色を作れるので、3本だけ購入して作っていくというのもいいかもしれません。


アクリル絵の具の布染め方法

アクリル絵の具を使ってどのように色を染めていくのでしょうか。まず、使う材料はアクリル絵の具とチューブ状の容器、ゴムです。容器にアクリル絵の具を入れて水を足し、色を作っていきます。布をゴムで止めたら、ピンポイントに付けたい色を付けたいところに出して着色していきましょう。着色できたら一晩そのまま置いておき、乾かして洗ったら完成!とっても簡単にできちゃいます。オリジナルのマスクやバッグ、Tシャツなどを作ってみてくださいね。

②プリンターインク

プリンターインクを使ってどう布染めをするの?

次はプリンターインクを使った布の染め方アイデアをご紹介していきます。といっても、布への染め方はアクリル絵の具と同じように染めていくだけなのでとっても簡単。しかもプリンターインクは液状なので、そのまま使うだけで染められるのでアクリル絵の具よりも簡単かもしれません。自分の好きな色は三色を混ぜて作っていきましょう。

プリンターインクを使った着色の仕方

作り方ですが、まずは染めたい布を水にぬらしておきましょう。インクを別容器に移しておき、濡れた布をくるくると巻いていきます。ゴムなどで縛ると、さらに模様が作れます。縛り終わったらその上から好きな色のインクをかけていくだけ。布への着色が終わったら、一時間ほどそのままにして水で流していきます。きれいな水になったら、水止め液に浸し、その後洗濯機で洗って乾かしたら完成です。

③油性ペン

油性ペンで布染めはどうやるの?

最後にご紹介するのは、油性ペンを使った布染めの仕方。油性ペンを使う場合、布の上からペンで模様を描いたものをエタノールでぼかしていくような感じになります。ですから、自分で好きな色をここに置きたい、というように細かくデザインをしていきたい方には、この油性ペンを使った染め方をおすすめします。こちらも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。

油性ペンの布染めの仕方

油性ペンを使った布染めの仕方ですが、油性ペン以外にエタノールなど消毒液を用意していきましょう。布の上に油性ペンで絵を描き、スポイトなどを使ってエタノールを垂らしていきます。そうすることで絵がにじみ、素敵な絵が出てきます。エタノールでできた絵は、アイロンや乾燥機に入れて熱をかけ、色を定着すれば完成です。子供とも楽しくハンドメイドできるアイデアなので、お子さんと一緒に手作りしてみてはいかがでしょうか。

100均布染め実例をご紹介!

では最後に、実際に布染めした実例アイデアを見ていきましょう。実際に布染めしてできた服や小物類などを集めてみました。みなさん、どんなものに布染めを利用しているのでしょうか。また、布染めの仕方も気になりますね。これから布染めに挑戦しようとしている方は、染め方や染めるものにどんなものを選べばいいのか、参考にしてください。

染めマスクでオリジナルの柄を

この方はマスクを染めているのですが、全体的に染まっているというのではなく、ところどころに丸く色がついていてかわいらしいデザインになっています。油性ペンの方法であれば、お花柄もできるのでその作り方で作っていくのもいいかもしれません。自分で持っているマスクは、市販のものだと誰かと違いが分かりません。布染めでオリジナルのマスクを作ってみてはいかがでしょうか。

白色のスカートを素敵なピンクに

この方は白色の無地のスカートに布染めでピンクに染めています。白色のスカートも十分素敵ですが、布染めで仕上がったスカートもかわいらしくて素敵ではないでしょうか。ずっと着ていて飽きてしまった服は、捨ててしまう方もいるかもしれませんが、その前に好きな色で布染めして、新たに生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。


オリジナルのシュシュを作るには

オリジナルのシュシュを作る場合、市販の生地を使って作るのもいいのですが自分で染めた布を使えばどこにも売っていない世界に一つのシュシュを作ることができます。色合いは自分で決められるので、写真のように虹色に作ったり、単色で作ったりとアレンジも自由にできます。一つ一つ違う雰囲気のシュシュが作れますし、仕上がりを見るのが楽しみになりそうですね。もちろんシュシュだけでなくアクセサリーや小物類も布染めしてオリジナルアイテムを作ってみてください。

アウトドアで使っているチェアの布を

こちらはアウトドアで使っているスノーピークの椅子の布部分を外し、布染めしています。黒の色に染めており、おしゃれな感じに仕上がっているのではないでしょうか。服やハンカチなど、身の回りで使うものばかりでなく、布でできたアウトドア用品や家具も、布染めで生まれ変わらせることはできます。使っていてデザインに飽きてきたものがあるなら、布染めで気分を変えてみてはいかがでしょうか。

布染めで楽しく遊ぼう

布染めは、子供も楽しくできる遊びでもあります。この方は雨の日に子供と一緒に小物入れを布染めしています。自分の好きな色を好きなように染められるので、子供も雨の日でも楽しく遊べそうですね。アクリル絵の具なら安全に布染めできますし、カラフルな色がそろっています。ぜひ100均のアイテムを使って布染めに挑戦してみてください。

まとめ

今回は、100均のアイテムを使った布染めのアイテム、染め方やアイデアについてご紹介してきました。100均の布染めアイテムには、本当にいろんなものが使えるということが分かっていただけたのではないでしょうか。染め方も難しくはありませんし、子供も楽しく安全に染め物ができます。Tシャツやバッグなど、布製品を使って、オリジナルのアイテムを作ってみてはいかがでしょうか。

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