ささめ針 ブッコミサビキセット
アジサビキでお気軽フィッシング!
今週は堤防サビキ釣り!
連載第42回!今週は久しぶりの陸っぱり岸釣り、堤防でのアジサビキ釣行レポートです。サーフにテトラに今週の朝マズメはいろいろなところを飛び回りましたが、型数ともに振るわず。先週に引き続きルアーの方はイマイチな展開でした。カヤックは風で出られないし、今日は気分転換に堤防サビキ釣りだ!とお手軽な釣りをイメージして堤防に向かいましたが、平日にもかかわらず入れるところはほとんどナシ!何とか入ってちょっとアジを釣って、ルアー釣りにも役立つ情報を仕入れてきました。必死にやるといろいろ見落としがち、釣れないときはスイッチオフな釣りを入れて、海を見ながら作戦会議です!
久しぶりにエサ釣り!
アジを狙って堤防に!
寒いテトラ堤防、強風のサーフとハードに釣りをやっても今週は小型や外道ばかりでとにかく振るわず。小型のコノシロでしょうか、波打ち際でもまれるベイト、鵜がいたりまわりが釣れたりで気配はあるんですが、冬の一発はありませんでした。こういう時は気分を変えるためにサビキでも!ということで、今回は夕方の堤防でサビキ釣りです。事前情報でアジの回遊があるのは確認済み、泳がせのエサにはちょっと大きいサイズが釣れているようで、コマセを撒けば何とかなるだろうという甘い予測の元、釣り場に向かいました。もちろんそんなに簡単には釣れませんでした!
まずは情報収集!
秋冬のサビキということで、想像通り沖の潮目を狙う投げサビキアングラーが多数。豆よりも少し大きいところから尺に迫るところまで、アベレージがいいのが冬のアジ釣りの魅力的なポイントです。隣の方に挨拶をして話を聞くと、アジオンリーのサビキではなく天秤吹き流しとしてイナダと同時に狙うスタイルが人気らしい。サビキでも食うよ、ということでしたが、アジしか頭になかったのでハリスが細すぎました。今回の釣行ではサビキに青物が掛かることはありませんでしたが、ちょっと太めがよさそうです!
おすすめのアジサビキ仕掛けはコレ!
おすすめはブッコミサビキ!
今回使用した仕掛けはささめ針の「ブッコミサビキセット」。他の記事でもご紹介することがあるサビキ仕掛けで、ウキが無く、フロートを使って水中で仕掛けを立てる構造のサビキ仕掛けです。この仕掛けのいいところはウキの誘導部分を気にしなくていいところ!ガイドが小さいルアーロッドで投げやすくて気に入っています。投げたらタナは常に底から1m、真下に落とす時は自由というセッティングで、深い釣り場の釣りにピッタリ!長いロッドでちょっと遊びたい時はこの仕掛けがおすすめです!
「ブッコミサビキセット」を細かく紹介!
ささめ針 ブッコミサビキセット
仕掛けの全長は1.6mで、10fクラスのロッドならトップガイドより手前に仕掛けを巻き込むことなくキャストできます。全部で5モデル用意されていて、付属のオモリは全て7号。30gがキャストできるロッドなら、ジャンルを問わず使用可能です。あくまでもアジ釣り向けの仕掛けなので、ハリスは最大でも2号、青物を釣るには細いところまでしかないので、この部分は要チェック。イナダを専門に狙うなら高いタナを狙いやすいウキ仕掛け、ついでに狙うにしても、仕掛け部分は太いものに交換するのがおすすめです。サビキ部分の交換はスナップ接続、完成仕掛けを使えばすぐに準備できます!
ルアータックルをそのままアジサビキに使用!
タックルはサーフタックルそのまま!
タックルは車に積んであったサーフタックルをそのまま使用しました。アジがバレにくい、しなやかな磯竿がベストですが、ちょっと遊ぶならルアーロッドでも十分に楽しめます。ルアーウェイト的に問題が無ければなんでもOK!メインラインは青物用そのままPE1.5号、アジサビキのハリスが2号で約8lbなので、ラインシステムの強度もほとんど気にする必要ナシです!
リーダーを少し短くして調整!
リーダー1.5mに「ブッコミサビキセット」1.6mをそのまま結ぶと3mオーバー、巻き込みなしで気持ちよくキャストするためには、全長を2m程度に抑える必要があります。結んであったリーダーを切って、ルアースナップに完成仕掛けをセットして全長を2m程度に調整。あとはキャスト時に強いスイングを避けて、ゆっくり投げることを意識しておけばトラブルなく遊べると思います。ルアーを投げる時と同じように、オモリが第一ガイドの少し下に来るような状態をイメージして調整してみましょう!
ブッコミサビキ実釣レポート!
実釣を3つに分けてレポート!
サビキ釣りの実釣をレポート!夕マズメ狙いの釣行でしたが、時合いが来たのはあたりが暗くなりはじめてから、釣果自体はそれなりながら、大切なことを思い出せる釣行になりました。一応ルアーでワカシも一本!こちらも暗くなってからの釣果です。冬は夕方が短くすぐに暗くなりますが、暗くなるまで続けると次回が来るかも!お出かけになる方はぜひヘッドライトを用意して、粘ってみてください!
①夕マズメは全く釣れず!
15時過ぎに釣り場に着いて、夕マズメ狙いで釣行スタート。暗くなるのは17時頃で、冬の夕方は釣りができる時間が短いです。まずは自分も沖の潮目を狙って遠投から、着水地点を徐々に手前にして、反応がある距離を探します。1時間ほど探りを続けますがまわりを含め釣果はゼロ!全く回遊が無く、外道のアタリもありません。暗くなってくるしコマセも残りが少ないし、なにも釣れないのは寂しいなということで、足元狙いに切り替えてアタリを待つことにしました。
②暗くなって手前でヒット!
他の釣り人が帰って閑散としだした17時、自分も予定ではこのあたりで帰宅する予定でしたが、コマセが無くなるまで釣りを続行することにしました。この時点でコマセがほとんどなかったんですが、真っ暗になった17:30からアジの回遊がスタートします。岸壁際を回遊しているようで、足元に落とせばすぐに反応が返ってくる絶好の釣り時!時合いは暗くなってから、夏のアジングをやっていた時は当たり前だったのに、他の釣りの空回りですっかり忘れていました。常連の方たちは人が減る17時頃堤防にきて、足元オンリーで釣っていることからこの時期も定番のパターンだったようです。バタバタっと釣れて、15分ほどで全く釣れなくなるサビキ釣りらしい展開。少しルアーも投げてみることにします!
③一応ルアーも投げてワカシ!
特別水面に反応はありませんでしたが、一応ルアーもキャスト。シンペンでワカシが釣れました。どうも青物も夕方というよりは暗くなり始めてから、明るい内はあまり釣れないというのが定番のパターンだったようで、マズメというよりもマズメ前後を狙うのがこのエリアの定石だったようです。いい時なら何度かチャンスが来るんですが、悪い時は小規模な群れが一瞬通過する程度。ルアーゲームが空回りしていたのは、時合いとイメージしていた時間帯が少しズレていたようです。アジもちょっと釣ったし、ルアーで青物も釣れたし、入るタイミングのイメージを修正して、来週からはまたルアーゲームです!
アジサビキで情報収集!
アジが釣れるならアジ釣りをするべきだった
久しぶりにサビキ釣りをやって、時合いや他の釣り人の釣りを見て、大切なことを思い出しました。今週はサーフと青物に熱くなって何度も挑戦しましたが、一魚種を追い続けるよりも、タイミングに合った釣りをいろいろやるというのが本来の自分のスタイル。アジが釣れてる時はアジ釣りすればいいんです。来週はアジング、メバリングを混ぜて、終わり際に朝マズメが来てライトショアジギング、というような攻め方をしてみたいと思います。ハマるか分かりませんが、釣り場にはアテがあって形にはできそう!スランプ脱出となるかは分かりませんが、たまにはいつも行かない場所でいつもやらない釣りをするのも、リフレッシュになっていいですよ!
連載が気になる方はこちらもチェック!
連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!サーフ、堤防に熱くなった原因である好調時のライトショアジギングと、船夜タチの実釣記事をご紹介します。シーズン中でもいい時、悪い時があるのがサーフと青物、いい時の内容が気になる方はぜひ合わせてチェックしてみてください!
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