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折り紙で「箱の」作り方レシピ7選!簡単なものから難しい折り方まで一挙ご紹介!

平面的な折り紙から立体の箱を作ってみましょう。折り方作り方は少し慣れた人なら折り図も不要で簡単!基本の簡単なカゴ型や少し難しいギフトボックスに使える組み合わせて綺麗な入れ物など子どもが喜ぶかわいい折り紙箱レシピをご紹介します。
更新: 2021年3月15日
佐藤3
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はじめに

折り図は必要?折り紙で箱を作るには

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3679292?title=%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%B4%99

平面の折り紙から折れるものはいろいろありますね。

子どもだけでなく大人も楽しい基本的な花や動物の折り方からユニット折り紙やくす玉と言ったできあがりの造形の美しさを楽しむもの、そして今回ご紹介する箱のように実用的な使えるものを折り紙で作るのもファンの多い折り方です。

平面の1枚の紙が折ることによって箱のような立体になる折り方は子どもだけでなく大人でも驚きと自分でも出来るという作る楽しさを覚えるのにピッタリな素材です。

簡単な基本の四角いカゴから複数枚を組み合わせて作る綺麗な模様入りの多角形の蓋付き入れ物など少し難しいものまで、バリエーション豊富な箱づくりのやり方やデザインアイデアを御覧ください。

折り紙の箱づくりに用意するもの

箱の作り方を見て行く前に、用意するものをまずチェックすると作る時に材料や道具が足りない!と慌てることがなくなります。紙はどんなものが良いのか?折り図はないと出来ないのか?その他便利な文房具は?等のお悩みについても必要な物紹介と共に触れていきましょう。

折り紙とそのほか使えるおすすめ紙類

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/279043?title=%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%BF

折り紙の多くは15x15センチの教育おりがみサイズで作られているものが基本的ですが、中には半分に切って長方形で作るものや箱の場合はサイズに合わせてもっと大きな紙が必要になる場合も。

おりがみにこだわらず綺麗な包装紙や文具店で売られているデザインペーパーなどを好みの大きさにカットして作ることでより欲しい柄やサイズを手に入れることができるでしょう。

箱によってロマンチックな小花柄・ポップなカラーやイラスト・綺麗な和柄・シンプルでかわいいドットやストライプ。またはそれだけでなく無地のものと組み合わせて作るなどアイデアをめぐらせて作る楽しさを味わってくださいね。

折り図はあれば良い程度

次にご質問もよくある折り図について。webで折り方を公開されているものの多くは折り図まで用意されていないことがほとんどです。平面的な折り図はをみんなにわかりやすく書くのは難しく、誰でも見ただけでどう折られているのか理解するのは大変。

それよりも動画等で実際に一緒に折って手順を見せた方がお互い簡単でわかりやすいという理由もあるでしょう。折り図は折り方を飛ばし飛ばし見るのと同じなので、あると良い場合もありますし折り方で迷う原因となることも。あれば良い程度に思っておくとよいでしょう。

折り図がないと折れない方は書籍がおすすめ!

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それでもどうしても平面の折り図が欲しいという方はwebで折り方を探すよりも書籍の方が早く確実に手に入ります。自分で購入する他、市町村の図書館の蔵書の中から探せばお金もかからず折り図を見ることができますよ!

また書籍化されているものは著名なプロの方が監修されていることが多く平面的な図面化で立体的な折り紙をよりわかりやすく説明されることに長けている場合が多いです。この点でも折り図は書籍で探すことがおすすめ!

そのほか用意するもの・あると便利なもの

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1020030?title=%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%AA%E6%96%87%E6%88%BF%E5%85%B7%E3%81%A8%E7%B4%99

箱作りは複数枚数のパーツを作って最後にひとつにまとめるという作り方をする場合も多々あります。この場合手を離すと折り目が開いてしまう時もありますので綺麗に作るためには留めておくクリップがあると便利。

仮止め用にはクリップを使うほかマスキングテープも活用してください。

そのほか長方形の紙で作り始めるものはハサミやカッター・カッターボードを使いますし、最後に折り方によってはしっかりと箱として組み立てるためにのりも用意しておくと丈夫に仕上がるものもあるでしょう。

簡単な折り紙箱の折り方レシピ1.簡単基本のボックス

まず最初は基本ともいえるポピュラーな正方形の箱の作り方。平面である1枚の紙を折りたたんでいくことにより立体の箱が作れる楽しさを簡単に体験できる方法となっています。

折り方の難易度・箱としての出来上がり強度のバランスが良いので装飾・実用共にいろいろな使い方ができるのがメリット!

また誰でも一度作り方を覚えたらなかなか忘れない簡単なやり方ですのでちょっとした箱が欲しいときにいろいろな紙で折ってすぐに使うことができますよ。


紙1枚で作れる便利な箱型の折り方レシピ

箱を作る目的として装飾性を重視した飾りとして使うか、落花生などを食べる時殻を一時的に入れておきまとめて捨てるなどの使い捨てゴミ箱にするかで必要な要素が変わってきます。この折り方は後者の場合にとても便利。

最初の紙の約1/3の多きさの箱ができますので、新聞紙やチラシを正方形に切って使うと簡易ゴミ箱として活躍してくれるでしょう。1枚で折れるというのも大きな要素です。

簡単な作り方ポイント

折り方ポイントは三角からはじめるというところ。折り紙に慣れてくると基本的に四角いものを作る時は最初は三角で、最終的に三角の形になるものは四角から折り始めるというのが多いと体験的にわかってきます。

またこのような箱のように立体に仕上げる折り紙の楽しいところは、終盤まで形が見えてこず平面で折り進め最後に広げて整えて一気に立体化して箱らしくなることで折り紙で立体を作る気持ち良さにハマってしまうかも。

最後に開くのを楽しみに折り進めてくださいね。

簡単な折り紙箱の折り方レシピ2.長方形のボックス

長方形の箱も1枚の折り紙で平面的に作ることができ、最後に形を整えて立体化させます。

15x15cmの平面折り紙であれば小さなお子さんが召し上がるような小型ビスケットを何枚かセットしおやつに出してあげる、などという使い方にピッタリサイズの長方形箱にできるでしょう。入れるものによって平面折り紙の大きさを変えて作ってみてくださいね。

長方形の箱を簡単に作る方法は

ペンや認め印鑑などちょっと入れておくのに正方形の箱よりも長い長方形が欲しいと思うときがあるでしょう。正方形と六角形の箱の作り方は多いのですが、意外と長方形の箱の作り方は限られてくるもの。

この折り方をマスターしておくと何かと使えますよ!先程の正方形の箱と比べると長方形箱は約1.7-8程度の大きな箱になるのもポイント。その分紙の重なりが少なくなりますので、少し強度が下がることを意識して丈夫な紙を使うなどで対処してください。

簡単な作り方ポイント

先程四角いものを作るときは三角からと言いましたが、こちらの長方形箱は例外で、もっと直感的に最終の形がイメージしやすい折り方となっています。はじめに1/3に折ることになり、そのそれぞれが高さと底面となると考えるとわかりやすいでしょう。

長方形箱の作り方は折る手数が非常に少なく簡単に作れるので、1/3に折るのが苦にならない方ならばまず長方形箱が出来るこちらのレシピから作り始めても良いですね。

簡単な折り紙箱の折り方レシピ3.1枚で作るふた付き

少しずつ難しい折り方になるように並べていますので、こちらは前の2つよりも難易度がちょっとだけ高いと思ってください。

また1枚の紙で蓋まで作るためサイズも小さく底の平面の大きさが元の紙の1/5程度のサイズになってしまうということもふまえて、箱として入れたいものがあったり使いたいサイズがある場合は折り始める紙のサイズをどうするか考えてくださいね。

1枚で蓋までできる箱の折り方レシピ

1枚の紙で蓋まで作れるようになると、ちょっと難しいのですが自分の折り紙スキルが少し上がったなと気持ちよく楽しむことが出来ますよ。

この折り方で蓋を作らず両方とも同じように内側に倒すことで、とても丈夫な小さな正立方体の箱になったり、蓋を糊づけしてしまってサイコロのように使うことも可能です。アレンジが効く基本的な正立方体の折り方は覚えておくと何かと便利でしょう。

簡単な作り方ポイント

折り方は途中まで最初の基本的な正方形箱と似ていますが、箱の底・高さを1/3にして蓋まで作るようになっています。

片方の側面は下から折り返してきて内部に畳み込み何重にも重なるため強いのですが、もう片方は壁となる部分をふたにして使っているため少し脆いです。また箱の形状に固定しづらいので糊やテープを使って貼り付けてしまうと綺麗にできるでしょう。


簡単な折り紙箱の折り方レシピ4.持ち手付きかご

この折り方を簡単にするか難しいにするのか悩みましたが、レベル的には先程の蓋付きの箱と同じか少し難しい程度なので折り紙をはじめたばかりの方でもチャレンジしやすい装飾性の高いカゴとして是非作ってみてくださいね!

かわいい持ち手付きのかごレシピ

折り方の手数が増えるとどうしても難しいと感じる方が多いようです。この箱は1枚の折り紙で持ち手まで作れてデザインも綺麗と、とても素晴らしいレシピですが折る箇所が多くなってきます。

箱のサイズ的には一番最初の基本的な箱より微妙に小さい程度。持ち手付きカゴの方が中にすっぽり収まる感じと思っていただけると良いでしょう。

簡単な作り方ポイント

折り方ポイントはいくつかあるのですが、デザイン的にも大切なのが3分24秒くらいから説明がはじまる中央に帯のように細く折り返す部分。15cm角の折り紙だと小さなお子さんだと細かくて難しいと感じるかも知れませんね。

そんな時は大きなお子さんや大人の方が手伝ってあげてください。ここが綺麗にできないと最後の形が取りにくくなりますし、このあとも折りにくくなってしまうでしょう。

折り筋を通常軽く付けるだけという方もこの折り方だけはしっかりと爪で少ししごくように強めに付けた方が簡単に折れますよ。

難しい折り紙箱の折り方レシピ1.ジュエリーボックス

ここからは複数の紙を使ったり、複雑な折り方をするので子どもさん一人ではじめて折るのは難しいでしょう。子どもが作る場合は大人の方と一緒に動画をストップさせて確認しながら折るようにすることをおすすめ!15x15cmの一般的な教育折り紙で作ると4x5.3cmほどのかわいいサイズの二重箱を作ることができます。

美しくおしゃれなジュエリーボックスを作る

基本的な箱は比較的簡単な作り方となっているのですが、そこに装飾要素や凝ったデザインを求めるとどうしても折り方も複雑で難しいものと変わりがち。その分作りごたえがある、難しいものを作ってみたいという方にピッタリ。

使用する紙は同じサイズですが内箱の方を少しだけ小さく折ることですっぽりと中に入る長方形の蓋付き箱となります。

簡単な作り方ポイント

実際に折った感想ですが、独特な折り方をするので慣れている方でも難しく感じるでしょう。気をつけて作って欲しいのは蝶番の部分。少し紙に無理をさせるところがあるので、強く引っ張ったり乱暴に扱うと紙が破れてしまいます。

こまごまとした折り方なので、折りにくいと感じたら大きなサイズの紙にしてみる・折り筋をしっかり付けるようにすると難易度が下がって簡単に思えるでしょう。

難しい折り紙箱の折り方レシピ2.4枚のふた付き箱

平面の紙を箱のような立体にするにはいくつか方法がありますが、1枚の紙で作るのではなく同じ折り方のパーツを複数組み合わせることで箱となる作り方もご紹介しましょう。2色や2パターンの柄を使ったり、全て違う紙で折るなど紙の選び方で見た目も大きく変わるのをお楽しみください。

蓋に綺麗な模様がでる四角箱

こちらの箱の折り方の考案者は著名なおりがみ作家の布施知子さん。あのTVチャンピオンのおりがみ王にも出演経験があり、当時はまだあまり知られていなかったユニットおりがみの有名な作家というご紹介の仕方をされていました。

ユニットおりがみとはパーツを作って組み合わせる折り方で、日本の伝統文化でもあるくす玉の作り方もひとつのユニットおりがみといわれます。

このような一見単純な形を複数組み合わせて美しい造形・模様を作ることに長けている作者さんの作品ですから綺麗でないわけがありませんね。

簡単な作り方ポイント


先程のジュエリーボックスと比較すると圧倒的にこちらの方がひとつひとつのパーツの作り方は簡単でシンプルです。

ただ箱と蓋の大きさを変えるため折り方が違う・同じ折り方でも組み合わせ方で模様の出かたが変わってくるととても面白い作り方となっています。

パーツを組み合わせるやり方が少し難しいかも知れませんが、最初に紹介されている組み方ならはじめての方でもすぐ作れるでしょう。少しずつステップアップして模様にチャレンジしてみてはいかがですか?

難しい折り紙箱の折り方レシピ3.花付き六角箱

正方形や長方形の他にも複数の形の折り紙箱レシピが存在します。そんな中でも六角形、しかも紙2枚(蓋と合わせると4枚)で作るタイプのおしゃれな箱の作り方をご紹介しましょう。

花が乗ったような綺麗な六角箱レシピ

六角形箱の作り方もいくつかありますが、こちらは少ない紙で折れる方法。その分コンパクトで底面に対して高さがあるバランスとなっています。コロンとしてかわいい形で、蓋が中央でねじったようなデザインになっていて花の装飾付き。選ぶ紙によっていろいろな表情を見せてくれるでしょう。お好みの紙で作ってみてくださいね。

簡単な作り方ポイント

入れ物部分と蓋部分の折り方は似ているのですが、微妙に山折り・谷折りが違ったりするのではじめて作るときはしっかり作り方を見つつやらないと間違えてしまうかも知れません。

また入れ物部分は少し小さく作りたいので最初に数ミリ紙を小さくするための折りが入っています。こちらも忘れてしまうと蓋がかぶせにくくなりますので忘れないようにしてください。

まとめ

基本から六角形箱まで!いろいろな作り方で楽しもう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/625914?title=%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%BF%E3%80%80%E7%AE%B1

いかがでしたでしょうか。箱の折り紙は綺麗な紙で作る飾りやちょっとしたインテリアとしても、ゴミの一時的な捨て場所として新聞紙やチラシなどを用いた使い方にも覚えておくと何かと役に立ちます。

複数のパーツを組み合わせる作り方は前者に、1枚で少しの手順で作るやり方は後者におすすめ!気になる作り方があったら是非お好みの紙で作ってみてくださいね!出来上がりの大きさ目安や丈夫さも参考にしていただけると嬉しいです。

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暮らし~ののDIYカテゴリでは他にもいろいろな折り紙の折り方・折り図をご紹介しています。綺麗なものからおもちゃになる遊べるもの・ユニークな形な季節の壁面飾りなどなど。気軽に作れるものから手の混んで力作まで幅広い作り方レシピをご覧いただけるでしょう。