スキレットでピザを作ろう!
スキレットは便利なアイテムで、キャンプに行く方は持っている方も多いのではないでしょうか。ハンバーグやアヒージョ、スイーツなど、おしゃれな料理が作れるので、持っていて損はないアイテムです。今回はスキレットを使って、ピザの作り方をご紹介していきます。ピザは発酵などもあって時間がかかり、大変そうだと思われるかもしれませんが、発酵なしでも作れる方法もあるのでぜひおいしいピザをアウトドアで作ってみてください。
スキレットを使ってピザを焼くには
ピザの焼き方について
ピザ焼いてみようかと思ったら、でかすぎてスキレットに入りませんでした。#キャンプ飯 #ピザ #スキレット pic.twitter.com/F4lgr0yq90
— 佐島溜 (@ryu_sajima) July 18, 2020
スキレットを使ってピザを焼く場合、どのような焼き方をすればおいしいピザが焼きあがるのでしょうか。本来ピザは窯を使って焼くものですが、お家だとオーブンやグリルを使って焼いていくことになります。ですがアウトドアな環境にはそんなものはありません。キャンプではその代わりに焚火やコンロを使うのでおいしく焼けるのかなと不安になる方もいるかもしれません。でも、焼き方に注意すれば何の問題もなくおいしいピザが作れるんです。
ピザの焼き方のコツ①
ニトリのスキレット購入。二つ重ねて蓋になるが重い。ドラゴンころしですか。 pic.twitter.com/7zdz4dXQN9
— ょ"んきー (@yonkey_inkey) May 24, 2016
ピザの焼き方ですがスキレットで焼く場合、コンロを使うなら火の調節ができるのでいいのですが、焚き火で作る場合はうまく火の調節ができません。焚き火を焚いてすぐに焼くのでは火が強すぎる場合があります。火が落ち着いてきた、または焚き火の端を使って中~弱火程度で焼いていくのが焦がさないで焼くコツです。また、蓋なしで焼いてしまうと表面に火がはいらないので、蓋を使うかアルミホイル、もしくはスキレットを二枚重ねて焼くのもコツです。
ピザの焼き方のコツ②
ピザの焼き方のコツの二つ目ですが、スキレットを使って焼く場合、先ほどもお伝えしたように表面部分に火が通りにくくなってしまうので、一度表面を焼き、裏返してからトッピングして蓋をして焼いていくというのもおすすめです。また、生地自体が厚いと火が通りにくいので、フォークなどで生地に穴を開けておくというのもいいでしょう。もちろん、生地を薄くして焼くというのもOKです。いろいろと試しながら作ってみてください。
もし生地作りが大変なら…
ピザを作る場合、大変なところは焼き方もそうなのですが生地を作るところもあげられるのではないでしょうか。ピザ生地は生地をこねて発酵させてと、工程がたくさんあります。でも、今回ご紹介する中には発酵なしで作れる生地もありますし、それも大変だというなら市販のピザ生地を使うのも手。バーベキューは他にやらなければいけないこともたくさんあるので、できる範囲で考えて作っていくといいでしょう。
スキレット簡単ピザレシピをご紹介!
焼き方のコツがわかったところで、さっそくピザの作り方を見ていきましょう!発酵してつくる本格的なピザから、発酵なしの時短ピザ、生地を使わないで厚揚げや餃子の皮を使ったレシピ、スイーツピザの作り方など、さまざまなピザをご紹介していきます。ちなみに生地はあらかじめ家で手ごね、もしくはホームベーカリーで作っておき、冷蔵、または冷凍してキャンプ場に持って行って仕上げをして作っていくといいでしょう。
スキレット簡単ピザレシピ①発酵なし
スキレットで簡単に作るなら発酵なしレシピ
強力粉
200g
砂糖
小さじ 2
塩
小さじ 1
ベーキングパウダー
小さじ 2
オリーブオイル(生地用)
大さじ 2
水
120ml
スライスチーズ(とけるタイプ)
お好きなだけ
プチトマト
お好きなだけ
オレガノ
少々
オリーブオイル(焼き用)
適量
初めにご紹介するのが、発酵なしで作れるピザのレシピです。ここでは発酵なしの時短レシピを紹介しているので、違うトッピングで作りたいという方でも生地の作り方を覚えておけばいろんなバリエーションのピザが作れるのではないでしょうか。ピザ生地は、本格的に作ろうとすると時間も手間もかかってしまいます。簡単にできるピザが食べたい方はぜひこの作り方を参考にして作ってみてください。
時間短縮ピザの作り方
焼き方は、レシピを書いている方が動画にもしていたのでこちらも参考にしてみるといいでしょう。まずは生地を袋の中で作っていきます。袋の中に材料を入れてこねていきましょう。袋を使う作り方は、手が汚れないですし洗い物も減らせるのでいいですね。生地ができたらスキレットに広げ、蓋をして裏面を焼いていきます。焼いたら表に返し、この時点でトッピングをして再び火にかけて完成です。
スキレット簡単ピザレシピ②ちびパンピザ
発酵なし時間短縮ちびパンピザを作る!
薄力粉
約20g(作り方参照)
塩
ひとつまみ
オリーブオイル
約3cc(作り方参照)
水
約20cc(作り方参照)
お好みのトッピング
好きなだけ
とけるチーズ
好きなだけ
ピザソースまたははパスタソース
好きなだけ
こちらも、発酵なしで作れる時短ピザの作り方です。材料にはドライイーストもベーキングパウダーも使っていないので、先ほどのピザよりも簡単にお家にあるものでできてしまうのではないでしょうか。パンやピザを作りなれている方だとドライイーストは持っているものですが、作ったことがない方なんかはお家にないので買わなければいけません。お家にあるものだけで簡単ピザを作りたい方はぜひこの作り方で作ってみてください。
ちびパンピザの作り方
この作り方でも、まず材料を混ぜて一度表を焼き、裏返してトッピングして再び焼くという焼き方をしています。この方は蓋を使っていないのですが、蓋を使えば表面までしっかり火が通りますので蓋を使うことをおすすめします。また、この方のおいしいピザを焼くコツとして、パスタのソースを使っています。パスタのソースを使えばソース自体を作る必要もないので、この点でも調理時間が短くピザが焼けるのではないでしょうか。
スキレット簡単ピザレシピ③本格生地
アウトドアで本格ピザを手作り!
★強力粉もしくは準強力粉
150g
★砂糖
6g
★塩
3g
ドライイースト
3g
ぬるま湯
90cc
オリーブオイル
大さじ1/2
キャンプでバーベキューをする方の中には、時短ピザよりも本格的なピザを作りたいと考える人もいるでしょう。ここでは本格的にこねて発酵させて作るピザの作り方をご紹介していきます。生地の作り方をマスターしてしまえば、トッピングは自由に選べるので一度作って覚えてしまうといいですね。生地の作り方をマスターすれば、キャンプなどのアウトドアに行くたびに、さまざまなトッピングのピザが味わえます。
アウトドアで本格ピザの作り方
ピザソース
適量
モッツァレラチーズ
適量
バジル
適量
お好みでオリーブオイル
適宜
■ ※具材はお好きにアレンジ可能
材料を合わせて生地をこねていきます。生地を作る場合のコツは、やはりこねることと発酵させることですので、時間や温度も守りながら作っていくようにしましょう。生地を作る場合、オーブンを使っているのですが、もし夏であればそのまま発酵させることもできます。ただ、時間がかかるのでそのことも考えて準備しなければいけません。お家で生地を作る場合は、発酵が進まないよう冷蔵して持ち運ぶか、冷凍しておいて解凍して使うのがいいでしょう。
スキレット簡単ピザレシピ④厚揚げ
生地を作らなければ簡単にピザが手作りできる!
八丁味噌のコクが黒ビールに合う「厚揚げの八丁味噌ピザ」
— ビール女子 (@beergirl_net) November 19, 2020
切った厚揚げに八丁味噌、みりん、万能ネギの半量を混ぜたものをぬり、ダイストマト、ピザ用チーズも半量ずつのせてオーブントースターで8分焼く。残りの万能ネギをのせて皿に盛り付けて🍺https://t.co/Oycg2yefp9 pic.twitter.com/K029DQ2QKJ
厚揚げ(4×8cm位のもの)
4個(※8×8cm位のものの場合は2個)
■ トッピング
ツナ缶(オイル漬けまたはノンオイル)
20g
玉ねぎのみじん切り
20g
マヨネーズ
大さじ1と1/2
塩
少々
こしょう
少々
ピザ用とろけるチーズ
適量
粗挽き黒胡椒
適量
■ 仕上げ用(お好みで)
乾燥パセリや青のり
少々
中には生地を作るのも面倒だ!と思う方もいるでしょう。バーベキューをしていると、やることは他にもたくさんあります。バーベキューをしに行く人数が多く、それぞれ作るものが異なっているならいいのですが、人数が少ないとピザにかける時間がもったいないと考える方もいるかもしれません。ここでは厚揚げを使って簡単にピザが作れる方法を紹介しています。簡単にピザが作りたい方はぜひ作ってみてください。
厚揚げピザの作り方
焼き方ですが、まずはトッピングを先に作っておいてからスキレットで厚揚げを焼いていきます。裏面が焼けたら表に返してトッピングを乗せて焼いていきましょう。レシピではコンロを使っていますが、焚き火で焼く場合は焼き加減を見ながら作っていくといいでしょう。焚き火で作ると焦げてしまうこともあるので、焼き加減を確認しながら作っていくこと。最後に仕上げでバーナーでチーズを焼いてもおいしそうです。
スキレット簡単ピザレシピ⑤ナス
ナスを使って時間短縮ピザを作る!
茄子
1本
オリーブ油&塩(合わせておく)
オ(大1)塩(小1/4)
■ 彩り野菜はお好みで♪
パプリカ(赤、黄)
各1/4個
トマト(ミニトマト)
1個(7〜8個)
マッシュルーム(スライス)
3個
ピザソース(ケチャップやピューレ代用可)
大3
とろけるタイプのチーズ
お好みでたっぷり
緑(パセリやケールなど)
適量
■ ミート類
例)ハムやベーコン、そぼろ等
適量
キャンプなどのアウトドアではやはり、生地を作っているのは大変だと思う方が多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、生地を使わず具材を使うレシピ。次に生地の代わりに使うのは、ナスです。ナスの上にピザのトッピングを並べて焼いていきます。もちろんナスが小さいと一口サイズになるのでトッピングも乗せにくいこともあるでしょう。そんなときは大きな米ナスを使ってナスピザを作ってみてください。
アウトドアにおすすめなナスピザの作り方
まず、このナスピザレシピのコツですが、焼き始めのときにナスに塩を混ぜたオリーブオイルを塗っていくところではないでしょうか。オリーブオイルを塗ったらその上にトッピングをして蓋を閉めて焼いていきます。小さいナスを使えば、一口サイズのかわいいピザが。米ナスを使えば食べ応えたっぷりのピザが完成!スキレットに並んだおしゃれなナスピザ。アウトドアだけでなく、お家でもぜひ試してみてください。
スキレット簡単ピザレシピ⑥鶏もも
鶏ももをピザに?
鶏もも肉
2枚
塩胡椒
適宜
小麦粉
大さじ1程度
油
大さじ1
ピーマン
1つ
コーン缶
少量
■ ピザチーズ
★ケチャップ
大さじ3
★ウスターソース
小さじ1
★ニンニクチューブ
2センチ
★コンソメ
小さじ1/2
次は鶏ももを生地の代わりに使ってピザを作っていくレシピです。ピザのトッピングが乗せられるのであれば、厚揚げやナス、鶏もも以外にもピザの生地代わりになりそうなものが他にも見つかりそうですね。もちろん具材との相性もありますが、ピザのトッピングを乗せてしまえばどんなものもおいしく仕上がってしまうのではないでしょうか。キャンプなどのアウトドアにはぴったりの、がっつり鶏ももピザ。ぜひお試しを!
がっつり鶏ももピザの作り方
まずは、鶏ももの表裏を焼いていくところから始まります。鶏ももは厚みがあるので、初めにしっかり火を通しておくというのがコツです。鶏ももの表裏がしっかり焼けたら、次はトッピングを乗せてさらに焼いていきます。レシピではトースターを使っていますが、もちろんスキレットに蓋をして作っていくことはできます。蓋がなければ二枚重ね、もしくはアルミホイルを敷いて作ってみてください。肉汁がたっぷりのがっつり鶏ももピザが完成です!
スキレット簡単ピザレシピ⑦餃子の皮
餃子の皮を使った時間短縮ピザを手作り!
今日はピザの日〜🥰💕ッテ事で…餃子の皮ピザを焼きませんか2の鉄板で作ってみました〜🥰💕めちゃくちゃ楽しい〜🥰クリスピーピザよりもパリパリで美味しくて無限に食べられる…🤣✨これはキャンプでやりたいッ✨#キャンプ女子 #キャンプ好きな人と繋がりたい #餃子の皮ピザ pic.twitter.com/MABionJa7a
— ☆Luna☆ (@Luna_camp_star) November 20, 2020
サルサソース
大さじ1
餃子の皮
5枚
ベーコン
1枚
ピザチーズ
たっぷり
■ 以下サルサソースの素です。
桃屋キムチの素
大さじ2
ケチャップ
小さじ2
ハチミツ
小さじ2
水
小さじ2
次は餃子の皮を使ってピザを作る方法です。写真のように餃子の皮一枚一枚にピザを作ってもいいのですが、レシピにあるように餃子の皮を数枚重ねて作っていけばスキレットの大きさ分のピザを作ることができます。レシピではグリルを使っていますが、これもスキレットに蓋をして作れば問題なくアウトドアでピザが焼けます。餃子を作った残りの皮があるのであれば、皮の消費にもなるのでおすすめ。
餃子ピザの作り方
餃子ピザの焼き方ですが、まずはスキレットに餃子の皮を並べていきます。並べた時点でトッピングをし、焼いていきます。グリルを使っていますが、これも蓋をして作ればスキレットでも問題なく作れます。生地が薄い分、時間もかからずに火が通るのではないでしょうか。数枚重ねて作っていますが、一枚一枚にピザのトッピングをして作るればかわいいミニピザが作れるので、お子さんがいる方にもおすすめです。
スキレット簡単ピザレシピ⑧マシュマロ
キャンプなどのアウトドアで食べたいマシュマロピザ
市販のピザクラスト
1枚
スイートチョコレート
適量(作り方写真参考)
ホワイトチョコレート
適量(作り方写真参考)
小さいマシュマロ
適量(作り方写真参考)
こちらは市販のピザ生地を使って作るマシュマロピザの作り方を紹介しています。ピザは生地を作るとなるとやはり時間と手間がかかりますので、市販されているものを使うというのも、簡単に作ってしまうコツの一つではあります。もちろん、ピザ生地を一から作って作るのもOKです。マシュマロとチョコレートで思いつくレシピにはスモアもありますが、マシュマロチョコレートのピザも絶品!ぜひアウトドアで食べてみてください。
マシュマロチョコピザの作り方
このピザのコツですが、マシュマロを最後にトッピングするということではないでしょうか。マシュマロをスキレットに入れて蓋を閉めて焼いてしまうとマシュマロがどんどん溶けていってしまいます。まずは生地の表面を焼き、次にチョコレートを乗せて焼いていきます。生地が焼けたところでマシュマロを乗せ、最後の仕上げとしてバーナーなどでマシュマロをあぶっていくとおいしいマシュマロピザが作れるのではないでしょうか。
スキレット簡単ピザレシピ⑨バナナ
バナナとピーナツのピザ
薄力粉
100g
強力粉
50g
砂糖
小さじ1/2
塩
2g
ドライイースト
2g
水(40度くらい)
70cc
オリーブオイル
大さじ1
最後はバナナとピーナツを使ったピザの作り方です。キャンプなどのアウトドアでは、やはりスイーツを作るのも楽しみの一つです。キャンプで好まれるスイーツレシピもたくさんありますが、何度もキャンプに行っているとスイーツも大体同じものを作ってばかりということもあるでしょう。そんな方には特に、挑戦していただきたいピザスイーツ。ここでは生地を一から作っていますが、大変だと思う方は市販の生地を使ってください。
バナナピーナツピザの作り方
ピーナツバター
大さじ2
豆乳(牛乳)
大さじ1
バナナ(大きめ)
1本
ナッツ
お好みで
はちみつ(メープルシロップ)
お好みで
ピザ生地を作っていくのですが、こちらは発酵なしの生地なので材料を合わせてこねたらスキレットに入れていきます。この方はオーブンを使っていますが、焚き火で焼く場合はやはり一度表面を焼いてひっくり返してトッピングを乗せると安心ではないでしょうか。トッピングを乗せたら蓋をして焼いていきます。ピザのトッピングは自由に決められるので、好きな果物やソースを使っておいしいピザを作ってみてください。
まとめ
今回はスキレットで作るピザの焼き方をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。生地を一から作る本格ピザの作り方がから、発酵なしのピザの作り方、さらには生地の代わりに餃子の皮や鶏ももを使ったレシピなど、本当にさまざまな作り方がありました。ピザは難しそうだというイメージから作ったことがないという方も多いでしょう。でも、簡単な作り方や、市販の生地を使う方法もありますのでぜひこの機会にスキレットでピザを作ってみてください。
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