スノーピーク ステンレスシェラカップ E-203
キャプテンスタッグ シェラカップ ステンレス 320ml
ベルモント ステンシェラカップ 480ml
アウトドアでも炊き立てご飯を食べたい!
手軽に炊き立てご飯を楽しむならシェラカップ
軽量で持ち運びやすいシェラカップは、キャンプ用品・登山用品どちらでも使える便利な調理アイテムです。直火にもかけられるため、アウトドアでも手軽に炊き立てのご飯を楽しむのであればシェラカップを活用するとよいでしょう。
シェラカップを炊飯に役立てよう
本記事では、シェラカップを使った炊飯方法について紹介します。半合や一合などシェラカップのサイズに合わせたお米の量り方や焦げることなく炊き上げるポイントなどをまとめました。おすすめのレシピも紹介しますので、ぜひシェラカップで炊飯を楽しんでみてください。
簡単にできるシェラカップの炊飯テクニック
チタンではなくステンレスのシェラカップを選ぶ
シェラカップで炊飯を行うなら、チタンではなくステンレス製を選ぶのがおすすめです。熱伝導率の低いチタンだと一ヶ所だけ集中的に熱が入り、焦げる可能性が高まります。
ステンレスは熱伝導率がよいため全体に満遍なく熱が行き渡るため、基本の炊飯方法を覚えておけば焦げる心配はほとんどありません。ステンレスを中心にシェラカップを選んでみてください。
サイズによって炊飯できる量を確認する
半合や一合などお米を炊く量を決める際には、シェラカップのサイズを確認してください。サイズに合わない量のお米を炊くと、シェラカップから溢れ出る恐れがあります。
半合の場合は200ml〜450mlのシェラカップ、一合の場合は450ml〜500mlのシェラカップが目安です。手持ちのシェラカップのサイズを確認してから、炊飯に挑戦してみるとよいでしょう。
吸水時間をきちんと取る
お米の吸水が足りないと、炊き上がりに芯が残る可能性があります。そのため、事前にきちんと吸水時間を取るようにしてください。吸水時間は時期によって異なりますので、あらかじめ確認しておくと安心です。春と秋は45分、夏は30分、冬は1時間ほど吸水させておきます。早めに吸水を始めておけば、スムーズに炊けるでしょう。
蓋を用意する
炊飯には、蓋が必須です。頻繁に炊飯を行うならシェラカップ専用の蓋を購入するのもよいでしょう。そこまで頻繁に炊飯を行わない場合は、同じサイズのシェラカップを蓋として乗せたり、アルミホイルで簡易的な蓋を作ったりするのがおすすめ。特にアルミホイルは炊飯以外の料理にも活用できるため、1つ持っておくと重宝します。
焚き火を使うのは基本の炊き方に慣れてから
キャンプでは焚き火をすることも多いですが、炊飯初心者がいきなり焚き火を使うのはおすすめできません。焚き火は火加減の調節が難しく、少しでも目を離すと焦げる可能性があります。最初はバーナーや固形燃料を使い、炊飯に慣れてから焚き火に挑戦してみてはいかがでしょうか。
要チェック!シェラカップでの炊飯の仕方
バーナーを使った炊飯方法
手軽に炊飯を行うなら、火加減を調整しやすいバーナーを使うのがおすすめです。軽量なシェラカップを使うのであれば、小型のシングルバーナーでも問題なく炊飯を行えます。炊き立てのご飯はふっくらと美味しく、普段以上の美味しさを堪能できるでしょう。
なお、今回は半合分の炊飯レシピを紹介しますが、一合の場合は水220mlが目安です。ただし、無洗米は通常のお米より多く水分が含まれているため、無洗米を炊く時は水を少なめにしてください。
蒸らすことでふっくらと仕上がる
最初は蓋をせずに中火にかけ、沸騰するまでスプーンで時々底の方から混ぜます。沸騰したら蓋をして、弱火の状態で約10〜12分加熱してください。パチパチと音がしてきたら炊き上がりのサインです。
ふっくらと仕上げるポイントは火からおろしてタオルにくるみ、約15分程蒸らすこと。蒸らし時間を取ることで水分が全体に行き渡ります。蒸らしたあとは蓋を取り、しゃもじで混ぜたら完成です。
米 0.5合(90g)
水 110cc
さらに詳しいレシピはこちら
固形燃料の場合の加熱方法は?
固形燃料の場合はシェラカップに蓋をした状態で火にかけ、そのまま燃料が消えるのを待ちます。あとは、しばらく蒸らしたら完成です。固形燃料なら火加減を調節する手間もかからないため、ほったらかしでご飯を炊きたい時によいでしょう。
缶詰を使ったお手軽アレンジレシピ2選
①:炊き込みチキンライス
出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)
白米だけでなく、シェラカップでさまざまなアレンジご飯を炊いてみるのがおすすめです。シェラカップを使った炊飯レシピが増えれば、キャンプや登山での食事の楽しみが広がるのではないでしょうか。
手軽に炊き込みご飯を作りたい時には、軽量で持ち運びやすい缶詰が便利です。こちらのレシピでは焼き鳥の缶詰を使った簡単チキンライスを紹介するので、万人ウケする炊き込みご飯を作りたい時に取り入れてみてください。
卵を乗せてオムライスにするのもおすすめ
コンソメとケチャップ、水は事前に混ぜ合わせておきます。シェラカップに水を切ったお米と焼鳥、調味料を混ぜた水を入れたら、沸騰するまで中火で加熱してください。沸騰後は蓋をして弱火で炊き、パチパチと音が聞こえ始めたら火を消します。
10分ほど蒸らしたらチキンライスの完成です。ボリューム感を出したい場合は、半熟に焼いた卵を乗せてオムライスにするのもよいでしょう。
米 0.5合
焼き鳥缶詰(塩) 1缶
玉ねぎのみじん切り 少々
コンソメ顆粒 小さじ1/2
ケチャップ 大さじ2
水(ケチャップと焼き鳥缶のたれを合わせて) 110cc
(卵) (1個)
さらに詳しいレシピはこちら
②:コーンご飯
出典:unsplash.com(こちらの画像はイメージです)
プチプチとした食感と甘みが魅力のコーンご飯も、シェラカップを使えば簡単に作れます。コーンは子どもからの人気も高いため、子どもが食べやすいご飯を炊きたい時にもおすすめです。
普通のとうもろこしだと実を削ぎ落とすだけで時間がかかってしまいますが、コーン缶なら下ごしらえの手間がかからないのも嬉しいポイントと言えるでしょう。ぜひ、簡単かつ絶品のコーンご飯を堪能してみてください。
バターを乗せてコクを出すのがポイント
吸水後に水を切ったお米とコーン、塩胡椒と分量の水をシェラカップに入れて中火をかけます。沸騰したら蓋をして弱火で炊き、パチパチと音がしてきたら火から下ろしてください。
10分ほど蒸らしたら蓋を開き、バターとかき醤油で調味したら完成です。バターを使うことでご飯にコクが出て、ワンランク上の味わいになるでしょう。彩りを添えるなら、お好みでパセリをトッピングするのもおすすめです。
米 0.5合
つぶコーン缶 大さじ2
塩コショウ 少々
水 110cc
(バター) (5g)
(牡蠣しょうゆ) (少々)
さらに詳しいレシピはこちら
栄養満点!野菜入りのピラフレシピ2選
①:炊き込みピラフ
出典:unsplash.com(こちらの画像はイメージです)
ご飯でしっかりと栄養を取りたい時は、野菜を入れた炊き込みピラフを作るのがおすすめです。普通の野菜だと調理が面倒ですが、ミックスベジタブルを使えば手軽に栄養バランスの整ったピラフを楽しめます。炊飯するだけでなら炒める手間もかからないため、ぜひ炊き込みピラフもレパートリーに入れてはいかがでしょうか。
ロースハムを入れてボリュームアップ
吸水させてから水を切った米と材料を全てシェラカップに入れて中火で加熱し、沸騰後は弱火で炊いてください。パチパチと音がしたら火からおろして10分蒸らし、全体を混ぜ合わせたら完成です。ロースハムが入っているため、食べ応えもあるでしょう。
米 0.5合
冷凍ミックスベジタブル 大さじ2
ロースハム 1/2枚
コンソメ顆粒 小さじ1/2
塩コショウ 少々
バター 5g
水 100cc
(ドライパセリ) (適量)
さらに詳しいレシピはこちら
②:炊き込みカレーピラフ
出典:unsplash.com(こちらの画像はイメージです)
アクセントの効いた味わいを楽しむなら、野菜入りのカレーピラフにするのもよいでしょう。カレーのスパイシーな香りが食欲をそそり、野菜が苦手な方でも食べやすくなります。大人だけで食べるなら、唐辛子パウダーを加えて辛味を強くするのもおすすめです。
ひき肉を入れたアレンジもおすすめ
シェラカップに全ての材料を入れたら中火で加熱します。沸騰したら蓋をして弱火で10分ほど炊き、火から下ろしてください。10分ほど蒸らしたら完成です。お好みでウインナーの代わりにひき肉を入れてアレンジするのもよいでしょう。
米 0.5合
冷凍ミックスベジタブル 大さじ2
ウインナー 1/2本
コンソメ顆粒 小さじ1/2
塩コショウ 少々
SBカレー粉 小さじ1
水 110cc
さらに詳しいレシピはこちら
炊飯におすすめのシェラカップ3選
①:スノーピーク ステンレスシェラカップ
スノーピーク ステンレスシェラカップ E-203
こちらのシェラカップは、指に掛かりやすいスノーピークオリジナルのハンドル形状を採用し、使い勝手のよさを追求しているところが魅力です。内側にメモリが付いているため、水を計量する際にも役立ちます。底面にはおしゃれなロゴがさりげなく入り、見た目にこだわりたい方にもぴったりです。
②:キャプテンスタッグ シェラカップ
キャプテンスタッグ シェラカップ ステンレス 320ml
優れた耐久性を誇る18-8ステンレスを採用したシェラカップです。熱伝導率もよく、ご飯を炊くのによいでしょう。衝撃に強く、タフなアウトドアシーンでも安心して使えます。同ブランドのシェラカップと重ねておけるため、収納の際に場所を取らないのも嬉しいポイントです。
③:ベルモント ステンシェラカップ
ベルモント ステンシェラカップ 480ml
軽量かつ耐久性の高いステンレス素材で、ご飯もふっくら炊けることで人気を集めているシェラカップです。ハンドル部分にフォークやスプーン、箸をかけておけるため、カトラリーの置き場に困るアウトドアシーンでも重宝します。内側にはメモリもつき、料理中の計量カップとしても活躍するでしょう。
アウトドアで絶品ご飯を楽しもう!
シェラカップを使った炊き立てご飯は、普段よりもワンランク上の味わいを楽しめるところが魅力です。焦げつきを抑えるためにはステンレス素材を選び、火加減を見ながら炊き上げるようにしてください。火加減の手間をかけたくない場合は、固形燃料を使うのも1つの方法です。
基本の炊飯方法を覚えておけば、さまざまなアレンジも楽しめるようになるでしょう。今回ご紹介したレシピを活用して、シェラカップ炊飯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
シェラカップの炊飯方法が気になる方はこちらもチェック!
シェラカップは、炊飯以外にもさまざまな料理で活用できます。関連記事ではシェラカップを使ったおすすめ料理を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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出典:unsplash.com(こちらの画像はイメージです)