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【実釣】サーフでジグサビキ!季節が進んでベイトの気配!

連載第38回!今週はメッキを狙ったジグサビキゲームを中心に、海の移り変わりと冬の気まぐれなベイトパターンについてご紹介します。ジグサビキと言えば堤防ですが、サーフで投げても面白い!青物やヒラメ釣りの合間に、ぜひ試してみてください!
2020年10月29日
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ジグサビキでサーフゲーム!

風が吹いて晩秋の釣りに!

サーフ

連載第38回!強風が吹いて止んでまた吹いて、強い風がベイトを運ぶ晩秋のパターンがやってきました。水温低下の影響で釣れる魚もちょっと変化!今週はカヤック釣行のレポートを少しと、岸からのジグサビキゲーム実釣をお届けします。いろいろなポイントからいい話が聞こえてきて、どこに行くか迷う季節!アンテナを高くして、晩秋の釣りを楽しみましょう!

ジグサビキカヤックが不発!

釣れる魚がちょっと変化!

サバ

第36回で出かけた沖堤防に今週も行ってきました。釣りはジギングサビキとシーバスキャスティングの2本立て、前回と同じ内容で道具を準備しての釣行です。朝イチ一発目のヒットは50cmクラスのサバで、この魚をカヤックで釣ったのは初めて。真鯛やイサキでコマセをやるとときどき混ざる魚ですが、カヤックのライトなタックルで釣ると強い引き込みと横走りがより一層面白い。水面でバチャバチャやっている瞬間もあり、回遊系に期待!と思ったんですが、ここから反応がサッパリで貧釣に終わってしまいました。魚探にはときどき何か中型の魚が映りますが、ジグにもサビキにも反応ナシ。いい魚じゃないのか食わないのか、まだまだ経験不足で判断できません。ある程度のところで見切りをつけてシーバス狙いです!

ヒラスズキが出るもイマイチ

テトラ打ちでヒラスズキが出るも、なんだか感じはイマイチ。小型がちょっと、大型はナシで、内容がパっとしません。ミノーよりもワームといったサイズで、友人と今日は海が悪かったねと話しながら帰路につきました。ブレードやらバイブレーションやらいろいろなルアーを入れてみたんですが、思うような反応が得られず消化不良。この時、季節が移り替わっていい魚は風でベイトがよったエリアへ、というイメージが湧いていれば!もう少し魚が釣りたくて、翌日陸っぱりに出かけます!

ジグサビキでメッキがイイ感じ!


浜のメッキはグッドサイズ!

メッキ

河口でライトに渓流ルアーを投げて、という釣りでもお馴染みのメッキ。自分が釣りをしているエリアも河口の小型がメインですが、サーフ絡みのポイントに行くと30cm近くまで狙えるちょっと違った釣りが楽しめます。ヒラメ狙いのジグに掛かった経験もあったので、今回はジグサビキで数を狙ってみることに!アベレージが25cm程度あればサーフタックルで釣っても十分楽しく、食べておいしい魚です。メッキは本州中部に入った個体のほとんどが暖海に戻ることができず、冬を越せない死滅型回遊魚。そろそろ釣れるMAXサイズなので釣ってみたい方は早めに出かけるのがおすすめです!

釣り方は表層狙い!

サーフでもメッキはレンジが高く、上から攻めていくのが攻略のセオリー。波っけがあったり釣り場が遠浅であれば、中層を釣るイメージで釣るとヒットゾーンを見つけやすいです。かなりアグレッシブな魚なので、掛からないまでもアタリがあるという状況が多く、アタリが無い時は回遊していないと判断して移動するのがおすすめ。この時期のヒラメ釣りでフォール中にゴンゴン来るけど乗らない、ということがあれば、ベイトに当たっているかメッキとイメージするのがいいと思います。アクションはレンジキープ重視のストップ&ゴー、軽くジャーク程度でOK!ほんの少しで構わないので、止めを入れてフォールさせるのがポイントです!

ジグサビキにジグ以外を付けてみた!

バイブレーションでシーバス狙いも

ウミヘビ

友人がジグサビキにバイブレーションをつけて遊んでいたので、自分も真似をして試してみることにしました。仕掛けはいじらずそのままメタルバイブを付けただけ。これでジグよりもシーバスが釣りやすくなるかも?上を引いたり下を引いたりしてみましたが、特にトラブルはなくサビキもブルブルしているような気がします。バイブレーションは引き抵抗が強いので、流れや波を感じやすくポイントをイメージしやすいです。気になるところに何度か投げて、感じた違和感にアワセ!根掛かりのようなヒラメにしては生命感が無いような、しばらく動かなかったんですが強く引いたら浮き上がりました。ロープとか海藻を釣った感じだったので早巻きで回収したらダイナンウミヘビ…。回転したのでしょうか、サビキは分解して結び直しです。

ビッグスプーンもアリ

30g前後のビッグスプーンもメタルジグのかわりとして感触がよかったメタルルアー。ジグほど飛距離は出ませんが、レンジキープ能力と浮き上がりの強さが上を狙いたいメッキ釣りにマッチします。アジスプーンみたいな感じでしょうか、一定速度のタダ巻きで浅場を釣る時におすすめ。ソルトではあまり人気が無いものの、ヒラメ釣りで速度を下げつつ飛距離も欲しい、というタイミングでも活躍します。シルエットが大きいので、秋冬の釣りにピッタリです!


ジグサビキの飾りに一工夫!

タコベイトで反応アリ

メッキ

カヤックでも陸っぱりでも、最近はタコベイトの効果を調査中。メッキは多少ボリュームがあっても食ってくるようで、ライトゲームで使うワームのようなサイズ感、1.5インチ程度のタコベイトで十分な反応がありました。青物が回っていればそちらにも効果は十分。自分のエリアでは季節が進むとベイトが大型化、晩秋はヒイラギ、冬は20cmを越えるコノシロが登場するのでベイトの方を釣ってしまいそうですが、まだまだコレで釣れそうです。もちろんスタンダードなものでも釣れるので、初心者の方は完成仕掛けから始めてみてください!

ライトゲームワームも使えるかも?

友人はカラ針にライトゲーム向けのワームをチョン掛けして数を出していました。抵抗が大きい気もしますが、タコベイトと同程度と考えるとアリなような気がしてきます。道具を流用してお試し、と考えている方はこの方法もぜひ試してみてください。ハリだけ用意すれば、リーダーとワームでジグサビキが遊べます!遠投で効率よく探りたいならジグサビキです!

来週はベイトと追いかけっこ!

次の日も行ったら全然ダメだった!

メッキ

気をよくして次の日も同じ釣りを試しましたが、この日は群れの規模が小さいのか、ほとんどバイトなし!そもそも釣れているメッキの種類が違うような気がします。シーバスもダメで、いい日と悪い日の境目を体験することになってしまいました。回遊魚やヒラメの釣果が極端になって、冬の訪れを感じます。イナダも釣れているようだし、カヤックで海に入ると水が冷たいし、そろそろ秋冬の釣り本番という感じでしょうか。ラインを太いものに巻き替えて、風が吹いても堤防やサーフに行って、サイズを狙う季節到来です!

他のサーフは好調!


この日別のサーフに行っていた友人に話を聞いたところ、そちらはかなり好調でヒラメやマゴチが釣れていたとか。そっちに行けばよかったー!というのはこの季節の風物詩のような気がします。明日は風が吹いても別のエリアに行こうと考えていますが、混雑や風向きを考えるとあっちもいいようなこっちもいいような、いろいろやって今年の傾向を見つけるしか無さそうです。外した時のために、ジグサビキは準備しておこうと思います!

ジグサビキで遊んでみよう!

サーフで投げても面白い!

サーフ

ジグサビキと言えばアジや青物ですが、メッキやイシモチを狙うジグサビキも効果はなかなか。サーフで投げても面白い仕掛けです。春のマイクロベイトシーズンはヒラメがサビキを食ったりアジが登場したり、他の釣りのヒントにもなる釣りなので、いろいろやってみたい方は要チェック。動かし方はタダ巻きメタルジグの要領で、軽く止めを加えれば十分です。夏に堤防でいい思いをした方は、ぜひ冬のサーフにもジグサビキをキャストしてみてください!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!最近ハマっているカヤックゲーム、秋の海での釣果レポート記事をご紹介します。アジカンパチをメインに狙っていたのでどちらかと言えば夏の海、次の挑戦は来年になりそうな内容ですが、カヤック導入をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。ルアーはほとんどジギングサビキ、少しキャスティングでヒラスズキといった内容です!