ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー
ホーザン(HOZAN) VVFストリッパー
エンジニア ワイヤーストリッパー
クニペックス KNIPEX 自動ワイヤーストリッパー
マーベル(MARVEL) ケーブルストリッパー
エンジニア ラピッドストリッパー
トネ(TONE) オートワイヤーストリッパー
フジ矢 オートマルチストリッパ
エンジニア マルチワイヤーストリッパー
おすすめのワイヤーストリッパーをご紹介
ワイヤーストリッパーは、ケーブルなどの電線を覆っているビニールなどを剥ぐための工具です。電気工事士の方や電工技能試験などを目指す方の必須アイテムとして知られています。
しかし、ワイヤーストリッパーは、電気工事士など専門職の方だけが使うものではなく、自動車整備、家庭の配線工事などをDIYする方も必要とする工具で、日々のDIYなどに活躍します。
ランキングでおすすめのワイヤーストリッパーをチェック
今回は、そんなワイヤーストリッパーのおすすめの選び方をはじめ、使い方のタイプ別のおすすめの製品について、ランキング形式でご紹介します。どのタイプのワイヤーストリッパーが必要なのかなどタイプ別に比較しながら、それぞれのおすすめの製品をご紹介しますので、購入の際の参考にしてみてください。
ワイヤーストリッパーのおすすめの選び方とは
使いやすさと使い道をチェック
ワイヤーストリッパーは、電気の配線を扱うプロの方はもちろん、電工技能試験などを目指している学生、自動車やバイク、電気機器などを趣味で扱う方の工具です。カッターやニッパなどの代用工具では、電線を切ってしまうこともあるため、まずは使いやすさがを確認し、使い道に適したワイヤーストリッパーを選ぶ必要があります。
ワイヤーストリッパーは3タイプある
ワイヤーストリッパーには、形状や使い道のコツがちがう3タイプがあります。実際に握ってみて、手のサイズや力の入れ具合などを確認したら、手動タイプ、横剥ぎタイプ、自動タイプの3タイプの違いをチェックしましょう。
この3タイプがどう違うのか、まずは、それぞれの特徴を確認することからはじめます。
ワイヤーストリッパーのおすすめ3タイプとは
①手動タイプでおすすめのワイヤーストリッパー
最もスタンダードで、ホームセンターなどでも入手可能、プライスもリーズナブルでおすすめなのがこちらのタイプです。刃の部分には、規格に対応した穴が開いていて、太さに合わせて電線をはさみ入れて表面の膜を剥ぐという使い方をします。
おすすめのタイプのメリット&デメリット
この手動タイプのワイヤーストリッパーは、ほかの種類のものと比較すると、細い電線にも対応しているものが多く、また、狭い場所でも扱いやすいという利点があります。
ただし、ワイヤーストリッパーを使うたびに、電線を穴に差し込んで作業しなければならないという欠点もありますので、使い道によっては注意が必要です。
②横剥ぎタイプのおすすめワイヤーストリッパー
この種類のおすすめのワイヤーストリッパーは独特な形をしています。電線のサイズによっては先の調整をする必要がない製品が多く、グリップを開き、縦方向に電線を入れ、グリップを握って電線の膜をスリップするという使い方です。
おすすめのタイプのメリット&デメリット
横剥ぎタイプのワイヤーストリッパーは、電線に対してワイヤーストリッパーを横方向に剥ぐため扱いやすく、グリップの種類によっては小さな手の方でも簡単に作業ができるという利点があります。
ただし、狭いスペースでの作業がしにくいなどの欠点もあるほか、値段もいささか高いなどの欠点もありますので、熟慮してから購入を決めましょう。
③自動タイプのおすすめワイヤーストリッパー
こちらの種類のワイヤーストリッパーは、配線作業の際にケーブルをカットしたり、ビニールの膜を剥いだり、さらには、端子をかしめたりすることもできます。ワイヤーストリッパーにケーブルをセットすると、自動的にサイズを調整してくれるため、グリップを握るだけで作業できます。
おすすめのタイプのメリット&デメリット
この自動タイプのおすすめのワイヤーストリッパーは、ひとつ持っているとさまざまな使い道があるため、非常に便利です。
ただし、自動タイプのワイヤーストリッパーは、挟んで引き延ばして使うため、力を入れすぎてしまうと内部の線も切れることもあります。このため、使い方に慣れていくことでその力を発揮させることが大切です。
おすすめのワイヤーストリッパー9選
おすすめランキング9位【KNIPEX(クニペックス)横剥ぎタイプ】
クニペックス KNIPEX 自動ワイヤーストリッパー
一般的なケーブルを扱う作業に最適のワイヤーストリッパーが、こちらのクニペックス製のものです。0.2~6mmまでの単線、より線、福合線に対応し、ヘッド部分がスリムに設計されているため、狭い場所でも作業しやすくなっています。
2.5mm2までのアルミ線や銅が切れるワイヤーカッターも装備。6~18mmまでの範囲で長さの調整が可能な調整ストッパーが搭載され、繰り返して作業する際もストレスなくに行える設定となっています。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
握りやすいハンドル形状なので作業をスムーズにこなせ、長時間の作業も簡単に行えると評判です。ただし、電線によってはうまくストリップできないという声も散見されるため、購入の際は切れ味などを確認することをおすすめします。
ドイツ産業革命の中心都市、ヴッパータールで製造されたワイヤーストリッパーで、いささか高額となっています。しかし、刃を交換することで長く利用されてらっしゃる方もいるので、メンテナンスしながら大切に使い続けたい方はぜひ購入を検討しましょう。
おすすめランキング8位【トネ(TONE)自動タイプ】
トネ(TONE) オートワイヤーストリッパー
当ワイヤーストリッパーは、配線のサイズを自動的に調節し、握るだけで皮膜を剥ぎ、必要に応じて切れる簡単ワイヤーストリッパーです。ワイヤーの皮むき適応範囲は0.2~5.5mm2、ワイヤーの切断適応範囲はAWG 22~10、スピーカー線などは2本同時に剥くことも可能です。
このほかの機能として、絶縁圧着端子や裸圧着端子の簡易圧着も可能となっています。作業効率も上がり、使いやすくておすすめの逸品です。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
自動車やバイクなどの工具で有名なメーカー、TONE製なので信頼もあると選ばれる方もいらっしゃいます。作業が正確で、便利だというコメントがある中、ケーブルのサイズを自動調整する機能があるゆえに、微妙な調整がしにくいという意見も。
購入する際には製品を手に取ってワイヤーのストリップ作業を試してみるのも手。使い道や使い方を模索して、ワイヤーの皮むきというストレスの多い作業が快適にできる方法を見つけるようにしたいです。
おすすめランキング7位【エンジニア(ENGINEER) 手動タイプ】
エンジニア ワイヤーストリッパー
当ワイヤーストリッパーは、切れ味と耐久性にすぐれたおすすめの製品です。高精度加工された刃で極細線でも芯線を図付けずにトリップが可能、ストリップ穴は単線もより線にも適合するように設計されています。
精密研磨仕上げで、真円に近い形状を実現、芯線を傷つけずに切れると評判です。本体は高炭素鋼を使用、耐摩耗性にすぐれ、グリップにはエラストマーが採用され、耐油性が高く作られています。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
大阪に拠点を置く作業用工具メーカー、エンジニアのワイヤーストリッパー。ピン部には独自のセットピンが使用され、長時間の使用によるゆるみも簡単に調節が可能。することが可能です。
当ワイヤーストリッパーは極細線用タイプですが、電線の太さに応じて太線用、細線用などのラインナップもあり。購入前に線のサイズなどを確認するようにしましょう。こちらの製品はストリッパー穴径0.25mm~0.95mmに対応しています。
おすすめランキング6位【マーベル(MARVEL) 横剥ぎタイプ】
マーベル(MARVEL) ケーブルストリッパー
電線サイズに合わせて刃先を調整する必要がなく、ビニール系の丸型電線を剥ぐのに使えるワイヤーストリッパーです。本体は強度の強いガラス繊維強化ポリアミド製で、重量が107gと軽量なので扱いやすいと評判。
0.3~5.5mm2の電線に適用し、ストリップの長さは5~12mm程度となっています。ケーブルカッターは:最大φ2㎜まで切断可能です。ドイツ製なのでプライスがいささか高額なものの、人気の高いおすすめの製品です。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
刃の部分を回転させながら高さ調整をする際、刃の向きによってケーブルまわりを回転させた際に元に戻らないことがあるなど、使っていく際にちょっとしたコツが必要となることもあります。それでも人気が高く、また、電工技能試験のために購入される方もいらっしゃるので、使い方を工夫して使い続けていきたいワイヤーストリッパーです。
一方、スキルがなくても簡単に幕を剥すことができ、持ちやすく扱いやすいワイヤーストリッパーでもあります。購入時には手に取って確認したいです。
おすすめランキング5位【エンジニア(ENGINEER)横剥ぎタイプ】
エンジニア ラピッドストリッパー
電線のサイズを自動で確認してストリップできる人気のワイヤーストリッパーがこちらです。ビニール被覆線やIV線などの膜に対応し、狭い場所などでの配線作業も楽にできるよう小型設計されています。
このワイヤーストリッパーは、高炭素銅を使用した刃が装着され、寿命長く使用できます。V字刃で仕上がりも美しく、AWG24-10、断面積0.2-6mm2、直径:φ0.5-2.5mmに適応し、φ2mmまで切断可能となっています。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
当ワイヤーストリッパーは、重量125gと軽量で、使い勝手がいい面は非常に高い評判を得ています。ただ、耐久性については、趣味のDIYではさほど大きな問題にはならないようですが、仕事で使われる方は要検討ポイントです。
グリップについて、とても握りやすく、作業を続けても疲れにくい設計となっています。切れ味もよく、初心者でも安全に皮膜を剥ぐことができ、プライスも良心的ですのでウィークエンドDIYを楽しまれる方におすすめです。
おすすめランキング4位【フジ矢・自動タイプ】
フジ矢 オートマルチストリッパ
プロ向けのペンチやニッパの分野で業界をリードするトップメーカー、フジ矢からラインナップされているワイヤーストリッパーがこちらです。ワイヤーのサイズを自動的に測り、簡単にトリップできるタイプで、グリップの根元にカッターを使えば、0.13~6mm2サイズのワイヤーを切れる設計になっています。
スピーカー線などは2本同時に剥ぐこともでき、また、中間部分でのストリップも簡単にできます。配線途中での割込みも簡単です。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
当ワイヤーストリッパーは、微調整ノブをプラス側に回転させて使うことで、0.05~8mm2サイズのストリップも可能となります。
また、グリップの内側を使って、絶縁端子であれば0.5~6mm2、裸端子であれば4~6mm2、0.5~2.5mm2のかしめ作業も可能。あくまでも簡易圧着になりますが、とても便利な機能が搭載されています。自動車やバイクの配線などの作業におすすめです。
おすすめランキング3位【ホーザン(HOZAN) 手動タイプ】
ホーザン(HOZAN) VVFストリッパー
剥ぐだけではなく、測る、切る、のの字曲げもこなす人気のおすすめVVF専用ワイヤーストリッパーがこちらです。VVFケーブルは、家庭の照明やコンセントなどで使われるケーブルなので、このタイプのワイヤーストリッパーをひとつ持っておけば、メンテナンスの際に重宝します。
当ワイヤーストリッパーには、裏面にスケールが付いていて、ケーブル外装などの長さを簡単に測ることが可能です。また、芯線3本を同時にストリップでき、しかも切断荷重がかなり減り、扱いやすい設計となっています。電工技能試験の際にも推奨されている工具でも。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
自動車の工具で有名な大阪のメーカーで、DIYやガーデニング用品なども扱っているHOZAN。電工技能試験を目指してらっしゃる方は電工技能試験の練習用部材などもラインナップされているためおなじみのメーカーです。
当ワイヤーストリッパーは非常に人気が高く、使いやすくて機能が多いと評判もよし。グリップの手触りもよく、ケーブルガイドのおかげで刃の食い込みすぎを予防し、アシストバネのおかげで安全に設計されています。
おすすめランキング2位【ベッセル(VESSEL)手動タイプ】
ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー
100gという軽量コンパクトなおすすめの手動タイプのワイヤーストリッパーがこちらです。グリップ部分にAWG、mm、mm2の換算表がついているため、サイズが探しやすくなっています。
刃はダイヤモンド精密砥石で研磨されているため、安心して各種ワイヤーを切断したりストリップしたりすることが可能です。スプリングがついているため、使いたいときにサッと作業に取りかかることも、ストッパーもついているので、安心して保管できます。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
大阪に本社を置き、プロからアマチュアまで愛用者の多い工具ブランド、Vessel。ホームセンターなどでも購入でき、値段もリーズナブルです。IV線、KV線、VSF線、VA線など、各種ケーブルに広く対応しているため、ひとつあると家庭で必要な配線メンテナンス時にも活躍できます。
真円形状で芯線を傷つけず、切断もOKなので、マルチユースとしてワイヤーストリッパーを購入されたいか方におすすめです。
おすすめランキング1位【エンジニア(ENGINEER)自動タイプ】
エンジニア マルチワイヤーストリッパー
当ワイヤーストリッパーは、電線のサイズを自動調整できるタイプで、作業が早く、ストレスなく扱えます。微調整ノブでストリップを調整することで、超極細線もストリップすることが可能です。ワイヤーの中間剥きや複数本のワイヤーを同時に剥ぐことも可能となっています。
また、このワイヤーストリッパーは、ストリップゲージ付きなので、ストリップする被覆の長さを設定することもできるすぐれものです。適合範囲は、0.05~8mm2、切断能力はΦ2.5mmとなっています。
他のワイヤーストリッパーとのおすすめの比較ポイント
先端の作りが薄型なので、狭い場所での配線作業に便利です。ただ、製品によってワイヤーカッター機能によってワイヤーが切れるのはいいものの、刃がぶつかってしまう、ストリップの際、被膜に傷ができるなどの声もありますので、購入する際は一度手に取って確認することをおすすめします。
こちらの製品は重量359gとがっしりしています。繰り返し作業をされる方、工具はなるべく軽いほうがいいという方は、ほかの製品と比較して選ぶようにしたいです。
おすすめのワイヤーストリッパーとDIY日和
ワイヤーストリッパーは使い道と使いやすさを考えて購入するのがおすすめです。値段にも幅があるため、お財布と相談する必要もあります。できれば手に取って、それぞれの製品を比較し、ご自身の使い方や扱いやすさを考慮して、オンリーワンのワイヤーストリッパーを選ぶようにしたいです。
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