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HOZAN(ホーザン)P-967 ワイヤーストリッパー
ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-2
KTC 電工ペンチ AD102B
高儀 GISUKE 裸・絶縁端子両用 電工ペンチ DP-1
フジ矢 FUJIYA 万能電工ペンチ(ファストン端子・裸圧着端子両用) 240mm FA106
ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1
ロブテックス VVF線 ストリッパー VA203A
【エントリーでポイント5倍】P-958 ホーザン(HOZAN) 第二種電気工事士技能試験対応 VVFストリッパー
ELECOM RJ45コネクタ用ラチェットタイプかしめ工具 単線・ヨリ線両対応 LD-KKTR
SUNKIT SK-868DR LANコネクタ圧着ペンチ RJ45/RJ11 (8P/6P)かしめ工具 ゴムグリップ ラチェットELECOM型
かしめ工具 UTPケーブル自作の必需品 LANケーブル用 [LAN-TL6]【サンワサプライ】
ベッセル/VESSELワイヤーストリッパー より線C3000C【1244396】
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ENGINEER(エンジニア)マルチワイヤーストリッパー品 番:PAW-01
フジ矢 FUJIYA オートマルチストリッパ 200mm PP707A-200
電動ワイヤーストリッパー ケーブルストリッパー ケーブル皮むき機 被覆剥き機 剥線機 被覆線 剥き 皮むき器 電線皮むき機 電動皮むき機 ■2mm〜60mm■ブルー
ワイヤーストリッパーはじめに
今回は、ワイヤーストリッパーを知らない方、気になっていた方、使っているけど正しく使えているのか不安な方、他の種類も使ってみたい方を対象に記事を書きました。既にご存知の事も多々出てくるとは思いますが、改めてワイヤストリッパーの魅力を確認して、新しいワイヤーストリッパーを探す参考にして頂きたいと思います。
ワイヤーストリッパーとは
ワイヤーストリッパーは、様々な太さの電線(ワイヤー)の被覆を剥く(ストリップする)ための工具です。電気が流れる部分(芯線)は、被覆と呼ばれるビニルなどの電気を通さない素材で覆われています。電線を機器に接続する際は、その被覆を少し剥ぎ取り、銅の部分だけを機器の端子(接続する場所)などに確実に接続します。
ワイヤーストリッパーの呼び方
名前の後半部分だけで「ストリッパー」、縮めて「ワイスト」、くだもの用みたいですが「皮剥き器」と呼ばれる事もあります。実は奥が深いワイヤーストリッパー。おすすめをご紹介の後に、更に掘り下げて、その魅力や関連説明、簡単な使い方紹介もありますので最後までお楽しみください。
ワイヤーストリッパーおすすめ①.電子工作向け3選
1-1.電子工作向け選び方としては
電子工作向けの選び方としては、工具箱に入る大きさが良いので、あまり大きいものはおすすめできません。バネつきは連続作業しても疲れにくく手の動きを補助してくれます。また工具箱の中で他の線や工具を傷つけない様にロック機能がついているものが良いでしょう。手動式ワイヤーストリッパー3選をランキング式でどうぞ。
1-2.電子工作向けおすすめ3位は
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Amazonで価格が\4,024、おすすめ度が4.5です。全長152mm、122g、(AWG)30・28・26・24・22の芯線に対応し、バネ付きです。全長が短く3つの中では一番小型です。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
1-3.電子工作向けおすすめ2位は
HOZAN(ホーザン)P-967 ワイヤーストリッパー
Amazonでの価格は\2,327で、おすすめ度は安定の4.2です。全長163mm、81.6g、単線AWG28~18より線AWG30~20の芯線に対応し、バネ付きでロック付きです。魅力の軽さと、先端部分が細く芯線の曲げ加工などにも便利に使えます。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
1-4.電子工作向けおすすめ1位は
ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-2
Amazonでの価格は\1,960、おすすめ度も安定し4.6です。全長155mm、100g、細い芯線もストリップ可能で、0.25~1.0mmの芯線に対応し、バネ付きでロック付きです。単線でもより線でも使用可能です。シンプルで薄く工具箱にすっぽり入ります。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
1-5.電子工作向けおすすめの理由は
1位の3500E-2は、薄く短く工具箱にすっぽり。握りにはmm、㎟、AWGの変換表あり分かりやすく価格帯も無難です。2位のP-967は、とても軽く先端部分も良く精巧なのに価格が安いです。厚みの比較であえて2位としました。3位の11047もかなり良いのですが価格の面で3位としました。
ワイヤーストリッパーおすすめ②.電装向け3選
車の電装DIYでのストリッパーは、かしめ工具とカット部とワイヤーストリッパーが合体した電工ペンチが一般的かもしれません。カット部、かしめ工具、ストリップ部と縦に並ぶため比較的長く平たい工具です。
2-1.電装向け選び方としては
電装向けの選び方としては、実際の配線時の作業のしやすさで3つ選んでみました。ご自分で使用する圧着端子の圧着ができ、2種類の圧着ができるものを選ぶと良いでしょう。3本のランキング式でご紹介します。
2-2.電装向けおすすめ3位は
KTC 電工ペンチ AD102B
Amazonで価格が\2,775、おすすめ度が2.8です。220mm、200g、0.25~1.0mmの芯線に対応し、バネ付きでロック付きです。一般的な電工ペンチより短く、コンパクトです。ストリッパーとファストン端子のかしめ工具が付き先端で曲げ加工も可能です。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
2-3.電装向けおすすめ2位は
高儀 GISUKE 裸・絶縁端子両用 電工ペンチ DP-1
Amazonで価格がおどろきの\607、おすすめ度は2.6です。230mm、240g、0.75~4.0mmの芯線に対応し、バネ、ロックはありません。裸・絶縁端子両用でグリップもギザギザが多くしっかりしています。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
2-4.電装向けおすすめ1位は
フジ矢 FUJIYA 万能電工ペンチ(ファストン端子・裸圧着端子両用) 240mm FA106
Amazonで価格が\1,573、おすすめ度が4.4です。240mm、300g、0.75~5.5mmの芯線に対応し、バネ、ロック無し。ファストン端子・裸圧着端子両用で、なによりも切れ味が鋭く、コスパも良いです。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
2-5.電装向けおすすめの理由は
1位のFA106は芯線が太いものまでストリップ可能です。対応する圧着端子がそれぞれ異なりますので比較は難しいのですが何よりもおすすめなのはストリップ部分とカット部分が研磨加工されていて、切れ味抜群な所です。
ワイヤーストリッパーおすすめ③.DIY電気工事、電気工事士技能試験向け3選
電気工事の一般的な電線(VVFケーブル)は芯線の被覆の上に更にもう1枚被覆があります。ケーブル外装やシースーと呼んだりしますが、その外装を剥いて、更に芯線の上の被覆を剥く必要がありますので、ケーブル外装用のストリッパー(2線用3線用)付が一般的です。
電気工事士技能試験では必須
また、技能試験では、ストリップ長に規定がある事と、配線図に基づきコードを切り、ストリップし、機器の接続をして、実際の配線に近い電気工作物を制限時間内に完成させるため、スピードが要求されます。そのため、年々進化して機能的になっています。(屋内電気工事は電気工事士の資格が無いとできませんのでご注意ください)
3-1.DIY電気工事向け選び方としては
DIY電気工事用の選び方は多機能であるかどうか。1本で多機能という事は作業時に工具を持ち替える必要がありません。また、工具箱内がすっきりしているというメリットがありますので、機能の多さと作業のしやすさ、コンパクトさで比較し3つ選んでみました。それではランキング式で紹介です。
3-2.DIY電気工事向けおすすめ3位は
ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1
Amazonで価格が\5,970、おすすめ度が3.5です。180mm、370g、1.6、2.0mmの芯線に対応しています。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
3-3.DIY電気工事向けおすすめ2位は
ロブテックス VVF線 ストリッパー VA203A
Amazonで価格が\4,698、おすすめ度は評価が少ないため5.0です。全長225mm、200g、1.6、2.0mmの芯線に対応し、ちょっと開くストリップアシストバネ付き。ストリップは3本同時に速く出きて裏面にはスケールが付いているので確認しながら楽に作業ができます。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
3-4.DIY電気工事向けおすすめ1位は
【エントリーでポイント5倍】P-958 ホーザン(HOZAN) 第二種電気工事士技能試験対応 VVFストリッパー
Amazonで価格が\3,004、おすすめ度が4.6です。230mm、231g、1.6、2.0mmの芯線に対応し、ちょっと開くバネ付き。カット部は切れ味が鋭く、ストリップは3本同時、表にも裏にもスケール付きです。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
3-5.DIY電気工事向けおすすめの理由は
1位のP-958は、スケール、鋭すぎるカット、外装剥き、被覆同時3本剥き、のの字曲げ加工ができ、値段も安く、電気工事士試験者向けの工具セットにも含まれています。2位のVA203Aもほぼ同様の機能がついていますが、値段の比較と、カットの鋭さでP-958をおすすめします。
ワイヤーストリッパーおすすめ④.LANケーブルストリッパー3選
DIYでLANケーブルの長さと色をお気に入りにして好きな場所に配線するために自作している皆様も多いと思いますのでご紹介します。LANケーブル用のストリッパーは、ケーブルカット、外装をストリップ、コネクタをかしめる、という様な複数の作業ができます。
4-1.LANケーブル用選び方としては
LANコネクタ圧着ペンチやかしめ工具という名称で販売されています。選び方としてはコンパクトさと一連の流れ作業のしやすさで比較検討し選ぶと良いでしょう。ランキング式で3つのストリッパーをご紹介していきます。
4-2.LANケーブル用おすすめ3位は
ELECOM RJ45コネクタ用ラチェットタイプかしめ工具 単線・ヨリ線両対応 LD-KKTR
Amazonで価格が\2,600、おすすめ度が4.2です。梱包サイズ長い方266mm、222g、ラチェット式で圧着完了が分かりやすいです。LANケーブルのRJ45と電話線などのRJ11にも対応しています。ストッパー付き。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
4-3.LANケーブル用おすすめ2位は
SUNKIT SK-868DR LANコネクタ圧着ペンチ RJ45/RJ11 (8P/6P)かしめ工具 ゴムグリップ ラチェットELECOM型
Amazonでの価格は安く\1,300、おすすめ度は4.0です。梱包サイズ長い方263mm、367g、この価格でラチェット式を採用し圧着も良く更にゴムグリップで握りも抜群です。LANケーブルのRJ45と電話線などのRJ11にも対応しています。ストッパー付き。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
4-4.LANケーブル用おすすめ1位は
かしめ工具 UTPケーブル自作の必需品 LANケーブル用 [LAN-TL6]【サンワサプライ】
Amazonでの価格はほど良く\1,736、おすすめ度が4.4で梱包サイズですが長い方が308mm重さは軽く222gグリップが太く握りやすいです。LANケーブル用のRJ45のみに対応しシンプルでストッパーも付いています。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
4-5.LANケーブル用おすすめの理由は
3位のLD-KKTRは外被剥きが無く微妙な力加減でカット部分を使うか、別に外被剥きが必要です。2位のSK-868DRはかなりのコスパですが、重さを比較しますと1位のLAN-TL6より140g重くなっていて、配線作業中のケーブル作成にやや不利となりますので、シンプルなLAN-TL6をよりおすすめです。
ワイヤーストリッパーおすすめ⑤.横剥き式3選
横剥き式のワイヤーストリッパーは工具箱での収まりが悪いので使用した事がありませんでしたが調べてみると手動式と比較しストリップ時の力が少なく済み作業が楽になる事が分かりました。比較は難しいのですが、おすすめを3つ挙げてみましたので、参考にしてみてください。
5-1.横剥き式選び方としては
選び方は工具箱での収まりと重さに加えてストリップの力加減と狭い箇所での作業のしやすさなどで選ぶのが良いでしょう。それではランキング式で横剥き式のワイヤーストリッパーをご紹介です。
5-2.横剥き式おすすめ3位は
ベッセル/VESSELワイヤーストリッパー より線C3000C【1244396】
Amazonで価格が\2,336、おすすめ度が4.6で長さ170mm重さ349g、定番安定のベッセル3000Cです。重さがややありますが価格が安くコスパが良いです。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
5-3.横剥き式おすすめ2位は
ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1
Amazonで価格が\5,972、おすすめ度が3.5です。180mm、370g、ケーブル外装、被覆もストリップでき剥く時の剥けていく様子が見える先端部分の向きが良いです。ただ、曲がっている分、工具箱内の収まりは良く無いかもしれません。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
5-4.横剥き式おすすめ1位は
KNIPEX(クニペックス)1262-180 自動ワイヤーストリッパー 0.2-6.0 (SB)【ポイント10倍】
KNIPEX クニペックス 自動ワイヤーストリッパー 0.2-6.0 1262-180 [並行輸入品]
Amazonで価格が\4,750、おすすめ度はレビュー件数1件で5.0です。長さは180mmで重さが151g先端が細くなっていて狭い場所での作業に適しているガンタイプです。魅力は本体の素材が軽量プラスチックで出来ていますので軽く作業しやすく絶縁で安心な所です。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
5-5.横剥き式おすすめの理由は
1位のKNIPEXはまず軽い事、先端が細く作業時にじゃまになりにくい事、にぎり部分がガンタイプでしっかり握る事ができる点です。ベッセル3200VA-1は力強く頼もしいですが他の2つとの比較ですがやや高価です。3000Cはコスパ最高ですがKNIPEXの絶縁タイプという所も有利でした。
ワイヤーストリッパーおすすめ⑥.自動式3選
自動式は芯線サイズを気にしないでストリップできる様ですが全般的に大きく幅もあり重さもそれなりになるので工具箱にすっぽりとはいきません。ストリップはどちらかというと引き破るという感じですが大量に配線作業をする時にはかなり有利になります。剥く事はできても、精巧に仕上がりを気にする方には向きません。
6-1.自動式選び方としては
自動式の選び方としては、より線が何本か切れる、芯線に傷がつく、固すぎて何本も剥く事ができない、重いというものもある様なので、ヘッド部の作りが良いもの、動きがスムーズか重くないかを売り場で確認してみると良いでしょう。レビューなどを参考に3つ選んでみましたので、ランキング式でご紹介します。
6-2.自動式おすすめ3位は
Drillpro 自動ワイヤーストリッパー オートマルチストリッパ ストリップ線径自動調整 絶縁 0.2~6.0mm2 黄色 黄色
Amazonで価格が\1,395、おすすめ度はやや低く3.6で長さは210mm重さが363gでAWGでやや細めの24sq~10sq(約0.2~約6.0mm²)の芯線のストリップに対応可能です。値段が安くちょっと使いには最適です。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
6-3.自動式おすすめ2位は
ENGINEER(エンジニア)マルチワイヤーストリッパー品 番:PAW-01
Amazonで価格が\2,596、おすすめ度が4.4です。210mm、359g、AWG30~8(0.05~8.0mm²)の芯線に対応。ヘッド部の作りがしっかりして対応する芯線がかなり細いのから太いのまで幅広いのが魅力です。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
6-4.自動式おすすめ1位は
フジ矢 FUJIYA オートマルチストリッパ 200mm PP707A-200
Amazonで価格が\2,635おすすめ度が4.2で全長200mm重さが340gで対応AWGは26~10(0.13~6.0mm²)の芯線に対応します。今回選んだ3本の中では全長が一番短くコンパクトなので最軽量です。価格、おすすめ度は2018.2.1現在です。
6-5.自動式おすすめの理由は
自動式は細い線と太い線をストリップする際の調整が難しい様ですが1位のPP707A-200は簡単に調整可能で速く済みストリップ作業が早く開始できます。やはり価格が低い製品は酷評が多いなかでPP707A-200は好評が多く価格に見合った納得の行く1本と言えます。
ワイヤーストリッパーおまけ電動式の紹介
DIYにはかなり高価な機器となりDIYでは使用する場面が無い様な太い電線用ですが大規模電気工事の配線作業では必須になる機械をご紹介します。
HOZAN P-97 販売終了品 昔の電動鉛筆削り器の様ですね。小型ですので、制御盤の製作などに主に使われている機種の様です。
電動ワイヤーストリッパー ケーブルストリッパー ケーブル皮むき機 被覆剥き機 剥線機 被覆線 剥き 皮むき器 電線皮むき機 電動皮むき機 ■2mm〜60mm■ブルー
剥線機という名称で、2mm~60mmの被覆剥きが可能です。ノーブランドですがAmazonでは\129,980です。価格は2018.2.1現在です。
ワイヤーストリッパーの魅力
後半は、魅力と関係する知識、使い方などをご紹介します。どうぞ最後までご覧ください。男の子にはワイヤーストリッパーは魅力的ですよね?まずストリッパーという名称が既にワクワクでいろんなサイズの穴とスパッと気持ち良く切れるカット部もあり使い方が少し複雑そうでちょっと専門的な感じに見えます。
自動式はストリッパーロボのよう
そして自動式のストリッパーはなんといってもロボットの様なアクションでガシャンガシャンといいながら機械的な動きをするのが使っていて楽しいと言われています。種類も豊富な上に単純じゃない工具でとても魅力的なツールです。
私とワイヤーストリッパーの出会い
おもちゃの無料修理ボランティアを始めた15年前に先輩ドクターから借りました。それ以前はニッパーやカッターでしたので、なんて魅力的で便利なんだと感動し、もっと早く出会えていればと思ったものでした。使った事の無い方が試すと「もっと早く使えば良かった!」「帰りに買って帰ります」と少年の様に眼を輝かせます。
ワイヤーストリッパーを使用する理由①
ワイヤーストリッパーに頼らずとも、被覆は剥く事ができます。ナイフで切れ目を入れて曳き抜いたり、少しずつ削ったり、細い時に我慢できれば指の爪で剥いたり、電工ナイフやニッパーでで芯線に当たらない程度に歯を入れて剥く事もできます。
ワイヤーストリッパーで安全に効率良く
しかし時間が掛かかる上に見た目が汚いとか芯線にすり傷がつく事もあります。配線が多ければ、何本もの電線をストリップするのは大変。ワイヤーストリッパーの使い方さえ誤らず正しく使えば安全で確実に速く比較にならないくらい効率良くできるという訳です。
ワイヤーストリッパーを使用する理由②
屋内配線の電気工事ではストリップ部を結束したり差し込める長さが決まっていますので短いと抜けますし、長いと配線経路内で感電や漏電の恐れがあります。規定の長さにしっかりストリップしてあげるという事が大切なのです。第2種電気工事士の合格の為にはワイヤーストリッパーは必須です。
ワイヤーストリッパーを使わないと思わぬ事故も
ワイヤーストリッパーに頼らない場合や使い方を誤っていたために芯線に傷が多少あると抵抗値の増加により電線が発熱し火災に至る場合もあります。より線で細い芯線が外に出ていると他への接触で機器が誤動作する事もあります。ワイヤーストリッパーが重要で大切な工具である事がお分かり頂けると思います。
ワイヤー(電線)の種類
ワイヤー(電線)の種類を、DIYで使用するであろう電線に絞っていくつか紹介します。ストリッパーの選び方にも関わってきますので、押さえておいてください。芯線の太さの表記はmmで表すものは直径、sq(スケア)で表すものは面積になります。
ワイヤーの種類1.コード、リード線、導線
スピーカーの接続や車の電装や電子工作などの配線で使う線種で多種類です。細い銅線のより線で芯線はだいたい0.2sq~1.25sqです。1本のケーブルや赤黒の2本が並行に繋がっているケーブルなど様々です。実際のDIYでは接続機器の電気容量などによりケーブルの種類や太さが決まり使うストリッパーが決まります。
ワイヤーの種類2.家庭内電気配線VVFケーブル
電気工事士の資格を有する方でしたら家庭内のAC100V電気配線と結線も可能です。いくつかの種類はありますが屋内配線の電線はVVFケーブルと呼ばれる電線で芯線の太さは1.6mmと2.0mmで、芯線は銅の単線で芯数は2(白黒)~3本(白黒赤)が主です。
第2種電気工事士免許を取得するとDIYも更に楽しく
DIYで作業小屋を作ってみたい方は、第2種電気工事士免許を取得して、自分の好きな場所に、お気に入りの照明やスイッチをつけてみてはどうでしょうか。納得の行く作業小屋になること間違いなしです。
ワイヤーの種類3.LANケーブル
最近では売り場にも多種類が陳列される様になりましたがDIYでは好きな長さや色でLANケーブルを作成し好きな場所に配線する事もできます。LANケーブルは種類にもよりますが内部に芯線が8本入っていて、その8本の芯線は単線またはより線です。電気ですが信号が主なので比較的難易度が低いDIYになります。
ワイヤー(電線)の芯線の太さについて
ワイヤストリッパーには穴のサイズが明記され、そのサイズによってセット位置が異なる事が多いため電線の芯線の太さについてまとめておきます。太さと穴の大きさの単位としては直径mmと面積㎟(sq)とAWG(米国ワイヤゲージ規格)の3種類があります。リンクを参照してください。
穴の横にAWGの番号しか記載が無いストリッパーもありますので自分が使用するケーブル芯線サイズ付近を覚えておくと良いでしょう。
ワイヤーストリッパーの種類
ワイヤーストリッパーはいくつかメーカーが販売し複数の種類がありますがストリップの仕方やカットや圧着などの組合せによって明確な分類はありません。今回は独自の分類で数種類に分けて比較し紹介しました。
ストリッパーの種類1.ストリップ方法での分類
ワイヤーストリッパーの大分類として手動式と横剥き式と自動式と電動式に分かれ使い方が異なります。手動式は文字通り全てを手動で行うストリッパーです。横剥き式は前半手動で後半自動と考えてください。自動式はサイズを意識しないで被覆が剥けます。電動式は電気工事などの現場の配線作業等で使う高価な工具で存在します。
ストリッパーの種類2.用途別の分類
用途別の種類分けは電子工作向けと電装向けとDIY電気工事と電気工事士技能試験向けに、LANケーブル向けと横剥き式と自動式に分けて比較説明し選び方とおすすめを紹介しました。この後、使い方を紹介します。作業パートナーとなるストリッパー選びに必ずや役立つのでここから使い方にお付き合いくださいね。
ワイヤーストリッパーの使い方
使い方は手動式と横剥き式と自動式とVVFケーブル用の動画を用意しましたのでどうぞご覧ください。
ワイヤーストリッパーの使い方①:手動式
使い方は右手にストリッパーを持ち左手で電線を持ちます。芯線のサイズの穴に電線を通してストリッパーを閉じます。右手の力を少し抜き左親指で電線を通している部分を右手側に押します。動画では細い電線なので最後に左親指を使わずストリッパーだけを動かして被覆を剥いています。
ワイヤーストリッパーの使い方②:横剥き式
こちらは電気工事をする方が良く使用しているストリッパーです。ハンドルを開き、対応サイズ穴に合わせて、ストリッパーを閉じていくと、まず被覆をカット、更にもう少し閉じると、今度はストリッパーが開き被覆を引っ張る、少し不思議な動きの構造です。
ワイヤーストリッパーの使い方③:自動式
この自動式の使い方は芯線の太さを選ばずセットして握るだけです。線の中間でストリップできてしまいます。紹介動画では早送りでどんどんストリップしています。とても楽しいので是非、見てみてください。手動式と比べると比較にならない速さです。
ワイヤーストリッパーの使い方④:VVFケーブル
こちらは手動式なのですが家庭内AC100V用のVVFケーブル用の使い方として分けてみました。鋭いカット部でケーブルを切断しケーブル外装剥き部に外装を入れてから剥き、被覆剥き部に被覆入れて剥くという流れです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか。種類が分かり、選び方が分かると、欲しくなるマストアイテム(必需品)なワイヤーストリッパー。みなさまのDIYが楽しくなるための比較検討に役に立てて頂ければ幸いです。
主要な部分のみ抜粋しました。