ワラビーテント T2-657-BR
お一人様 こたつ
マルカ 湯たんぽ
レジャーマット グランドエイト
キャンプ コット
TAKI BE CAN
一酸化炭素
イワタニ ストーブ
バンドック ソロベースEX
コールマン タープ スクリーンキャノピージョイントタープ3
ソロ冬キャンプの魅力とは
魅力1:静かな時間が満喫にできる
冬キャンプはキャンプ場も閑散としていて人がすくなく、貸切状態のような場所も多いです。グループでのキャンプでも静かですが、ソロキャンプだと究極に静かな時間を満喫できる魅力があります。日々の喧騒を忘れるにはちょうどいい静けさにです。また、ひと目を気にしなくてもよく冬の自然を満喫できてシーズン中のキャンプ場にはない魅力が発見できるでしょう。
魅力2:虫がいない
虫が苦手な方も安心してアウトドアが楽しめる魅力的な季節です。ガスやガソリンの暖色のランタンを付けていても虫がよってくることもなく快適に過ごせます。蚊やアブ、ハチといった危険な虫も冬は活動せず子連れでも安心してアウトドアをたのしめますよ。蚊取り線香や虫除けスプレーなどの虫対策の装備はなくても大丈夫です。
魅力3:寒い
寒いところが冬キャンプの魅力です。寒いと焚き火がしやすくなり、寒いと温かい料理がおいしくなります。また、寒いとテント内で暖房が楽しめて家の中では使いにくい薪ストーブも大活躍します。さらに寒いと雪が降り、雪遊びもできるキャンプは冬だけとなり、寒いと空気がよく澄んで星空観察も夏よりも楽しいです。天体望遠鏡がなくても暗くなるのが早く、肉眼でもきれいに見えるなど寒さに由来する魅力はたくさんありますよ。
ソロ冬キャンプの注意点1:寒さ対策必須
暖房がないと寒い
寒いというのは魅力として紹介しましたが、同時に注意点にもなります。ストーブや焚き火がないと寒すぎて服装だけで快適に過ごすのは難しいです。また、暖房として薪ストーブを導入したり、湯たんぽなどのグッズを使わないと快適に過ごせず、荷物が夏よりも確実に多くなります。初心者の方は暖房器具などの寒さ対策となる道具が揃っていないと冬キャンプは諦めたほうがいいでしょう。それくらい冬キャンプは寒さに注意する必要があります。
オートキャンプ向きになる
暖房器具や厚手の寝袋などが必要になり荷物の量が増えることから車を使ったキャンプスタイル以外は少し難しくなります。この注意点は普段は徒歩や自転車、バイクでキャンプを楽しんでいる方向きになりますが、車を使わないと持ち運びにくいものも多いです。ソロキャンプ用の小さなテントだと使える暖房器具も限られてきますが、それでも夏よりかはかさばりバックパックに全て収納袋するのは登山用の装備を使わないと難しくなってきますよ。
ソロ冬キャンプの注意点2:キャンプ場選び
好きなように選ぶのはNG
夏のキャンプなら風景や立地などから自由にキャンプ場を選んでも大丈夫ですが、冬キャンプでは冬ならではの選び方があります。冬は営業をしていないキャンプ場も多くなり、開いていても水道が凍る可能性もあります。また電源付きサイトだと家電が使え過ごしやすくなりますが高価です。炊事場ではお湯が使える高規格なキャンプ場だと利用しやすいです。このように夏よりもキャンプ場の設備に注目して選ぶというのが注意点になります。
初心者は近くで低いキャンプ場がおすすめ
標高に反比例して気温が下がります。100m標高が高いと0.6度も下がることから、山のキャンプ場よりも海辺のキャンプ場のほうが寒さは穏やかになります。寒さに弱い方や暖房などの装備が整っていない方はできるだけ標高の低いキャンプ場を選んでくださいね。また、遠出ではなく冬キャンプ初心者のうちは近くで選ぶということも大切です。前述したように車を使ったキャンプがメインとなり慣れない路面状況での長距離運転は危険です。
ソロだから1人で対処できるように
自分しかいないソロキャンプということで寒さ対策からトラブル解決まで自分で行わないといけません。グループなら助け合えますが、自分で解決していかなければならない点は大きな違いとなります。きちんとした知識と装備を整えてから冬キャンプをしてくださいね。
ソロ冬キャンプに必要な装備1:冬向きテント
テント選びの注意点
冬キャンプでも大切なのはテントです。テントには冬でも対応する4シーズン向けのもと夏期におすすめのものがあります。デザインで決めず仕様や機能で選びましょう。インナーがフルメッシュタイプは冬では寒いですよ。コットンもしくはT/C素材のテントでスカート付きが過ごしやすしいです。またソロキャンプでも快適に過ごせる2ルームなどの大型テントを用意しておいたほうが薪ストーブの導入がやりやすいですよ。
コットン・T/Cは結露に強い
コットン、T/Cは冬は暖かく夏は涼しい素材です。さらに調湿作用もあり通気がよく、水分を吸うため冬に発生しやすい結露も化繊のテントよりも発生しにくいですよ。注意点としてはしっかり乾かさないとカビが生えたり、生地が重たいです。
おすすめテント
バンドック ソロベースEX
T/C素材でスカートが付いて冬でも過ごしやすく、初心者でも設営しやすいテントです。インナーはフルメッシュですがスカートが付いているため風は吹き込みにくいです。T/C素材は火の粉では穴が開きにくく近くで焚き火も楽しめますよ。インナーを取り外せばシェルター(タープ)としても使えます。ポールを二又にすると広い空間ができ、さらに使いやすくなります。
ソロ冬キャンプに必要な装備2:冬向きタープ
タープ選びの注意点
ヘキサタープやレクタタープのようなオープンタープでもいいのですが冬のリビングはスクリーンタープ(シェルター)がおすすめです。スクリーンタープはテントとよく似た構造をしていて風が強い時は窓を閉じることでタープ内に冷気が入り込みにくいですよ。窓を閉じた状態でも使えるようなっていて上部にはテントと同じような通気口があり使いやすいです。ソロでもスクリーンタープがあると初心者は非常に過ごしやすくなるでしょう。
スクリーンタープに小型テントもおすすめ
ワラビーテント T2-657-BR
テントより一回り大きいスクリーンタープの中に小さなテントを設営すると過ごしやすいです。ただしスクリーンタープはテントと同じ価格帯のため初心者が両方同時に揃えるのは難しいです。余裕があるときに買いましょう。近年はスクリーンタープの中に設営するためのテントも発売されていますよ。すでにソロ用のテントが張れるスクリーンタープがあるという方はテントもおすすめです。フライシートがなくてもスクリーンタープ内なら大丈夫です。
おすすめタープ
コールマン タープ スクリーンキャノピージョイントタープ3
コールマンのリーズナブルなスクリーンタープです。きちんとフルクローズでき比較的低価格なことから初心者でも買い揃えやすいですよ。テントとの連結もしやすくワンルームテントが簡易2ルームにできます。前述したようにスクリーンタープの中にソロ用の小さなテントを設営しても過ごしやすくなるため、すでにソロテントがあるという方はスクリーンタープだけ購入するという方法もあります。
ソロ冬キャンプに必要な装備3:マット
マットの注意点
夏だと床に敷くマットは一枚だけという方も多いのではないでしょうか?冬キャンプではマットは必ず重ねて床を厚くして過ごすようにすると快適に過ごせますよ。よく使われている銀マットも薄いものではなく厚みのあるものを用意しましょう。かさばりますが、厚みがあると断熱性が高くなり、底冷えしにくく寝床ができます。冬キャンプではマットを重ねてさらに起毛素材のマットを重ねるようにして複数枚使うといいでしょう。
厚手のあるマットがおすすめ
レジャーマット グランドエイト
夏ならば丸められるほど薄いもので大丈夫ですが、冬は丸められないほどきちんとした厚みのある銀マットがおすすめです。安い銀マットでも厚みがあるものとないものでは違いがはっきり出ると言われていますよ。断熱高価がある素材のため上に暖かいものを敷いて使いましょう。前述したように厚みがあるものでも一枚だけでは冷えを感じます。必ず数枚重ねるようにして初心者でも過ごしやすい寝室を作るようにしてくださいね。
銀マットの使い方が大事
銀マットは一番下に敷くことで高価を発揮しますよ。後述する電気毛布やホットカーペットを使う場合も同じです。必ず銀マットを敷いた後に暖房器具を使いましょう。銀マットと電気毛布があるだけで背中がきちんと暖かく感じると言われています。冬は底冷え対策が一番重要になると言われていて床をきちんと暖かくしないと寒いですよ。
ソロ冬キャンプに必要な装備4:冬用寝袋
寝袋選びの注意点
寝袋は絶対に必要な装備です。テントと同じように冬用(4シーズン)、夏用(3シーズン)があり冬キャンプをするには冬用の寝袋を用意したほうがいいでしょう。寝袋が夏用だとストーブなどの暖房を総動員しても寒いです。冬用の寒い場所でも耐えられるものを選びましょう。一般的には使用最低温度に5~10度ほど足した温度が適温になります。例えば使用最低温度が0度だと冬でも使えそうですが、実際は気温が10~5度ないと寒いです。
化繊とダウン
冬用の寝袋で中綿が化繊のものは直径が30cm近くになりかさばりやすいです。ダウンシュラフだと収納サイズが化繊より小さく、コンプレッションバッグを使うとさらに小さくなりますよ。保温性も高く冬向きですが効果になるので注意してくださいね。車が大きく荷物の積載に困らない場合は化繊でも大丈夫です。
コットもおすすめ
キャンプ コット
マットを重ねて寝床を作っても冷えは床から来ます。コットを使うと体が直接床に付かないため底冷えにより体が冷えにくいですよ。一気に揃えると少し初期費用がかかりますが、冬用の寝袋を持っている方はコットを揃えるといいでしょう。コットが高ければより底冷えを感じにくくなります。コットは安いものでは1万円からとなり冬用のダウンシュラフと比べると比較的安価です。
ソロ冬キャンプに必要な装備4:暖房器具
暖房器具の注意点
ポータブル電源でも使えますが、暖房器具は電源付きサイトがないと使いにくいです。電気毛布やホットカーペット、こたつなどの電気を使う暖房器具を利用する場合は必ず、電源付きサイトを予約しましょう。このときに延長コードを持っていると便利です。延長コード忘れてしまうとサイトレイアウトが限定されてきますよ。電気を使う暖房器具はなくてもいいのですが初心者の方は使ったほうがいいでしょう。
おすすめ暖房器具
お一人様 こたつ
ホットカーペットにこたつ机だけでも意外と暖かいです。そのままでは暖かくないのですが、床にマットや毛布を重ねて敷き暖かい床を作ってからこたつは使わずにホットカーペットだけ使うというお座敷スタイルです。こたつ自体は使わないのですが、こたつでホットカーペットを覆う感じになり熱がこもりやすくなり暖かいですよ。大きいこたつをソロで持ち運ぶのが面倒という方は、お一人様こたつが発売されています。
電気を使わないおすすめ暖房器具
マルカ 湯たんぽ
電気を使わないおすすめ暖房器具が湯たんぽです。熱湯を利用して寝袋などを温めるアイテムとなり金属製のものや氷枕のような樹脂製のものがあります。保温性は金属製が高く携帯性は樹脂製がいいでしょう。荷物の積載量を考えて選ぶか保温性を重視するかで選び方が変わります。金属製のものは焚き火やガス器具での直火でそのまま温められるためアウトドアでも使いやすいという魅力もありますよ。
ソロ冬キャンプに必要な装備5:ストーブ
ストーブの注意点
電気ストーブ以外のストーブはテント内でそのまま使うと大変危険です。石油ストーブ、ガスストーブ、薪ストーブは燃料を燃やして熱を得ているため酸素を使い二酸化炭素が発生しますが、テントのように閉鎖空間だと不完全燃焼がおき無色無味の非常に有毒な一酸化炭素が発生します。一酸化炭素が発生すると急に意識を消失したり酸欠で亡くなるという事故につながる恐れがありテント内でストーブを使う時は必ず換気をして自己責任で使いましょう。
一酸化炭素警報器とセットで運用
一酸化炭素
ソロでもグループでも電気ストーブ以外のストーブを暖房として使う場合は一酸化炭素警報(一酸化炭素チェッカー)と一緒に使うようにしてください。警報機があると無色無味の気体でも危険な濃度になる前に音と光で知らせてくれますよ。警報がなると速やかに換気しましょう。命を守るため追加費用が必要になりますが、必ずセットで使うようにしてくださいね。
おすすめストーブ:薪ストーブ
TAKI BE CAN
香川の鉄工場のガレージブランドから発売されているポップなカラーバリエーションもあるおしゃれな薪ストーブです。食器などにも使われているホーローによりきれいな見た目と実用性を兼ね備えていて、ダッチオーブンや鉄板での料理も可能です。庫内をオーブンにすることもでき、空気を取り込むサイドドアは開閉式のため火力も調整しやすく扱いやすいおすすめ装備になります。オプションで専用ケースがあり四角い形は積載しやすいです。
おすすめストーブ:ガスストーブ
イワタニ ストーブ
CB缶を使うタイプの小型ストーブです。初心者でも導入しやすく小型で持ち運びやすい魅力がありますが、本来はテント内で使う暖房器具ではありません。自己責任で使っている方も多い人気商品です。テント内で使う時は換気をして、一酸化炭素に注意しましょう。使用環境にもよりますが、小さなテントだときちんと暖かくなるという口コミもあるぐらい冬のソロキャンプにマッチしたストーブです。
ソロ冬キャンプに必要な装備6:焚き火台
焚き火の注意点
焚き火が楽しみやすい時期のキャンプということで焚き火をしないのはもったいないですよ。日本のほとんどのキャンプ場は直火禁止のため必ず焚き火台が必要になります。また、焚き火で暖をとれますが全体が暖かくなるというわけでもないのできちんと防寒着を用意しましょう。防寒着の他に焚き火専用のウェアを用意しておかないと、火の粉で防寒着に穴が開く可能性もあります。綿素材は燃えにくいためおすすめです。
おすすめ焚き火
薪グリル
かまど型の焚き火台、グリルです。焚き火や焚き火料理が楽しめます。さらにかまど型のため熱が周囲に拡散せず前方に向かってくる形状のため暖かくなりますよ。サイズはソロ、通常サイズ、ラージの3種類があり車の積載量に応じて選ぶといいでしょう。ソロなら焚き火を囲んで楽しむことはないためかまど型がおすすめになります。
冬キャンプの装備まとめ
初心者でも揃えるものは多い
夏のキャンプなら家にあるものと、手元にあるだけの装備でも工夫すると楽しくキャンプができますが、冬キャンプはきちんと防寒対策をしないと難しいです。初心者でも暖房器具や冬向けのテント、寝袋をきちんと用意しましょう。少し高価ですが冬キャンプはダウンシュラフがおすすめになりますよ。テント内にストーブを導入するなら必ず一酸化炭素警報器を用意してくださいね。ベテランキャンパーもきちんと用意している大切なものですよ。
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