ニセコの温泉といったらここ！日帰りでも楽しめる温泉おすすめTOP12！

はじめに

ニセコの概要

札幌・千歳から車で120分、函館から車で180分と主要都市からアクセスが便利な場所にニセコ町は位置します。東には蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山（1,898 m）、北にはニセコアンヌプリ（1,308 m）を擁するニセコ連山が広がる、自然に囲まれた人気のリゾート地です。町名の「ニセコ」は、アイヌ語で「切り立った崖」という意味です。

ニセコでできること

冬には気温がマイナスの日もあるニセコは、ウィンターアクティビティが有名な人気観光地です。「ニセコアンヌプリ国際スキー場」「ニセコモイワスキーリゾート」「ニセコビレッジスキーリゾート」など多数のスキー場施設があり、雪質は世界トップクラス。夏には、乗馬、トレッキング、ラフティングなど、多彩なアクティビティも楽しめます。バイキングやおしゃれなカフェなどのグルメスポットも増加中です。

ニセコの温泉

ニセコには、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、酸性泉、硫黄泉という泉質の異なるたくさんの温泉が点在しています。日帰り入浴できる施設も、おしゃれな高級旅館から穴場の施設までさまざま。そんなニセコの日帰り温泉をランキング形式でご紹介していきます。（当記事は、2020年11月20日時点の情報をもとに作成しております。）

ニセコの有名&穴場日帰り温泉12位【 ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ】

【 ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ】のおすすめポイント

ランキング第12位の【ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ】は、建物の各所に著名な建築家・隈研吾氏によるデザインが光るおしゃれなコンドミニアムです。ニセコモイワ山温泉は、ナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉温泉で神経痛、筋肉痛に効果があると言われています。温泉の着替えのエリアも隈研吾氏のデザインです。

【ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ】の料金と利用時間

【料金】大人950円、小学生550円、小学生未満のお子様 無料
【利用時間】13:00 ～ 最終入場21:00
時期によっては、客室と温泉の利用とレストラン「Tura」でのカジュアルディナーをセットにしたお得なプラン（6,650円～）の設定も。滞在時間が長めで、チェックインが昼13時、チェックアウトが夜21時です。おしゃれな雰囲気のレストランでおいしい料理も付いてリラックスできます。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉11位【まっかり温泉】

【まっかり温泉】のおすすめポイント

ランキング第11位は、蝦夷富士と親しまれる羊蹄山を一望できる露天風呂が有名な【まっかり温泉】。地元の人にも人気の施設。肌にやさしいお湯で体がよく温まると評判です。食事施設（11:30～19:30）も併設していますが、まっかり温泉付近にあるおしゃれなオーベルジュ「マッカリーナ」では本格的なフレンチを食べられます。
 

【まっかり温泉】の料金と利用時間

【料金】大人（中学生以上）600円、小人（4才から小学生まで）250円
【利用時間】4月～9月 10:00～21:00（最終受付20:30）、10月～3月 11:00～21:00（最終受付20:30）
12回分で6,000円の回数券や、パークゴルフとセットの「まっかり周遊券」などお得なチケットもあります。2室ある和室は団体貸切も2,100円で可能なので、他人の目を気にせずリラックス可能です。
 

ニセコの有名&穴場日帰り温泉10位【鶴雅別荘 杢の抄】

【鶴雅別荘 杢の抄】のおすすめポイント

第10位の温泉旅館【鶴雅別荘 杢の抄】は、ニセコ昆布温泉にある和モダンな雰囲気が人気です。付近を流れるニセコアンベツ川のせせらぎを聞きながら、ゆったりとした時間が過ごせます。お風呂は「命泉の湯」と名付けられ、なめらかな肌ざわりのお湯が特徴です。
 

【鶴雅別荘 杢の抄】の料金と利用時間

【料金】和食膳＋日帰り入浴　1名様あたり 12,800円（税別）～
【利用時間】18:00～22:00
日帰り入浴のみのプランは設定がなく、時間も夜のみ、入浴と夕食がセットで楽しめます。地元の素材を活かした季節のお料理を堪能した後に、温泉で癒される時間は格別です。追加代金で、おしゃれな色浴衣を着て日本文化体験ができるプランも。いずれも前日の20:00までに予約が必要です。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉9位【ひらふ亭】

【ひらふ亭】のおすすめポイント

グラン・ヒラフスキー場直結の旅館【ひらふ亭】がランキング第9位です。景観自慢の露天風呂があり、男性露天風呂からはニセコアンヌプリ、女性露天風呂からは羊蹄山が臨めます。差し水をしていない温泉で、湯上りは体がぽかぽかに。炭酸ガスが豊富なお湯は血行を促進し、妊婦さんにも優しいです。お湯に溶け込んだ炭酸ガスは、ストレスをやわらげる効果があるとも言われています。

【ひらふ亭】の料金と利用時間

【料金】大人：1,200円、子供４歳～小学生：600円
【利用時間】7:00～10:30、13:30～23:00
大浴場、露天風呂の他に、サウナ、寝湯、水風呂と設備も充実。また、旅館の徒歩圏内には、おしゃれなレストランも多くあります。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉8位【ホテル甘露の森】

【ホテル甘露の森】のおすすめポイント

ランキング第8位は、徒歩5分の場所に湧く「甘露水」が名前の由来になった【ホテル甘露の森】。天然の保湿成分、メタケイ酸を豊富に含んだ「美人の湯」が自慢です。天空露天風呂では、目の前に広がる自然との一体感が感じられます。日帰り入浴とランチがセットになったお得な温泉ランチパックもおすすめです。

【ホテル甘露の森】の料金と利用時間

【料金】大人900円、小学生300円、未就学児無料
【利用時間】11:00～21:00（最終受付）
日帰り入浴でも利用できる貸切ファミリー風呂があるのも特徴です。なんと浴槽は10名以上で入れる大きさで、サウナも付いています。利用料金は、通常の入浴料金に別途、１組あたり3,500円（50分）です。
 

ニセコの有名&穴場日帰り温泉7位【雪秩父】

【雪秩父】のおすすめポイント

ランキング第7位の【雪秩父】は、チセヌプリや大湯沼を見渡せる町営の温泉施設で、広々とした露天風呂が自慢です。女湯には、顔やお肌にパックのように塗ることができる泥風呂もあります。休憩所や食堂も併設されているので、疲れた体を癒すのに安心です。

【雪秩父】の料金と利用時間

【料金】大人(中学生以上) 700円(税込)、子供(小学生まで) 300円(税込)
【利用時間】10:00～20:00（最終受付19:00）
食堂の営業時間は11:00～15:00（ラストオーダー14:30）なので、ランチを考えている方は注意が必要です。5000円で販売されている回数券（10回綴り）を使えば、1回500円で入浴できます。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉6位【いろは】

【いろは】のおすすめポイント

ランキング第6位は、「ニセコアンヌプリ国際スキー場」まで徒歩圏内で、スキーの旅行客にも人気の温泉旅館【いろは】。温泉の泉質には、100mg以上含まれていると美肌効果が高いといわれる「メタケイ酸」が248mgも含まれており、温泉ソムリエ認定の「美肌の湯」として人気です。露天風呂からの四季折々の絶景はもちろん、大浴場もガラス張りで開放感があります。
 

【いろは】の料金と利用時間

【料金】大人　800円、子供　400円
【利用時間】13:00～20:00（最終入場19:00）
バーベキューハウス木々亭で食事をすると、「温泉入浴優待券」がもらえます。バーベキューは、ランチ60分で1,980円～設定があります。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉5位【紅葉音】

【紅葉音】のおすすめポイント

1日12組しか宿泊予約は受けない、こだわりおもてなしが人気の温泉旅館【紅葉音】がランキング第5位です。源泉かけ流しの硫黄泉は、なめらかな泉質で美肌効果があります。露天風呂では、ニセコの自然を眺めながら、秘湯のような雰囲気でリラックス。大浴場では、木のぬくもりが溢れるレトロな作りで、また違った気分を味わえます。

【紅葉音】の料金と利用時間

【料金】大人 800円、小人 300円
【利用時間】10:00～17:00
硫黄泉の特徴は灰色ががったにごり湯で、湯船の底に溜まっている「湯花」で泥パックができます。肌荒れや傷、かぶれが治りやすいと言われており、お肌がすべすべに。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉4位【湯心亭】

【湯心亭】のおすすめポイント

ランキング第4位の温泉旅館【湯心亭】は、早朝６時から夜24時まで日帰り入浴ができるので、スケジュールに組み込みやすく人気です。まろやかな泉質のニセコアンヌプリ温泉は、お子様にも安心。温泉ソムリエが常駐し、休憩室や無料のマッサージチェアーもあるので設備も充実しています。

【湯心亭】の料金と利用時間

【料金】大人 1,000 円、中学生 900 円、小学生 500 円、幼児 無料
【利用時間】6:00～24:00（最終受付23:00)
お食事とセットになったプランもあり、ランチでとんかつ定食（1,628円～）を注文すると、入湯税100円だけで日帰り温泉に入浴できて、お得です。日帰り入浴とレンタルタオルセット、夕食をまとめた、お得なディナーセット（要予約）も3,500円もあります。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉3位【綺羅乃湯】

【綺羅乃湯】のおすすめポイント

ステンドグラスがおしゃれなJRニセコ駅から徒歩１分、ランキング第3位の【綺羅乃湯】は旅行客だけでなく地元民にも人気の温泉施設です。洋風大浴場と和風大浴場という趣の異なるふたつの大浴場をそろえており、日替わりで男湯と女湯を交代しています。洋風大浴場には御影石の露天風呂とジャグジー、サウナが、和風大浴場には岩の露天風呂とヒノキの内風呂、サウナがあり、設備も充実。大広間の無料休憩室もあります。

【綺羅乃湯】の料金と利用時間

【料金】大人（中学生以上） 500円、小人（小学生） 250円、幼児（小学生未満） 無料
【利用時間】10:00～21:30 (最終受付21:00)
12枚つづりで5,000円の回数券など、お得な料金設定もあります。小浴場が1時間1,000円と家族や小グループでの利用にも最適です。施設内には、パン屋さん「マイトリエ」があり、おいしいパンと見た目もおしゃれでかわいいスイーツが食べられます。

ニセコの有名&穴場日帰り温泉2位【五色温泉旅館】

【五色温泉旅館】のおすすめポイント

都会の喧騒から離れた標高750mの山奥に、ランキング第2位にランクインした温泉旅館【五色温泉】はあります。露天風呂「からまつの湯」では、ニセコアンヌプリやイワオヌプリが見渡せ、四季ごとの美しい自然の風景がすばらしいです。透明なお湯は、美肌の湯といわれ、湯上りにはしっとりすべすべに。付近には登山口もあり夏には登山、冬はスキーを楽しむ旅行客が訪れます。

【五色温泉旅館】の料金と利用時間

【料金】大人 800円(中学生以上)、小人 500円(5歳～小学生)
【利用時間】夏季(5月～11月) 9:00～20:00、冬季(12月～4月) 10:00～19:00
五色温泉の名前の由来には諸説あり、「泉質が5種類あるように見える」や「硫黄が混じって湯の色が五色に見える」などが考えられています。神経痛、五十肩や高血圧などの様々な効能があるといわれ、湯治で訪れる方にも人気です。
 

ニセコの有名&穴場日帰り温泉1位【ニセコグランドホテル】

【ニセコグランドホテル】のおすすめポイント

ランキング第1位の【ニセコグランドホテル】の温泉は、「しっとり（ナトリウム‐塩化物泉）」と「すべすべ（ナトリウム‐炭酸水素塩泉）」の2種の泉質があるのが特徴です。しっとりの湯では保湿効果が期待でき、すべすべの湯では古くなった角質を落としてくれる効果が期待できます。男女の浴場のほか、2つの源泉をブレンドした混浴の庭園風露天風呂があり、こちらの広さはニセコ昆布温泉最大級です。

【ニセコグランドホテル】の料金と利用時間

【料金】大人 900円、子供450円
※露天風呂用の女性用湯浴衣 100円、バスタオル 150円、フェイスタオル 100円
【利用時間】11:30～21:00
2本の源泉には、美肌に効果的な「メタケイ酸」が、いずれも250mg以上含まれています。天然の保湿成分の「メタケイ酸」は肌の新陳代謝を促進するので、【ニセコグランドホテル】の温泉は、「若返りの湯」と言われています。

お得なニセコ湯めぐりパス

ニセコ湯めぐりパスとは

ニセコには、湯めぐりにぴったりな「ニセコ湯めぐりパス」があります。ニセコ近辺の20の温泉旅館や温泉施設が対象の湯めぐりパスで、発行から180日間有効のため、1度で使い切る必要もありません。パス1冊で複数人での利用も可能なので、家族やグループでの旅行にも人気です。

ニセコ湯めぐりパスは3種類

【レッドカード】赤シール3枚付：1,470円（税込）
【ブルーカード】青シール3枚付：1,970円（税込）
【ベーシックカード】赤シール2枚・青シール2枚付：2,200円（税込）
ランキング内の旅館・入浴施設ですと、赤シール1枚は綺羅乃湯が対象です。赤シール2枚または青シール1枚の対象には、五色温泉旅館、甘露の森、ニセコグランドホテル、いろは、ひらふ亭、雪秩父など多くの施設が含まれます。

ニセコ湯めぐりパスが買える場所

ニセコ湯めぐりパスは、まちの駅ぷらっと（倶知安）や、道の駅ニセコビュープラザ、道の駅らんこしふるさとの丘などの道の駅に加え、加盟施設で販売しています。雪秩父などの一部取扱のない施設もあるので注意が必要です。道の駅ニセコビュープラザは、ニセコ駅最寄りの道の駅ですが、「石窯パンマルシェ HARU」や「ニセコジェラート」などのおしゃれなグルメスポットも徒歩圏内にあります。

まとめ

以上、ニセコ付近の日帰り温泉について紹介させていただきました。立地やお風呂の種類、雰囲気などニセコには多種多様な日帰り温泉が楽しめるスポットがそろっています。食事が付いたプランやおしゃれな浴衣を着られるプランもあり、楽しみ方もそれぞれ。湯質や効能が異なるので、1泊以上滞在する場合でも、宿泊する温泉旅館とは別の日帰り温泉施設を体験してみることを、ぜひおすすめします。

ニセコの日帰り温泉が気になる方はこちらもチェック！

北海道にはニセコ以外にも魅力ある温泉地がたくさんあります。北海道の温泉地についてもっと知りたい方は、こちらもご覧ください。

北海道観光のついでに立ち寄りたい！千歳の温泉TOP8！人気の旅館もご紹介！

四季折々の自然や旬の食べ物が楽しみの北海道の観光。北海道の空の玄関のある千歳近郊で、観光のついでに立ち寄りたいおすすめの温泉をランキングでご...

【2021】北海道旅行で一度は行くべき温泉TOP13！名湯や穴場温泉から厳選！

自然が豊かで広大な北海道には、行ってみたいおすすめの温泉がたくさんあり、どこも魅力たっぷりでランキングを付けるのも難しいほどです。今回は北海...