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庭DIYで見た目をおしゃれに!失敗しない砂利の敷き方のコツを徹底解説!

庭をおしゃれに変えたいなら、砂利を敷くdiyを始めてみませんか。ガーデニング初心者には難しい印象もありますが、敷き方のコツを知れば、自分外溝の施工をしても失敗しません。幾つも存在する、庭に上手に砂利を敷くdiy方法を徹底開設します。
2020年11月25日
はぐれ猫
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庭を綺麗に見せる砂利を知ってる?

砂利敷きの庭が人気

昔から砂利をふんだんに使った枯山水の庭園が、日本各地に造られていました。砂利は今や数多くの種類が出回っていて、庭を綺麗に見せるアイテムとして欠かせない存在です。入手しやすく扱いやすいこともあり、一般家庭での外溝のdiyにも、よく利用される傾向にあります。

砂利の施工にはDIY知識・技術が必要

そんな砂利を外溝のdiyに使う時は、単純に土の地面に敷けば良いというものではありません。実は砂利は適切な敷き方を踏まえなければ、見栄えや使い心地が悪いものになりかねない素材。様々な技術とコツを使いこなすことによって、見た目も水はけも良い、理想的な砂利の庭を実現できるようになります。

庭に砂利を敷くことの効果

庭がおしゃれになる

砂利の敷き方によっては、庭をとてもおしゃれにすることも可能です。外溝の芝生、花や樹木、石の配置など全てを砂利に組み合わせ、理想的な姿を引き出す力を持っています。初心者がdiyを始めるならば、おしゃれな庭を目指せる砂利を使ってみるのはおすすめできます。

砂利を敷くと雑草対策に

なにもおしゃれに庭を飾れるだけが、砂利の役割ではありません。コツを踏まえて砂利を敷くことで、かなり効果的な雑草対策になります。日頃からガーデニングや庭の管理で、雑草に悩まされてきた主婦の皆さんも多いはず。砂利のdiyで、雑草に悩まされない庭の改善を進めてみてください。

ぬかるみと水はけの改善に

雨が降れば外溝の水はけが悪く、底なし沼のごとくにズブズブにぬかるむことが無いですか?土の庭を車庫にしているならありがちな出来事ですが、コツを踏まえた砂利のdiyで改善をすれば、水はけの良い効果は抜群。水はけの改善で、車の出入りや自転車や歩行の出入りでも困らなくなります。

防犯対策としての庭の砂利

さらに砂利を外溝にdiyで施すことで、おしゃれな上に防犯の役割も兼ねてくれます。これは砂利を踏みしめた時、じゃりじゃり音がすることを利用した効果。そのため土の地面から、砂利に改造する人も少なくありません。コンクリの上に、防犯の砂利を施工するのも簡単です。

庭の砂利diyの要点①道具

トンボ(レーキ)を用意する

砂利を敷くにはスコップだけ使うのも構いませんが、庭diyでは色々活躍するトンボも用意するのがお勧め。別名はレーキとも言って、先端がワイパーのように横広な見た目をしています。地面の下地の均し作業、雑草の除去に利用できますが、ギザギザタイプは大きな砂利に使いやすく、ギザ無しは細かい砂利の敷き方に適します。自作する人も珍しくない道具です。

タンパーも準備

庭の砂利施工をより確実にするなら、タンパーも用意してください。これは地面を締固めるための工事用具で、市販もされていますがdiyで作るのも一般的。力に自信がない女性なら、軽く地面を締固められる軽量の1本柄タイプがおすすめ。頑丈に締固めるなら、重たくした2本柄タイプを求めることです。

庭の砂利diyの要点②砂利の種類

場所によって砂利のサイズを決める

一口に砂利と言っても、庭のdiyに使用できる種類は様々です。小さいものでは、枯山水に使われるような直径5mm前後の小粒砂利があります。外溝のガーデニングにもよく使われるのは、直径1.5~5cm程度が一般的。さらに砂利の中には直径8~10cmという大粒のタイプもあって、庭の場所によって使い分けられます。

砂利の色や形も決めたい


そして砂利の色や形状選びも、庭のdiyでは大切な要素です。何故ならば、砂利と言っても数十種類も存在しているから。玉砂利という丸みを帯びた種類では、グレーがかった那智石、茶色がおしゃれな錆石、真っ白な雪華白那智、エメラルドグリーンの緑花石など数十種類が存在しています。近所のホームセンターでも、人気の数種類から選べるのは普通です。

場所によっては砕石も

もしくは数ある砂利の中から、砕石の種類を選ぶ方法もあります。砕石は路盤材とも呼ばれ、石を砕いたままの状態で入ったもの。尖った形状の石が大粒、小粒、砂までも混じっているのが特徴です。通常は5kgから20kgの袋入で販売されています。diyに使うと砕石は地面に密着できるメリットがあり、外溝では下地材や駐車場によく使われます。

庭の砂利diyの要点③整地

雑草の除去や凹凸の改善

綺麗な砂利の敷き方を目指すなら、まずは庭を整地することからです。砂利を敷く下地に雑草が生えていると作業の邪魔になるので、草むしりは欠かせません。さらに庭の凹凸があるとdiyしづらいので、スコップやトンボを使いながら穴埋め、削り取り作業を進めるのもコツです。

根っこの除去

植物の根っこは、砂利を敷く際に見逃すと後々地中の空洞になったり、どんどん伸びて防草シートを破ったりしてよくありません。だから下地の根っこの除去も、整地では不可欠。庭からきれいに掘り出し、ノコギリ、ノミなどで切除できます。大きな根っこなら、チェーンソーを使う人もいます。

庭の砂利diyの要点④締固め

地面を締固める意味とは

上手な砂利の敷き方を目指す場合は、庭の施工場所の締固めをします。下地をきちんと締固めていない場合、diyで砂利敷きを完了させても、地面がどんどん沈み込んで行ってしまいます。そんな間違った敷き方を回避するため、下地や砂利をタンパーで締固めていく作業が不可欠というわけです。

砂利の締固めのコツ

下地の土をトンボで均しつつ、タンパーを使いこなします。タンパーは地面に落とすことで、重みで固まっていく仕組みです。タンパーによるdiyをすれば地面が沈み込むので、土を用意することも大切。この時、土に砂利を入れて締め固めるコツを使うと、庭の土の強度がアップし、水はけも良くなります。歩いて沈み込まない程度の硬さなら十分です。

庭の砂利diyの要点⑤草対策

草対策の砂利には防草シート

うまく庭の下地を整地できたら、その上に砂利を敷いても構いません。しかし砂利敷きの見た目の良さや機能を維持するなら、防草シートを使うのがおすすめ。これはガーデニング愛好者にはおなじみのアイテム。diyで外溝に防草シートを敷いてしまえば、おしゃれな庭の維持につながる効果が得られます。

防草シートの色んな効果

お手頃な防草シートは適切な敷き方をすれば、砂利の表面を綺麗に保つ効果があります。これは下地の土と砂利を、防草シートが分離するために得られる効果。さらに防草シートを庭のdiyに取り入れることで、庭の水はけの改善の助けにもなります。雑草が減ることで、ガーデニングの悩みとなる虫の発生を改善できるのも嬉しい効果です。

防草シートの張り方

きちんと除草と締固めを完了した庭に、防草シートを張るdiyをします。施工場所にあわせてシートを敷いて、ピンを地中深くに刺して固定を繰り返す張り方が基本。土地の形に合わせ、ハサミでシートを整形します。角の部分をピンで止め、シートは重ねて使って隙間を作らずに固定するのも張り方のコツです。

庭の砂利diyの要点⑥仕切り

砂利の仕切りがあったほうが良い理由

庭に砂利をdiyした時、土と砂利の場所に分かれることがあります。この時、土と砂利は明確に仕切ったほうが良いです。その理由は、仕切っていない場合、せっかく完成した砂利が土や道のほうに散らばったり、時間の経過で混ざりあって見た目を悪くしやすいからです。

仕切りの種類


外溝の土と砂利の仕切りは、実際のところは何の素材でも良いです。不要になった屋根瓦、ブロック、石、垂木やワンバイ材、廃材などを使う人もいます。一般的なのは、レンガや石材をセメントで固めていくdiyです。庭の仕切りはセメントや石材で作ったほうが、頑丈で長持ちするしガーデニングでも管理しやすいのは言うまでもありません。

仕切りの作り方のコツ

砂利と防草シートの敷き方を始める前に、仕切りを作っておくのがコツです。レンガの場合は型枠となる板を周囲に固定し、地面は砕石を敷き詰めてセメント施工をすると頑丈になります。レンガの隙間も、セメントを隙間なく塗り込むのが重要。庭の仕切り全体が固まってから、シートと砂利を施工します。

庭の砂利diyの要点⑦駐車場

駐車場には大きめの砕石が良い

重たい車がいつも出入りする駐車場は、ガーデニングとは砂利の種類も敷き方も違います。それは庭用の玉砂利を敷き詰めても、車の重さを支えられず沈んでしまうから。駐車場には砕石(路盤材)と呼ばれる種類の石材を使って、diyを進めます。砕石の適切な敷き方をすれば、車の沈み込みを防げるし水はけも改善できます。

駐車場の砂利敷きのコツ

人力のタンパーでの締固めは、庭よりも入念に行わないと駐車場に相応しい強度が得られません。下地の締固め時から、土に砂利を混ぜ、強度を高めるコツが不可欠です。地面を固くしても、砂利なので水はけには影響しません。駐車場の場合、仕切りを高く作ることによって、砂利が周囲に飛散することを防ぐ効果を得られます。

業者に運んでもらうことも検討

広い駐車場の場合には、砂利の袋が膨大な量になる場合があります。個人でdiyを行う時に買い求めるのも不可能ではないですが、駐車場作りは庭作りより骨が折れる作業になりがち。だから砕石は業者に運んできてもらうことは、かなりおすすめ。女性がやるなら、業者に重機でならしてもらうことも考えたいところです。

庭の砂利diyの要点⑧接着

固まる砂利を使う施工

ちょっと裏ワザ的な庭の砂利の敷き方には、固まるタイプの砂利を使う方法があります。ガーデニング用品として人気な固まる砂利は、接着剤が入っていて、水に混ざると固まるという仕組み。砂利の接着効果は、保証される期間も限定的だとか。しかしdiy後に砂利が周囲に飛び散るのを改善したいなら、使ってみる価値はあります。

接着剤による小砂利の飛散防止

さらに砂利の飛散を防止する接着剤を使って、庭の砂利を固める方法もあります。これは直径が1cm未満の小さな砂利に効果があるガーデニング用接着剤。diyが完了した後、シュッと吹きかけるだけで庭の砂利が固まってしまいます。ただ踏み続けると、効果が薄れてしまうのが欠点。人が踏まない花壇などに使ってみるのが良さそうです。

庭の砂利diyの要点⑨飛び石

飛び石と組み合わせ

いくら防犯に都合が良いとは言え、毎日砂利の上を歩くたび、じゃりじゃり音がしたらうるさいと感じてしまいます。そこで検討してみたいのが、庭に飛び石を置くdiy。庭の砂利の音を改善できるし、飛び石を並べることでおしゃれに見える効果をぐっと高められます。

飛び石の施工のコツ

石は足サイズより幅が広いものを選び、一歩づつ歩ける距離も意識して配置するのが基本です。庭の飛び石は、diyで後付けも可能です。砂利を敷く前に石の下部を地面に埋め込むことで、動きにくく安定させるコツもあります。その場合防草シートを張った後、石の部分を切り取って置くと良いです。隣り合う石の高さを揃えることで、歩きやすさを向上します。

庭の砂利diyの要点⑩植物や飾り

植物や飾りと組み合わせる

砂利の中に植物があったら、まるで砂利の湖に浮かぶ島のように見えて魅力的です。庭の砂利に石造のモニュメントや観葉植物置き場があれば、おしゃれなガーデニング空間にもなります。外溝に砂利をdiy施工するなら、植物や何かを組み合わせ、魅力的なデザインにしてみても良いです。

植物の施工方法


庭に防草シートを使ったdiyの場合は、植木の周囲のシートを適切な大きさに切り取る作業をします。樹木の根の周囲は、念入りに固めると水はけに難が出て、樹木の生育によくありません。水はけや生育重視なら、幹の周囲だけ石で取り囲む対処方法もあります。樹木の根元まで完全に、砂利で覆う施工も可能です。

モニュメントの配置

砂利の上に置くものは、その庭に似合う種類を選び出します。重たい石灯籠などは、安定感を重視して地面に埋め込んだほうがいい場合があります。砂利の上でも大きめの石を並べ、植物の周囲に囲いを作ってみたりもできます。砂利を巨大なキャンバスにして、頻繁に自由なレイアウトを考えてみてください。

庭の砂利diyの要点⑪補充

砂利が減ったら補充しよう

時間が経過するうち、diyで完成した庭では、いつの間にか砂利が減る場合があります。それは人が砂利を蹴飛ばし、子供やカラスがどこかへ持ち去り、砂利が横に寄ってしまうなどが原因。数は減っていなくても、車や人が乗り続ければ地面にめりこんで減ったようにも見えます。そこで砂利の追加が必要になったりするわけです。

砂利補充のコツ

庭を見て砂利が減っているところに、新たに追加するだけなので簡単です。追加のdiyの時には、元々使っていた砂利と、大きさや色の種類を合わせて選ぶことも大切。トンボを使って、端っこに偏った砂利を戻す作業もしてみてください。駐車場の場合には下地の土も寄っていることがあるので、砂利をどけて締固めをし直すことも必要になります。

庭の砂利diyの要点⑫洗浄

汚れが目立ったら砂利洗浄

長く砂利の庭を所有していれば、いずれ劣化も目立って来るものです。白かった砂利は黒ずんだり、苔で緑が目立ったり、落ち葉や土が入り込んで汚くなっていたり。完全に放置すればひどい状況になるのも明らか。庭の砂利をdiyした後、綺麗に保つならたまに洗浄する作業も怠れません。

砂利洗浄のコツ

もし防草シートを施工済みの場合、ゴミはホース先を細めて水圧を上げて流すだけでも少し改善できます。本格的に庭の砂利を洗浄するなら、高圧洗浄機を使います。バケツやざるに砂利を取って高圧の水をかければ、diy初日のようにピカピカ。コケ系の汚れを落とすなら、カビ除去剤を使います。庭に直接散布するのは、植物にダメージを与えるので注意です。

砂利で庭を綺麗にしてみよう

まずは理想の設計図を描いて

こんな風に砂利の敷き方には、意外と奥深いものがありました。下地の防草シートや水はけ改善など色んな技術やコツを熟知しておけば、庭のガーデニングや駐車場のdiyでも失敗する心配もなくなりそう。おしゃれな庭の完成を目指して、まずは庭の設計図を描くところから始めてみませんか。

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当サイトでは砂利のdiyの他にも、庭を綺麗にできるガーデニング情報をまとめています。自宅の外溝を自分の理想の姿に変えたい方は、チェックしてみてください。