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手作りでおしゃれな小屋をDIY!初めてでも簡単に作る方法を基礎から解説!

庭があれば手作りをしてみたいのが、1年中多目的に使えるおしゃれな小屋です。仮にdiyの初心者でもできてしまう、簡単な小屋の作り方が存在しています。地面の基礎から内装や扉まで、おしゃれな小屋のdiyで基本となる作り方、詳しくご紹介です。
2021年1月28日
はぐれ猫
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おしゃれな小屋のdiyとは

簡単にdiyできるおしゃれな小屋の種類がある

ちょっと難しそうに思う庭のおしゃれな小屋のdiyですが、土台から設計して建てやすい種類があります。2畳以下のとても小さなものなら1人で数日で完成できるし、6畳間タイプでも日曜大工でコツコツ作ることに無理はありません。比較的に安く手に入る、小屋キットを利用した作り方もあります。

離れの部屋や物置などの使いみち

作り上げたいおしゃれな小屋の用途は、人によって様々です。子供が遊べる多目的ルーム、書斎、勉強部屋、植物栽培、diyの作業小屋、アトリエ、入り口大きめなガレージなど、趣味の部屋として使えます。本棚を天井まで設置し、ネットカフェのように入り浸れる部屋にすることも可能です。

小屋diyの予算は

すでにdiyの道具が自宅に用意されている場合、小さい小屋を作るなら、土台込みで20万円以内で作れます。6畳間ほどの広さの小屋でも、安い部材を集めれば50万円以内の予算です。おしゃれな小屋キットの場合は、小型サイズなら30万円台、大型でも100万円を超える程度なら無理がありません。

小屋の設計図を描く

庭に建てるために大切なのが、おしゃれな小屋の設計図を描くこと。小屋はどんな形にするか、高さや幅はどうするか、どんな入り口の扉にするかなど、自己流のアイデアを込めて設計図に描きます。数値や素材など細部まで書き込むと、理想に近い小屋を完成できるようになります。

おしゃれな小屋作りに必要な道具と材料

必要な道具の一式

これからdiyを始めるならば、おしゃれな小屋に必要な道具を揃えるのが先決です。ドライバーやドリルや丸のこなどの電動工具は、工期を短縮するのに役立ちます。金槌、ノコギリ、バール、ノミ、水平器、スコップ、バケツ、ハサミ、巻き尺、水糸といった、土台から活躍する道具も用意するのが基本です。

建築に必要な材料

ツーバイフォー工法でdiyの場合は、以下のような材料を色々集めておしゃれな小屋を実現します。ます。基礎のブロック、壁にはツーバイ材、コンパネ、入り口の素材、透湿防水シート、断熱材、板材、コーキング材。屋根にはコンパネ、アスファルトルーフィング。室内にはフローリング用板など。足場については、小型なら背丈ほどの脚立があれば十分です。

木造のおしゃれな小屋のDIY【基礎と床】

①整地と土台

庭の空いている場所におしゃれな小屋を建てる場合、基礎ブロックやコンクリの施工場所の整地をするのが、diyの最初。庭の土台になる場所の雑草を除去し、スコップで必要な深さに掘って、邪魔な根っこや石をどかします。土台の作り方では地面に目印付けて水糸を張り、水平を意識するのも要点です。

基礎ブロックの設置

基礎のブロックは普通のコンクリブロックなら1,000円台、固定金具付きは1個あたり2,000円台から販売しています。diyでは締固める道具(タコ、ガーデニングトントン)で土台の地面はよく固め、土台の底には沈み込み防止の路盤材を敷きます。おしゃれな小屋が小さければ、使う基礎ブロックは4個から10個程度でokです。

②床の構築

簡単なツーバイフォー工法でおしゃれな小屋をdiyする時、最初に土台ブロックの上に床を構築します。この時に、コンパネの床板貼りまで進めておくのが基本です。これをすすめることによって、ツーバイフォー工法の特徴である、壁パネルの取り付け作業が容易になる効果が出てきます。雨対策の大きなシートは、必ず準備してください。

床のdiyのコツ

大引と根太を土台上に並べて、ビスやL字金具で止める作り方です。その上にコンパネや板材を全体に施工し、上手な感じにビス打ちをします。釘だとやり直しができないですが、ビスなら初心者でもやり直しが簡単。床の構造は、後に作り上げる壁パネルがぴったりはまるように、頻繁に計測して印を付けながらすすめます。


快適にするなら床に断熱材

もし人が過ごせるおしゃれな小屋を作るなら、diyの時に床に断熱材を入れると良いです。安い断熱材でも、庭の床から浸透する冷気を防ぎ、暖房や冷房の効率を上げられます。断熱材は床の大引と根太にぴったりサイズに。隅々まで、根太の下の板材にはめられるようにすると良いです。

おしゃれな小屋のDIY【壁】

①壁パネルの作成

diyで完成した床面を利用して、今度は壁パネルを作成します。パネルは基本的にツーバイ材を使用し、7cm程度のビスで固定していく構造で、縦横に正確なものを作り上げます。入り口の扉のある壁面だけは、短い2枚を取り付ける構造です。4つの面が組み合わさるように正確な作業が求められますが、おしゃれな小屋が小さなサイズなら難しくありません。

壁パネルの枠を作るコツ

ワンバイ材はタテヨコを連結するのが基本で、作り方では曲がったりしないよう水平器を使って作業をします。小さな壁パネルなら柱が3~5本並んだ形で、それぞれ端っこでビス止めをするだけなので簡単。窓枠や入り口の部分を検討しながらの作業が基本です。

壁パネルの固定

手掛ける壁パネルは20kg以上になることも珍しくないですが、下面が接しているので男性なら無理はありません。立ち上げた段階で、場所を微調整したらすぐに床の木材部にビスで接続をします。おしゃれな小屋の壁パネルがdiyで固定されたら、倒れる心配はなくなります。

②壁のコンパネから仕上げまで

4面分が必要となるおしゃれな小屋の壁パネルは、壁を覆うコンパネも貼り付けます。このコンパネの取り付けdiyのタイミングは、壁パネルを立ち上げる前か、立ち上げた後で選べます。コンパネは小屋の入り口を除く、壁4面の全体を覆うように外側から貼り付け、外壁の基礎となるものです。

コンパネ貼りのコツ

壁板のdiyの場合も、基本的には床板と変わりません。簡単にするなら、柱に対して外側から等間隔でビス打ちで固定していきます。ただ床と違っているのは、扉や窓の部分を切り取ることです。おしゃれな小屋の扉や窓の部分は、コンパネを貼った後に電動工具かノコギリで切断する作り方もできます。作業が長引くようなら虫が入るので、扉部分や窓はダンボールやシートで塞いでおくと良いです。

③断熱材

もっとおしゃれな小屋の中を快適にするなら、壁の内に断熱材を詰め込むdiy作業も必要です。断熱材は寒い時期のストーブや暑い時期のクーラーの効率を高めて、快適に過ごすのに役立つアイテム。安い断熱材は、畳サイズで1枚あたり1,000円台で販売しています。

断熱材を入れるコツ

壁の内部に細い角材で枠を作っておくことで、断熱材をぴったりと入れるのに役立ちます。おしゃれな小屋の断熱材はぴったり入れるだけでも良いですが、壁に固定をさせる作り方もできますです。diyする場合に使うのは細いピンで、少なくとも断熱材の四隅を固定するような形とします。

④透湿防水シートと外壁の施工

透湿防水シート

外壁のコンパネ貼りが完了すれば、次は透湿防水シートを貼り付けます。ロール状の安いものなら、1×50mのサイズで3,000円台です。外壁の透湿防水シートは、外側からの水の侵入を防ぎつつ、内部からの湿気は逃がすという構造。おしゃれな小屋の湿気防止に欠かせません。

透湿防水シート貼りのコツ

コンパネや板材の上に貼る透湿防水シートは、小屋の外壁全体を包むように貼り付けます。下から順番に貼って、隙間がないよう10cmほど重ねていくことも重要です。透湿防水シートの貼り付けには、タッカーを使ったり、金槌を使ってピンで固定する方法があります。

外壁貼り


diyを実現するなら肝心なのが、外壁の施工です。選ぶ外壁によって、おしゃれな小屋に見えるかどうかが左右されます。選びたい外壁の種類には、スギ板の鎧貼り、専用板材の横貼りや縦貼り、金属や木のサイディングなどがあります。壁用の板材は、加工された専用のものが販売されています。

外壁の横張りのコツ

最も簡単に自作できるのは、外壁に板材を横張する作り方です。薄手の板材を端から順番に細いビスで固定していき、ノコギリで長さを調整しながらの作業です。外壁に隙間ができた場所には、コーキングやパテを塗り込むことで雨水の防止をします。防水塗料で好きな色に塗ったら、雨に強いおしゃれな小屋にできます。

おしゃれな小屋のDIY【屋根】

①屋根の骨組み構築

すでに壁パネルの上部に屋根を載せる形状ができているなら、パネルの上にツーバイ材を乗せ、ビス止めする手作り作業をします。おしゃれな小屋の屋根diyに使うのは、軽量で頑丈な骨組みにするのが最適です。頑丈なツーバイ材も、垂木としてよく使われています。

屋根の骨組みのコツ

作った壁パネルの上に、ツーバイ材などの垂木を30~40cm間隔で並べて固定する作業をします。このdiyの時はおしゃれな小屋の上にいったん垂木を並べてみて、間隔の微調整をすると良いです。固定はビスの斜め打ちをするか、金具を使った固定をします。

②屋根にコンパネや野路板

乗っても平気な頑丈な屋根にするなら、垂木の上にコンパネや野路板を貼ります。コンパネは1cmほどの厚みがあるものを選ぶことで、十分な強度が出ます。コンパネによって屋根材の取り付けや作業が容易になるので、おしゃれな小屋diyにはとてもおすすめです。

屋根のコンパネ貼りのコツ

端っこからコンパネを、垂木にビスで結合するdiyも大切です。コンパネの場合、丸のこを使って屋根に合うサイズに切断して取り付けます。接合部には隙間ができてしまうので、コーキング材などで隙間を埋めることも忘れずに。おしゃれな小屋の劣化を防ぐなら、コンパネ全体にニスを塗っても良いです。

③屋根にアスファルトルーフィング

無事に屋根にコンパネが施工できたなら、今度はアスファルトルーフィングを貼り付けるdiyです。これは雨を防ぐ効果のある紙製の素材で、おしゃれな小屋にはタッカーか接着剤で貼ります。アスファルトルーフィングを使わないと屋根の劣化が進んでしまうため、コンパネを使う屋根にするなら確実に利用します。

アスファルトルーフィング貼りのコツ

diyでは下から順番に貼るのが、アスファルトルーフィングの基本です。はじっこはハサミなどで切断をして、コンパネの大きさに合わせます。2段めを貼る時は、1段目の上に10cm以上重ねると、雨水の侵入が防げます。タッカーなどの刃は10cm間隔でまんべんなく打ち込みます。またはおしゃれな小屋には、接着剤で貼り付ける方法を採用しても良いです。

④屋根材の貼り付け

屋根の前方部には水切り、横にはケラバ水切り、上部には棟包み板などを使うと、雨水の侵入を防ぐ効果が高まります。しかし安上がりにするなら省いても構いません。軽量で簡単diyができるアスファルトシングルは、小さな小屋でも人気。波板の屋根材を使うことも、おしゃれな小屋にする近道です。

アスファルトシングルの貼り付けのコツ

アスファルトシングルを貼る場合も、下部からの作り方をします。おしゃれな小屋の屋根一番下に貼ったら、半分重ねて上に貼り付けていくdiyが基本です。短く細い釘を使うか、細いビスでも止められます。釘穴にはコーキング材を塗ることで、雨水防止効果がアップします。屋根の最上部では水が入らないよう、包み込む施工をするのも基本です。

おしゃれな小屋の内装

床の仕上げアイデア

内装で大切なのは、おしゃれな小屋の床の仕上げ施工です。このdiyの場合、人気のある板材のフローリング床を目指すこともできます。しかし予算を抑えるとしたら、フローリング状マットを敷くアイデアもあります。もっとも安く済むのは、組み合わせ型のジョイントカーペット、ジョイントマットを敷き詰める施工です。

入り口づくりのアイデア


扉は木材で1から手作りができ、理想の入り口も叶います。細い角材かワンバイ材などを組み合わせ、ビス止めで扉の木枠をdiyで作るのが先決。あとは板材を貼り付けて、理想的な扉の形状にします。入り口の扉は、おしゃれな小屋に相応しい色に塗ることもおこたれません。

窓の設置のアイデア

屋外からの光と景色を取り入れたいので、入り口と合わせて窓も取り付けたいところです。ガラス窓は小さいものなら数千円から入手できます。窓を取り付ける部分は、骨組みの段階で窓サッシのスペースを構築。ビス止めをして、コーキング材で隙間を埋める作業だけなので簡単です。

内壁のアイデア

内壁の自作のやり方は、個人の趣向次第です。コンパネの上に壁紙を貼るのも良いし、OSBボードや石膏ボード、薄い板材を貼っていくのもおしゃれな小屋になります。セメントで漆喰のようにする、こだわりの内壁を実現する人もいます。

おしゃれな小屋のキットを使うDIY

小屋キットの種類

格安で一式揃った状態で入手できるのが、庭でおしゃれな小屋がdiyできるキットの良さです。キットには様々な種類がありますが、どれも壁、屋根、入り口の扉まで一式揃っていて、忘れ物をしない作り方ができます。物置小屋にできる1畳くらいの超小型や、過ごしやすい6畳以上タイプもあるし、屋根の形や壁の色なども違ったものがあります。

キットの基礎と骨組み組み

キットのおしゃれな小屋を自作する場合も、基礎はコンクリブロックがよく使われます。土台は固めて基礎ブロックは水平な作り方が基本。キットでも床の部分から作り始め、柱や屋根の骨組みなども、設計図の順番通りに進めます。構築は自分で設計するより簡単で、土台部分から1人でdiyを進めるのも不可能ではありません。

キットの建築の要点

キットの壁は、1枚にまとまっている壁パネルのタイプ、壁板を一個づつはめ込む横板壁のタイプなどがあります。屋根の形状が片流れならば、完成も素早くできそうです。屋根は先述したようにアスファルトルーフィングと屋根材を貼り付けるタイプが多い傾向にあります。キットなら入り口の扉や窓の施工にも時間をかけません。

おしゃれな小屋のdiyをしよう

理想の小屋を思い描いて

しっかり道具と設計図を揃えれば、庭のおしゃれな小屋のDIYは日曜大工でも進められます。できるだけ簡単にできる構造で建てて、後におしゃれに改造することも自在です。理想の小屋のデザインを思い描いて、小屋を庭に作って色んな目的で使いこなしてみたいですね。

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当サイトではおしゃれな小屋の他にも、自宅の庭ですぐできるdiy情報をまとめています。庭の日曜大工にハマりたい方は、チェックしてみてください。