タッセルとは
タッセルとは、もともと糸などを束ねて飾りにした装飾品のことでカーテンや衣服などさまざまな場所に使われています。また、有名なタッセルと言えば海外の大学生の帽子に取り付けられているものを思い浮かべる人もいるかも知れません。海外の学生の帽子についているタッセルは、金色が紳士学生を示し、黒のタッセルは普通の学生である印ともいわれています。最近では、そんなタッセルをアクセサリーとして楽しむことが増えてきており、イヤリングやピアス、ネックレスなどさまざまなおしゃれアイテムとして愛用されています。
タッセルとフリンジと違い
タッセルと同じような意味で使用されているのがフリンジです。フリンジはタッセルと同じく糸などを束ねて房にした飾りですがフリンジは何が違うのでしょうか?フリンジは布を切った場所がほつれないように糸を束ねるための糸処理の方法の1つであり、フリンジと言えば主にマフラーなどのふさの部分のことを指しています。つまりタッセルとフリンジは使用目的が違うので、似ているようでも異なった意味を持っているのです。フリンジは、同じふさであってもタッセルと違い、より機能的な役割を持っているのです。タッセルとフリンジの違いを理解した上で、タッセル作りを見て行きましょう。
タッセルは手作りできる
最近では、タッセルを手作りするのが流行っています。もともとタッセルは紐を束ねて作るので作り方も簡単で必要な材料も少ないので、手軽に手作りを楽しめるのです。ふさふさのタッセルは金具を取り付けてピアスなどアクセサリーにも簡単に変身させることができるので、自分好みのアクセサリーを簡単にハンドメイドできると話題なのです。タッセル作りに必要な材料も100均などで手軽に購入できるのも魅力になっています。すでに完成されたタッセルも手芸店などで販売していますが、手作りで1から作ることでより自分好みの作品を作ることができることでしょう。
手作りタッセルはアレンジも可能
手作りタッセルはハンドメイドならではのさまざまなアレンジを楽しむことができます。ふさの部分を作る材料を変えるだけでもさまざまなタイプのタッセルが完成するこおができるのです。基本的な刺繍糸を使う際も、さまざまな色で作ることができたり、紐の種類を変えてみるのもいいでしょう。和風な雰囲気にしたり洋風な雰囲気にしたりさまざまなタイプのアクセサリーを作れるのも手づくりタッセルの魅力です。また、タッセルはアクセサリ―としてだけではなく、インテリアとしても活用することができりことでしょう。季節に合わせて色合いや材料を変えるだけでも季節感を演出することもできます。
刺繍糸を使った手作りタッセルの作り方①材料
基本的な手作りタッセルとして使われることが多いのが刺繍糸です。扱いやすく、手軽に購入できるのも魅力です。色も豊富なので服装に合わせた色や、自分好みの色で作ることができるでしょう。使う材料は、刺繍糸1mを2本ほどと、タッセルと止めるための糸を30㎝を2本、これは刺繍糸で可能ですがタッセルと色を変えてみるのもいいでしょう。他にはタッセルをアクセサリーにする金具です。丸カンと呼ばれるものを用意しましょう。100円ショップなどでも購入可能です。他にはピアスかイヤリングの金具が必要です。どれも価格もリーズナブルなので、気軽に始められるハンドメイドではないでしょうか?
作業道具
材料が揃ったら、簡単なタッセル作りに必要な道具を揃えていきます。ハサミや糸を巻くための厚紙、平ヤットコと丸ヤットコもあると便利です。金具を留める際に使用するので、ない場合はペンチなどで代用してみてもいいでしょう。他にはマスキングテープを用意してみて下さい。道具も自宅にある道具を代用したりして、簡単に作り始めてみるのもいいでしょう。そんなにお金をかけなくても手作りアクセサリーが楽しめるのも、タッセル作りの魅力でもあります。
刺繍糸を使った手作りタッセルの作り方②タッセル作り
タッセルはふさの長さによっても雰囲気が変わってきます。自分好みの長さのふさを作るために、厚紙をお好みの大きさにカットしてそこに刺繍糸を巻いていきます。最初はきつめに巻き始めて、だんだん厚紙が歪んでしまわあいように調整しながら巻いて行きます。刺繍糸をどれぐらい巻くかによってもふさのボリュームが変わってくるので、自分でアレンジしてふさのボリュームを調整してみるのもおすすめです。基本的な厚紙に巻く作業をマスターしたら、いろいろな紐などを使ってタッセルを作ることができます。
巻いた刺繍糸を金具で留める
厚紙に巻いた刺繍糸を巻き終わったら、厚紙をまげてゆっくり外していきます。外した刺繍糸は丸カンを使って留めていきます。その際、平ヤットコと丸ヤットコなどを使って金具を開いたりするとやりやすいのです。ふさを束ねたらもう一つの丸カンでピアスなどの金具をつける穴を作っておきます。最後にそこに市販のピアスやイヤリングなどの金具を取り付けて、ふさの輪の部分をハサミでカットしたら、上の部分を同じく刺繍糸で巻いて固定したら完成です。後は手や厚紙を使ってふさのボリュームを整えると綺麗な見た目になります。
紐の種類で手作りタッセルをアレンジしてみよう
タッセルの作り方は、使う紐の種類でさまざまなアレンジを楽しむことができます。基本の刺繍糸を使う作り方を紹介しましたが、他の紐の種類としてスエードやビニールなどを使って作ってみるのもおすすめです。スエードの紐を使うタイプは、よりシックで大人っぽい仕上がりになり、冬場などにもピッタリのタッセルアクセサリーになるでしょう。他にも冬場には毛糸を使ったタッセルもおすすめです。毛糸を使うことで、見ているだけでも暖かさを感じるような仕上がりになるでしょう。スエードの紐や毛糸は100均などでも販売しているので、手軽に購入できます。
ビニール紐とは
ビニール紐を使ったタッセルとは、ビニールのコードを束ねてふさにしたタッセルのことです。濡れても大丈夫な上に、透明感がとても涼し気なイメージにしてくれるので夏場など海やプールなど濡れる心配がある所でも楽しめるアクセサリーになることでしょう。タッセル作りは、材料として使う紐の種類を変えてみたり、金具を変えるだけで、さまざまなタイプの楽しみ方をすることができます。どれも基本の作り方は変わらないので、初心者でも簡単に作ることができることでしょう。
和風手作りタッセルを作ってみよう
手作りタッセルは、和風のアクセサリーとしても楽しむことができます。浴衣や着物を着た際に、タッセルのピアスなどを取り入れることで耳元で揺らぐ和風のアクセサルーとして活用できるのです。和風のタッセルを作る際は色合いをシックにしてみたり、紐を和風な物にしてみたりとアレンジしてみるのがいいでしょう。また、タッセルと一緒に菊結びや花結びなどと呼ばれる紐を使ったアレンジした結び方の飾りを組み合わせてみるのもいいでしょう。和装に合わせる髪飾りなどは意外と値段も高いので、タッセルなどを使って手作りしてみるのもおすすめです。
和風の髪飾りとしても
和風のタッセルは浴衣や着物の際の髪飾りとしても活用することができます。揺れるふさがおしゃれで華やかさを作り上げてくれます。髪飾りとしてタッセルを使う場合は、大きめに作ってみたり他の飾りと合わせてみるのもおすすめです。着物の柄などと色合いや雰囲気を合わせることができるのも、ハンドメイドならではの楽しみ方になるので、自分好みの和風アクセサリーを楽しんみるのもいいでしょう。また、和風のタッセルは着物など和柄のハギレなどを活用して作ってみるのもおすすめです。手軽に和風な雰囲気に仕上げることができることでしょう。
華やかな手作りタッセルを作ってみよう
基本のタッセルでも華やかな印象ですが、より華やかなタッセルを身につけたい人は、使う材料に一工夫してみましょう。おすすめなのが、リボンやハギレです。ふわふわとしたリボンやレース、ハギレなどをうまく組み合わせることで、ボリュームのあるタッセルを簡単に作ることができます。風に揺れるような華やかな雰囲気をより演出できるので、華やかなパーティーや結婚式でも活用することができるでしょう。また、服装などと同じ布を使って作り、統一感を出してみることもできます。リボンや布を使うことで、よりアレンジの幅が広がることでしょう。
リボンタッセルの作り方
リボンタッセルを作る材料は、リボンとリボン留めです。リボンを留める金具はレース留め金具として手芸店などで購入できます。リボンを使ったタッセルの場合は、厚紙に巻いて作るのではなく、リボンを短く切って金具に挟む形で作っていきます。金具の幅やリボンの長さやタイプによって雰囲気が変わってきます。リボンと同じようにレースやハギレなどを切って金具に挟んでタッセルを作ってみるのもいいでしょう。より華やかな印象のタッセルが簡単に作れます。
手作りタッセルをおしゃれのワンポイントに
手作りタッセルは使う材料や作り方をアレンジするだけで、簡単におしゃれのワンポイントとして活用することができます。ピアスやイヤリングなどアクセサリーにするのはもちろん、ストラップにしたりしてカバンにつけてみるのもいいでしょう。他にも髪飾りにしたりとさりげないおしゃれを楽しむのにおすすめです。作り方も簡単で、手軽に自分ん好みのアクセサリーを手作りできるのも嬉しいです。
シーンに合わせたタッセル作り
手作りタッセルを作る際は、使うシーンに合わせた材料選びをして作り始めるのもいいでしょう。使う材料によって雰囲気が異なったタッセルを作ることができるので、和風の服装には和風な雰囲気のタッセルを華やかな服装には華やかなタッセルを、シックな雰囲気の服装にはスエードなどを使った大人系のタッセルなど使い分けてみるといいでしょう。さまざまなシーンや服装を想像して作るおも手づくりタッセルの魅力でもあるのです。
手作りタッセルを簡単に作るコツは?
手作りタッセルを簡単に作るには、材料選びにあります。基本的にはさまざまなタイプの紐を使って作りますが、その紐をまとめる際の金具をちゃんと用意しておくと作りやすいでしょう。最近では、100均などでハンドメイドアイテムが多く販売しているので、それらの中から手作りタッセルの材料を探して使える金具を購入してみるのもいいでしょう。使う金具によって雰囲気も違ってくるので、使いやすい金具を探してみて下さい。使う金具によって作れるアクセサリーの種類も変わってくるので、いろいろなタイプの金具をチェックしてみるのがおすすめです。
紐の種類で作りやすさも違う
タッセルやフリンジを作る時には、使う紐の種類によっても作りやすさは違います。やはり細い紐を何本も束ねる作り方よりも太い紐を数本束ねる方が作りやすいです。見た目の雰囲気なども違ってくるので、好みの紐を使って作るのがおすすめですが、より簡単に作りたいのなら1本1本がしっかりしている紐を使ってみるのもいいでしょう。基本的には、コツさえ押さえれば初心者でも簡単に作れていろいろな応用も楽しめるので、手軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
タッセル作りは、フリンジのような動きのあるアクセサリーを作りやすいので、手軽におしゃれなハンドメイド作品を作ることができます。使う材料も刺繍糸だけではなく、さまざまなタイプの紐やリボン、布、毛糸などで作れるので、よりオリジナリティを楽しむことができます。和風のアクセサリーというと作りにくいイメージもありますが、フリンジであるタッセルを使えば、手軽に和風アクセサリーを作ることもできます。ぜひ自分のイメージを膨らませて、いろいろなタッセル作りにチャレンジしてみて下さい。最近ではハンドメイドサイトなどでも人気の商品なので、手軽に自分で素敵な作品を作って楽しんでみいぇじゃいかがでしょうか?
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タッセルだけではなく、さまざまなハンドメイドを楽しんでみたい人はこちらの記事もチェックしてみましょう。きっとさまざまなアイデアが広がって、いろいろな作品を作ることができることでしょう。
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