はじめに
いちじくに関することを解説!
いちじくは店頭に並んでいても気軽に手にとって「しょっちゅう食べるよ」と言う人が他のフルーツと比べると少なく、謎に満ちたフルーツではないでしょうか?食べてみるととても美味しく、美容やダイエットに効果的なフルーツとなります。
栄養や食べ過ぎたときの影響・名産地も
いちじくに含まれる栄養や食べ過ぎたときの栄養といちじくの名産地も紹介します。実は私が住んでいる近くの街は名産地となっており、旬の時期には収穫したてのいちじくがあちらこちらで即売会がされているほど有名です。気になる方はチェックしてみてください。
美味しい食べ方を覚えておこう!
いちじくの美味しい食べ方を解説しますので、朝食やデザートにいちじくを適量取り入れてみてください。食事以外にも甘くて美味しいいちじくはいつも食べている間食に置き換えると満足感を得ながら健康的なおやつにもなります。今回は自宅にある材料だけで作れるいちじくケーキの材料や作り方も解説しますので、生のままのいちじくの美味しさを知った人は気軽に挑戦してみてください!
いちじくとは?
クワ科植物
いちじくはクワ科イチジク属の落葉高木から収穫される果実です。原産地はアラビアとなります。紀元前から食用にするため栽培されていた記録があり、日本には江戸時代の頃に伝わったとされています。
いちじくの漢字
いちじくは漢字で書くと「無花果」となります。これは花を咲かせないのに果実を結実させるように見えることから当てられた漢字です。実際には花嚢(かのう)と呼ばれる部位の内側に花を咲かせているため見た目にはわかりませんが、無数の花を咲かせています。
いちじくの名産地
いちじくはぶどうなどと比較すると生産量が多いわけではありませんでした。近年ではいちじく栽培に転作する生産農家が増えつつあり、産地が増えつつあります。例えば島根県出雲市や大阪府羽曳野市、兵庫県川西市などが国内で有名ないちじくの産地です。
いちじくの栄養とカロリー
気になる栄養とカロリーを紹介!
いちじくはダイエットや美容に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。そんないちじくですが、どれくらいのカロリー量と栄養が含まれているのかを解説します。栄養素とカロリーを押さえて日頃の食事に加えてみてください。
栄養1:ペクチン
ペクチンはコレステロールを下げる食物繊維です。水溶性の食物繊維なので便秘にお悩みの方におすすめする栄養素となります。他にもコレステロールの値を低下させたり、血糖値の上昇を緩やかにする効果があると言われています。
栄養2:植物性エストロゲン
植物性エストロゲンは体内に入ると女性ホルモンを補う働きがあります。体内で女性ホルモンが過剰、または不足したときにホルモンバランスを整える効果があるとされ、結果的にアンチエイジングに役立つ効能があります。
栄養3:ビタミンB2
ビタミンB2は脂肪を代謝する働きがある栄養素です。ビタミンB2をジョギングやウォーキング前に摂取しておくと効率的な脂肪燃焼につながります。他にも体の再生などに使われる栄養素となっており、皮膚や爪などを日々健康に保つ役割を果たしています。
いちじくのカロリーは?
いちじくは100グラムあたり約54カロリーとなっています。ダイエット時によく食べる同量のバナナのカロリーは約86カロリーです。バナナと比較すると低カロリーなフルーツと言えます。さらにダイエット中気になる糖質量もバナナの約半分となっており、低カロリー・低糖質のフルーツと言えます。
いちじくの食べ過ぎには注意!
食べ過ぎるとどうなる?
いちじくが低カロリー・低糖質なフルーツだとしても食べ過ぎは体調不良の原因となってしまいます。いちじくを食べ過ぎたときに現れやすい体の変化を解説します。適量を美味しく食べるようにしてください。
カロリーオーバー
いくら低カロリーだからと言って食べすぎると当然カロリーをたくさん摂ることになります。糖質が低くても果糖を過剰に摂取してしまうことにもつながりますので、個人差はありますが、1日あたりに食べるいちじくの量は最大でも5つくらいまでに抑えましょう。
お腹が緩くなる
いちじくに含まれるペクチンは水溶性の食物繊維となり、便秘の改善に効果的ですが、食べすぎるとお腹が緩くなってしまう可能性があります。効果があると言ってもなんでもほどほどに取り入れるのが健康の鍵です。
口がチクチクする
いちじくにはフィシンと言うタンパク質を分解してくれる酵素が含まれています。体調が悪かったり、唾液の量が少ないときにいちじくを食べ過ぎると口がフィシンの影響でチクチクと痒くなってしまう可能性がありますので、気になる人はいちじくに火を入れてから食べるようにすると予防できます。
いちじくの美味しい食べ方
美味しい食べ方を紹介!
いちじくの美味しい食べ方をここでは解説します。生のまま食べても他の食品と一緒に食べてもいちじくは美味しく食べられます。いちじくを使ったケーキの作り方もここでは紹介しますので、ぜひ作ってみてください。
美味しい食べ方1:そのまま
初めていちじくを食べる人は手で皮を剥いてそのまま食べてみましょう。種も果実の中に入っていませんので丸ごと食べられます。包丁で切る場合はくし切りにして盛り付けてみるのもおすすめです。
美味しい食べ方2:ヨーグルトと
いちじくとヨーグルトは味の面でも栄養吸収の面でも好相性です。いちじくの甘みとヨーグルトの酸味のバランスが非常に美味しく、いちじくに含まれるビタミンB2がヨーグルトに含まれる脂肪の吸収を緩やかにしてくれます。
美味しい食べ方3:焼き
いちじくは生食以外にも焼いて食べても美味しくいただけます。焼いて食べる場合は軽く水洗いしたいちじくを半分に切り、アルミホイルの上にいちじくを置いてからバターを適量乗せてトースターで5分ほど加熱してください。
美味しい食べ方4:ケーキにも
いちじくをケーキに入れても美味しく食べられます。家にある材料とくみあわせることで美味しいいちじくケーキを簡単に作ることができるので作り方を紹介します。
いちじくケーキの材料
いちじくケーキの材料は卵2個/バターやマーガリン・サラダ油のいずれかを100グラム/砂糖100グラム/小麦粉100グラム/いちじく3〜4個を用意しましょう。
いちじくケーキの作り方
まずはいちじくを洗って皮ごとくし切りにします。卵2つを卵黄と卵白に分けておきましょう。バターと砂糖を先に混ぜてから卵黄を加えてよく混ぜます。
次に小麦粉を加えてゴムベラでさっくりと混ぜましょう。別に用意したボールに卵白を入れて泡立て器かブレンダーでメレンゲを作ります。
メレンゲは1度に入れるよりも2・3度に分けて入れると混ぜやすくなります。
ケーキ型へ生地を入れてから上に切ったいちじくを並べて180度のオーブンで30分焼いて完成です。
簡単でおすすめ!
「お菓子なんて作れない」と言う方にもこちらのケーキは簡単なレシピとなりますのでおすすめです。手順をまとめると、いちじくを切って、別々に混ぜてから合わせて、焼くの簡単3ステップとなります。
焼いたフルーツが苦手な人は
今回紹介したケーキのレシピは誰でも作れるパウンドケーキにいちじくを加えてから焼いたものになります。アップルパイやドライフルーツが苦手な人はあまり好きでないかもしれません。そんなときはケーキだけ先に焼いて、切ったいちじくを添えるようにすると美味しく食べられます。
まとめ
いちじくを食べてみよう!
いちじくはお店に並んでいてもあまり手に取って食べたことがある人が少ない謎に満ちたフルーツではないでしょうか?いちじくにはダイエットや美容に嬉しい栄養素が含まれています。そのまま食べても、他の食べ物と一緒に食べても美味しいフルーツです。健康に効果がある食材と言っても食べ過ぎるとお腹が緩くなったり口がチクチクしたりと弊害もありますので、適量を食べて健康な食生活に役立ててみましょう!
旬の食材が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは旦那めし。意外と知らない!いちじくの食べ方と栄養を紹介!以外にも旬の食材に関する記事をたくさん掲載しています。気になる方はチェックしてみてください!また土曜連載としてダイエットに関する情報も毎週発信していますので、併せて読んでみてください!
【連載】旦那めし。スイーツに挑戦!旬のかぼちゃを使ったケーキの作り方
今週は上手く時間が取れたのでかぼちゃを使ったケーキを作ってみました。カボチャケーキの作り方とかぼちゃに関する雑学を紹介します。久しぶりのスイ...
【連載】旦那めし。忙しいとなぜ野菜不足になる?モロヘイヤで栄養チャージ!
忙しいと食生活が乱れて野菜不足になってしまいがちです。そんなときは旬のモロヘイヤを簡単調理で食事に取り入れて、野菜不足を解消してみましょう。...
【連載】ダイエット日誌!5周目の振り返りとジョギングのはじめ方!
ダイエット日誌を開始してから最高体重を更新してしまいました。それでも腐らずに頑張ろうと思います。今週の振り返りとダイエットに有効なジョギング...