スレたトラウトにスイッチを入れろ!秋の渓流カラーセレクト

スレたトラウトにスイッチを入れろ!秋の渓流カラーセレクト

禁漁期間!季節が進む程トラウト達はどんどん学習し、アングラーの投げるルアーを見破ります。そんな賢い秋のトラウトにスイッチを入れる手段として有効なのが「カラー」。他のアングラーとちょっと違ったカラーセレクトで秋の渓流を攻略してみましょう!

記事の目次

  1. 1.秋のトラウト
  2. 2.秋のトラウト攻略1:威嚇を狙ったカラーセレクト
  3. 3.秋のトラウト攻略2:捕食を狙ったカラーセレクト
  4. 4.最後に

秋のトラウト

秋のトラウトの習性

渓流釣りシーズンも残すところあと僅か。思い出の一尾に出合う為に渓に繰り出してみませんか?トラウト達は秋(10~11月)に産卵をするとされています。産卵前のトラウトは産卵に向けて体力を補う為に沢山のエサを食べるものも居れば、夏に溜め込んだ脂肪を消費しながら最低限の食事のみに抑え、縄張りの保守に専念するものいたりと行動パターンも様々。どの様な個体を狙うか的を絞った上でカラーセレクトすれば、賢く成長したトラウトに口を使わせるチャンスがあるかもしれません。

秋のトラウト攻略1:威嚇を狙ったカラーセレクト

トラウトは産卵を意識する事で、エサを活発に追う事をしなくなります。自身の産卵床を守る為に縄張りを持ち、その中に侵入した外敵を追い払う事に尽力するのです。ではそんなトラウトに口を使わせる為にはどんなカラーが良いのでしょうか?

赤系

赤は闘牛等を見ても解る通り、興奮を煽る色として有名。これはルアーでも同じことが言えそうです。出来る限り発色が強く、多くの面が塗られたルアーを選ぶ事でターゲットのトラウトに視覚でアピールする事が出来ます。また、秋のヤマメやアマゴは婚姻色に染まり体色が赤みを帯びてきます。赤は「婚姻色の出たライバル」という印象を与えるのではないかという説もある為、秋には外せないカラーでしょう。
 

秋のアマゴに浮かび上がった婚姻色

チャート系

チャートカラーには不思議な力があり、魚にスイッチを入れさせるカラーとして多くのジャンルのルアーフィッシングで使われるカラーです。デイゲームが原則となる渓流のトラウトフィッシングでは、曇りや雨でフラッシングが効かない状況でよりその効果が強いと感じられます。
 

パーマーク

パーマークとは幼魚班という渓流魚の体側にある、楕円形の模様です。これは鱒族である事の印で、同魚種の別の個体に縄張りをアピールするモノでもあると云われています。その為、ルアーの側面にパーマークの入ったカラーを選べば、縄張りを犯しに来たライバルだとトラウトに印象を与え、威嚇によるバイトに繋げやすくなるのです。

秋のトラウト攻略2:捕食を狙ったカラーセレクト

前述の様に秋のトラウト達が活発にエサを追う事は珍しいです。しかし、いくら縄張りの為と言えど、何も食べずに体力を維持する事は出来ません。その為、水面に流れてきた昆虫は秋のトラウト達の恰好のベイト。そこで、次の様なカラーが有効になってくるのです。
 

ブラック系

ブラックは昆虫をイメージさせるカラーで、秋に限らず夏のセミが鳴き始める頃から有効なカラーです。9月に入り気温が下がって弱った昆虫が川に落ちて流される事で、トラウト達の意識がこの様なカラーに向く事が考えられます。


 

「Jackson 奏40 カジカガエルカラー」はカラーネームこそカジカガエルではありますが、フラッシングを抑えたホログラムが、水に落ちた昆虫を連想させます。また、40㎜というコンパクトサイズも昆虫を意識したトラウトには効果抜群なのです。

「Jacksonバギースピナー 1.5g」は浅瀬に定位して虫の流下を待っていたアマゴをサイトフィッシングで捕らえる軽量スピナー。虫を意識した個体には、コンパクト且つ軽量なルアーがより確実なバイトに導くことができます。

グリーン系

グリーンは、ボサ川に多いバッタやキリギリスに見られるカラーです。特に秋はハリガネムシに寄生されたバッタやイナゴが水に飛び込む事がある様なので、それを知るトラウトには有効なカラーとなります。また、イモムシと総称される蝶や蛾の幼虫等にも淡いグリーンのモノがいます。こちらもトラウトは捕食しているので、水辺で見かけた際は試す価値有りです。
 

「Jacksonトラウトチューンフローティング イモムシ」はその名の通りイモムシをイメージしたカラー。激しいアクションではなく、イモムシがモジモジと流れる様子を演出してこそトラウトを誘います。

最後に

秋のトラウトは産卵という生涯で最も大きなイベントを控えています。釣れた魚はいつも以上に丁寧に扱いましょう。触るときは手を水に浸けて冷やしてから。撮影は水に浸けた状態で。速やかなリリース。この3つは必ず守ってトラウトフィッシングを楽しみましょう。そしてもし、ペアリングしている個体を見掛けたら、釣りたい気持ちをグッと抑えてそっと見守る様にしましょう。彼らが残した子孫が、これから先も僕達の釣りの相手になってくれるのですから。

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木下進二朗
ライター

木下進二朗

Jackson社フィールドスタッフ 静岡、山梨の渓流をメインフィールドに活動中。


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