SOTO(新富士バーナー) ステンレスダッチオーブン
ユニフレーム ダッチオーブンスーパーディープ
スノーピーク 和鉄ダッチオーブン26
CAPTAIN STAG ダッチオーブン
TSBBQ ライトステンレス ダッチオーブン
はじめに
アウトドア初心者のダッチオーブンの選び方とおすすめ商品
アウトドアでは丈夫でいろいろな調理に使える鍋があると便利。上火も使えてパンまで焼けると人気が高いのがダッチオーブン。素材的には重いものが多いですが最近はステンレス製やアルミ合金など軽いものもこぞって有名メーカー商品の中でも目立ってきて、この機会に1つ欲しいと思っているアウトドア初心者の方も多いのではないでしょうか。今回はサイズも手頃軽い手入れが楽でできれば安い!そんなおすすめの商品の選び方ポイントと選り抜き6選をゆっくりと御覧ください。
ダッチオーブンの種類
まず最初に知っておきたいのがダッチオーブンの種類です。この種類を知ることで自分が求めているダッチオーブンとはどのような形なのか、理想に近づけるにはどんなものを探したら良いのかという選び方が見えてくるでしょう。
種類1.素材別
素材別の種類には一般的といわれている鋳物製少し進化して錆びにくい黒皮鉄板が出たときはこれも人気がありました。最近目立ってきたのはステンレス製・ステンレスとアルミの合金でさらに軽いことを重視したものと大きく分けて素材で分けるなら4種類があるでしょう。それぞれ使い始めのシーズニング方法やお手入れなどに違いが出てきます。
種類2.足のあり無し
外見で目立つのがダッチオーブンの足つきのもの。これはアウトドアで利用する(薪や炭などの上に乗せて倒れにくくするためのもの)目的ならあった方が良いのですが、家庭用と兼用したり屋外でもコンロなどで使うには逆に邪魔になる形なのは間違いありません。自分の使用環境を考えて選び方ポイントに入れておくとよいですね。
種類3.炭が乗る乗らない
こちらも見た目でわかるのは蓋の形状も2種類あります。オーブンという特質上上からの加熱があった方が断然アウトドア調理の幅が広がるのでおすすめ。たとえば以前一斉を風靡したアウトドアでのパン焼き。蓋の上に炭や薪を乗せられることでパンが美味しそうに焼き上がります。ダッチオーブンを圧力鍋の代用品として使う目的であればこの炭をおける形状は不要でしょう。
種類4.サイズ
サイズはどのくらいの量の料理を作るのかによって適したものが変わるため、好みになるでしょう。メーカーによって種類が変わりますがだいたい4-5種類のサイズが揃っていることが多いようです。ただしこのサイズ、丸鶏など肉丸のまま豪快な調理をしたいのであれば人数関係なく深さや直径もかなり大きなものが必要となります。メーカーによっては直径+ディープという深型サイズで表示されることもあるのでチェックしてみてください。
ダッチオーブンの種類は選び方に影響する
こちらで紹介した種類分けは直接選び方に大きく影響する部分です。たとえば鉄なら重くアルミなら軽いというのは、普段の生活から容易に想像がつくでしょう。サイズの大小も重さやアウトドアの場合には持ち運びのしやすさにも関わってくるところ。またかっこいいけれど足付きのものは家庭用コンロでは使えないという面もありますので、こちらをよくチェックすれば次からの選び方に迷うことも少ないですね!
人気メーカーダッチオープン比較1.SOTO
それでは早速人気メーカー製のダッチオーブンの中から特に口コミ人気が高いSNSでも話題にあがることが多いみんなが使っているものをご紹介していきましょう。まずはSOTOのステンレス製のものから。
SOTO(新富士バーナー)ステンレスダッチオーブン
SOTO(新富士バーナー) ステンレスダッチオーブン
最近人気のステンレス製のダッチオーブンといえばこの製品が注目されています。独特なクロスハンドルが目立つデザイン。日本のメーカー品であることから、我々でもわかりやすい説明書やサイトの紹介があったり、アウトドアブランドであるためバリエーションも豊富で使いやすいサイズが揃っているのが特徴。この独特のクロスした持ち手デザインはひと目見ると忘れられない個性的な商品ですね。
この商品のおすすめチェック!
何といってもステンレス製のおすすめポイントは軽い・さびにくい・メンテナンスが鋳鉄製に比べて楽というところ。ダッチオーブンといえば真っ黒であのごつさが好きという方には少し違和感を感じるかも知れませんが、家庭用鍋を使い慣れている方であれば簡単に手が出せる難易度の低いところが初心者向けでしょう。ご家庭のIHヒーターでも利用可能ですので家で使うことを想定しても、ひとつだけ真っ黒な重い鉄鍋があるよりもステンレス製のシャープなデザインであった方がキッチンイメージに統一感が出るでしょう。
コスパやサイズなど基本情報
こちらの製品はサイズバリエーションが8・10・12インチと3種類揃っていて、鍋の厚みは4mmとやや厚いですがオールステンレス製品なので熱伝導もよく鉄製品と比べると大きさの割には軽いと感じる重さ。よく使われる10インチサイズで具体的な大きさを表示すると最大横幅365mm高さ143mm鍋の直径は267mmで重量は約5kgとなっています。
人気メーカーダッチオープン比較2.ユニフレーム
つぎにご紹介するのは焚き火台で有名なユニフレームから出ているこちらのダッチオーブン。こちらも錆びやすい・重いという意見が多い鋳鉄を避けて別の素材を採用しているのが特徴です。
ユニフレーム UFダッチオーブン660942
ユニフレーム ダッチオーブンスーパーディープ
先程も少し触れましたがステンレス製の次に手入れが楽な鉄以外の素材を採用しているのがこちらのユニフレームの鍋。このメーカーが採用している黒皮鉄板で見た目は色は黒ですが少しつやがありツルンとしている印象を受けます。デザインはキャンプやアウトドアでの使いやすさを考慮してベーシックな形を重視しており、色はかっこいいブラック。形がシンプルなだけにとても丈夫で扱いやすいという口コミも多い人気商品です。
この商品のおすすめチェック!
黒皮鉄板でできているためメンテナンスがとても楽なところがまず一番良いところ。その上衝撃に強い・割れないという特質もあるのは嬉しいですね。熱伝導率がよく調理にムラがでにくいのでダッチオーブンははじめてでも普段から調理はよくしているという方にも満足してもらえる部分でしょう。また黒皮鉄板も鋳鉄と比較すると軽いというメリットもあります。ステンレス製と比べると少し重いが鋳鉄よりは軽いと思ってください。
コスパやサイズなど基本情報
コスパ面では鋳鉄製と比べると少し価格は上がりますが購入後に手間がかからないのでその後のパフォーマンスは抜群。使い続ければ続けるほどラーニングコストに差が出てくるのがこちらの商品。サイズは6-12インチまで4種類のラインナップ。10インチサイズの具体的な寸法は直径約260mmの深さ約110mmで重量は約5.8kgですのでステンレス製よりやや重い程度で、実際に使ってみてもステンレス製とあまり変わりなく感じるでしょう。
人気メーカーダッチオープン比較3.スノーピーク
アスタリスクマークでおなじみの日本が誇る新潟県発アウトドアブランドのスノーピーク製品をご紹介しましょう。ブランドイメージを重視しておしゃれな製品をたくさん出しているメーカーですので、他の人と同じものは嫌という方のニーズに応えられるのではないでしょうか。
スノーピーク CS-520和鉄ダッチオーブン26
スノーピーク 和鉄ダッチオーブン26
独自のアイデアやデザインを盛り込んだちょっとおしゃれなアウトドアブランドであるスノーピークが作るダッチオーブンは、やはり他メーカーとは見た目が違います。丸みを帯びた鍋底は見た目だけでなく熱の対流がよいというメリットがあって全体にすぐあたたまるのが特徴。調理時間に差が出ます。この他にもスノーピークのダッチシリーズは一人用の食材が入るコロダッチという小さなダッチオーブンもチェックしてみてくださいね。こちらはりんご1個分など小さなサイズがすっぽり入る大きさにこだわっています。網や焚き火の片隅にちょこんと置いて小さな調理をするのに便利。
この商品のおすすめチェック!
ダッチオーブンの構成はほとんどがポット(鍋)とリッド(蓋)というセットですが、こちらの商品はさらにそこにサイズがピッタリなスキレットも付いてきます。スキレットはポットの蓋にすればさらに上火を近づけたい焼き物用の蓋になったり逆向きに被せれば深さが足りない鳥の丸焼きにも対応できるでしょう。もちろんスキレット単体でハンバーグなどの焼き物に使うのもありです!
コスパやサイズなど基本情報
サイズはワンサイズのみでポットが直径268×高さ120mm。スキレットやリッドは内径同じで持ち手部分含めると316mm。高さは56mmと59mmとだいたい同じくらいのサイズですが、リッドにはそこに持ち手が付いているのとスキレットは底面がポットと同様丸みをもたせてあるところが違い。ひとつ買うだけでスキレットが付いてくるのでお得な上さまざまな料理に活用できるでしょう。
人気メーカーダッチオープン比較4.CAPTAIN STAG
初心者の方がキャンプギアを買い求める際にひとつは入っているという場合が多いのがキャプテンスタッグというメーカー。コスパの良さと安定した昔からのキャンプスタイルを貫いているデザインが上級者から初心者まで魅了する人気ブランドの理由。
CAPTAIN STAG ダッチオーブン
CAPTAIN STAG ダッチオーブン
キャプテンスタッグは特に初心者の方から好まれることが多いアウトドアブランドのひとつでしょう。さまざまなキャンプギアを販売していますが、どれも価格が安く設定されており買い求めやすいのがその大きな特徴。ダッチオーブンも例にもれず、他と比べて安価なので人気があります。見た目はアメリカンベーシックなザ・ダッチオーブンといった風貌でライトな感じではなくまさにアウトドア用の鍋といったごつい感じがお好きな方におすすめ!
この商品のおすすめチェック!
こちらの鍋は鋳鉄製なのですが何と初回使用時のシーズニングが不要という新技術で勝負を掛けてきています。買ってきて洗ったらすぐ使える手軽さは初心者の方には嬉しいですね!またサイズも豊富なのがキャプテンスタッグの特徴。1人用から10人前は作れそうな大鍋のダッチオーブンまで豊富に揃っていますので、家庭用の揚げ物の鋳物鉄鍋としてこちらの商品をアウトドア用と合わせてふたつ買い求める人も多い商品。コスパが良いからこそできる選び方といえるでしょう。
専用袋もあるとなおよし!
重いダッチオーブン用の袋はしっかりとした素材と作りが必要とされますが、各メーカー共専用サイズということもあり価格が高いのが難点。キャプテンスタッグではこの専用袋も他とくらべて非常に安く買えるので、予算を大幅に下回ったという方はぜひセットで持っていると便利でしょう。
コスパやサイズなど基本情報
コスパ的には今回ご紹介している中ではトップクラスの買い求めやすさがあります。サイズは14・20・22・25センチと最大は直径30センチにもなる巨大なものまで揃っているのでソロキャンから何家族かで行くキャンプにも対応できるのが嬉しい。だいたい同じ10インチサイズの他メーカーと重さを比較しても鋳鉄製では軽いのも見逃せません。
人気メーカーダッチオープン比較5.TSBBQ
TSBBQというと耳慣れないメーカーのように感じる方も多いでしょう。しかし日本製で燕三条で作られているこだわり商品と聞くと安心されるのではありませんか?
TSBBQ ライトステンレス ダッチオーブンTSBBQ-005
TSBBQ ライトステンレス ダッチオーブン
TSBBQとはものづくりの町・新潟県の燕三条で作られたこだわりのブランド名。その名前もTsubasa Sanjyou BBQという意味とTry Stilish BBQとをかけて頭文字を取って付けられています。日本人なら誰でも知っている日本製品の質の良さに大満足できる商品です。
この商品のおすすめチェック!
ピカピカと輝くボディはステンレスとアルミニウムの三層鋼で、ダッチオーブンでは世界初となるもの。従来品よりも更に軽さと使いやすさを両立しており、キャンプと家庭用の両立を目指して作られているだけに初心者の方や家使いのためできるだけ軽い鍋が欲しいという選び方をしている人にもピッタリ!
コスパやサイズなど基本情報
この鍋のサイズは内径約255mm深さが約155mm。蓋部分まで含めた高さは約150mmで、たっぷり約5.4Lの容量があるものに仕上がっています。これだけの容量がありながらも約4.18kgという軽さを実現したダッチオーブンです。
人気メーカーダッチオープン比較6.ニトリ
最後にご紹介するのはとにかくコスパで勝負のニトリ製です。有名アウトドアブランドにはこだわらない。決められた予算内でダッチオーブンも照り入れたいという方には大変ありがたいメーカーではないでしょうか。
ニトリ ダッチオーブン(19cm)8941929
ニトリは少し前にスキレットが安いということで話題になりましたが、アウトドア製品ならダッチオーブンも要チェックです。他のメーカーのようにたくさんラインナップがあるわけではありませんが、家庭でも使いやすい一般的な鍋かそれ以下の価格で買えるお値段設定がさすがニトリといったところでしょう。
この商品のおすすめチェック!
とにかくはじめて購入するダッチオーブンは安さと軽いこと、あとはコスパで選びたいという初心者の方におすすめなのがSNSでもたびたび話題になるニトリ製品。19cmサイズのダッチオーブンがあります。家庭のキッチンでも使えると明記されているのもアウトドアにあまり出向く機会がない方でも買いやすいポイントではないでしょうか。
コスパやサイズなど基本情報
19センチサイズといえば片手鍋よりも2周りくらい大きめのサイズ。この大きさで重量が約3kgというには軽い方でしょう。詳しいサイズは幅245×奥行210×高さ110mm。他のアウトドアメーカーの製品と比較すると少し小さめにできているようです。素材は鉄なので一般的な鉄鍋の取り扱いに準じます。買って利用前にはシーズニング、使い終わったあとには洗剤を使わず洗い油をなじませてさびに注意して保存すると安いニトリ鍋でも長く使えてコスパの良さを感じられるでしょう。
まとめ
ダッチオーブンは人気メーカー比較を参考に選ぼう
初心者が買い求める場合のダッチオーブンの選び方ヒントやおすすめの人気ブランド商品をご紹介してきましたがいかがでしたか?ダッチオーブンは安いものなら数千円からありますがサイズが大きくなれば1万円を超えるものも珍しくなく試しに買ってみるというのが難しい製品です。失敗しないためにも自分の使い方や鍋の大きさ、メンテナンスやシーズニングの要不要の希望などしっかり再確認してから鍋選びをするのがおすすめです!気になる商品があったら是非手にとってみてくださいね。
メーカー比較が気になる方はこちらもチェック
ダッチオーブンの他にもさまざまなアウトドア用品のおすすめメーカーやその比較記事をたくさんご用意しています。初心者でどのメーカーが人気なのか気になるという方は是非こちらも参考にされてみてはいかがですか。
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