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ワンポールテントとタープを連結する方法まとめ!簡単なのに快適さ爆上がり!

ワンポールテントとレクタタープやヘキサタープなどの組み合わせは相性がいいですが、連結しないと少し快適性が下がります。あまりイメージしにくいワンポールテントとタープの連結ですが、実が簡単にできて快適に過ごせるようになりますよ。どうやって接続するか紹介します。
更新: 2022年5月1日
揚げ餅
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目次

ワンポールテントとタープは連結しやすい

一部ワンポールテントには連結ループがある

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%AE%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%89%E3%82%A2%E7%94%A8-%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3/dp/B08FKR198D/ref=sr_1_99_sspa?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97&qid=1611068879&sr=8-99-spons&psc=1&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUFNNVFRWFBKOVlGVkomZW5jcnlwdGVkSWQ9QTAzOTg3NjkzRDNYR1hOUTBVOTJYJmVuY3J5cHRlZEFkSWQ9QTI4Nk9NOUxNVUU0VUImd2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGZfbmV4dCZhY3Rpb249Y2xpY2tSZWRpcmVjdCZkb05vdExvZ0NsaWNrPXRydWU=

ワンポールテント(モノポールテント)はドームテント、ロッジテントやベルテント比べ、ヘキサタープやレクタタープと連結しやすい物が多いです。簡単に接続できるようにフライシートの上部に接続用のループがある製品もあります。接続ループがある製品は強度もきちんとあり初心者でも接続しやすいでしょう。必ずループがあるというわけではなく仕様変更ループがなくなったテントもあるので注意してくださいね。
 

ワンポールテントとタープを連結する魅力

モノポールテントとも言われているワンポールテントは設営がしやすい分、前室が小さいモデルも多いためタープと組み合わせて使ったほうが快適に過ごせるようになります。接続するまでは少し大変ですが、接続する魅力を紹介しますね。

雨と日差しに強い

出典: https://unsplash.com/photos/8yt8kBuEqok

モノポールテントから出てすぐにタープの屋根があると雨に濡れにくくなります。いくつか連結する方法がありますが、ループを使わず連結する方法だと特に雨に強くなりますよ。モノポールテントはドームテントと比べ三角形のため入り口部分に雨が流れやすく出入りのときに雨が室内に入りやすいという弱点がありますが、連結である程度軽減できます。

また、タープにより太陽を遮る効果があり遮光性がアップしテント内が涼しくなるなど効果が期待できます。

省スペースで設営可能

従来のレイアウトではテントと間を開けてタープがあるという形でしたが、接続することでテントから出るとすぐにタープがあります。間を開けずに詰めて設営するという形になり、テントとタープが省スペースで設営できる魅力があります。省スペースに設営することで、大型テントを使っていても、小型の区画サイトにタープとテントの両方が収まるようになりますよ。

区画からはみ出さないようにレイアウトできるというのは非常に重要です。

連結の注意点

出典: https://unsplash.com/photos/9Dt4WutvwDs

連結する方法にもよりますが、連結状態は風に弱くなります。また、フライシートの強度が経年劣化などで下がっていると風に負けてフライシートが破損する場合もあるので、風が強いときは連結しないようにしましょう。

後述する小川張りはモノポールテントやドームテントとタープの連結方法として非常に人気がありますが、延長ベルトをしようすることから同様に風に弱くなります。ベルトは強度の高いものを必ず使うようにしてくださいね。

ワンポールテントとタープの連結方法

ループ付きワンポールテントを使う

前述したように最も簡単で誰でもできる接続方法です。ただし、どんな組み合わせでもできるというわけではなくループがあるモノポールテントでしかできないのため、すでにモノポールテントを持っている方は、他の方法を参考にしてください。また、新たにテントを購入する方はループがあるか必ず確認して選んでくださいね。

DODのように旧モデルはループがあり簡単に連結できましたが、強度の関係で最新モデルにはループがないという場合もありますよ。

説明書の記載を確認

ループが付いていても説明書には接続できない、しないでと書かれているケースもあります。フライシートはただの布のためタープポールと比べると強度はどうしても低くなります。風が吹いているときは破損の原因になりやすいですよ。もし説明書に接続しないように書かれていたら他の方法を試してくださいね。


小川張り

小川張りは小川テント(現キャンパルジャパン)が展示などで行っていたタープとテントの張り方です。タープポール位置をずらし、本来ポールが来る位置にテントを設営するというやり方になり、ポールをずらした分ガイロープなどでタープとポールを繋ぐ必要があります。ロープの強度が低いとできないやや特殊な張り方と言えます。

きれいに張れることからおしゃれなレイアウトとして人気がありますが、モノポールで小川張りをするのは珍しいです。

ワンポールテントで小川張りをするには

小川張りはどんな組み合わせでもできますが、モノポールテントで行うことは珍しいです。小川張りができるモノポールテントはタープポールより高さがないソロ用の小型のものだけとなります。簡単に前室が確保できますが、背の高い大人数向けは小川張りに向いていないので注意してくださいね。

タープを引っ掛ける

小川張りと似ているようで少し違う方法がタープをテントにかぶせるようにしてテントを設営するやり方です。引っ掛けた状態でガイロープで飛ばないようにタープを抑えるというやり方になり、ワンポールテントにループがない場合でも接続できます。

ガイロープで引っ張って固定するためタープのハトメ(グロメット)部分に張力がかかりやすく、強度がある縫い方になっていないと破れやすいです。あて布があったり、補強されているタープを使いましょう。

市販品を活用する

従来は小川張りをするために接続用ベルトなどを自作するケースが多かったのですが、近年は小川張り、小川張り風の張り方を簡単にできる市販品も発売さています。ワンポールテント専門のアイテムもあり初心者でも気軽に連結できるようになっていますよ。現在でも自作する方も多いですが、小川張りの知名度が高くなったことにより初心者でも使いやすいさまざまな便利アイテムがあるのでいくつか紹介しますね。

セッテングロープ

REVOR (リボル) 小川張り専用 タープ

出典:Amazon

多彩なカラーバリエーションがある小川張りに使う延長ベルトです。セッティングロープという名称で発売されていることもあり、小川張りのちメイドが低い時代では小川テント以外のタープで小川張りをするには自分で延長ベルトを自作しないといけませんでしたが、現在はさまざまなメーカーから発売されていますよ。

耐久性、カラーバリエーション、扱いやすさなどを比べながら選ぶといいでしょう。自在金具で自由に調整できるタイプだと便利です。

キャプテンスタッグ 延長ベルト

馴染みのあるアウトドアブランドからも同じような延長ベルトが発売されていますよ。しらないメーカーだと強度が不安という方もキャプテンスタッグなら聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?ハトメが6箇所ありロープの長さ、ベルトの長さが調整しやすくなっていますよ。ベルト長290cmもあり、カラビナフックもきちんと付属していて簡単に連結と広い前室が確保できます。

ノースイーグルのような鋭角テントで接続しやすいでしょう。

トンガリハット

ループがないモノポールテントでも簡単にタープを接続するためのアダプターです。テントとは別生地になるためフライシートの強度が低くても痛むことがなく使えますよ。本品が発売されるまでは自作するユーザーが多かったのですが、本品だけで簡単に連結できることから自作するユーザーは少数派になったかもしれませんね。

モノポールテントの三角形の屋根に合うように作られていて組み合わせを深く考えなくてもきれいに合うようになっています。

接続に対応したタープを使う


市販されている一部タープにはあらかじめ接続して使うことを前提にして作られているものもあります。接続を前提に考えられているタープはループがなくても接続しやすくなっていますよ。フライシートにあるループで接続するやり方と比べるとタープに加工があることでフライシートに強度がなくても比較的接続しやすくなっています。

イメージ的にはタープを引っ掛けてフライシートにかぶせるようにして設営する張り方と同じです。

自作する

前述した接続方法ができないという場合は自作でアダプターを作るという方法もあります。DODのトンガリハットを作る感じとなり自作のメリットは好きな色、材質が選べる点です。テントにマッチした色でテントアクセサリーが作れるため一体感のある連結が可能になりますよ。

また、購入するより低予算でできるところも魅力的です。トンガリハットと同じ構造をしたものを作るだけなら不器用な方でも比較的簡単にできると言われています。

張り方を詳しく紹介

ループに接続する方法

張り方が非常に簡単な方法ですが、ループが付いているテントで直接の連結はしないように書かれていることもあり、現在はあまりされていない連結方法になります。やり方はテントを設営し終わった後、テントに付いているループにカラビナフックを通します。

同じようにタープのハトメ、ループにカラビナフックを取り付けてテントとタープを接続しましょう。こうすることでテントがテントポールの代わりになってくれますよ。後は普通にタープを設営するだけです。

簡単に前室が確保できる

強度が心配になりますが、一番簡単に連結できるやり方で簡単に前室が確保できますよ。テントがポールの代わりになるため反対側にタープポール一本使うだけでタープが設営できます。フライシートの破損を防ぐためにも風が吹いていないときに行いましょう。

かぶせる張り方

ループがある場合でも直接接続できないタイプは少しだけかぶせるようにして設営するようにしましょう。張り方の種類を紹介したときのようにタープのハトメ(ループ)部分にあて布などで補強されていないと破れやすいですが、フライシートに負担をかけずにきちんと連結できますよ。慣れると簡単にできるやり方なので、注意書きがないタープでもこちらのやり方がおすすめになります。

フライシートが破れると修理するだけでも高額になってしまいますよ。

 

やり方

やり方はテントを設営した状態で、タープのかぶせる部分のハトメにカラビナフックを取り付けて、テントの上にかぶせてから、ガイロープで引っ張って固定しておきます。後は普通にタープを設営するように反対側のループにポールを通して、ポールを立たせてガイロープを張っていきタープを自立させていきましょう。残りのループにもガイロープを通してタープの開き具合などを調整すれば完成です。

連結することで快適な前室、リビングが確保できますよ。

ポイント

この方法だと完全に連結できますが、雨がひどいときは三角屋根のためフライシートとタープの間から雨が流れ落ちてきやすいです。このような場合はフライシートを少し張り出して跳ね上げるようにしておくとある程度防げるようになりますよ。他の連結方法でも同じように雨対策としてフライシートの跳ね上げは有効的です。

小川張りのやり方

やり方は前述したようにポールの位置を下げてタープとタープポールを延長ベルトでつなぐという形になります。本来ポールが来る位置にテントを持ってくるやり方となりタープポールがワンポールテントより高くないとテントの先端にタープの荷重がかかり危ないです。やり方自体は非常に簡単ですよ。

タープの後方部分のハトメにカラビナフックを引っ掛けて延長ベルトとタープを繋ぎ、後はいつもどおりタープを設営するだけでできます。

DODの製品を使うやり方


組み合わせを考えなくても感単に小川張り風の連結できるアイテム「トンガリハット」を使った連結方法です。テントの頂点に乗せて前方ではタープと連結し後方はガイロープで抑えるだけで、非常に簡単です。張り方は先にトンガリハットをテントの中央部分に乗せて、トンガリハット用のガイロープを張ってから、タープを接続した後、トンガリハットがズレ落ちないように抑えながらワンポールテントを設営するだけです。
 

小川張りとの違い

トンガリハットという追加のアイテムが必要になりますが、小川張りとの違いは背の高いワンポールテントでも簡単に連結できるようになっています。その分隙間が開きやすかったり、テントの色とトンガリハットの色が合わないという場合もありますよ。シンプルな構造ですが、フライシート自体に張力はかからないため薄手のフライシートでも連結できる製品として非常に評判がいいです。

自作する方法

自作のやり方はたくさんあります。シンプルな方法は輪になっているものにカラビナフックを2つ引っ掛けるだけです。ワンポールテントの先に輪を引っ掛けてカラビナフックにガイロープを通してテントの後ろでペグダウンし、もう片方のカラビナフックはタープと連結します。

後は他の張り方と同じようにタープとタープポール1本だけ使って張っていきましょう。100均一でもカラビナフックは手に入りますが、ファッション向けのため強度は低いです。

改良版もおすすめ

同じやり方ですが、ワンポールテント、フライシートにダメージが入らないようにパラコードで加工した少し手のかかるやり方です。リング状の持ち手にパラコードをまいていき、一回り小さいリング状のパーツもパラコードでつなげいきます。

奥行きをつけることでシンプルなものより抜けにくくなり、連結したタープが外れる、倒壊するといったトラブルを防いでくれますよ。見た目もおしゃれにかっこよくなるためDIYに自信がある方におすすめです。

まとめ

接続方法は単純

Photo by ajari

ワンポールテントの連結方法は意外と簡単なものが多いですよ。テントにあるループを使うタイプの連結方法はテントに負担がかかりやすいため無風のときに行いましょう。組み合わせにもよりますが、他のやり方も風があるときは連結しないほうがいいですが、アダプターなどを使うとテントへのダメージが抑えられますよ。アダプター自体は非常に簡単な構造をしているのでDIYが得意な方は自作すると自分のテントに合ったものが作れますよ。

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