ソフトクーラー 11
ソフトクーラー18
ソフトクーラー38
ハードロッククーラー 40QT
クーラーボックスの必要性について
アウトドアの必須アイテム
クーラーボックスは魚釣りでもキャンプでも必要になるアウトドアに欠かせない道具です。夏のキャンプでは日差し、気温から食材を守らないと道中で買っても食べる前までに肉類や魚貝類が傷む可能性が高く、危険です。また、冬のキャンプではテント内に薪ストーブなどの暖房器具を導入していることもあり、お酒をロックで楽しみたいという方は、氷を溶かさないようにクーラーボックスを愛用しますよ。残暑が厳しい秋でも使うことがあります。
信頼性が重要
簡易クーラーボックスと言われる発泡スチロールでできたタイプは安価で100円均でも手に入りますが、キャンプのように長時間屋外で過ごすアウトドアでは簡易クーラーボックスではなく本格的なものがおすすめです。明らかに保冷力に差がありジュースや食材の温度が違いますよ。しっかり保冷できるとゼリーなどのデザートもキャンプで作れます。価格が高くなりますが、快適なキャンプを過ごすにはクーラーボックスにも費用をかけましょう。
スノーピークのクーラーボックスを紹介
高品質なギアが魅力のスノーピーク
クーラーボックスを専門に発売している会社やアウトドア用品専門ブランドから、キャスター付きだったり高いところから落としても割れないような頑丈なものなど魅力的なクーラーボックスが発売されています。今回は日本の有名アウトドアメーカー「スノーピーク」から2020年9月22日現在発売しているクーラーボックスを紹介しますね。サイズ違いなどのバリエーションもありますが、HPに記載されているものをメインに紹介します。
クーラーボックスは2つのタイプがある
スノーピークが発売しているクーラーボックスにはトートバッグのように折りたためるソフトタイプ、コンテナのように頑丈なハードタイプの2つのタイプがあります。それぞれ複数のサイズバリエーションがありますが、ハードタイプのサイズバリエーションは公式HPに記載がなく廃版になった可能性もあります。気になる方はこまめにクーラーボックスのHPを確認するといいでしょう。ソフトタイプのサイズバリエーションは後述します。
ハードタイプのクーラーボックスについて
ハードタイプの特徴
ハードタイプの特徴は頑丈さと、高い保冷力です。容量が大きいものも多く、キャスターやベルトで楽に持ち運べるようになっていますよ。また、ソフトタイプと比較すると非常に頑丈で製品によっては熊でも壊すことはできず、椅子としても使えるほどです。発泡スチロールも固くて強度がありますがぶつけると割れますよね。ハードタイプのクーラーボックスは多少ぶつけても問題ないものが多くまさにアウトドア向けのクーラーボックスになります。
ハードタイプのメリットとデメリット
肉厚の樹脂などでできた箱状のクーラーボックスのため、外気の影響を受けにくく保冷力は非常に高いです。また水が抜きやすいように底に栓がある商品も多く使いやすいです。一方硬い樹脂でできているため、使わないときは潰すことも、折りたたむこともできず場所を取ります。サイズが大きく、さまざまなものを収納できるますがオートキャンプ向きになるものが多いです。バイク、徒歩では少し使えいにくいですよ。
ソフトタイプのクーラーボックスについて
ソフトタイプの特徴
ソフトタイプのクーラーボックスは保冷力は下がりますが、トートバッグのように持ち運びしやすく、柔らかいため使わないときは潰したり、小さく折りたたんで運べる魅力があります。気軽に持ち運べることからアウトドア以外にもピクニックなどの行楽にも使いやすいです。また、折り畳めるなどの収納面だけではなく本体も非常に軽く大型サイズの40L近いものでも2kg未満となります。小さいサイズなら1kg未満の物もあり軽いですよ。
ソフトタイプのメリットとデメリット
ハードタイプとソフトタイプのメリット、デメリットは真逆になります。ソフトタイプは軽量で持ち運びやすく行楽にも使いやすいですが、バッグのようなものため落してしまうと、クーラーボックス自体は壊れませんが中のものジュースやお酒が瓶だと割れる可能性があります。強度がなくクッション性もありません。またクーラーボックス自体も何かに引っ掛けると引き裂かれる可能性がありますよ。また全体的に保冷力はハードタイプより低いです。
スノーピークのクーラーボックス1:ハードタイプ
ハードロッククーラー 40QT
ハードロッククーラー 40QT
スノーピークが公式HPで商品を紹介しているクーラーボックスの中で唯一のハードタイプクーラーボックスが「ハードロッククーラー 40QT」です。容量は38L。サイズは内寸で64×241×高さ279mmになり、本体重量は11kgです。ファミリーキャンプにちょどいいサイズ感となります。スノーピークが発売していますが、グリズリー社とのコラボ製品です。グリズリー社はアメリカの企業でクーラーボックスの先駆けとなるブランドです。
グリズリー社のクーラーボックスとは
グリズリー社とはアメリカの有名メーカーです。人気クーラーボックスとして必ず名前が上がるYETI社よりも先に発売したのがグリズリー社となり信頼性は非常に高いです。ハンター(猟師)が愛用しているクーラーボックスということで非常に頑丈です。またグリズリーは熊を意味し日本にいるツキノワグマより凶暴で力強いグリズリー種の熊でも同社のクーラーボックスは開けることができないと言われているぐらい堅牢さがあります。
特徴1:しっかりロックできる
蓋にはスノーピークのロゴがありますが、裏にはグリズリー社のロゴがあります。またグリズリーでも壊せないことを意味するマークもきちんと記載されています。蓋と本体は南京錠2箇所の位置でロックができるところもポイントです。パーツで固定するだけではなくきちんとした鍵で物理的に開けなくすることもでき、寝ている間に野生動物に散らかされないようにできますよ。キャンプ場は意外と野生の動物が現れやすく、食べ物の処理は大切です。
特徴2:保冷力と扱いやすさ
厚みは平均すると5cm程度あり、厚いところでは7cmほどになると言われています。樹脂が厚ければ厚いほど外気温の影響を受けず、保冷力が高くなりますよ。また単純に厚みがあるとその分だけ強度も増します。底部には大型のドレーンホール(穴)があり、大型の栓で操作しやすく水抜きも簡単です。また、本来のグリズリー社のクーラーボックスとは違い別注カラーになっていてスノーピークらしいおしゃれな色合いになっています。
サイズバリエーションについて
2020年9月22日の時点ではHPにサイズバリエーションの記載はありません。しかし過去には少人数でも使いやすい小型のハードタイプもあり、ハードロッククーラー20QT(19L、7.5kg)とハードロッククーラー75QT(71L、15.5kg)の2種類も販売していました。どの大きさもグリズリー社のもので価格が高いですが、高品質で口コミでも高く評価されています。ほしい方はオークションや中古で探しましょう。
口コミ・評判
グリズリー社のOEMとなり他のクーラーボックスと比較すると価格が高くなります。価格が高価ですが、保冷力やサイズなどは口コミでも評判がいいですよ。また頑丈さも口コミで高く評価されていて一生使えると言われています。価格は高いですが評判がよく、人気のため売り切れやすいです。2Lペットボトル6本程度収納できます。
高い保冷力で、2泊3日程度なら全く問題ありません。大きさも3人家族くらいまでなら40QTがベストと感じます。重さは多少ありますが、頑丈で、ベンチにしたりと重宝します。
スノーピークのクーラーボックス2:小型のソフトタイプ
ソフトクーラー 11
ソフトクーラー 11
縦長でスマートな容量11Lのコンパクトなソフトタイプのクーラーボックスです。ハードタイプと比較するとコンパクトで持ち運びやすく価格が安く、他の容量と比較すると縦長タイプで省スペースとなり持ち運びやすいですよ。厚みがなく保冷力はハードタイプよりも低いです。ソフトタイプの保温する仕組みは、キャンプの寝床としてもよく使われている銀マットと同じで、アルミにより熱を反射させて温度をキープしています。
素材について
断熱材エアシェルが使われていてアルミコーティングだけを施しているソフトクーラーボックスと比較すると柔らかさもあり少しだけクッション性もありますよ。表地はPVCナイロンが使われ、ナイロン生地の表面にPVC(ポリ塩化ビニル)が使われて完全防水になります。さらにPVCにより傷や汚れも防がれナイロンがほつれる、やぶれるというトラブルを防いでくれる素材が使われ、2Lのペットボトルを4本入れても大丈夫です。
特徴:加工
ソフトタイプは布のバッグのように柔らかいため、結露などの水分が外に漏れ出さないか心配になるかもしれませんね。通常の縫い方なら縫い目や縫い穴ができしみやすくなりますが、スノーピークのソフトクーラーボックスは音波での接着をしています。熱で溶かさず接着するため食品を扱う容器でも安心して使えて、縫い針やホッチキスを使わないことから異物の侵入も防げる非常に安全な加工方法でできていますよ。
口コミ・評判
他のクーラーボックスと比較すると一番小さく、価格が安いモデルです。その分容量も小さくキャンプではなくピクニックなどの行楽に便利と評価されています。メインに大きなクーラーボックスを使いサブとして持っていくと便利という口コミもあります。保冷力はハードタイプより下がるので注意してくださいね。サブとしておすすめです。
キャンプというより、もう少しライトなピクニックにちょうど良いサイズ感です。冷えたスパークリングワインとレバーパテとクラッカーとピクルスを入れて、芝の公園や土手で一杯やるのにもっていこいのサイズ。
スノーピークのクーラーボックス3:中型のソフトタイプ
ソフトクーラー 18
ソフトクーラー18
容量が18Lのキャンプで使いやすいサイズのソフトタイプのクーラーボックスです。音波接着やPVC加工を施したナイロン、アルミコーティングエアシェル内層材のクッション性もある断熱材など基本的な構造は11Lのものと変わりませんよ。スノーピークらしい色合いやロゴがおしゃれと口コミでも評判がよく、使いやすいサイズ感です。ファミリーキャンプでは大型クーラーボックスのサブとして使うとちょうどいいサイズとなります。
特徴:サイズ感
クーラーボックスのサイズは343×241×高さ229です。1.5L、2Lのペットボトルの高さ31cmのため入りそうにありませんが、蓋の部分を含めるとちょうどいい高さになります。重さは820gでショルダーバッグのように持ち運べるサイズ感です。保冷力もありますが、カメラなどの濡らしたくない電子機器を入れておく小物入れとしても活躍しテーブルの上やスタンドの上などに置き、見せる収納としても使える万能サイズですよ。
口コミ・評判
保冷力はありますが、ハードタイプと比較すると容量が小さめのためファミリーキャンプには向かないと評価されています。そのぶん価格が安くすでにハードタイプのクーラーボックスを持っている方は使いやすいと評判がいいですよ。スタンドにおいて飾っても映えると人気です。
家族で行く冬季キャンプのサブクーラーとして購入しましたが、先日ソロキャンで使用しました。
家に帰るまでしっかりと冷えていて、これからもソロでは活躍しそうです。
夏場はドリンク類が増えるのでソロでも少し容量が厳しいかも
スノーピークのクーラーボックス4:大型のソフトタイプ
ソフトクーラー38
ソフトクーラー38
ハードタイプのクーラーボックスと同じ容量のソフトタイプのクーラーボックスです。使わないときは潰してコンパクトにできて便利です。ファミリーキャンプでも使いやすい大きさとなり2Lのペットボトルを16本も収納できます。サイズは530×310×高さ320mmと高さもありいろいろな物を収納でき、重さは1760g。ハードタイプと比較すると多少生地が膨らむため融通がききます。
特徴:大容量で軽い
大容量のソフトタイプのクーラーボックスということでファミリーキャンプでも使えて軽い特徴があります。同じ容量のハードタイプと比較すると重さは5分の1ほどと非常に軽いです。また保冷力を活かして買い物袋としての使い方をするという口コミが多いですよ。ソフトタイプですが、保冷力がありきちんと温度をキープして持ち運べますよ。大きいためスタンドにも置きやすく価格面でもハードタイプと比較すると安く初心者におすすめです。
口コミ・評判
ソフトタイプですが、きちんとした保冷力があると評判です、使わないときは折りたためてコンパクトですが、スタンドに置いておしゃれに飾ることもできますよ。音波接着によりきちんと接着されていて頑丈なつくりも評判がいいです。ハードタイプと比較すると価格も安く普段使いにおすすめです。
保冷力は一般的なソフトクーラーよりとても良く感じました。デザインもスマートで気に入っています。重たいものを入れても大丈夫であろう頑丈な作りもさすがだと思います。
クーラーボックスのスタンドについて
スノーピークからスタンドは発売されていない
クーラーボックスを置くスタンドがあると取り出すときに、いちいちしゃがまなくてもよくなり楽に取り出せます。また、高い位置に置くことで傷や汚れから守ってくれて清潔に使えますよ。さらに温かい地面に直接置かないことで保冷効果も長持ちしますよ。スノーピークからはスタンドが発売されていないため他のメーカーのスタンドを利用するといいでしょう。クーラーボックスを見せて収納する場合は特にスタンドが必要になります。
スタンドの選び方
安価なキャプテンスタッグ、コールマンやおしゃれなオンウェーやフィールドアなどいろいろなブランドが発売しています。また、ブランドだけではなくスタンドの材質もさまざまなものがあり、低価格な金属製のものからデザイン性を重視した木製のものなどもあります。デザインや価格、口コミや評判などを見ながら選ぶといいでしょう。
スノーピークのクーラーボックスまとめ
使いやすいクーラーボックスが豊富
スノーピークにはソフトタイプが3種類、ハードタイプが1種類の計4種類のクーラーボックスがります。価格は少し高価ですがデザイン性や性能もよくソフトタイプは普段使いもできますよ。それぞれ比較すると保冷力や携帯性がことなるためどちらのクーラーボックスが自分のキャンプスタイルに合っているか、使い方に合っているか考えて選ぶといいでしょう。また、より普段使いしやすい保冷バッグのクーラートートもありますよ。
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