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本栖湖の釣り講座!釣りポイントやシーズン、釣り券購入方法など詳しくご紹介!

雄大な逆さ富士が見える景色が有名な本栖湖ですが、実は水がきれいで透明度が高く釣り人に人気のある場所でもあります。どんな場所でどんな魚がいるのか。そして知っておくべきことなどそんな本栖湖の釣りに行きたくなる情報を集めてみました。
2020年11月25日
肉屋のタカ
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本栖湖とは?

Photo bymutomasataka

本栖湖は逆さ富士の雄大な景色の見れる富士五湖の一つで山梨県にあります。もっと言えば、千円紙幣のにも描かれています。手つかずの大自然が多く残っておりキャンプができるアウトドアフィールドとしても有名な国立公園です。実は富士五湖の中で一番深く透明度も高い為、魚の種類やサイズ、フィールドも幅広く釣り人にも人気のポイントとなっています。ではなぜ人気があるのか、人気の理由。そして釣れる魚の種類や釣り方、ポイントやおすすめの時間、必要な釣り券とその料金、そして知っておくべきルールやシーズンなど一つ一つ見ていきましょう。
 

釣りに行く前に調べておこう!

Photo bynattanan23

本栖湖へ釣りに行くにあたって知っておくべきことがいくつかあります。釣り方やポイントもですが、その前に釣りをする上でのルールです。富士五湖は各湖の漁業協同組合によって管理されており、魚の種類によっては解禁期間や制限があり、釣り券料金も決まっています。特にキャンプが人気なこともあり夏や秋におとずれる人も多いのですが、夏はヒメマスの解禁期間ではないのに知らずに行って禁漁期間だったということもあります。本栖湖のルールうあ釣り人のマナーを守って釣りを楽しめるようにしっかり調べていきましょう。

①本栖湖の釣りルール

まず知っておくべきルールは魚の種類ごとの解禁期間です。本栖湖の場合はヒメマス釣りとその他に分けられています。ヒメマス釣りは五年で春と秋の2か月間だけ、その他は1年中釣ることができます。またヒメマスとニジマスは個体数の保存の為に一日に釣っていい数にも制限がありますので気を付けましょう。他にも国立公園法により動力船は禁止、あとカヤックなどの持ち込みも禁止です。船を使う場合はレンタルしましょう。

②釣り券の料金

もう一つは遊漁料金、釣り券を買っておく必要があるということです。漁協組合が水産資源を維持するために漁場の管理をしていく為の料金です。本栖湖では観光案内所やキャンプ場の浩庵、本栖湖魚漁協同組合承認証販売所という上りのある場所で釣り券を購入しましょう。ヒメマスの釣り券の料金は1日で税込3150円、その他の魚の場合は1日税込1000円(前売りなら税込800円)となっています。前売り料金がお得なので前もって釣り券を購入しておきましょう。

③ヒメマス釣りのルール

 本栖湖はにヒメマスだけルールを決めてあります。ヒメマス釣りは3月25日から4月25日、10月25日から11月25日という春と秋2つのシーズンに解禁されます。この期間は年度により誤差があるので前もって問い合わせて確認をすることをお勧めします。また5月1日から6月30日まではヒメマスが回遊しているので、餌をつかった釣りは禁止なので注意しましょう。一日に釣っていい尾数も30尾までと制限されています。

本栖湖に釣りに行こう

Photo by senngokujidai4434

次は本格的に釣りに行くための計画です。具体的に何を釣りに行くのか、魚種を絞っていくのならその魚おすすめのシーズンや時間、そしてポイントがあります。特に人気のヒメマスなら早めからの計画が必要でしょう。さらに本栖湖ではポイントを決めるもう一つの要因があります。それは景色を楽しみながら釣りもしたいという方。せっかくの本栖湖なので富士山の正面で絶景を楽しみながら釣りをするなんて最高ですね。ここでは計画を立てる参考になることを調べてみました。

①本栖湖の釣りポイント

本栖湖の代表的なポイントではバス釣りに人気な溶岩帯、モンスターサイズも期待できる大久保ワンド、豊富な魚影が確認できる浩庵荘、急に深くなっていて釣り人も少ない給水塔ワンド、遠浅で小さめのブラックバスが釣れる競艇ワンド、ヒメマスやニジマス、鯉もいる大物が期待できる川尻、ニジマスやブラウントラウトが釣れるが冬は凍結の為春がおすすめの場所桜井の鼻、サイズは小さいものの魚影が多い船の発着所があります。いくつかの候補を立てアクシデントにも対応できるように計画を立てましょう。


②釣りにいくおすすめの時間

釣りのおすすめ時間というのはだいたい朝方から午前中と夕方、俗にゆう朝マヅメと夕マヅメです。ほとんどの場合がおすすめは午前中ということになるでしょう。夏に人気のスポットですが正午~日中は熱中症の危険性がありますのであまりお勧めはできません。その時間に釣りをするなら十分な対策が必要です。都心から2時間ほどで移動できる人気スポットですが釣りたい時間、移動時間なども考慮して計画をたてましょう。

③ヒメマス釣りと時間

人気のヒメマス釣りは制限が多く、1年に2か月間だけという短い時間しか体験できません。その上ヒメマスは非常に傷みやすいという特徴があります。自分で釣ったときしか刺身は食べられないと言われるほどです。サケ、マスの中でも一番おいしいと言われる味を体験するには制限時間があるのです。なので移動時間、ポイントをとる時間、釣る時間、そして釣った後のことまでしっかり計画して釣りに行きましょう。

本栖湖の釣りシーズンはいつ?

Photo by hogeasdf

釣りに最適なシーズンはそれぞれ魚の種類によってちがいます。ヒメマスは初夏と秋の解禁期間しか釣ることはできません。ブラックバスは5月から9月までがシーズンですがおすすめは産卵期に入る5月です。この時期は産卵のため敏感になってるかもしれませんが釣り方次第では産卵のために栄養を蓄えた良型がねらえるシーズンです。キャンプ、景色、釣りと目的にあわせて釣れる魚種を選ぶのもいいかもしれませんね。ではそれぞれのシーズンの特徴をみてみましょう。

①夏に釣りに行く

Photo by hogeasdf

夏の本栖湖といえばキャンプや夏レジャーで大人気のアウトドアスポットです。それだけにこのシーズンは場所取りが非常に困難です。とくに浩庵荘付近、ボート発着所付近で釣りをするのは難しいでしょう。さらに初夏ならともかく真夏の正午から日中にかけての日差しも厳しく天気の良い日ほど釣りにはむかないでしょう。やはりおすすめは午前中といえます。春から夏といえばバス釣りが人気のシーズンです。ルアー準備して出かけてみる夏もいいですよね。

②秋に釣りに行く

Photo byLarisa-K

秋は年に二度しかないヒメマスの解禁シーズンです。ここぞとばかりに釣り人が集まってくるでしょう。釣る時間やポイント候補、ボートや道具はどうするか、それに絶品といわれる魚なので釣った後のことまでしっかり計画して臨みましょう。秋はヒメマスのシーズンでもありますが紅葉に色づいた素晴らしい景色もみれるでしょう。涼しくなった時期にボートをレンタルして静かに景色を眺めながら釣りを満喫する、ぜいたくな時間になること間違いなしです。

本栖湖で釣れる魚の種類

Photo byCock-Robin

本栖湖で釣れる魚の種類は最も代表的なヒメマス、ニジマス、ワカサギ、それにトラウトサーモンやブラウンサーモンのサケ科、小型から良型までいるブラックバス、それに鯉にオイカワ、ウナギなども釣れます。富士五湖の中でもとくに水質もよく水深もとくに深い場所なので種類やサイズは幅広く、釣り人を楽しませてくれます。季節や種類によってルールや釣り方も変わりいろいろな方法にチャレンジすることも釣りの楽しみですね。まずはポイントやシーズンもあわせて一般的な釣り方を種類ごとに見ていきましょう。

本栖湖で釣れる魚①:ヒメマス


Photo byBarbaraJackson

①ヒメマスを釣るポイント

本栖湖を代表する魚のヒメマス。この魚は淡水魚ですが海に出たものをベニザケといい、湖沼残留したものをヒメマスといいます。解禁期間は春と秋に1か月間づつのみで一日に30尾までという絶対的なルールによる制限があります。釣り券の購入も必要なので情報を仕入れるついでに問い合わせて間違いのないようにすることをお勧めします。ヒメマスは水深10m~30mあたりに群れで生息しています。深いとこにいるので釣果のあがっている棚を調べてボートを使う釣りが一般的です。

②ヒメマスの釣り方

ヒメマスはルアーでも釣ることはできますが、ボートをレンタルしてサビキでの釣りが一番釣果が上がっています。餌は主にイクラを使い、白くなったら交換のタイミングです。群れのいる棚をうまく見つけないので釣り券を買うときに釣果の上がっているポイントや棚の目安を聞いておきましょう。サビキの釣りでは15~25センチのサイズが狙えます。稀に大きい個体がかかることもあるのでPEラインがおすすめです。短いシーズンなのでしっかり準備して味も釣りも楽しみたいですね。

本栖湖で釣れる魚②:ニジマス

Photo by ftomiz

①ニジマスを釣るポイント

ニジマスはレインボートラウトと呼ばれ本栖湖でも多く釣果が上がっています。水深のある本栖湖では釣られずに育ったモンスタートラウトもいます。大物のニジマスにもなると50センチ以上~1メートル超えもあるとか。ニジマスは小さな魚の群れの少し奥の深い場所にいます。川尻や桜井の鼻、遊覧船ワンドあたりで11月あたりや春と寒い時期に釣果があがっているみたいです。真冬は凍る場所もあるので安全には気を付けてたのしみたいですね。

②ニジマスの釣り方

ニジマスやブラウントラウトはフィッシュイーターであり雑食性なのでルアーでの釣りが一般的です。基本的に小魚などの群れの少し奥の深い場所に寄り添うように泳いでおり、人があまり近づかない場所では岸すれすれのとこでも魚影が確認できるようです。11月あたりから良型の釣果があがっています。春になり水温があがりはじめブラックバスがかかりはじめたら桜井の鼻がニジマスが集まっているので午前中に行って狙ってみましょう。

本栖湖で釣れる魚③:ワカサギ

Photo by Jun Seita

①ワカサギを釣るポイント

本栖湖は富士五湖の中でも水深は最も深く最深部で122mもあります。なのでもともと深いところにいるワカサギのあたりも深めです。群れのいるポイントをみつけなければ全く釣れませんが一度あたりを確認できれば面白いようにかかります。ヒメマスの棚を探していて水深88mでワカサギがかかったという話もあります。釣り券を買うときにあたりのあるポイントと棚の情報も聞いておくことをおすすめします。

②ワカサギの釣り方

ワカサギは深いとこに群れでいますのでボートをレンタルしてポイントを探してみましょう。ポイントとあたりのあるタナを見つけるのがワカサギ釣りの最大のポイントです。あたりを見つければあとはそのタナにおとせば面白いようにかかります。ほかの富士五湖では制限のあるワカサギ釣りですが本栖湖は制限がないのが大きな魅力ですね。湖底まで距離が遠い為コンスタントに回数をこなすことはできませんがゆっくりとした楽しい釣りができるでしょう。


本栖湖で釣れる魚④:その他

①ブラックバスを釣る

Photo bycaspowser

ブラックバスを釣るなら5月~9月がシーズンで、おすすめは5月でしょう。溶岩帯やボート発着所あたりの遠浅が続くポイントが魚影も多く人気のポイントです。見える範囲は小型から中型が多いですがキャスト範囲ぎりぎりの少し深いところで良型がかかったりもします。警戒心の強い時期もあり、人気のあるポイントだけにスレていたりもしますので音の小さな着水を心掛けたほうがいいかもしれませんね。時間帯はやはり午前中がおススメです。

他にも釣れる魅力的な魚達

Photo byledamaxwell

本栖湖は魚種が豊富なことも人気の理由の一つです。そして深い場所があるため釣られずに成長したモンスターサイズがかかることもその人気をさらに拡大させています。人気のヒメマスやニジマス、ワカサギだけではなくモンスタートラウトや鯉、ヘラブナ、モンスター級のウナギやランディサイズのブラックバス、オイカワなどさまざまな種類の魚が釣り人を楽しませてくれます。

本栖湖での釣りのまとめ

Photo byK_Malik

本栖湖で釣りをするうえで知っておくべきルールや料金、ポイントなどまとめてみましたが参考になりましたか?景色やレジャーでも人気の場所ですが、様々なフィールドがあり様々な魚達がいます。1つ1つのポイントや魚の種類、釣り方などに焦点をあてれば細かい情報はまだまだたくさんあるのですがまずは1度行ってみて釣りを楽しんでみましょう。釣りの魅力を感じてもらえると思います。今回は夏と秋にスポットを当てましたが1年中挑戦できる本栖湖は釣り人を魅了する最高のスポットであることは間違いないですね。この記事を読んで楽しく釣りができたのなら幸いです。

本栖湖付近の観光スポットが気になる方はこちらをチェック!

今回は本栖湖での釣りを紹介してきましたが、これをきっかけに釣りに目覚める方もいるのではないでしょうか?釣りは川や湖、海、堤防、船などのロケーションからロッドやルアー、ラインや釣り針などの道具や使う餌、釣る魚まで広く深くひろがっている世界です。これを機に色々調べてみて自分の好みの釣りの世界を探してみませんか?そんな方にお勧めの釣りに関する記事を紹介いたします。