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ツバメウオってどんな魚?美味しい食べ方や釣り方のポイント、飼育方法もご紹介!

ツバメウオという魚をご存知でしょうか?広く流通していないため生態や生息地はあまり知られていませんが、実は美味しい魚として産地では食べられています。生態・生息から飼育方法や釣り方、美味しい食べ方・レシピまでツバメウオに関することを紹介します。
2020年10月20日
さくらドッグ

目次

ツバメウオを知ってる?

ツバメウオの生態や生息を解説

Photo byLekies

ツバメウオは独特のフォルムで漁獲量も少なく、日本ではあまり食用にされることのない魚です。そのため知名度が低く生態や生息地についてはあまり知られていません。日本以外では一般的によく食べられる魚で非常に美味しい魚として利用されています。


飼育方法と釣り方も

国内では食用よりは特徴的な見た目を活かしてアクアリウムに入れて飼育したり、また釣りではグレなどの外道として釣れたりする魚と認識されています。ツバメウオの飼育方法や注意点と釣り方を解説します。外道とされていますが、狙って釣り上げてみましょう。

美味しい食べ方・レシピを紹介

釣れたツバメウオを美味しく料理する食べ方・レシピを紹介します。味はイシダイに似ており美味とされていますが、流通に乗らないためその味は釣れたときにしか味わえません。イシダイとの違いは発達したヒレがエンガワとして味わえることです。ぜひ釣り上げて美味しく食べてみましょう!

ツバメウオの生態や生息について


ツバメウオの分類

Photo by Tchami

ツバメウオはスズキ目ニザダイ亜科マンジュウダイ科に分類される魚です。ツバメウオは流通が少なく生態などはあまり知られていませんが、日本にも生息しています。暖かい海域を好みますが、国内でも北海道の釧路から南の海域中層に幅広く分布が確認されています。ツバメウオの生息環境と分布・餌についてここでは解説します。

生息環境と分布

ツバメウオが生息しているのは沿岸部の中層部です。群れを作り回遊する生態があります。世界的な分布としては太平洋西部やインド洋、日本では釧路より南の海域に分布していますが、熱帯に近い琉球列島周辺では通年見られる魚です。また温暖化の影響で漁獲できる海域が北上している傾向にあるようです。


主な餌・食性

ツバメウオは雑食性の魚です。小型の魚や甲殻類・クラゲなどから藻まであらゆるものを餌としています。そのため生態・生息環境によって好む餌が変わる魚と考えられますので、釣りや飼育時には海域の特徴やこれまで食べていた餌を推測しましょう。

ツバメウオの幼魚

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ツバメウオは幼魚の頃、枯れ葉のような色と形で擬態して海を漂う生態があります。表層の藻や水面に浮かぶ流木に少数の幼魚が居ついて次第に大きくなると言われており、ツバメウオの幼魚は産卵時期である夏から秋に掛けて漁港の水面近くでよく確認されます。

ツバメウオの特徴

Photo by 楊尚潔

ツバメウオは縦に長く扁平な魚体が特徴的です。特に背ビレ・尻ビレが大きくせり出し独自の風貌となっています。ツバメウオ成体の大きさは生息環境によって大きさが変わりますが、最大で1メートルの大きさにまで成長すると言われており、日本周辺の海域では40センチ程度の個体が多く観察されています。

大型サイズだが大人しい

日本近海で観察される魚類としては比較的大型ですが、大人しい性質となっています。大人しい反面、好奇心がとても強く、ダイビングが盛んな場所では餌付けされた個体も見られます。ツバメウオはダイバーの間では気軽に触れ合える魚として人気です。

ナンヨウツバメウオとの違いは?

Photo by Paul and Jill

ツバメウオはマンジュウダイ科に分類されており、同じ科に分類されるアカククリやナンヨウツバメウオ・ミカヅキツバメウオとよく似た外見をしています。画像はナンヨウツバメウオですが、違いはツバメウオの腹ビレは黄色がちで、胸の下部に黒斑があるのが特徴です。またナンヨウツバメウオの方が口がやや突き出ていて背ビレ・尻ビレともに丸みを帯びているところで見分けます。生態も異なり群れを作るか、単独で生息するかなどの違いも確認されています。

ツバメウオの飼育方法

飼育に必要なもの

ツバメウオに限らず海水魚を飼育する場合は生態に合った飼育設備が重要です。間違った飼育環境のまま飼育し始めるといつまで経っても失敗が続きます。ツバメウオを飼育するのに必要なものをそれぞれの設備に分けて大きさの目安や揃える理由、機能を解説します。飼育に適した物品を揃えましょう。

水槽

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ツバメウオを幼魚から飼育する場合はまず60センチ水槽を準備しましょう。大きければ大きいほど水質の安定につながりますが、初心者がいきなり90センチ以上の水槽を取り入れるのは取り扱いや置き場所を考えるハードルが高まります。水槽の拡張は成魚になるまで大きく成長して手狭になったときに改めて考えるようにしてください。

濾過フィルター

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濾過フィルターにはさまざまな種類がありますが、60センチ水槽から飼育し始める場合は外部濾過フィルターを使用してみてください。安価で取り扱いやすいため、初心者におすすめです。酸欠になりやすい傾向にあるので水面から離して設置したり、エアーポンプを併用したり工夫して設置してください。

比重計・温度計

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比重計・温度計は海水魚であるツバメウオを飼育する場合の必需品です。比重計はプラスチック製のものが安価でおすすめですが、最初に1日程度海水に馴染ませておかなければ誤差が大きくなる点に注意が必要となります。温度計もアナログ式・デジタル式とありますが、自分にとって使いやすいものを選びましょう。アナログ式は安価ですが、割れやすい特徴があり、デジタル式は若干高くなり見やすいのですが、水没させる可能性があるという特徴があります。

ヒーター・クーラー

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季節によってヒーターとクーラーを使用して水温を一定に保ちます。特にツバメウオは温帯に生息しているので冬を無事に越すためにはヒーターは欠かせません。水温を一定に保つことでツバメウオが病気になることを予防できます。夏場に海水魚へファン式の冷却設備を利用すると水質が変わりやすいため、高く付きますがクーラーの利用をおすすめします。

ライブロック

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ライブロックはさまざまな微生物が付着したサンゴの死骸です。飼育を始める前に入れておくと水槽内に多様な微生物が繁殖し、水質維持に役立ちます。液体タイプの微生物を定期的に加えますが、安定して維持するためには微生物が住みつきやすいライブロックが必要です。さらにツバメウオが隠れ家にしたり、表面に発生した藻類を餌にしたりとメリットがたくさんあります。

ツバメウオの選び方

Photo by kanegen

ツバメウオに限らず、海水魚は個体選びが重要です。ひとつの目安を紹介するとペットショップに入荷してから2週間以上経っている個体であることと、水槽内で病気になっている個体がいないことが大切なこととなります。また生き餌だけでなく人工餌を食べ慣れている個体だと餌の管理がとても楽になるので併せて確認しましょう。

飼育に適した環境

ツバメウオの飼育に適した環境は水温23度から27度程度となります。混泳も可能ですが、水槽を立ち上げてから一度にたくさんの個体を飼育すると微生物の処理能力が追い付かずに水質が悪くなりがちです。混泳する場合は少しずつ飼育数を増やすようにしましょう。餌は雑食性でなんでも食べますが、人工餌に慣らすと楽に管理できます。餌付けされている場合はこれまで食べてきた餌を、まだの場合はあさりや虫餌から始めて人工餌を混ぜるようにして少しずつ慣らして行きましょう。

飼育時の注意点

Photo bymiiya

ツバメウオを飼育する際に注意したいポイントを解説します。海水魚は飼育が難しいと考えられていますが、それはきちんとした飼育方法を知らずに飼い始めることが原因です。注意点をおさえて飼育を始めましょう。

温度合わせ・水合わせ

温度合わせ・水合わせをしないままツバメウオを水槽に入れると環境の違いからストレスを感じ、病気になりやすくなります。まず温度合わせはペットショップから買ってきた個体が入った袋を入れようとする水槽に1時間程度封を切らずに浮かべることで水温を合わせます。水合わせは別容器に袋から開けて水を少し捨ててから少しずつ水槽の水を足していき、数回水の入れ替えを繰り返したあとに個体を水槽へ移します。この手順を踏むことでストレスが少ないまま新しい環境に適応します。

混泳

ツバメウオは大人しい性格なため混泳させる魚の種類には注意しましょう。スズメダイなどはツバメウオが突かれやすく、逆に小エビ類はツバメウオが食べてしまうおそれがあるので気をつけてください。また同種同士でさらにオス同士は喧嘩しやすいので注意が必要です。

飼育難易度は高い

ツバメウオは環境さえ整えれば飼育難易度は高くありません。しかし、40センチ程度まで大きくなることを考えると水槽の高さや環境の整備が成長とともに難しくなり、上級者でも手を焼くことがあります。ペットショップなどに相談した上で自分でも飼育できるか判断してください。

ツバメウオの釣り方

狙って釣る魚ではないが

Photo bylangll

ツバメウオは狙って釣る魚と認識されていません。グレの外道として釣れることが多い魚となります。陸から狙うときはフカセ釣りで掛かってくることが多い魚です。また陸から釣れるツバメウオは手のひらサイズのものがほとんどとなります。

釣りのポイント

釣りのポイントとしては漁港近くや防波堤などとなります。本州でも釣れますが、南下するほど釣れやすくなりますので、事前に釣果情報を調べてから釣りに出掛けましょう。釣り上げる可能性が高まります。

釣りの適期

ツバメウオは解明されていないことが多い魚です。一般的にツバメウオは秋から冬に掛けて釣れやすく味もよいとされてます。また夏は臭いがきつい個体が釣れると言われていますので秋以降が適期と言えます。

タックル・仕掛け

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フカセ釣りのタックルは磯竿を使用します。バランスのよい2号竿を使いましょう。ウキ釣りからフカセ釣り、チョイ投げまで対応できるので対応魚種が多くツバメウオ以外にも狙えるのでおすすめです。

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リールも小型から中型のスピニングリールを使用してください。フカセ釣りの仕掛けの例を挙げると道糸は3号、ハリスは1.5号から2号を使用し、竿先からウキ止め、円錐ウキ、ウキ止めとミチイトにセットし、先端にサルカンを結びます。ハリスにガン玉をかませてチヌばり1号から3号程度のものを使いましょう。

フカセ釣りの餌

フカセ釣りの餌はオキアミを撒き餌として使い、針にはつけ餌用の大きなアミか虫餌のイソメやゴカイを使ってみましょう。オキアミを入れるバッカンと撒き餌ひしゃくも忘れずに用意してください。

ツバメウオの美味しい食べ方・レシピ

美味しい料理は捌き方から

ツバメウオに限らず魚は下ごしらえで味が変わります。捌き方はウロコを全体的に挽いてから、エラから切り込みを入れてお腹に掛けて切り開きます。はらわたを手で抜き取ってからよく洗います。頭と尾を切り取ってから縦に包丁を入れて背骨に沿って身を切り離します。裏表左右と4枚の冊を取れます。それぞれの腹骨と縁側を取れば完成です。ヒラメの捌き方が参考になりますので動画をご覧になってください。

美味しい食べ方レシピ1:刺身

材料

ツバメウオの刺身の材料はツバメウオの冊、スダチやしそをお好みで用意してください。

調理法・レシピ

ツバメウオを捌いて冊取りし、身とエンガワに分けます。身は薄くそぎ切りにしてエンガワは一口サイズにぶつ切りにします。あしらいにスダチ・しそを盛り付けた上にツバメウオを綺麗に乗せれば完成です。

レシピ・料理の特徴

獲れたて、新鮮な魚は刺身がもっとも美味しい料理ではないでしょうか?季節によっては臭みが強い場合がありますので、その場合は臭みを感じにくい調理法にしましょう。いずれの場合も下処理である血抜き・現地でのワタ取りをしなければ臭いやすいため、釣れたら現地で締めて持ち帰るようにしてください。身は甘みがあり、エンガワは歯応えと噛むほどに広がる旨味が特徴的です。

美味しい食べ方レシピ2:バター焼き

材料

ツバメウオバター焼きの材料は1皿分でツバメウオの切り身2枚、小麦粉適量、塩適量、にんにく適量、バター10グラム、オリーブオイル大さじ1です。

調理法・レシピ

まずツバメウオの切り身に塩を振り、小麦粉を満遍なく叩きます。フライパンにオリーブオイルとバターを熱してからツバメウオを入れて片面をこんがりと焼き上げます。焼き色がついたら裏返し、にんにくを周りに置いてから蓋をして中火で4分焼いたら完成です。タルタルソースやレモンを絞っていただきましょう。

レシピ・料理の特徴

バター焼きは熱帯性の魚に適した調理方法です。紹介したレシピでは片面が焼けてからにんにくをおくことで臭みを押さえて美味しく仕上げています。また中まで火を通すときに蓋をすることで外はカリッとしながら中はふわふわのの状態を保って仕上がります。

他にも美味しい食べ方

Photo by june29

他にもアラを使ってみそ汁にしたり身を大きめに切って唐揚げにしたりとさまざまな料理やレシピを楽しめます。前述したように季節によっては臭みが強いので現地での下処理と血抜きは徹底してください。臭みがあまりにも強い場合は酒やにんにく・しょうがを臭み消しとして活用しましょう。

ツバメウオは美味しい魚

まとめ

Photo by keiyac

ツバメウオは釣りや漁の対象魚ではないため、日本ではあまり食用にすることはありません。生態や生息としては暖かい海域に群れをなし、餌はクラゲや小型の魚類などを食べる肉食性の強い雑食です。大人しい個体が多いとされているため飼育時は単独か相性のよい魚を選ぶ必要があります。味はイシダイに似ており美味しい魚です。美味しい食べ方・レシピを紹介しましたので、釣れたツバメウオを調理してみましょう!

魚の釣り方や食べ方が気になる方はこちらもチェック!

当サイトではツバメウオってどんな魚?美味しい食べ方や釣り方のポイント、飼育方法もご紹介!以外にも魚の釣り方や食べ方に関することを取り扱った記事をたくさん掲載しています。気になる方はチェックしてみてください!