高級魚「シマアジ」の生態とは?気になる味や食べ方、釣り方までご紹介!

高級魚「シマアジ」の生態とは?気になる味や食べ方、釣り方までご紹介!

アジというと安くて美味しいというイメージでしょうが、シマアジは普通のアジとは一味違います。シマアジは高級魚です。シマアジの生態からその絶品の味、そして食べ方や釣り方までご紹介します。1尾数万円の値段がつけられることもあるシマアジの全てを是非、ご覧ください!

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.シマアジとは
  3. 3.シマアジの生態
  4. 4.シマアジの味と食べ方
  5. 5.シマアジおすすめレシピ3選
  6. 6.シマアジおすすめレシピ.1
  7. 7.シマアジおすすめレシピ.2
  8. 8.シマアジおすすめレシピ.3
  9. 9.シマアジの釣り方
  10. 10.まとめ

はじめに

アジの王様

アジというと、安くて味もよい庶民の味方の大衆魚として親しまれている魚です。日本の朝ごはんにはアジを開いて干した干物が鉄板メニュー。そんなアジのなかでも「一味違う高級アジ」が存在します。今回は、アジのなかでも最高級品である「シマアジ」についてご紹介します。

シマアジとは

スズキ目スズキ亜目アジ科シマアジ属

シマアジはアジ科ですが「シマアジ属」という独自の属目を持った種です。通常のアジとは、生態はもちろん形状にいたるまで異なる点が多く存在します。

丸みがあり黄色い横線が走る

シマアジの体は一般に知られているアジと比較して丸みがあるのが特徴です。また、体に横向きに走る黄色いラインは、この魚の名前の由来にもなっているほどの個性的な模様と言えましょう。

イエローラインは新鮮な証拠

このイエローラインは鮮度のよい個体ではよりくっきりはっきりと浮かびます。この魚を目利きする際には、体を走るラインを見て判断するのがよいでしょう。

最大で120センチにまで成長する

体長は成魚で120センチほどの大きさにまで成長します。ただそこまでの大型は滅多に市場にはあがりません。流通しているシマアジは天然ものなら70センチ前後、養殖ものなら40センチ前後の個体が一般的です。体重は中型のもので3キロ前後。

値段は小型から中型のものが高い

ちなみに一般的に市場では大型になりすぎているものよりも、3キロほどの中型のものの方が高額で取引されます。大きくなりすぎた個体は食味も大味ですので、ほどよいサイズの方がよい値段がつくというわけです。

シマアジの別名

大型のシマアジは特に東京では「オオカミ」の別名で呼ばれます。また高知県では「コセ」の名前で、和歌山県では「ソイ」の名前で呼ばれます。他にもいろいろな地方名を有している魚です。

シマアジの生態

シマアジの分布

シマアジはアジと同じく海水に住む生物です。生息地は広く、北は青森県から南は九州地方まで分布しています。また、暖かい水流を好む魚としても知られており、沖縄諸島はもちろん、西、北、南の太平洋にもその生息域を広げています。

日本海側ではあまり見られない

そのため、水温が低い日本海側ではあまり見られません。比較的浅い水域でよく漁獲され、後述しますが釣りの対象としても大変人気のある魚です。

1尾数万円の値段がつく高級魚

以前はシマアジというと天然ものが主流でしたが、今は養殖のものが市場に出回るようになっていますので少しだけ値段が下がっています。しかし、それでも1尾で数万円の値段がつけられることも珍しくないほどの高級食材です。

通販でも購入できる

生産・水揚げ長崎県/賞味期限到着当日または翌日/生ものですのでお早めにお召し上がりください。/保存方法冷蔵/お召し上がり方刺身焼き魚

また、インターネット市場の拡大に伴い通販でも購入できるようになりました。

とても美味しく、頂きました。三枚に下ろすだけでなく、アラも希望ができて良かったです。刺身とあら汁にして頂きました。丁寧に対応して頂きありがとうありございました。 

シマアジの産卵期

産卵期は秋~冬の終わりにかけてです。産卵後の稚魚は4年前後で中型の個体にまで成長します。

シマアジの食性

シマアジは他の小型海生動物などを捕食する生態をもっており、浅い水域の底、砂地になっている場所で尖った口先を突っ込み、砂ごと吸引しながらエサを見つけて捕食します。食欲は旺盛ですが消化器官があまり発達していないので一度にたくさんの量のエサは食べられません。小分けにして少しずつ口に運びます。

鳴き声をあげるシマアジ

シマアジは「鳴く魚」としても有名です。「ギュギュッ」と魚らしからぬ声を上げて、釣り人を驚かせます。

アジとの共通点

アジとの共通の特徴としては背びれと、尾のゼンゴが挙げられます。アジの背びれは折りたたんで完全に胴体部分に収納できることで知られていますが、シマアジも同じ特徴をもっています。また、尾にトゲ状に伸びるゼンゴという鱗があるのもアジの特徴ですが、この魚にも同じ特徴が見られます。

シマアジの味と食べ方

高い値段も納得の美味しさ

シマアジの身は上品な白身です。この身は関東地方で特に高い値段で取引されており、味も白身のなかでもトップクラスの深みとコクをもちます。養殖ものも大変味のよいものなのですが、やはり天然ものがもつ味わいには一歩劣るという評価を付ける方が多く存在します。

旬は春から秋にかけて

旬の時期は産卵期の前、夏~秋にかけてです。シマアジは先述したとおり、大型になりすぎたものよりも中型までのものの方が味わいがよいことで知られます。さらに付け加えるなら、取れる身の量は少なくなりますが小型のシマアジがもっとも味がよいとすら言われています。

小型のシマアジは旬をはずれても美味しい

小型のものは旬を選ばず一年を通して食味がよいので、味を試してみたい方は小型のものから購入してみるのもよいでしょう。

シマアジの食べ方はいろいろ

シマアジは食べ方がたくさん存在します。身は刺身にすれば他の食材が霞むほどの絶品で、寿司ネタとしても大変人気のある魚です。

加熱する食べ方でも絶品の味わい

白身のなかでもとりわけ透き通ったクリアな身質をしており、刺身や寿司などの生食はもちろん、加熱する食べ方でも十分にそのポテンシャルを発揮します。

どんな食べ方でも美味しくなる

白身は加熱すると身がぼろぼろとくずれてしまうものが多いですが、シマアジの身は加熱しても形状をきちんと保ち、弾力のある身は食感もよく多くのファンに愛されています。

シマアジおすすめレシピ3選

絶品シマアジ料理をご紹介

刺身以外にもシマアジには絶品の食べ方がたくさん存在しています。そんな旬のシマアジを使った絶品レシピのなかから「暮らし~の」がおすすめするレシピを3選、簡単にご紹介します!

旬のシマアジ料理を味わってみよう!

天然ものはもちろん養殖技術が確立され、比較的安い値段で手に入るようになってきたシマアジを是非、ご家庭で味わってみましょう。

シマアジおすすめレシピ.1

シマアジのカマ塩焼き

シマアジは普通に塩焼きにしても絶品の料理へと昇華します。ただ、そんな塩焼きのなかでもカマの部分を塩焼きにしたものがおすすめです。できれば七輪で炭焼きにしたいところですが、ご家庭にあるグリルでも十分に美味しく料理できます。

レシピの材料と下ごしらえ

材料は旬のシマアジのカマ、食塩にスダチ、あるいはレモンと大根おろしがあれば完璧です。まず、カマの部分に塩をかけて10分ほど置きましょう。塩をふることで身に含まれる余分な水気を外に出すことが目的です。水気が外に浮き出てきますのでキッチンペーパーなどでふき取ります。

化粧塩は大目につけよう

その後でさらにもう一度塩を少し大目にふります。これは焼き上がりを綺麗にするための化粧塩です。そして、こんがりと焼き目がしっかりとつくまで焼きます。

少し焦がすのがポイント!

塩焼きはここが一番肝心です。中途半端に焼き上げてしまうとどうしても磯臭さが際立ってしまいます。化粧塩が焦げる程度まで焼いてください。あとは、皿に盛り付けてからうすく切ったスダチやレモンとすりおろした大根を添えれば完成です。

シマアジおすすめレシピ.2

シマアジのカルパッチョ

カルパッチョはご家庭で簡単にできるおすすめレシピです。シマアジは刺身用のものが市場で流通していますが、この刺身用の切り身をアレンジして料理するだけでカルパッチョができあがります。

レシピの材料

材料はシマアジとたまねぎ、キュウリなどの野菜。そして調味タレとなるオリーブオイルと醤油、レモン果汁にコショウとにんにくです。

作り方は簡単

作り方は簡単で、たまねぎとキュウリは薄く切って水にさらして置きます。そして、調味タレの材料を全てボールに入れてよくかき混ぜ、そこに一口サイズに切ったシマアジの切り身とたまねぎ、キュウリを入れて、さらにざっくりと混ぜ合わせてください。

刺身が苦手な人でも大丈夫!

あとは皿に野菜をまず盛り付け、その上から切り身をのせて、最後にボールに残ったタレをふりかければ料理の完成です。シマアジは刺身が絶品な魚ですが、どうしても刺身が苦手という方も多いことでしょう。そういう方にはこのカルパッチョがおすすめです。オリーブとにんにくの風味が白身とマッチしていて食べやすいですよ!

シマアジおすすめレシピ.3

シマアジのなめろう

同じく刺身のアレンジレシピとして人気があるのが「なめろう」です。この料理は普通のアジでも作られるものですが、シマアジで作ったこの料理はとくに絶品ですよ。お酒のおつまみに、ご飯のおかずにといろいろな場面で満点の活躍をしてくれるレシピです。

レシピの材料

材料は刺身用のシマアジの切り身と、大葉。そしてお好みの薬味です。薬味はネギやゴマが鉄板ですが、ここにみょうがを入れてもさわやかな風味が追加されて美味しく仕上がります。漬けタレには酒、しょうが、味噌に醤油、ゴマ油です。

切って混ぜるだけ

作り方はカルパッチョと同じく簡単です。まず、切り身を細かく切っていきます。均一に切るのではなく、粗い部分も残すと食感がよくなるのでおすすめです。そして、大葉も同じように刻みます。タレの材料をボールに入れて混ぜたものに、切り身と大葉を入れてさらによく混ぜたら完成です。

なめろう茶漬けにしても美味しい!

薬味は最後に皿に盛り付けたあとでふりかけると風味がよく生きて美味しく食べられます。ご飯にかけてもよいですし、ワサビを少しとあったかいお茶で「なめろう茶漬け」にしても絶品ですよ。

シマアジの釣り方

大人気のシマアジ釣り

シマアジは釣りの対象としても大変人気のある魚です。ただ、産卵期の秋~冬になると場所によっては禁漁期間としてフィッシング自体を禁止している場合が存在しますので注意が必要です。

釣り方は多数ある

シマアジは太平洋側で広く見られる魚です。年間を通して狙える対象魚で、住処としている水域も浅瀬から沖まで幅広い種類のものなので、それに合わせて釣り方も多くの手段が存在します。

陸からの釣り方と船からの釣り方をご紹介!

防波堤や消波ブロックなどから釣り糸を垂らす釣り方と、船で沖に出て行う釣り方の二種類に分けてメジャーな方法をご紹介します。

陸からならカゴ釣りがおすすめ

出典: http://www.hayabusa.co.jp/cgi-bin/pickup/index.cgi?mode=preview&select=140516191156#/-1/

まず防波堤や消波ブロックから狙う場合の釣り方です。一番メジャーな釣り方は「カゴ釣り」でしょう。リールを使用して遠くの潮の流れが盛んな場所まで仕掛けを投げ入れる釣り方です。カゴのなかに魚を集めるためのオキアミをたっぷりとつめてからキャストします。

幅広い人たちに親しまれる釣り方

カゴの下にはサルカンから仕掛けとなるアミエビやカラバリをセットして、防波堤などから魚が好む潮の流れのある場所まで投げ込みます。初級から上級まで、さまざまな釣り人に親しまれている釣り方です。

陸からはウキフカセ釣りもおすすめ

もう一つ、防波堤からシマアジを狙う釣り方としてご紹介したい方法がウキフカセです。この釣り方もまた、シマアジ狙いの釣り人に人気のある方法と言えましょう。ただ、フカセ釣りはカゴ釣りと比較すると上級者向けとされています。

魚との駆け引きを楽しめる

フカセ釣りはウキとその下に伸びる仕掛けを利用して魚のいる水深、いわゆる「棚」にエサとハリを運んで釣り上げるという方法です。そのため、棚を調節したり魚のいる場所を予測したりと駆け引きが要求されます。習得できればシマアジ以外の大物も狙える釣り方ですので、これを機会にこの釣り方にトライしてもよいでしょう。

船からシマアジを狙うなら

船からシマアジを狙う場合には、基本的にアジ釣りの方法と同じ釣り方で狙っていきます。リールで底まで仕掛けを落として探りを入れつつ、アタリがなければ棚を変えて魚のいる場所と仕掛けの位置を調整していきます。このときにコマセを投げ入れるのも、船からシマアジを狙う際には基本となる作業です。

シマアジ釣りの船には定員がある

房総半島などの船釣りレジャーで人気のスポットではシーズンになるとシマアジ釣りのために船を出す業者さんも多く存在します。乗り合いで定員に限りがあるので気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。

大型のシマアジを釣り上げよう

いずれの釣り方を選択するにしても、シマアジは大型のもので10キロを超える重さになるほどの魚です。仕掛けとなるハリやラインもそれに合わせたものを選ぶ必要があります。特に船釣りでは、電動リールがベスト。次点で両軸のリールが望ましいです。

逃がしたシマアジは大きい

防波堤などから狙う場合にはそこまで大型のシマアジはそうそう掛からないでしょうが、離島などで釣る場合には信じられないほどの大型のものが仕掛けに食いつくケースもありえます。「逃がしたシマアジは大きかった」という悲しい事態を防ぐためにも、仕掛けは大物用にセッティングしておいた方がよいでしょう。

まとめ

旬のシマアジを是非!

シマアジについてはいかがでしたでしょうか。この魚は、食材としても最高級のもので、釣り対象魚としても憧れのターゲットです。日本で広く釣り上げられるこの魚を、是非ご家庭で味わってみてください!

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石倉
ライター

石倉

旅行好きの本業ライター。トラベル情報をはじめ釣りやガーデニング、DIYや登山などをメインに初級者の方から上級者の方まで満足できるような記事作成を心がけています。幅広いテーマを扱い、他サイトにはない情報と印象に残る記事を提供していきたいです。


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