ゴルフの練習はどのようにしている?
打ちっぱなしでのゴルフ練習
ゴルフの上達に向けた練習として最もオーソドックスな練習は、打ちっぱなし練習場で練習することでしょう。皆さんは、ゴルフの練習時間にどれくらいの練習量をかけていますか。そして、どれくらいの頻度で行っていますか。
打ちっぱなしは、初心者はゴルフの基本やコツを掴むために大事な練習の場です。また、効率的に打ちっぱなしを行えば、ラウンドに向けても短時間で効果を出す可能性が上がります。ゴルフの練習として根幹になるのは打ちっぱなしでしょう。
自宅でできるゴルフ練習
ゴルフの練習は、打ちっぱなしでしかできないわけではありません。自宅でできる練習としては、室内でもできる練習としてパターマットを敷いてパターのコツを掴む練習をすることができます。パターの上達はゴルフの上達に欠かせない要素です。
あるいは、お庭があればネットで囲われたアプローチの的を使いアプローチ練習をしたり、広さによってはクラブの素振りなんかも練習できます。クラブそのものを振れなくても、比較的安全な素材の素振り用棒などもありますよ。
どこでもできるゴルフ練習
その他、ゴルフの練習らしいメニューじゃなくても、毎日どこでもできるようなゴルフの練習もあります。例えば体幹を鍛えるトレーニングをすることや体力や筋力をつけることもゴルフの上達に繋がる大事な練習時間と言えます。
初心者のうちは、練習場に行って長時間分の練習量を頑張ることでコツを掴んだ気になることも多いです。しかし、練習メニューや場所が変わっても、毎日のようにラウンドをイメージする習慣を付けてできることを続けていく方が上達に繋がります。
練習時間はどれくらい?
一般的なゴルフの練習時間
ゴルフの打ちっぱなし練習場で練習する場合は、短くても1時間、長い人だと3時間ほど練習しているというのが大体ではないでしょうか。週末などに朝早くから1時間程度と決めて練習に来るお父さんたちも見かけます。
ゴルフの練習の中でも打ちっぱなしは身体に負荷もかかるので、あまり長すぎてもよくありません。一方で、パター練習やゴルフに繋がるトレーニングの類などいくつかメニューを組み合わせて練習する場合は、少し長めの練習時間となる人もいますね。
理想的な練習時間
打ちっぱなしは身体に負荷がかかるからやり過ぎ注意と言いましたが、もちろんプロを目指しているような人は、ショット・アプローチ・パターと3時間ずつくらい練習することもあります。その分筋トレなどもしっかりしているから耐えられるのでしょう。
ゴルフの練習は、時間で区切るよりも何球打つかという数で区切る方が多いと思いますが、短時間でがむしゃらに打っても、長時間だらだら打っても効果的ではありません。その時間を集中して練習することが大事です。
ゴルフに大事なのは、練習量よりも頻度!
練習頻度が多い方が上達しやすい
ゴルフの練習については、1回に長時間の練習をするよりも、短時間でも良いので頻繁に練習をするというように、練習頻度が多い方が理想的だしコツを掴むのに効果的なんです。つまり、基本的には練習量よりも練習頻度が大事です。
理想を言えば、毎日練習できる方がより上達しやすいですよ。特に初心者は、ラウンドするまでにクラブの振り方やスイングの姿勢、リズムなどの基本に慣れてコツを掴むためにも、練習量より練習頻度を上げることが大事です。
練習頻度の理想は週一ペースがおすすめ
いくら理想が毎日練習することだとはいえ、さすがに毎日の練習は難しいですよね。そこで、初心者の場合は目標として、週一の打ちっぱなし練習を目指してみましょう。週一でも、練習量は無駄に多くせず、心地よくコツを身に付けられるくらいが理想的。
社会人だと週一の練習でも厳しいかもしれませんが、コンスタントに週一練習するだけでも基本的なことが身に付いてくるため、ラウンドする頃には安心して挑めるようになりますよ。可能であれば週二だとさらにおすすめです。
ゴルフの上達には練習頻度が大事5つの理由
理由①筋肉の記憶力のため
ゴルフの上達には練習量より練習頻度が大事な理由の一つ目としては「筋肉は忘れていってしまうから」という理由があります。ゴルフのスイングには基本としておさえるポイントも多くて、なかなかすぐには身体が覚えてくれません。
また、大きな動きをするドライバーやアイアンのショットはまだ大きな筋肉を使うため叩き込んだだけ覚えやすい部分もありますが、繊細なタッチを覚えなければならないパターやアプローチは筋肉が忘れやすい傾向にあります。
昨日できたこともできなくなるのがゴルフ
覚えさせようと筋肉痛になるくらい長時間の練習量で叩き込んだとしても、ゴルフは「昨日できたことができない」が頻繁にある競技です。特に初心者であれば、基本を覚えるまでにかなり時間を要します。
筋肉は記憶するとも言いますが、すぐには覚えてくれないので頻度を重ねて記憶させなければならないです。そのため、毎日コツコツとゴルフのことを意識して、週一を目安とした練習頻度で基本を重ねていくのが理想的なんです。
理由②頭の記憶力のため
ゴルフの上達には練習量より練習頻度が大事な理由の二つ目としては、頭でも覚えることがいっぱいあるということです。練習量を重ねることで筋肉に叩き込むのもそうですが、頭に叩き込まなければならない要素も多いから大変です。
そもそもゴルフは、動きとしては激しくないスポーツであるものの、長期戦だし精神力も大事な、かなり頭を使う競技です。ラウンドでいえばマナーやルールもたくさん覚えなければならないですし、基本姿勢も意識しないと上達しないです。
自分の癖やクラブとの相性も覚えていく必要がある
一つの動きにも覚えるポイントが多いため、基本を覚えることにも頭を使いますが、クラブ1本1本に対しても長さや重さの違いに応じて若干スタンスが変わっていくところも覚えなければならないからゴルフは覚えることが多いですね。
どの番手でどれくらい飛ぶかという自分の場合の飛距離を覚えることも大事ですね。そうすることでコースで適切な番手を選べるようになります。また、自分の癖とそれへの対処法なども覚えないと上達しにくいです。
理由③体力を鍛えるため
ゴルフの上達には練習量より練習頻度が大事な理由の三つ目としては、クラブは思っているよりも重いということです。3時間も練習したらかなりクラブを振ったことになりますが、実際ラウンドする時はもっと長い時間クラブを持って振ったり回ったりしますよね。
大体午前午後と回るラウンドの間、カートの時間もありますが持ち歩いたり何度も振ったりする時間も長いです。そこで最後の18ホールまで耐えられる筋力と体力をつけるためにも、適度な練習頻度が大事なんです。
実際のクラブの重さ
実際のゴルフクラブの重さがどれくらいかというと、大体男性用の場合でドライバーが270g~330g(大体お米2合分前後の重さ)です。また、5番アイアンであれば350g~430g(缶ビール1本分からサッカーボール1個分くらいの重さ)と言われています。
レディースに関しては、全体的に男性用より10g~20g軽く設定されていることが多いですよ。とはいえ、ずっと缶ビール1本やサッカーボール1個を持って、しかも振っていたらやっぱり疲れてきますよね。
理由④ルーティンやリズムを叩き込むため
ゴルフの上達には練習量より練習頻度が大事な理由の四つ目としては、自分のゴルフスタイルに合ったルーティンを見出して設定することが大事だからです。球を飛ばす方向の定め方や素振りからショットまでのタイミングなども安定することが上達に繋がります。
特にラウンドする時はスマートなプレーをするのもマナーなので、もたもたしたり何度も素振りするのはマナー違反です。そのため、初心者でも自分の基本ルーティンを定着させて、スマートなプレーを目指しましょう。
ルーティンの基本
ルーティン自体は、大体素振りをしてから目印を探して方向を定め、そしてその方向に対して垂直にフェースを合わせてスタンスを確定させれるという一連の流れを自分流に合うように調整して定着させれば大丈夫です。
そのうえで、素振りを2回以上振って時間をかけないようにスムーズに素振りができる姿勢を覚えることや目標を決める方法を自分流に覚えること、目標に対する垂直の決め方などは練習を重ねることでしか身に付きません。だからこそ、日々の練習が大事です。
理由⑤ラウンドのパターンを経験するため
ゴルフの上達には練習量より練習頻度が大事な理由の五つ目としては、実際のラウンドにでは、仮に同じコースを何度もラウンドしたとしても同じパターンは起こり得ないくらい、さまざまなシチュエーションに遭遇するということです。
フェアウェイだけでなく、斜面やバンカーや池の際など、さまざまな場所にボールが落ちます。場面をイメージしたショットの練習をするには、たまに練習量を長くとっても上達しません。週一を目安にさまざまなパターンを意識して練習しましょう。
特にバンカーや木・池の近くは経験するしかない
特に、バンカーや木・池の近くなどからのショットを上達させるためには、コースで練習を重ねるしかありません。砂場の練習エリアを設けている練習場はありますが、バンカーから狙うピンの位置や距離、高さなどはコースによってさまざまです。
木の場合は木の根っこがあるエリアの場合の足場の悪さ、池の近くの場合は足場もそうですが池に落としたくないという意識の中でも練習とおりのスイングができるかという精神面について、経験を積むことでスコアアップに繋がります。
ラウンドに向けてより頻度を意識するなら
さらに上達するならラウンド前に週二で練習場へ
先にも理想の練習頻度として週一と紹介しましたが、もし初めてのラウンドや不安なコースへのラウンドの予定があって、短期間でも効果的に上達したいということならば、週一よりも週二で練習場に行くことをおすすめします。
そして、練習場ではも無駄に練習量ばかり重ねないように、毎回目標を持って、ラウンドをイメージしながら集中して練習することがコツを掴むためにも大事ですし効率もUPします。ぜひ、週二回の練習もトライしてみてください。
自宅でもできる練習で頻度アップ
おうち時間の有効活用で練習量も頻度もUP
週一の打ちっぱなしでの練習やラウンド以外にも、短期間で上達したい人には毎日家でできるちょっとしたトレーニング時間を持つこともおすすめです。ゴルフは激しくはないですが、他のスポーツ同様体幹トレーニングや筋トレも大事なんですよ。
毎日家でできる練習としては、腕の筋力をアップするトレーニングや、肩回りの柔軟性を高めるストレッチ、体幹を鍛えるプランク、タオルを振るなどの素振りイメトレ、パターマットを使ったパター練習などがあります。
練習だけじゃなくラウンドの頻度も大事!
コースでのラウンドも月一がおすすめ
練習場での週一から週二の練習をやるということ以外に、できれば月一くらいのペースでラウンドに行くこともゴルフのコツを掴んで上達するためには理想的です。特に初心者のうちは、月一ラウンドを続けた方が基本が身に付きコツも掴みやすいです。
ドライバーでのティーショットの距離感はゴルフ場の方がイメージしやすいですし、アプローチやパッティングなどの繊細な動きは、練習の間隔が空いてしまうと忘れやすくなってしまうため、定期的なラウンドがおすすめです。
ラウンドして課題を見つけよう!
ラウンドで練習に必要なメニューが見えてくる
ラウンドすることで、苦手なパターンや緊張するとやってしまう傾向、疲れてくるのがタイミングなどさまざまな自分のタイプが見えてくるようになります。ラウンドで得たそれらの情報は、練習場や自宅ですべき練習メニューに繋がっていきます。
練習場とコースでは見え方も変わってくるため、コースで気付いた癖やうまくできなかったところを打ちっぱなしで目標を立てながら練習するのが効果的。また、体力やバランスは家でのトレーニングで弱いところを重点的に鍛えましょう。
ラウンドする時でも必ず目標を立てるのが基本
実際ラウンドする際も、必ず目標を立てることを基本にしましょう。初心者だとスコア目標は立てづらいかもしれないですが「リズムを守って打ち続ける!」みたいな目標もちゃんと上達に繋がりますよ。毎日続けた練習の成果を試す時ですからね。
何回かやって自分の平均スコアが分かれば、理想的なスコア目標を立てたり「3パットはNG」「OB出さない」などの具体的な目標も大事です。ただし、目標はやる気を損ねないよう頑張ればクリアできるくらいのラインがおすすめです。
効果的な練習で上達してゴルフを楽しもう!
効率的な練習頻度でコツを掴もう
ゴルフ初心者が上達するための理想の練習頻度とその理由についてご紹介してきました。一番理想的な「毎日練習する」というのは難しいかもしれませんが「毎日ゴルフを意識する」であれば、日常の動きの中でも筋トレやイメージトレーニングができますよ。
そして、初心者で上達したい人は、頑張って週二の練習や月一のラウンドをしてみましょう。きちんと経験者のアドバイスを聞いて、効率的かつ効果的な練習頻度と内容を毎日意識していれば、必ず結果が付いてくるでしょう。
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