シマノ 19 ヴァンキッシュ C2000S
シマノ 19 ヴァンキッシュ 2500S
クレハ シーガー R-18フロロリミテッド 4lb
RYUGI ジグヘッド ヴェスパ 1.8g
がまかつ ホリゾンヘッド LG 3/0 6.2g
レジットデザイン ワイルドサイド WSS67L+
シマノ PEライン セフィア G5 150m 0.8号
DSTYLE ヴィローラ 4インチ
デプス サカマタシャッド 5インチ
シマノ 22 エクスプライド 265UL+
ミドストとは
シェイクしながら巻くジグヘッドリグ
ミドストとは中層を漂うという意味であるミッドストローリングの略称で、ロッドのティップを振りながらラインスラッグを利用して一定のレンジをロールさせながら引いてくるジグヘッドリグの釣り。
ローリングアクションが明滅を起こして中層を泳ぐベイトフィッシュをリアルに再現し、ベイトフィッシュを捕食しているバスには効果抜群の攻略テクニックです。
小場所やクリアウォーターで効果を発揮
ミドストはライトリグで波動が弱めな食わせリグなので、大場所やマッディなポイントでのサーチには向いていない釣りです。小場所やバスがいることがわかっているポイント、クリアウォーターでは食わせ能力の高さから最大に効果を発揮します。
コンディション良好なバスを効率的に狙える
中層のベイトフィッシュを積極的に追い回しているバスはコンディションが良好なことが多く、中層を攻略するやり方のミドストはそのようなバスを効率的に狙うことが可能な釣りです。
オールシーズン有効なリグ
ミドストは一般的に低水温期の冬や春に効果的な釣りテクニックという認識がありますが、オールシーズン有効なテクニックです。冬や春も有効なのは間違いありませんが、産卵を終えてアフタースポーニングから回復へ向かう初夏から夏や、ベイトを追い求めて泳ぎ回る秋にもミドストの中層攻略はマッチします。
ミドストのタックル
軽めのミドストで使用するタックル
ミドストの定番でもあるライトウェイトのジグヘッドを使用したミドストには、柔らかくティップを振りやすいライトなロッドが向いています。合わせるラインやリール、はロッドやルアーのウェイトと合わせてバランスが取れるものをセレクトし、バランスがとれるセッティングすることが大切です。
ロッド
軽めのミドストをおこなうときのロッドは、6フィート~6.6フィートのULアクションで、ミディアムファーストテーパーやレギュラーテーパーのスピニングロッドを使用します。
レギュラー寄りのテーパーのロッドの方が、アクションのときにティップを振りやすくなるので覚えておきましょう。
リール
軽めのミドストをおこなうときのリールは、操作性が高くなる軽量でコンパクトな2000番のスピニングリールがおすすめです。重量が重いリールを使用すると手首への負担が高くなり、疲れてしまってアクションが雑になってしまいます。
ライン
軽めのミドストをおこなうときのラインは、比重が重くラインスラックを出しやすいフロロカーボンラインの3~4ポンドを使用します。
コンディション良好なバスを狙うので、ラインが細すぎるとラインブレイクの危険性が高まり、ラインが太いと操作性が失われトラブルが多くなるので注意が必要です。
ジグヘッド
軽めのミドストをおこなうときのジグヘッドは、ライトなタックルで使用するので細軸のものを選択します。重さは0.9g~1.8gを使用するのが基本で、ミドストの操作に慣れないうちは重めの1.8gを使用するとレンジキープしやすくなります。フックサイズはワームサイズに合わせて2番や3番を基準に使用しましょう。
ルアー
軽めのミドストをおこなうときのルアーは、3インチ~4インチのピンテールワームや小型シャッドテールを選択します。シャッドテールワームは波動が強くアピール力はあり、ピンテールワームはロールアクションを出しやすいのが特徴です。
ミドストで使用するワームは2トーンカラーのものやラメなどが入っているカラーを使用するとロールした時に明滅やフラッシング効果が得られてアピール力が増します。
重めのミドストで使用するタックル
琵琶湖などのビッグレイクやベイトサイズが大きいフィールド、レンジが深いシチュエーションでは重ためのジグヘッドと大きめのワームを使用したミドストをおこないます。重めのミドストをおこなうときのタックルは、軽めのミドストのときよりワンランク強いタックルでおこないましょう。
ロッド
重めのミドストをおこなうときのロッドは、6.6フィート~7フィート超のミディアムファーストテーパーやレギュラーテーパーのロッドを使用します。アクションはL+~Mアクションで、少しダルめのミディアムファーストテーパーやレギュラーテーパーがおすすめです。
リール
重めのミドストをおこなうときのリールは、操作性が高い2500番サイズ、3000番サイズの軽量モデルを選択するのがおすすめです。2000番ではパワー不足を感じ、4000番ではロッドとのバランスが悪くなり、疲れやすくなります。
ギア比は、ラインラインスラックが管理しやすいノーマルギアを使用しましょう。
ライン
重めのミドストに使用するラインはPEラインが相性抜群です。フロロカーボンラインを使用すると、タックルバランス的に6ポンド以上を使用しなくてはならず飛距離が稼げないのとトラブルが多くなってしまいます。PEラインならば、ラインが細くて強度があるので安心して使用が可能です。
ジグヘッド
重めのミドストで使用するジグヘッドは太軸で重さが3.5g~7gまでのものを使用します。フックサイズはワームサイズに合わせて1/0~3/0番です。細軸なものを使用するとタックルが強めなセッティングであるため、フックが折れたり伸びたりする可能性があります。
ワーム
重めのミドストで使用するワームは4~6インチのピンテールワームです。重めのジグヘッドを使用しても、大きめなワームをセッティングすることで中層をフワフワと漂わせることが可能になります。カラーは2トーンカラーやラメが入ったカラーがおすすめです。
ミドストのワームセッティング
ミドストのワームセッティング①上部にセットしてロールしやすく
ミドストのワームのセッティングはワームの上部にフックを通して高重心にすることが大切です。低重心だとルアーの姿勢は安定してロールを出すことが難しく、高重心にすることでロールアクションが出しやすくなります。ワームの薄皮一枚でフックを刺したり、縫い刺しするセッティングがミドストでは定番です。
ミドストのワームセッティング②チョン掛けもあり
誰でも簡単にミドストでロールアクションを出すことが可能なワームセッティングがジグヘッドのチョン掛けで、ワームの頭にジグヘッドをチョン掛けします。ワームの頭にジグヘッドをチョン掛けするセッティングは振り子リグとも呼ばれ、ミドスト初心者におすすめされるセッティングです。
ミドストのやり方
ミドストのやり方①ラインを波打たせる
ミドストのやり方は、ラインを波打たせるようにロッドティップを振って操作します。一定のリズムでロッドティップを振ることが重要で、リズムが一定ではないとラインが綺麗に波打ちません。
アクションのリズムはリグやタックルによって異なるので、ルアーを目視しながら一定のレンジを引けているか、ロールアクションが出ているかを確認し、適正なリズムを見つけ出しましょう。
ミドストのやり方②ラインの重みを利用する
ミドストはリールのリーリングで操作はせず、ラインの重みを利用してリグを引いてきます。リール操作は、ロッドティップを振ることで出るラインのたるみを回収するために巻くという意識が大切。リールを巻きすぎるとリグが浮き上がり、一定レンジを引いてくることが困難です。
ミドストのやり方③ロッドを軽く握る
ミドストをおこなうときは、ロッドは軽く握り、手の中でロッドが遊ぶくらいが綺麗なアクションが出て、感度も高まります。強くロッドを握ってしまうと、ミドストに重要なロッドを振るアクションがぎこちなくなってしまい、ルアーアクションも綺麗にでません。
ミドストの裏技
ミドストの裏技①グリップエンドを肘に当てる
ミドストが上手にできないという方に試していただきたいのが、グリップエンドを肘にたたき当ててロッドティップを揺らすという方法です。レギュラーテーパー寄りのロッドを使用していれば勝手に最適なティップの振りが可能になります。
手首への負担も少なくなるので、疲れてきたときにもおすすめです。
ミドストの裏技②スナップを使用する
なかなか綺麗なローリングアクションが出せないという方に試していただきたいのがジグヘッドとラインをスナップで接続するというやり方です。スナップを使用することでジグヘッドの自由度が増してルアーが暴れやすくなります。
ミドストにおすすめロッド
軽めのミドスト
シマノ 22 エクスプライド 265UL+
2022年にモデルチェンジしたエクスプライドの「264UL+」は、ミドストで最もよく使われる4インチ前後のワームにベストマッチするニューモデルです。シェイキングタイプでは中間から、やや軽めのミドスト向けの商品になります。エキサイトトップにより、軽い力でもティップが大きく振れてくれるので、オートマティックなスイミングを継続し、繊細なアタリも逃さず手元に伝えてくれるロッドです。
また、3インチでのミドストや表層付近を狙うホバストならば、261ULS+がおすすめになります。
重めのミドスト
レジットデザイン ワイルドサイド WSS67L+
レジットデザインのワイルドサイド・WSS67L+は、ボリュームのあるバルキーワームのミドストに完全対応したパワーモデルです。
重めのリグを思い通りにコントロールして、ミドルレンジを自在にコントロールさせるスローテーパーと、確実にフッキングさせて大物を浮き上がらせるバットパワーを持つ、ハードミドストロッドに仕上がっています。
ミドストにおすすめリール
軽めのミドスト
シマノ 19 ヴァンキッシュ C2000S
軽めのミドストにはシマノ19ヴァンキッシュのC2000Sがおすすめです。驚愕の145gという自重で、ミドスト時の手首への負担を限りなく軽減してくれます。ドラグ性能も非常に高く、ビッグフィッシュにも安心して対応可能です。
重めのミドスト
シマノ 19 ヴァンキッシュ 2500S
重めのミドストの釣りにはシマノ19ヴァンキッシュの2500Sがおすすめです。自重は2500番クラス最軽量の165gで、重ためのミドストでも手首への負担が軽くなるのが最大のおすすめポイント。
ミドストのおすすめライン
軽めのミドスト
クレハ シーガー R-18フロロリミテッド 4lb
フロロカーボンラインを使用する軽めのミドストにはシーガーR18リミテッドの4ポンドがおすすめです。根ズレに強く安定した強度があり、癖の少ないラインなので扱いやすく安心して使用できます。
重めのミドスト
シマノ PEライン セフィア G5 150m 0.8号
シマノのG5PEはシンキングラインでラインスラッグを作りやすいので、重めのミドストに最適なPEラインです。飛距離、強度ともハイクオリティなので、ビッグバスにも余裕で対応できます。
ミドストのおすすめジグヘッド
軽めのミドスト
RYUGI ジグヘッド ヴェスパ 1.8g
軽めのミドストで使用するジグヘッドはリューギのヴェスパがおすすめです。細軸とコーティングで抜群の刺さりで、繊細なアタリも逃しません。ワームの薄刺しや縫い刺しもしやすい商品です。
重めのミドスト
がまかつ ホリゾンヘッド LG 3/0 6.2g
重めのミドストには、がまがつのホリゾンヘッドLGがおすすめです。ホリゾンヘッドLGは琵琶湖での重めのミドストに対応するために開発されたジグヘッドで、強度・刺さりともに抜群と評価されています。
ミドストのおすすめワーム
軽めのミドスト
DSTYLE ヴィローラ 4インチ
軽めのミドストにはディスタイルのヴィローラがおすすめです。リアルシェイプと綺麗なロールアクションで数々のビッグフィッシュを仕留めています。
重めのミドスト
デプス サカマタシャッド 5インチ
重めのミドストにはデプスのサカマタシャッドがおすすめです。サイズは4~6インチが使用され、5インチは琵琶湖のミドストの定番ワームとして高く評価されています。
ミドストでビッグバスを釣ろう!
ミドストは中層でベイトフィッシュを捕食するバスを効率的に釣ることが可能なライトリグの食わせテクニックです。中層でベイトフィッシュを追うバスは、エサ食いが良く太ったバスが多いので必然的にビッグバスの確率が高くなります。
ミドストを覚えてデカバスを攻略しましょう!
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出典:https://www.piqsels.com/ja/public-domain-photo-zbzfc