シーバス用の魅力的なロッドが満載！
スズキを釣るシーバス釣りは、港湾や川などでも手軽に楽しめる人気のアウトドアです。一般的には2.5mから2.9mほどの長さが標準、硬さML（ミーディアム・ライト）からM（ミーディアム）が使いやすいといわれていますが、専用ロッドの種類も豊富で価格帯もさまざま、どれを選ぶか迷ってしまいそうです。
最大6ピースにも分解でき、飛行機にも載せられる遠征向きのロッドや、軽く投げても飛距離が出る最高級品など多彩です。そんな個性的なおすすめロッドを、ダイワとシマノの2大ブランドとそれ以外の3つに分けてご紹介します（本記事は2021年3月20日の情報をもとにしています）。
ダイワのおすすめシーバスロッド3選！
1：リバティクラブ・シーバス
リバティクラブはダイワから販売されている、ソルトウオーター向け釣り具のシリーズ名です。釣竿のほかルアーやリールなどのアイテムも扱っています。ロッドは80L（長さ2.44m・自重140g）から96M（長さ2.9m・自重190g）までの7種類が準備されています。
継数はすべて2本で仕舞寸法は126cmから150cmほど、硬さはL（ライト）・ML（ミディアムライト）・M（ミディアム）のバリエーションがあり最大40gまでの耐荷重があります。価格も8200円から10000円ほどと比較的安く、入門用としても最適です。
人気のポイントや選び方
このアイテムは穂先が高感度仕様になっていて、獲物の当たりがわかりやすいのも売りです、また、手にフィットするグリップや200g以下と軽いのもおすすめ点で、狙ったポイントに落としやすいと口コミでも話題になっています。
比較的軽めのオモリを使用しますが、良くしなり粘りがあるので飛距離も稼げます。ガイドは柔らかいLタイプにはシングル型、硬いMやMLタイプには耐久性のあるダブル型を採用、ターゲットの大きさなど合わせて選べるようになっています。
2：シーバスハンターＸ
こちらは今年（2021年）の3月に発売されたばかりの新作になります。86LL（長さ2.59ｍ・自重124g）や100MH（長さ3.05ｍ・自重170g）、106M（長さ3.2ｍ・自重170g）など全部で9種類あります。
LT3000からLT5000までのダイワ製のスピニングリールを推奨、L・ML・MH・Hといった硬さのバリエーションがあります。ルアーの最大重さは35g（Lタイプ）から60g（MHタイプ）と幅広く対応、価格も17000円から19500円と有名ブランドにしてはリーズナブルです。
人気のポイントや選び方
このアイテムは釣竿の外層を、特殊なカーボンテープでX状に締めることにより、軽量と強靭さを兼ね備えているのが売りです。また、傾斜がついたKガイドを採用しているので、糸関連のトラブルが少ないのも人気のポイントになります。
最大でも170gと軽いので入門用としても最適、90Lや90MLなどの長さ・硬さがスタンダートなタイプから初めるのがおすすめです。シーバス釣りに慣れてきたら、耐荷重60gと最強の100MHや、3.2mと最長の106Mなどに挑戦してはいかがでしょうか。
3：モアザン・モバイル
モアザンはシーバスなどの、ソルトウォーターでの釣りを目的にしたダイワの人気モデルです。「モバイル」というラインナップは継数が多いのが特徴、仕舞寸法が50cmから60cmに収まる持ち運びが便利な釣竿になります。
2.61mの製品（87ML）ラインナップにはスピニングとベイトタイプの2種類があり、ルアー重量は7gから35gまで、3.05mの製品（100M・100ML）はスピニングリール向けで、ルアー重量は7gから40gまで対応します。59500円から62000円ほどの高級なモデルです。
人気のポイントや選び方
この製品は「X45」なるカーボンを3方向に巻きつける技術により、曲げやネジレなどに強いのもセールスポイントになります。材質のカーボン率を上げることにより、自重が150gから180g程度と軽いのも特徴、小さな当たりも感じることができます。
港湾などの狭い場所では短め（2.61m）の87ML型がおすすめ、サーフなどの飛距離が必要な場面では長め（3.95m）の100ML、大きなターゲットを狙う場合は硬さ最強の100M型など、場所や獲物に応じた選び方ができます。継数が多いので組み立て時間がかかりますが、飛行機などでの遠征に最適と口コミでも評判です。
シマノのおすすめシーバスロッド3選！
1：ルアーマチック
シマノから販売されているソルトウォーター対応の釣竿です。製品名のとおりルアー釣りをメインターゲットにしています。S50M（長さ1.52ｍ・自重80g）からS90MH（長さ2.74ｍ・自重190g）までと長さや自重のバリエーションが豊富、スピニングタイプが19種、ベイトタイプが2種類あります。
細分化されているので、メバルやアジからシーバス、トラウトまで魚種に応じた選び方もできます。適合する最大ウエイトは18gから50g、価格は5000円ほどから9000円ほどと10000円を切る安い価格帯も人気のポイントです。
人気のポイントや選び方
持ち手に金色の金属リングが埋め込まれた、高級感のある外観も人気です。特にシーバスに適したモデルはS86ML（長さ2.59ｍ・自重145g）やS90ML（長さ2.74ｍ・自重155g）になります。2ピースなので組み立てもしやすく、ML（ミディアムライト）の硬さは強さと感度のバランスがとれています。
シリーズ中で飛距離が出やすいモデルで、広い場所でも楽しめます。150g前後と軽いのでロッドアクションがしやすいのも人気のポイント、エサ釣りにも使える万能竿との口コミもあります。ボート上で遊ぶならS86ML、砂浜から飛ばすならS90MLなどと使い分けることもできます。
2：フリーゲームXT
このロッドはシマノから2019年に発売された比較的新しい製品になります。S49UL（長さ1.45m・自重71g）からS106M（長さ3.20・自重 205g） までの長さや硬さ違いをラインナップ、ターゲットの大きさに応じた選び方もできます。
スピニングタイプが13種のほか、ベイトタイプが5種類もあるのも特徴になります。また、継数は3本から6本と多く、仕舞寸法が60cm以下と持ち運びが楽なのもセールスポイントです。価格帯は20000円から27000円ほどになります。
人気のポイントや選び方
このロッドは最大6ピークに分かれていますが、並継なる構造によりパワーを伝えやすいことが利点です。またロッドの外層はX状にカーボンテープで強化しているので、自然な張りのあるしなりが特徴、飛距離もでます。
なかでもシーバス向けの釣竿はS86ML（長さ2.59m・自重115g）やS96M（長さ2.9m・自重140g）などです。軽いので小さな当たりでも見逃さないのも人気のポイント、サーフから遠投する場合は、飛距離最強のS106Mを使うのもおすすめです。
3：ムーンショット
こちらは今年（2021年）発売されたばかりの、新作ソルトウォーターロッドになります。S90L（長さ2.75m・自重130g）からS106MH（長さ3.2m・自重187g）まで12種類をラインナップしています。
硬さの種類もL（ライト）からMH（ミディアムヘビー）までそろい、28gがマックスの繊細なものから、60gのジグを投げられる硬い釣竿もあります。新商品ですが16000円から18400円ほどとと、比較的安い価格帯で入手できるのもうれしいポイントです。
人気のポイントや選び方
このシリーズはすべてシーバス向けにおすすめです。ハイパワーXなる独自技術の採用で、ねじれや曲げにも強く、反発力があるので飛距離が出るのも特徴、初心者にも使いやすいと評判です。
最も短いS90Lは軽量プラグでも遠投もできる優れもので、シーバスをはじめ小型魚も狙える万能竿です。また、S90MLやS96MLは30g程度のルアーに対応、港湾や堤防など幅広い場面で快適に楽しめます。岸からの遠投を楽しみたい方には最強のS106MHもおすすめ、メタルジグで大物を狙うこともできます。
ダイワ・シマノ以外のおすすめロッド4選！
1：ラグゼ チータR3
がまかつのブランド・ラグゼから2019年に発売された、ソルト向けの新作になります。ラインナップは96M（長さ2.9m・自重143g）から 110MH（長さ3.35m・自重175g）までの6種類あり継数は2本、仕舞寸法は149.5cmから173cmまでです。
最大のルアー重さは30gから45gで、硬さはMからMHの2タイプ、引きの強いターゲットにも対応できます。価格は37500円から39500円ほどになります。
人気のポイントや選び方
この釣竿には東レが次航空宇宙用に開発したカーボン素材を使っているのが特徴で、軽い割りには張りがあり、飛距離が出るのも人気のポイントです。また、フロントグリップが短いのも特徴で、直接ロッドに触れながら当たりを確認できます。
最も小型の96Mは細かなアクションを満喫できるモデル、サーフや港湾など幅広いフィールドで遊べます。大きなターゲットを狙うなら100MHもおすすめ、ライトジギング用としても人気です。また、最強竿の110MHは沖にいる大物狙いにも利用できます。
2：ソルティースタイル・シーバス
人気釣り具メーカーのアブガルシアから販売されている、ソルト対応のロングセラーになります。従来から862ML（長さ2.59m・自重145g）から962M（長さ2.9m・自重185g）まで3種のスピニングタイプがありましたが、2019年には長さ違いの992MR-TV（長さ2.97m・自重182g）や、ベイトモデルの962MR-TV（長さ2.89m・自重184g）といった新作が追加されました。
型名の後ろにつく「TV」は鉄板バイブの略で、40gのオモリにも対応できるようになり、ターゲットの選択肢も広がっています。17000円から17500円ほどと比較的安い価格帯になります。
人気のポイントや選び方
この釣竿はスリムでスタイリッシュな形状も人気のポイントです。細いですがX状のカーボンテープの採用で耐久性があり、重たいルアーにも対応できます。トップガイドにはSiCリングが使われ、糸のトラブルも少なめなのもおすすめ点になります。
なかでも全長2.90mの962MLや962Mなどは口コミ投稿が多いロッドで、サーフかや堤防などで幅広く楽しめると評判です。反発力を保持しながらしなやかに曲がるので、軽くキャストしてもよく飛ぶことも人気のポイントになります。
3：バリスティックTZ/NANO
人気釣竿メーカーのヤマガブランクスが販売するアイテムになります。スピニング型は4種類で86M（長さ2.6m・自重122g）から102MH（長さ3.1m・自重177g）までの4種類、ベイト型は810ML（長さ2.6m・自重102g）から103MH（長さ3.1m・自重191g）までの3種類がそろっています。
継数はすべて2本でスピニングが55000円から58000円ほど、ベイトが44000円から50000円ほどとこのブランドの上位製品になります。
人気のポイントや選び方
製品の一部には「トルザイトリング」なる軽いリングをガイドに採用、投げやすくなっているのが特徴です。また、「ナノアロイ」という衝撃に強い新素材を使うことにより反発力が上がり、小さな力でも飛距離が出るというメリットもあります。
96MMH（長さ2.9m・自重151g）はスピニングのスタンダードタイプ、サーフなどの広い場所にて、30gほどのルアーで幅広いターゲットを狙える万能竿です。また、103MHは40g以上の重いルアーも遠投できる、荒天時にも適した最強ベイトロッドになります。
4：グランデージSTD
釣り具メーカー・アピアから2018年に発売された人気シリーズです。66L（長さ1.98m・自重110g）からC109H（長さ3.27m・自重320g）まで23種類もあります。
硬さもL・ML・M・MH・Hと多彩で、C80H（2.44m・275g）など短くて硬いロッドがあるのもユニークです。細分化されているので、ターゲットや釣り場に応じて最適なアイテムを選べます。24900円から35900円ほどと標準的な価格帯になります。
人気のポイントや選び方
この製品はオリジナルのカーボン素材を使用し、耐久性をアップしています。クセがないので初心者からも使えると口コミでも話題のアイテムです。また、SiC-Sリングという軽量でラインの問題が少ないガイドを使用しているのも特徴になります。
なかでもスタンダードタイプの96ML（長さ2.89m・自重175g）は、インプレが多い汎用的な商品です。スムーズに糸が出るので投げやすく、飛距離も稼げるとの投稿が多数あります。また、投げた後の収束が早く、コントロールしやすいのも人気のポイントです。
おすすめロッドの比較
| 商品 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | リバティクラブ・シーバス | シーバスハンターＸ | モアザン・モバイル | ルアーマチック | フリーゲームXT | ムーンショット | ラグゼ チータR3 | ソルティースタイル・シーバス | バリスティックTZ/NANO | グランデージSTD |
| 長さ | 2.44m～2.99m | 2.59m～3.2m | 2.61m～3.05m | 1.52ｍ～2.74m | 1.45m～3.2m | 2.75m～3.2m | 2.9m～3.35m | 2.59m～2.97m | 2.6m～3.1m | 1.98m～3.27m |
| 自重 | 140g～190g | 124g～170g | 152g～182g | 80g～190g | 71g～205g | 130g～187g | 143g～175g | 145g～185g | 122g～191g | 110g～320g |
| 継数 | 2 | 2 | 5 | 2 | 3～6 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
| 最大ルアー重さ | 28g～40g | 35g～60g | 35g～40g | 18g～50g | 7～56g | 28g～60g | 30g～45g | 30g～40g | 32g～45g | 21g～80g |
| 仕舞寸法 | 126cm～150cm | 134cm～164cm | 58cm～67cm | 78.8cm～140.5cm | 43.2cm～59.6cm | 141cm～164cm | 149.5cm～173cm | 133cm～152cm | 非公開 | 104cm～169cm |
| 商品リンク |
上にはピックアップしてきた製品の比較表にまとめました。長さや自重、継数、最大のルアー重さ、仕舞寸法といった重要なスペックを比較できるようになっています。
価格も1万円以下の安いものから、5万円越えの高級品まで幅広くラインナップされています。先ずは大まかなスペックにあった製品を選び、商品サイトなどで詳細仕様を確認しながら絞り込んでみてください。
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色やデザイン性もロッドと長く付き合うための重要なスペックです。実際にお店に足を運んで手に取ってみるのもおすすめの選び方になります。お気に入りのロッドを入手して、充実したシーバス釣りを楽しんでみてください。
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